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知って得する鼻毛の知識!デキるメンズの正しい処理方法とは

身だしなみにおいてつい忘れてしまいがちなのが鼻毛の処理です。そもそも、なぜ鼻毛が生えているのか疑問に思ったことはありませんか?実のところ、鼻毛は呼吸器官である鼻を保護しているフィルターとしての役割を担っています。この役割の重要性を認識しながら、デキる男の鼻毛処理方法を身につけていきましょう。

鼻毛はなぜ生えてくるのか?

鼻毛は空気を浄化する

鼻毛は私たちの外見を不潔にするために生えているのではありません。
人間は鼻から空気を取り入れて呼吸しています。
この空気がいつも清浄であるとは限りませんよね。
埃や花粉といった目に見えない小さな物体が空気の中に混ざっていることも多いのです。
そんな物体が肺に侵入すると、私たちの身体に異常をきたしてしまいます。
鼻毛は空気に含まれたゴミや埃を取り除くフィルターとしての役割を担っているのです。
また、鼻毛には嗅毛という嗅覚に関わる組織が存在します。
匂いをかぎ分けるという行為にも鼻毛は不可欠なのです。

そうです。鼻毛は私たちの命を支えるのに不可欠な呼吸活動の最先端で、フィルターの役割を果たしているのです。ほこりや小さな虫などが呼吸器の奥深くまで吸い込まれるのを防ぎます。鼻の穴の中の温度や湿度を保つことにも役立っています。

 鼻毛はさらに、においを嗅ぎ分けるという重要な働きにも関係しています。鼻毛のなかには粘膜に細かく生えている嗅毛(きゅうもう)と呼ばれるものがあり、ここは嗅覚神経の先端でもあるのです。

出典:https://health.goo.ne.jp/column/fitness/f002/0082.html

鼻毛は空気を加湿する

その他にも、鼻毛は大切な役割を担っています。
乾燥した空気に水分を加えるという働きです。
朝起きたとき、口の中が乾燥していて喉が痛くなった経験はありませんか?
これは、寝ているとき口から乾燥した空気を取り込んでいたために起きる現象です。
湿度の低い空気は喉を乾燥させ、風邪などの症状を引き起こします。
しかし、鼻の場合には鼻毛の働きによって鼻腔内の粘液が空気に加わり、湿った状態へと変化します。
つまり、乾燥した空気であっても鼻を通れば潤った空気として体内に取り込まれるのです。

乾燥した空気は、粘膜を傷つけて、ウイルスにとって住みやすい環境になります。

加湿器によって、空気の乾燥を防ぐことがありますよね。

その役割を持っているのが鼻毛になります。



鼻から出た粘液は、鼻毛に付着して吸い込んだ空気と接触し、空気に水分を与えることになります。

粘液自体は、鼻毛が無くても出ているのですが、鼻毛が存在することによって、粘液と空気の当たる面積が大きくなり、加湿の効率が良くなるのです。



鼻毛は、空気を加湿することによって、粘膜を保護し風邪などにならないようにする役割があるのです。

出典:http://baquun.net/post-1638/

処理しないと不潔に見られる

鼻毛が伸びていると不潔に見られてしまうのは皆さんもご存知の通りです。
数日間処理を怠っていたら、すぐに伸びてきます。
身だしなみを整えている最中に鼻毛が伸びていることに気づいたら、つい抜き取ってしまうという人もいることでしょう。
しかし、鼻毛は上で紹介したような働きを持った器官です。
鼻毛の処理方法としてよく知られている「抜く」という手段は、想像以上の危険をはらんでいます。

とはいえ鼻毛をきれいに処理しているせいで病気になった人なんて聞いたこともありません。
むしろ鼻毛のせいで彼女に振られたり、仕事がうまくいかないなど、鼻毛を処理していなかったことで悪い影響を被るように思います。

実際、ビジネスシーンにおける身だしなみ調査で、仕事相手で最も気になる部位は「鼻毛」という結果が出ています。「髪」「ヒゲ」「ツメ」などを押さえトップに「鼻毛」がランクインしたことからも、鼻毛がどれだけ仕事相手に悪い印象を与えるかが分かりますよね。

出典:http://xn--ipwa994n2o1a.net/yakuwari.html

鼻毛を抜いてはいけない理由

感染症にかかる恐れあり

鼻毛は鼻の粘膜から生えています。
鼻毛を毛根から抜き取ってしまうと、この粘膜が傷ついてしまうのです。
傷ついた粘膜に細菌が付着すると、毛嚢炎などの感染症にかかりかねません。
この疾患は薬で治ることも多いですが、ときには手術を必要とすることもあるため油断出来ないのです。
鼻毛を抜くという処理方法は粘膜に負担をかけているということにご留意ください。

毛嚢炎とは、毛穴の中に、ブドウ球菌や連鎖球菌などの菌が繁殖し、化膿してニキビのように腫れあがる症状のこと。軽度の場合は、痛みなどもほとんどなく、放っておいても自然に治りますが、ひどくなると、赤く腫れ上がって、小鼻を押しだだけでも痛むようになります。

この場合も、化膿止めののみ薬(抗生物質)を3〜4日ほど内服すれば回復することがほとんどですが、場合によっては、膿を出すために、患部の切開が必要になることもあります。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/009081/

