- 車・バイク(276)
ここまでくればもはや芸術!?オリジナルすぎる族車たち
めっきり減った暴走族。もちろん交通ルールが保たれ、騒音被害が減ることはとてもいいことです。昔は車検に通るはずもない、アレンジにアレンジを重ねたものすごい車やバイクが夜中に入りまわっていたものです。そんな「昭和の遺物」となった族車のなかでも、もはや芸術!?といった改造車をご紹介します!
暴走族にも歴史があった!
実はその歴史は古く、1960年代にまでさかのぼります。
当時は「カミナリ族」と呼ばれていました。
しかし当時の車やバイクは高級品。
一部の富裕層しか手に入れることがでず、若者が乗り回すなんて考えられない時代でした。
「暴走族」として問題視されるようになるのは1970年代に入ってから。
車やバイクの価格下がり、一般家庭でも手に入るようになってからだそうです。
当時の不良少年のグループに、こうした車やバイクが浸透しはじめたのが始まりとか。
1980年代のピーク時にはドラマや漫画の影響もあり、その人数は4万人を超えるほどだったそうです。
オリジナルすぎる族車たち!クルマ編
それではさっそくオリジナリティあふれる族車たちをご紹介します!
日本の将来を憂う?政治派族車
ドライバーの主張が全面的におしだされている族車ですね。
将来の夢は政治家でしょうか……?
トンネルは……?車高が心配な族車
フロントサイドから長く伸びたこの飾りは一体……。車高をはるかにしのぐそのデザイン、天井の低いトンネルはまず通れないでしょう。
もしかして……?過去からきた族車
2015年に降り立った、廃棄物をエネルギーに走るタイムマシン的なあの車……?
ドライバーも白髪のおじいさんと若者だと完璧ですが、どうなのでしょうか。
オリジナルすぎる族車たち!バイク編
暴走族といえばやはりバイク!
車と比べて面積が小さいですが、カスタムっぷりは負けてません!
ポップなピンクがキュート!な族車
色使いにデザイン性を感じてしまうバイク。
「いかつい」というよりは、色のコントラストが可愛くてドライバーがどんな人物なのか気になります……。
前方注意!な族車
マフラーの伸びっぷりもさることながら、これどうやって前方を見るのでしょうか……?
エレクトリカル!な族車
もう圧巻!!の改造っぷり。
ですが、これ、描かれているのは肖像権に厳しいあの夢の国のイラストでは……。
夜中にこれを走らせたら、パレード気分……?
海外での反応は?
暴走族は日本独特のスタイル。
画像や動画を見た海外の反応はどうでしょうか?
・日本はクレイジーだ!
GTOで暴走族のことは知ってたけど、それは冗談かと思ってた・・・。
・なんだよ・・・これ・・・。
さすがにこれはジョークだよな?
・↑これは絶対に馬鹿げてる!
・俺もバイクに乗るんだけど、これはありえないわ・・・。
風圧の影響メチャメチャ受けてまともに走れなそうなんだが・・・。
・これカッコイイのか?
・もはやどれだけ凄いのかを競い合ってるようにしか見えないな。
・日本の暴走族の改造スタイルはとても理解出来ない・・・。
・日本人のセンスに脱帽したよ。
やっぱ日本には敵わないって思ったね。
やはり理解しがたいみたいですね。
もちろんこうした改造車やバイクはごく一部のもので、本来の車好きな人たちとは違います。
そして最近は若者の車離れや、暴走族独特の上下関係が面倒臭いといった理由で、大きなグループはほとんどいないそうです。
そして時代は流れゆく (でも、ルールはいつも守って楽しく、ね)
そう考えるとちょっと寂しい気もするのですが、改造車や道交法違反は絶対にダメ!!
車好きの皆さんは、車検に通る車で交通ルールを正しく守ってドライブを楽しみましょう!