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痩せる?ビジネス脳になれる?「スカッシュ」は忙しい人にこそおすすめ

ルールが簡単で始めやすい。短時間でも運動量が多くダイエットにいい。そして、頭を使うからビジネス脳の基礎体力づくりにちょうどいい。スカッシュはどうやら、紳士がたしなむスタンダードなスポーツとして認知されていきそうです。忙しいあなたにこそ読んでほしい、スカッシュの魅力や始め方をお伝えします。

スカッシュ、体験しましたか?

あなたはもう、「スカッシュ」を体験しましたか?
ジムでもどんどんスカッシュのコートがあるところが増えてきたよう。
なので、スカッシュはジム通い率の多い社会人にとくに人気のスポーツなんです。

スカッシュの人気の秘密は、テニスや卓球など、本格的なラケット競技をやったことがない方でもある程度すぐにできる!というところ。
また、ルールが簡単で覚えやすい、ダイエットにもいい!といった魅力も。

人とラリーを続ける楽しさ、上達していくよろこびって、かけがえのないものですよね。

話題のスカッシュ、ダイエットにはどう?

さて、ジムにスカッシュのコートが増えてきたということは、やはりスカッシュはシェイプアップ、ダイエットといった目的にも適うスポーツだと見込まれている、ということですよね。

スカッシュってほんとにダイエットにいいんでしょうか?

相手がいるから、楽しいから…続けやすい!

ダイエットは何より続けることが大事ですよね。
スカッシュダイエットの大きなポイントは、基本的に相手のいるスポーツだから続けやすい、という点が挙げられます。

ジム通いが続かない…という人も、「今日も一緒にスカッシュができる相手がいる」という意識があると、なんとなく続くものでは。
ジムにダイエット目的などで通っている人はとくに、相手のいない孤独さを何となく抱えてしまったり、「今日はまあ行かなくていいか…」となりがち。

また、上達が目に見えやすくて楽しい!という面から、続けやすいスポーツになっています。

ジムでのスカッシュは無酸素運動と有酸素運動の組み合わせ

ダイエットにいいとされるのは、「無酸素運動→有酸素運動」という組み合わせです。
とくにジムでスカッシュをするならちょうどこの流れでできるので、ダイエット効果がのぞめます。

ジムで筋トレを2、30分→30分~60分ほどスカッシュ!
これが、いちばんおすすめの流れです。

スカッシュすると…いつのまにかダッシュしまくっている!

スカッシュはいつのまにかダッシュしまくっているスポーツ。
相手のボールを取ろうとして、とにかく走り回ります。

汗が出て、体がすぐ熱くなるのが分かるはず。
この「いつのまにか」の積み重ねがダイエットにはとっても大事ですね!

スカッシュでビジネス脳になれる??

スカッシュのルールは簡単ですが、奥が深いもの。
上手になってきたら「相手を走らせて勝つ」方法を考えるようになります。

とっさの判断力、決断力、相手の手を読むという奥の深い思考が必要不可欠。
スカッシュのゲームを積み重ねていくことイコール頭を鍛える行為そのものですよね。
ビジネスの際にも大いに役立つはず!

スカッシュのルールはカンタン!(でも奥が深いんです)

では、スカッシュのルールをみてみましょう。
スカッシュの基本的なルールはとってもカンタン。

右か左、どちらかのサービスボックスに片足か両足を置きます。
そして、向かって正面の真ん中、上のライン間の壁にボールをサーブしてスタート。

右側から打つときは相手コートの左側へ、
左側から打つときは相手コートの右側へ打ちます。

サーブする人はこのとき、サービスボックスのラインを踏んでは×。

ボールを受けた相手が打ち返し、ラリーが続きます。
床にワンバウンドしてからでも、ノーバウンドでもOK。

スカッシュの特長は、バウンドした後の球速がゆっくりなこと。
この感覚がなかなか難しくて奥が深いんです。

これはアウト

●ボールが、床にツーバウンド以上するのはアウト。
●ボールが前の壁に届かないのはアウト。
●ボールが壁の赤いラインの上へ当たるとアウト。
●ボールが正面の影のライン下へ当たるとアウト。

点の数え方は2つ

基本的に、一方がサーブして相手がレシーブして、ラリーを続けます。
テニスや卓球と同じですね。

●ハンドアウト方式
サーブ権があるとき、ラリーに勝てばポイントとして数えます。
サーブ権がなくレシーバ側のときにラリーに勝てば、ポイントは入らずサーブ権が移動します。

1ゲームにつき9点先取×3ゲームか5ゲーム。

●ラリーポイント方式
サーブ権のあるなしに関係なく、ラリーに勝てばポイントとして数えます。

1ゲームにつき15点先取×3ゲームか5ゲーム。

まずはこれさえ揃えればOK!

スカッシュを始めるなら、まずはこれを揃えましょう!

●スカッシュ用ラケット
1万円~3万円程度。
ただし、初心者さんはまずはレンタルをおすすめします。
スカッシュコートがあるスポーツジムの場合は、たいていレンタル用にそろえてくれているでしょう。

●スカッシュ用ボール
初心者さんは黄色い点が1つあるボール、慣れてくると黄色い点が2つあるボールを使いましょう。
この黄色い点は「ドット」といいます。公式戦でも使われるボールで、ダブルイエロードットボールといいます。

ちなみにボールは、手で揉んだり足で踏んだりしてあたたかくしてから使うんですよ。

●シューズ
スカッシュ専用のシューズか、「non-marking」(ノンマーキングシューズ)と靴の裏に表示されている、室内専用シューズを選びます。

●アイガード
スカッシュのボールはスピードが速いです。できればアイガードもあったほうがいいでしょう。

●服装
動きやすいので、膝丈のパンツがおすすめ。

どんなところでプレイできるの?

公益社団法人日本スカッシュ協会のサイトでは、スカッシュコートがある施設を探すことができます。

ただ、「初心者さんは不可」というところも多いので、まずはスポーツジムや、誘い合わせて公共施設内コートを使用してみるのがいいでしょう。

公益社団法人日本スカッシュ協会の公式サイトです。

ボールの扱い方がコツ?奥の深いスカッシュ

楽しそうですねースカッシュ。
ボールの扱い方はかなり奥深そうです。
気軽にできるスポーツとして、レッツチャレンジ!