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チェックしたておきたいビジネスカジュアル

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ビジネス2019.11.08

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タブレット端末を持つ男性

ビジネスマンはチェックしたておきたいビジネスカジュアル

クールビズやウォームビズが導入されるなど、ビジネスカジュアル化を推奨する企業が日本国内でもどんどん増えてきている。とはいえ、会社から急に「明日からオフィスカジュアルでもOK」と言われたとしても、どのような服装で行けばいいか迷ってしまう人も多いのではないか?そこで今回は、ビジネスカジュアルについて紹介していこう。興味がある人は参考にしてみてくれ。

ビジネスカジュアルとは

オフィスカジュアルとは

ではビジネスカジュアルとはどんなものなのかというところを確認していこう。結論から言うと、特に明確なものがないというのが現状だ。「この服装だからビジネスカジュアルだ」「こうなっているからビジネスカジュアルではない」という線引きは、業界や会社によってそれぞれ。だが共通して言えるのは上下が一緒になったセットアップのものでなく、上下で別々のアイテムを組み合わせているファッションであるということ。

そうすると、Tシャツにハーフパンツでもよいということになるが、そういう訳にはいかない。1つの基準として、「取引先へ出向いても失礼にならないこと」「自社に来訪された客人に対応しても問題のないこと」が挙げられる。だからポイントとしては、「上は襟付きのものが基本」「デザインは全体的にシンプルなものにする」「清潔感のあるものにする」といったことを意識するようにしよう。

ビジネスカジュアルを勘違いすると危険

カジュアルな服装

ビジネスカジュアルとよく似た言葉として「オフィスカジュアル」というものがある。これは、社内で接客をすることが全くない事務スタッフなどが着用する服装のこと。終日、オフィスで過ごすことがほとんどなので、ビジネスカジュアルよりもかなり普段着に近い服装まで許容されていることがほとんどだ。だから、服を買いに行った時に「オフィスカジュアルのものを探している」と勘違いして説明してしまうと結局、着ることができなかったということにもなりかねないので注意しよう。

シャツのカジュアル

シャツのカジュアル度は「ドレスシャツ<カジュアルシャツ<ビズポロ<ポロシャツ」という順に高くなっている。ドレスシャツとは、スーツを着用する時に中に着るワイシャツのようなイメージ。カジュアルシャツは、シャンブレー生地やオックスフォード生地のような少しラフなイメージのシャツのことを言う。ビズポロは、ビジネス向けのポロシャツの略称。台襟と呼ばれる襟の土台となる帯状のパーツがあるもので、首元の印象はシャツに近くなる。最後のポロシャツは、私たちが普段、目にすることの多いタイプのものスポーティーなイメージのものが多く、ビジネスカジュアルの中でも最もカジュアル度が高くなっている。

パンツのカジュアル

パンツのカジュアル度は、「スラックス<チノパン<クロップドパンツ<ジーンズ」の順に高くなっている。スラックスの中でもパンツの前後、中央部分にあるラインのセンタークリース入りのものはスーツのパンツに近く、よりカジュアル度は低くなるのがポイント。逆にクリースやタックが入っていなければ、よりカジュアル度は増すことになる。チノパンは、生地のキメが細かくツヤがあるほど相手に上品なイメージを与えることが可能。パンツの丈の長さが6~7分程度のクロップドパンツも増えているが、グッとカジュアル感が高まるから注意が必要だ。最近では着用OKなところが増えているジーンズは、最もカジュアル度が高く、いくら着用が認められているとしてもビジネスカジュアルとしては不向きなケースがほとんど。仮に選ぶ場合は、穴が空いていないダメージの少ないものがおすすめだ。

シューズのカジュアル

「レースアップシューズ<ローファー<レザースニーカー」の順にシューズのカジュアル度は高くなっているのが特徴。レースアップシューズは、さらに細分化することができ、内羽根のものよりも外羽根のものの方がカジュアル度は高くなる。またつま先に穴飾りがあるかどうかなど、装飾的な要素の多さもカジュアル度を決める大きなポイント。ローファーは革靴の中ではカジュアルなシューズで、スーツに合わせることはほとんどないが、ビジネスカジュアルには相性が抜群だ。カジュアル度がグンと上がるスニーカーは、シンプルでレザー製のものを選ぶようにしよう。

まとめ

いかがだっただろうか?ある程度のポイントは定められているものの、明確な線引きがない分、着こなすのが難しいビジネスカジュアル。とりあえずは、今回ここで紹介したことを参考にアイテム選びをするといいかもしれない。また、周囲の人たちがどのような服装をしているのかを目安にカジュアル度をチェックするのもポイントだ。

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