花粉症が悪化することも

鼻毛が毛根から抜かれるということは、抜毛された部分の粘膜が丸裸になることを意味します。
この部分に花粉などのアレルゲン物質が付着すると、アレルギー性鼻炎、いわゆる花粉症の症状がさらに悪化してしまうことも少なくないのです。
花粉症が酷くなっているという人は、鼻毛を抜いたことが一因かもしれないということを覚えておきましょう。

菌、ウイルスの他に春・秋に舞い散る杉や稲花粉などのアレルゲンに関しても同じです。抗原であるアレルゲン(花粉)が直接、大量に粘膜に達することでそれを抑えようとする抗体も同様に大量につくられるので通常よりもひどい症状になる可能性があります。

出典:http://biyo-geka.jp/datasumou/hanage/

味覚が鈍化する

嗅覚は味覚にも大きな影響を与えています。
鼻毛が持つ嗅覚センサー、嗅毛が無くなってしまうと、匂いを感じ取るのが難しくなり味覚が鈍化してしまう恐れがあるのです。
鼻毛を抜くという処理方法が、私たちの身体に悪影響を及ぼすということをお分かりいただけたでしょうか?

鼻毛と味覚というと、ちょっと意外な関係に思えるかもしれませんが、味は舌だけで感じるものではありません。目をつぶったり鼻をつまんだりして何かを食べてみるとすぐわかりますが、人間が味を感じるためには、目や鼻も大切な働きをしています。

目が「おいしそうだ」と感じ、鼻が「いい匂いだ」と感じることで、味覚が増しています。そこで鼻毛ですが、鼻毛の中には小さな「嗅毛」という毛があり、これが食物のにおいを感じて脳に伝える働きをします。そのため、鼻毛を抜くとにおいを感知する能力が下がります。

出典:http://lifecarenavi.com/pull_nose_hair/

鼻毛は適度な長さに切りそろえるべし

ハサミでカットする

鼻毛を抜くことによるデメリットを回避しつつ身だしなみにも配慮するには、適度な長さにカットしてあげるのが一番適切な処理方法です。
鼻毛をカットするのに最もお手軽な道具といえば、小さなハサミですよね。
鼻の粘膜を傷つけないために刃先は丸いものを選びましょう。
カットする際には、鼻をかむなどして鼻毛を立たせた後、鏡を見ながら飛び出している鼻毛だけを切り取ります。
軽く鼻をつまんだ状態で飛び出した鼻毛が無ければ充分です。
これ以上深い部分まで切ってしまうと、粘膜を傷つけてしまう可能性があるので控えましょう。

ハサミで鼻毛を切るときは、最初にティッシュペーパーで、鼻の中の水分や汚れを取り、鼻をかみましょう。こうすることで、重なって寝ていた鼻毛が立ち上がり、1本1本の鼻毛をチェックしやすくなります。

そして、鼻先を指で少し上に押し上げ、鼻の中がよく見えるようにして、入口からはみ出ていたり、目立っていたりする毛だけをカットします。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/009085/

鼻毛カッターの種類

ハサミでカットするよりももっとお手軽に処理を行えるのが鼻毛カッターです。
最近は鼻毛カッターも種類が増えており、値段も数百円から数千円と幅があります。
長く鼻毛カッターを使っていきたいと考えているなら、刃を外して清掃出来るタイプを選ぶと良いでしょう。
鼻毛だけでなく眉毛や指の毛の処理にも使えるタイプは汎用性が高く、若者を中心に人気を集めています。
自分の生活スタイルに合わせて、多機能型にするのか鼻毛処理専門のカッターにするのか決めてください。
以下のリンクでは、様々なタイプの鼻毛カッターが比較されていますから参考にしてみましょう。

結論としては、鼻毛しか処理しないという人の場合はパナソニックER-GN10-Wで充分だと思われます。
一方、鼻毛だけでなく、指の毛や襟足など広い面積の毛も処理したいのならばフィリップスNT5175/16の方を断然オススメします。

出典:http://shavertest.net/mudage/hanage.html

鼻毛カッターを比較しているサイト。

鼻毛カッターの使い方

鼻毛カッターは先端の部分を鼻に入れて、スイッチを押しながら軽く動かすだけで鼻毛を処理することが出来ます。
鼻毛カッターの刃の部分が短いように感じられるかもしれませんが、鼻の粘膜を傷つけないためにはこのぐらいの長さを処理するのが適切なのです。
ハサミや鼻毛カッターを利用して、清潔な男性に変身しましょう。

見た感じの構造上からわかると思いますが、先端に鼻毛が入ってくれないと上手く切れないため、何度か出し入れして鼻毛に押し当てると良い感じにチリチリ言って鼻毛が切られていくのがわかります。

ある程度かき回してから鏡で鼻の中を確認すると、さっきまで「こんにちは!」と言っていた鼻毛さんが見事にいなくなっていた、グッバイ鼻毛。

勿論鼻毛本来の「外敵から粘膜を守る」と言う機能は十分に損なわれる事はないであろうぐらいは残っているし、その上で鼻毛さんが外界に「こんにちは!」する事は絶対にないであろう長さにはカットする事が出来ている…凄い!凄いぞ鼻毛カッター!

ちなみに鼻毛カッターで切った後に恒例ですがティッシュを鼻に突っ込むとかなりの量の切られた鼻毛が摘出されるので、鼻をかんだりティッシュを突っ込んだりしてお掃除しましょう。

出典:https://webron.jp/23976

鼻毛を適切に処理して清潔なメンズに

今回は、鼻毛の役割と正しい処理方法について説明しました。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、毎日の身だしなみとして鼻毛を処理して行くことがデキる男への第一歩なのです。