- 住まい(279)
どんより、ジメジメを一掃!一人暮らし男性向け「湿気取り」の方法まとめ
梅雨の時期になると、どうしても気になるのが「湿気」。室内はもちろんクローゼットの中まで何だかジメジメして、服や布団などがカビてしまわないか不安になりますよね。今回は「湿気取りって、やっぱり除湿器を買わなきゃダメ?」「簡単に湿気取りできる方法ってないかな……」と悩むあなたのために、一人暮らし男性向けの湿気取りの方法をまとめました!除湿器を使わずに済むものばかりなので、経済的にも安心ですよ。
その① 意外とリーズナブル!「湿気取りアイテム」を用いた方法
湿気取りの方法として最も簡単なのは、水を除去してくれるアイテムを使用すること。
代表格はホームセンターやドラッグストアなどで購入できる「水とりぞうさん」という商品で、最大550mlもの水を吸収できる上3個セットで200円前後と、非常に経済的です。
使い方も簡単!本体を取り出して防湿フィルムをはがし、フタを被せてクローゼットや室内に置いておくだけ。
「お取替え目安」まで水が溜まったら替え時ですが、3ヶ月~半年ほど持つのでそれほど面倒もありません。
代表格は「水とりぞうさん」!3ヶ月~半年程度持続するのにかなりオトク
使用方法
(1)紙ケース両側面のジッパーを開封し、本体を取り出します。(紙ケースがフタになります。)
(2)フタを作ります。上面のジッパーを1個ずつはずし、ぞうさんの形をミシン目に沿って切り抜きます。
(3)本体上面の透明な防湿フィルムだけをはがし、(2)のフタをしっかりと被せて完成でうs。必ず水平で安定した場所でお使い下さい。
●たまった液が本体の「お取替目安」までたまったら、新しい水とりぞうさんとお取替えください。
※密閉性の高い場所での使用がより効果的です。
水とりぞうさん 550ml*3個パック
水とりぞうさん
5つ星のうち 4.4 7件のカスタマーレビュー
価格: ¥ 224
効果もバツグン!最大550mlも水を吸収してくれる
みずとりぞうさんを置いてみた。
効果覿面
3ヶ月でコレだけ水が取れた
見た目もオシャレ!「置物タイプ」の湿気取りアイテムもある
また、水とりぞうさんとは別に置物タイプの湿気取りも存在します。
下記はアサヒから販売されている「湿気トリのたまご」という商品で、見た目もオシャレなので雑貨としても重宝するでしょう。
置くタイプの湿気取りは、湿気が溜まりやすい「なるべく下の方」に設置するのがポイント。
ただし、湿気の吸い取り口を塞いでしまうと意味がありませんから、衣類や物を乗せないよう注意しましょう。
最後に、クローゼットの布団やベッドに使用できる「マットタイプ」もあります。
こちらは多少高価ですが、敷いておくだけでもちろんカビとは無縁、毎日さっぱりフカフカの布団で寝ることができますよ。
アサヒ 湿気取り 湿気トリのたまご AY-7864
置物タイプの湿気取りアイテム「湿気トリのたまご」の紹介ページです。
置くタイプの場合は「なるべく下の位置に置き、吸い込み口を塞がない」のがポイント!
なるべく下の方に設置する!
湿気、つまり水分は空気よりも重いのです。
そのため湿気取りを置くのに最適な位置は、クローゼットであれば床。
押し入れであれば各段のすぐ上、または最下段の板の上。
タンス用であれば、引き出しの板の上(衣服の下)ということになります。
湿気吸い込み口をふさがない!
湿気取りには、必ず湿気を吸い込む場所があります。
この部分に物を置いたり、服をのせるなどして、ふさいでしまうと、吸湿効果が大幅に低下します。
クローゼットの布団やベッドの湿気取りには「マットタイプ」もおすすめ!
除湿シート シングル 除湿マットの王様ベルオアシス
布団やベッドの下に敷いておくだけで、湿気を取り除きサッパリさせてくれます。
その② 家にあるものが役立つ!?手軽なアイテムを用いた湿気取り方法
続いてご紹介する湿気取りの方法は、自宅にある手軽なアイテムを用いたもの。
まず、代表的なのは「重曹」です。
重曹といえば掃除の時の強い味方というイメージですが、何と適当に置いておくだけで湿気を吸収する効果もあります。
小皿や椀に大さじ2~3杯ほど入れ、キッチンペーパーを被せて輪ゴムで留めれば零れる心配もなく安心。
水分が溜まると重曹がボソボソしてくるそうなので、そうなったら替え時です。
ちなみにその後も掃除に使用できますから、捨てないように気を付けて。
湿気取りの後は掃除にも使える!「重曹をクローゼットの下に置いておく」
重曹は除湿効果が高いので、そのまま適当に置いておくだけで、勝手に湿気を吸い込んでくれます。
ですがそれではこぼしてしまったりと、扱いが面倒。
そこではるるの場合は、100円ショップで購入した小さめの茶碗に、重曹を大さじ3~5杯程入れ、キッチンペーパーをかぶせて輪ゴムでとめて使用しています。
後は市販の湿気取りと同様に、クローゼット下部に置いておくだけ。
交換時期は湿気の量によって異なるので、一概には言えませんが、吸湿すると重曹がボソボソと固まってくるので、それを交換の目安とすると良いでしょう。
バーベキューの残りがこんなところで!?「炭を天日干しして置く」
2つ目の湿気取りアイテムは「炭」。
バーベキューをした後に余ってしまった……なんて時はまずこすり洗いしてから天日干しし、ガーゼに包んでクローゼットの下部に置いてみましょう。
持続期間は3ヶ月~半年だそうなので、水とりぞうさん並みですね。
中には炭の力を利用した湿気取り商品もあるので、お店で見かけたらご参考ください。
最後に「新聞紙」にも湿気取り効果があります。
クローゼットの下に敷いたり、間あいだに挟んだり、丸めて収納したり……何せ紙なので形状が自在なのが便利ですね。
洗濯を部屋干しする方は、新聞紙を床に敷いておくと湿気が気にならなくなるようなので、ぜひお試しください。
まず、炭を水洗いして、タワシなどでゴシゴシと洗ってから天日干ししましょう。しっかりと乾燥させたら、脱臭剤・除湿剤としての炭が出来上がります。洗う際のポイントは洗剤を使わないことです。
タンスの中などに使う炭はカーゼ通気性のよい紙などに包む方法がおすすめです。
炭は防虫効果も期待できますので、湿気対策と防虫対策にもなり一石二鳥ですよ!
