男の色気は「手」が決め手 営業マンなら知っておきたいケア方法
bodymakeボディメイク2018.07.04
ボディメイク2018.07.04
意外に女性に見られているのが、手、指。ガサガサの手の甲、指毛、ささくれ、伸びた爪、汚れた指先…。手は、男の色気を感じさせるパーツであるとともに、美意識が現れやすい箇所。理想の手や指を作るためのケア方法を紹介。
質問です。アンケート調査で女性に「男性の好きなパーツはどこ?」と聞いたところ、目に入りやすい「顔」や、たくましさに惹かれる「胸板」「腕」と並んで、上位にランクインするパーツといえば、どこでしょう?
答えはズバリ、「手」。
男性は女性の手をそこまで意識しないのでピンとこないかもしれませんが、実は女性は男の手をじっと見つめています。手のひらは大きいか小さいか。指はごついか細長いか。全体は筋ばっているのか、しなやかなのか。驚くべき観察力で、女性たちはあなたの手をじっくりと見定めています。一説によると女性の2人に1人が「手フェチ」ともいわれるほど、男の手に対する女性たちのパッションは並々ならぬものがあるんです。
なぜ女性はそれほど手にこだわるのか。それは男の手が女性の妄想をかきたてるからだ、といわれています。
男が女性を見るとき、相手が「丈夫な子供を産めるかどうか」をオスの本能が瞬時に判断しているといいます。そのため男はどうしても胸やお尻など女性らしいパーツに目が行きがちで、「触ってみたい」という思いをかきたてられるのです。
一方、女性は男からのアプローチを受け入れることが多いため、気になる異性が現れると「触られたい」という思いがわきあがるんだとか。その妄想をかきたてるフックとなるのが、男の手。「あの手に触れられたら、どんな感触だろう」と愛撫されるさまを想像することで恋愛感情が高まるといいます。
そのため、女性は男の手を見て、しなやかに動く長い指や男らしいゴツゴツした手の甲にキュンとしたり、ちょっとした手の動きにセクシーさを感じるようです。
とはいえ、ゴツい手がカッコイイ、指が短いからモテないといった単純な話ではなく、女性によって好みのタイプはさまざまです。むしろ重要なのは形ではなく、清潔感があるかどうか。ガサガサした肌や、ささくれだった指、垢が詰まった爪先など、「手をつないだりベッドインしたときに自分が不快になる手」を女性は嫌がります。
恋愛だけでなく、ビジネスシーンでも男の手は見つめられています。名刺を交換するとき、書類を受け渡すとき、プレゼンで説明するときのしぐさ、車のハンドルを握る手…。男が思っているよりはるかに他人は男の手を見つめていて、知らないうちに「不潔=仕事ができない」と判断されている可能性も。特に営業マンなど第一印象が勝負の人ほど、手の清潔感が好感度を左右してしまうので注意が必要です。
アメリカでは「爪がキレイでないと出世できない」といわれるほど、清潔感のある手はビジネスマンの必須条件。日本でもハンドケアに力を入れるビジネスマンが増えています。肌と爪に重点を置いて、今日からできるハンドケアでデキる男をめざしましょう。
手を見たときにまず目につくのが、肌荒れです。PCや外出などで、男の肌は意外と荒れやすいもの。不規則な食事や疲れも肌荒れの原因になりやすく、仕事のストレスが現れている手は女性にとってはマイナスポイントになってしまいます。
そこで、ハンドクリームを使って手荒れをケアしましょう。洗って清潔にした手に化粧水を塗り、手全体にクリームをのばし、マッサージしながらゆっくりと温めていきます。最近は男性用のハンドクリームが市販されていますので、忘れがちな手の甲や爪までしっかり油分を塗り込んで、爪の先まで潤いを与えて。このプロセスを1日数回、乾燥が気になったときに塗るようにしましょう。
最近では保湿タイプやビタミン補給タイプ、美肌をつくる尿素配合タイプなど、さまざまな機能をもったクリームが販売されています。中にはカバンに入れても恥ずかしくないスタイリッシュなデザインの男性用クリームも。香りもさまざまなので、好みのクリームを探してみましょう。
きれいに切り揃えられた爪は、それだけできちんとした印象を与えるもの。指先から出ない程度の長さをキープするよう、普段から気をつけておきましょう。また爪ヤスリを使って形を整えたり、表面を磨いて凸凹をフラットにしておくとよさそうです。ツヤを出しすぎるとかえってイヤラシイ印象を与えかねないので、あくまで先端だけにとどめてナチュラルな仕上がりをめざしたいところです。
指先のケアが整ったら、最後は匂いで大人の男を演出しましょう。
そう、香水です。
あなたの手が動くたびにふわっと爽やかな匂いが漂ったら、間違いなくあなたの印象はアップします。とくに女性は男性よりも嗅覚に優れていると言われています。女性が好きな匂いをさりげなくつけたら、手のケアは完璧と言えるでしょう。
あまり強く香ってしまうようであれば、手首ではなく、腰や太ももにつけるのもおすすめです。