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素早く開閉できるハードトップ!マツダ「ロードスターRF」の魅力を徹底解明
官能的な美しいフォルムと、オープンカーというスタイリッシュなイメージから世界中で愛されているマツダ車「ロードスター」。何と2016年末、新型が発売されました!今回は「最新のロードスターが知りたい!」「すごく速く屋根を開閉できるって聞いたけどホント?」と気になっているあなたのために、早くも話題となっているマツダ「ロードスターRF」の特徴や魅力、価格などについて詳しくまとめました!ぜひご参考ください。
ハードトップが新しい!マツダ「ロードスターRF」ってどんな車?
そもそもロードスターとは何か?というと、30年近い歴史を持つ世界的人気のオープンカー。
官能的なフォルムとオープンカーの中では比較的リーズナブルな価格で、日本国内でも根強いファンが多い車種です。
今回ご紹介する「ロードスターRF」は、2016年12月に発売した最新モデルで、今までにはない装備で話題となっています。
最大の特徴は、ロードスター3代目でも導入されていた「電動格納式ハードトップ」。
ロードスターといえばソフトトップのイメージですが、雨風に強く防犯的にも安心なハードトップモデルがよく売れたということで、再び採用した模様です。
また、日本国内のロードスターとしては初の「2.0リッターエンジン」モデルも導入され、更に走りが向上しています。
屋根の開閉もスムーズ!何と13秒で開閉が済むそうですから、突然の雨でも安心ですね。
そもそもロードスターとは、1989年に発売された世界的人気のオープンカー!
1989年5月にアメリカで発売された。日本国内では同年8月に先行予約を開始し、9月1日に発売された。当時のマツダは5チャンネル体制を敷いており、その内のユーノス店の第一弾車種として「ユーノス・ロードスター」 の名称で発売された。発売初年には国内で9307台を販売、翌年は世界で9万3626台を販売してスポーツカーとしては大ヒットとなった。
ロードスターRFは、2016年12月に発売した新型モデル!
マツダは新型ロードスターRF (リトラクタブルファストバック)
ハードトップモデルを2016年12月22日に発売する!!
欧州市場向けモデルは2017年初めより順次販売を開始予定だ!!
3代目に搭載されて好評だった、電動格納式ハードトップが特徴!
「ロードスター」の特徴のひとつが、ルーフを開けることで楽しめる爽快感です。現行型では腕一本で手軽に開閉できるソフトトップが開発されましたが、実は先代の3代目「ロードスター」では、電動格納式ハードトップ搭載車の方が販売好調だったこともあり、現行型でもその登場が待ち望まれていました。それこそが「ロードスターRF」です。
ソフトトップのようなフルオープンは確かに爽快ですが、安全性を考慮すればドライバーはルーフで守られていたいもの。リアルーフだけを残すことにより開放的でありながら包まれているような安心感を目指して開発されました。
日本仕様のロードスターとしては新しい!2.0リッターエンジンを導入
・100kgほど増加する車重にあわせ、これまで海外でのみに設定していた2Lエンジンを導入
開閉のモーションもスマート!何と13秒で屋根を開けたり閉じたりできる
開閉のモーションはとても静かでスマート。開閉に要する時間も数々のオープンカーハードトップモデルでも最速クラスで、ボタン一つで完了します。動きを見ているだけでもグッと来てしまいますね。
インパネの液晶内にも開閉モーションの映像が流れるという心憎い演出つきです。
スポーティー以上にラグジュアリー!更に実用的になったオープンカー
今回のロードスターRFは「スポーツ」よりも「ラグジュアリー」に振ったモデルといえます。もちろんハードトップになっても他社スポーツカーと比べ小型軽量なのは変わりませんが、NDロードスターと違い、「余裕を持って優雅に走る」という新たなロードスターになりそうです。
実際乗ってみてどう?ロードスターRFの試乗&購入者レビューをチェック
では、ロードスターRFに実際乗った方々の感想はどうなのでしょうか?
まず、特筆すべきは「静粛性の高さ」と「どっしりとした安定感」。
屋根をクローズしているとまるでクーペのような感覚で、非常に落ち着いたドライブが楽しめると評判です。
従来のロードスターの持ち味であった羽根のような軽い走りも良いですが、今回のロードスターRFはより一層高級感と乗り心地を重視しているようですね。
エクステリアとインテリアはもちろん「カッコいい」の一言!
加速力やスポーティーな走りの楽しさに関しても申し分なく、それでいて安全性の高いハードトップなので、今まで「オープンカーが欲しいけど、屋根はしっかりしていた方がいいし……」と躊躇していた方にもおすすめです。
静粛性が高く、従来のロードスターよりもどっしりとした安定感が味わえる!
