美侍

寒い季節においしいふぐ鍋!調理方法や人気店のご紹介

寒くなると鍋料理が食べたくなりますが、中でもふぐは冬の味覚としてぜひ味わっておきたいところですよね。人気のお店や自宅でふぐを楽しむためのレシピをご紹介します!

ふぐ鍋が食べられる人気店

博多い津み

「博多い津み」は、大正12年創業の歴史あるふぐ料理店。
天然ふぐの中でも「もちふく」と呼ばれる極上のものを厳選して提供してくれます。

このお店のふぐ鍋は、鍋料理につきもののねぎや椎茸、えのき茸をあえて除いてあるのが特徴。
というのも、これらの食材は味が強く、せっかくのふぐの風味を損なってしまうからです。
ふぐと一緒に味わうのは、白菜、春菊、豆腐、焼きもちなどの淡白な素材。
最後までしっかりふぐの味を堪能することができます。

ふぐ鍋の〆は雑炊で。
生米から丁寧に炊き上げ、ふぐの旨みをたっぷり吸った熱々の雑炊で、心も体も温まってください。

住所:福岡市博多区住吉2-20-14

TEL:092-291-0231

営業時間:17:00~22:00

定休日:日曜(祝日は不定休)

<アクセス>
渡辺通駅より徒歩9分

御苑前 花膳

「御苑前 花膳」は、1985年創業の老舗ふぐ料理店。
天然もののとらふぐにこだわり、丁寧に調理したふぐ鍋を食べさせてくれます。

お店で出すふぐは築地久保水産との年間契約なので、12~3月のトップシーズンでも、天然とらふぐちり鍋が3,700円、特選天然とらふぐちり鍋が5,800円とリーズナブル。
ふぐの唐揚げやお刺身がつくコース料理でも、20,000円以下でお腹いっぱい味わうことができます。

住所:東京都新宿区新宿2-18-5 新宿第二石川ビル1F

TEL:03-3341-4584

営業時間:11:30~14:00(要予約)
     17:00~23:00
     最終来店時間 21:00(要相談)

定休日:不定休

<アクセス>
新宿駅より徒歩11分

ふぐまる

「ふぐまる」のご主人は、元活魚の卸し商。
そのノウハウと目利きの腕を生かし、独自のルートで仕入れるふぐは、とってもおいしくてリーズナブルです。

ふぐ鍋にはぽん酢が欠かせませんが、ふぐまるでは化学調味料を一切使わず、昆布と鰹節のみで味を出し、そこへ徳島産のすだちを2種類使って豊かな香りが楽しめるものを用意しています。

また、ふぐ鍋のお供には「ヒレ酒」もオススメ。
じっくりと時間をかけて乾燥させ、2~3時間かけてじわじわと火を通したヒレを使っているので、こたえられないうまさです。

住所:大阪市北区曽根崎新地1丁目11-6 昭和ビル1階

TEL:06-6343-2901

営業時間:18:00~23:00

定休日:日曜・祝日

<アクセス>
JR東西線北新地駅より徒歩3分

自宅でのふぐ鍋の作り方

必要な材料の紹介、野菜の切り方、だしのとり方、調理の仕方、つけダレの作り方などを、分かりやすく教えてくれる動画。
お店でよく出てくる椎茸の切り方などもよく分かりますよ!
「初めて鍋料理を作る」という人にもオススメです。

ふぐ鍋の後に残っただしを使い、雑炊を作る方法を教えてくれる動画です。
味付けはそれぞれの好みですが、まずは塩だけが良いということ。
ぜひ、試してみてください。

ふぐ鍋を作る際の注意点

ふぐには「テトロドトキシン」と呼ばれる毒があるため、素人が自分でさばくのは非常に危険。
水で洗っても毒は落ちないし、熱にも強いので、念入りに下ごしらえをして調理しても、食中毒は免れないのです。

ふぐをさばくためには「ふぐ調理師」の資格が必要ですが、誰もが資格取得のための試験を受けられるわけではなく、まず調理師免許を取得した上で「ふぐ調理師の免許を持っている人の下で2年以上修行する」などの細かい規定があります。

人の命を左右する資格のため、そう簡単には取得できません。
たまたま釣り上げた、などというまださばかれていないふぐを使いたい場合は、必ず有資格者に依頼してさばいてもらうようにしましょう。
自宅で食べるなら、あらかじめ下ごしらえをしてあるものを購入するのが絶対オススメです。
素人の人は、間違っても、自分でさばいてはいけません。

おいしいふぐ鍋で、仲間と一緒にほっこりしよう!

冷たい北風が吹く寒い夜は、やっぱり湯気の立った鍋料理が最高!
この季節ならではのおいしいふぐで、仲間と一緒にほっこりとした時間を過ごしましょう。

ふぐには毒があるので、安全な食材を使うようにしてくださいね。