- 住まい(279)
一人暮らしの寒さ対策には電気毛布が便利!電気代を賢く節約しよう
冬には暖房器具が欠かせませんが、電気代が上がってしまうのが悩み。そこでオススメなのが、少ない電気代でしっかり温まれる電気毛布です。上手な使い方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
電気毛布にかかる電気代ってどれぐらい?
電気毛布の使い方や製品の種類によっても違いますが、「弱」で毎日使用した場合は1ヶ月あたり数十円、「強」で毎日使用した場合でも電気代はせいぜい数百円です。
電気毛布だけで冬の寒さを凌ぐのは難しくても、他の暖房器具とうまく組み合わせることで全体の電気の使用量を減らすことは可能なので、上手に取り入れていきましょう。
たとえば、エアコンを長時間使うと1ヶ月あたりの電気代が数千円にもなりますが、部屋全体を暖めた後で電気毛布に切り替えれば電気代はごくわずか。
一人暮らしのワンルームなら、これで十分に温まることができます。
次の項目では、電気毛布の使い方や選び方について説明します。
電気毛布の上手な使い方&選び方
寝る前に布団を温めておく
電気毛布のスイッチを入れたまま寝ると温かいですが、徐々に体の水分が失われて脱水症状を引き起こす可能性があるので要注意!
スイッチを入れっぱなしにしておくことで、電気代も上がってしまいます。
電気毛布は寝る30分~1時間前にスイッチを入れて布団を温めておき、布団に入ったらスイッチを切りましょう。
「それじゃあ、寒くて眠れない」という場合は、センサー付きのものを使うと便利です。
センサーが熱くなりすぎるのを防いでちょうど良い温度を保ってくれるので、朝まで快適に眠ることができますよ。
また、就寝時と起床時だけスイッチの入る、タイマー付きのものも使いやすいです。
デスクワークには上からかけられるタイプがちょうどいい
デスクワークをする時に足元が冷える!という場合は、ブランケットのように上からかけて使える電気毛布が便利です。
温める面積が小さいので電気代もそれほどかからないし、床からの冷えをストップさせてしっかり温めてくれます。
自宅のソファでくつろぐ時も、コンパクトサイズの電気毛布があれば心強いですよね。
膝にかけるのはもちろん、ショールのように肩から羽織ることもできますよ。
選ぶ時に注意したいのが、電源の取り方。
パソコンのUSB端子で通電できるものは便利ですが、電力が弱いので十分に温まるには不十分な場合もあります。
寒がりの人にはあまり向かないので、その場合はコンセントを使って通電するもののほうが良いでしょう。
洗濯機で洗えるものなら、いつでも清潔に使える
昔の電気毛布には洗えないものも多かったのですが、近頃では自宅で手軽に洗濯できるタイプが増えています。
特に、洗濯機で洗えるものは本当に便利なので、いろいろ見比べて扱いやすいものを選んでみてくださいね。
<電気毛布を洗う際の注意点>
・洗う前にタグを確認し、洗濯機が使えるのか、それとも手洗いのみなのかを確かめる。
洗濯に関する表示がないものは、基本的に洗うことはできません。
・電源プラグを差し込む部分は、毛布で隠すように丸める。
丸洗い可能なものであれば防水になっていますが、念のため……。
タグに「丸洗い」の表示がないものは、毛布の部分だけを手洗いするようにしましょう。
・洗濯用ネットに入れ、単独で洗う。
脱水は長くても1分程度にしておき、乾燥機は使用せず天日で乾かしましょう。
・手洗いの場合は、お風呂の浴槽やたらいなどに折りたたんで入れ、ぎゅっぎゅっと上から押すようにして洗う。
脱水ができないので、折りたたんだままの状態で押したり、浴槽に広げてかけておいたりして、十分に水気を切ってから干す。
ヒーターの故障につながるので、絶対にねじり絞りはしないでください。
電気毛布の保管方法
しばらく使わない電気毛布は、まず洗濯をして汚れを落としてからしまうようにしましょう。
食べこぼしや汗が付着したままだと、悪臭の元になったり、虫がついたりする可能性があります。
押入れやクローゼットに入れる時は、折りたたんだ電気毛布をカバーに収納しておくと安心。
ただし、防虫剤はコントローラーにダメージを与え、火災の原因になることがあるので、絶対に入れないでください。
折りたたむ時は、全体を手で触ってヒーターのよじれがないことを確認しましょう。
万が一、ヒーターがよじれてしまって直らない時は、新しいものに買い替えたほうが無難です。
電気毛布を賢く使って省エネ生活!
電気毛布は、1枚持っていると本当に便利な電化製品。
布団を温めるための敷き毛布と、上からかけられる掛け毛布をうまく使い分け、電気代を減らしていきましょう。
製品によって扱い方が違うので、洗濯の際は必ずタグの表示を確認するようにしてくださいね。