ただ、炭は色が移りやすいので、直接、洋服に触れないように気をつけてください。
炭がお部屋の湿気取りを続けられる目安は、3ヵ月から半年くらいですから結構長持ちします。
炭の力を利用した、湿気取りアイテムも存在!
除湿剤 炭パワー 湿気取り
炭の力を利用した湿気取りアイテムです。
その③ 工夫ひとつで変わる!エアコンや換気扇など「空調」に関する湿気取り
エアコンや換気扇など「空調」に関する湿気取りの工夫も見ておきましょう。
まず、湿気を一掃するために効果的&最も簡単な方法はやはり「換気」です。
室内と屋外では一般的に室内の方が湿度が高いので、外の空気を入れるだけで随分違います。
ただし、雨天時は逆に屋外の湿気が多いので、窓を閉めて換気扇を回しましょう。
また、効果として最も高いと言われているのはエアコンの「除湿」機能。
スイッチひとつで簡単に湿気取りできてしまうので、非常に便利ですね。
ただし、梅雨や夜間などは外の気温が下がって寒くなりがちなので、可能ならば「再熱除湿」機能の方がおすすめです。
最も簡単!「窓を開けて、部屋の換気をする」
窓を開けて、部屋の換気をすること。
基本的に、部屋の外と中では、
中のほうが、湿度が高くなっているので、
窓を開けて、風通しを良くして
あげることで、部屋の中の湿度を
外と同じくらいまで、下げることができます。
ただし、雨天時は使えないので「換気扇」を活用しよう!
雨の日は窓を開けると湿気が入ってきて逆効果なので換気扇だけに。
上手くやれば最も効果が高い!「エアコンの除湿機能を使う」
簡単&超快適に、部屋の湿度を
下げる3つの方法、最後の3つ目は、
エアコンの除湿(ドライ)機能を使うこと。
何だかんだで、この方法がもっとも
手っ取り早く、部屋の湿度を下げる
ことができます。
除湿機能を使うと寒い場合は「再熱除湿」機能がおすすめ!
単なる除湿機能だと、今言ったように、
部屋の中に戻ってくる空気が冷たいので、
特に、梅雨や夜などの気温が上がらない時
なんかは、ただ湿度を下げたいだけなのに、
ムダに寒くなっちゃうことがあるんですよね^^;
そんな悩みを持つあなたに、
ぜひ使ってもらいたいのが、エアコンの
再熱除湿(さいねつじょしつ)機能。
コレは湿度を下げるために冷やした
空気を、もう一度エアコンの中で
温め直してから部屋に戻す機能のこと。
この機能を使えば、部屋の温度を
下げることなく、湿度だけをダウン
させることができちゃうんです^^
その④ 些細なことが湿気に繋がる!「部屋がジメジメしてしまう」注意点とは?
最後に、実は湿気が増える!「部屋をジメジメさせる」注意点をまとめてみました。
まず「毎日洗濯物を部屋干しする」と、室内に湿気が充満しやすいと言われています。
やむをえない場合は前述した通り新聞紙を活用して、湿気取りを行いましょう。
また、観葉植物は葉から水分を蒸発させるそうなので、置きすぎ注意です。
部屋の広さに見合った大きさのものを、適度に飾りましょう。
最後に、入浴やシャワーの時は必ず「換気」スイッチを押すこと!
つい忘れがちな方もいると思いますが、これをやるだけで大分部屋の湿気が変わってくるので、ぜひ心がけてくださいね。
新聞紙を効果的に活用して!「毎日部屋干しを行う」
日当たりの良い部屋でも洗濯物を部屋干しすると、部屋の湿気を非常に高くします。
もし毎日のことであったとしたらいくら日当たりの良い部屋であっても、湿気が充満してしまいます。
癒されると思って買ったのに!?「観葉植物が多すぎる」
部屋に緑があると気分も落ち着き、空気も浄化されている気分になり心地が良いの
ですが、植物は葉から水分を蒸発させるので葉が大きい物や葉の数が多い場合は
観葉植物が部屋の湿度を上げている時があります。
毎日コツコツ湿気予防!「入浴やシャワー時の換気をしない」
お風呂やシャワーの後の換気は必ず必要です。換気が不完全な場合湿気が部屋に入
り込み湿度を上げてしまいます。
浴室に換気扇がある場合は換気扇をし、窓がある場合は窓を開けてしっかり換気を
します。
効果的な湿気取り対策で、夏もスッキリ快適に過ごそう!
いかがでしょうか?湿気取りは除湿器がないとダメかな……と思いがちですが、意外と手軽なアイテムを使ったり、換気を工夫したりするだけで軽減できるのですね。
湿気が増えるとクローゼットの中はもちろん、寝る時にもジメジメして気持ち悪いですから、梅雨の時期はより一層しっかりと除湿しましょう。
効果的な湿気取り対策で、ぜひ夏場も室内で快適に過ごしてくださいね。