まずはクローズド状態で街中に走り出す。車内は通常のクーペのような感覚で、聞こえてくるのはちょっとくぐもった2.0Lエンジンの音だけ。ルーフの内側に張られた3重構造のヘッドライナー、リアホイールハウス、リアフロア、トンネル部など各所に追加された遮音材や吸音材の効果でNVH性能が圧倒的に高く、ソフトトップモデルにはない落ち着いたドライブが楽しめる。
兎にも角にも、ロードスターがRFとなったことで車格感がひと段階上がったように感じるのだ。例のヒラヒラと舞うような走り味は影を潜めた。それはそれでロードスターの魅力には違いないのだが、そのヒラヒラ感は、時には頼りないロール感として意識することもあったし、強い気持ちで攻め込むのを躊躇することもあった。だがRFは、そのあたりのヒラヒラ感が薄れ、どっしりと地に足がつくようになったのである。
エクステリアもインテリアも上質でカッコいい!加速力や走りの楽しさも文句ナシ
【エクステリア】
文句なくカッコいい。
【インテリア】
ナッパレザー、NA6 VSpecialみたいで一目惚れ。
【エンジン性能】
確かに吹け上がりは今まで比べ鈍重かもしれませんが、実際は今まで以上に加速しているという感じです。
下からのトルクもありこれはさすがに2.0Lエンジンだなと。
【走行性能】
これに最もびっくりしました。決して、特別速く走れる訳ではないのですが、とにかく楽しいのです。5感に響く車なのです。
とりわけ「気軽にオープンカーを楽しみたい」層におすすめ!
・400万円ほど自由にできる余裕ある方
・外車に抵抗がある方
(信頼性や世間体などで)
・子育てが終わった50歳以降の方
・オープンボディの雰囲気を気軽に楽しみたい方
・雪国在住の方
今までのロードスターに比べてどう?「ロードスターRF」の価格に迫る!
ロードスターRFの新車価格は、グレードやモデルによって324万円~375万円弱。
グレードは、大まかに分けると
・ベーシックモデルの「S」
・装備も充実した上級グレード「VS」
・更にスポーティーに向上した最上級グレード「RS」
の3つが存在し、下から順に価格が高くなっています。
SとVSには電子制御ATバージョンも用意されており、そちらの方が若干値段が上がるようですね。
ちなみに現行ロードスターは、250万円弱~315万円弱。
こちらにも連綿と受け継がれてきたロードスターならではの良さがありますし、ロードスターRFより若干リーズナブルですから、オープンカー好きは必見です。
ロードスターRFの新車価格は、324万円~375万円弱!
マツダ ロードスター RF 価格
・324万円~373万6800円
【MAZDA】グレード&スペック|ロードスター RF - マツダ
「ロードスターRF」のグレード&価格一覧です。
ちなみに現行ロードスターは……250万円弱~315万円弱!
市販予定価格:249万4800円~314万2800円
「ロードスター」のグレード&価格一覧です。
待ちに待ったオープンカー!?ロードスターRFは早くも人気殺到
元々カッコいい!とファンが多かったロードスターですが、とりわけ今回の「ロードスターRF」はハードトップで気軽にオープンカーが楽しめる点、スポーティーながら落ち着いた走り、屋根開閉のしやすさなども相まって、非常に人気が高いようです。
これまで「オープンカーカッコいい!欲しい!」と思いながらも、実用性の面で諦めていた方々も、ロードスターRFなら楽しく乗れそう!という考えなのですね。
ロードスターRF売れてるのかぁ。
— K-hon (@khonda_sdk) 2017年1月26日
いいなぁ、欲しい。
ロードスターRF人気やなあ
— ツキカゼ@REノリ (@kennedy_speed) 2017年1月26日
ロードスターRF、把握してなかったけどめちゃ格好良いなあこれ。BEATは最近メーターどれも動かなくなったり運転席の鍵壊れて閉まらなかったりで修理部品も入手困難になってきたけど、どうしようもなくなって乗り換えるにしてもS660は何か違う感あったところに魅力的なものが来てしまった。
— 愛猫の名はニンゲンちゃん (@castor_4bit) 2017年1月25日
初心者にも理想的なオープンカー!ロードスターRFで自由に街を駆けよう
いかがでしょうか?ロードスターRFは従来からの魅力を引き継ぎつつも、ハードトップや2.0リッターエンジンを採用し、更に安定感や革新的な乗り心地を高めた1台なのですね。
オープンカーとクーペで迷っている方にもおすすめですし、前述した通り実用面を考えてオープンカーを渋っていた方にとっても理想的な車種となるはず。
少しでも気になる方は、ぜひマツダの各店に足を運んだり、カタログを取り寄せたりしてその美しさ、カッコ良さを肌で感じてみてくださいね。