- 男性美容(308)
選び方にもコツがある!足りない栄養を補う「野菜ジュース」の効果とは?
野菜を食べなくちゃいけないのは分かっていても、なかなか自炊をする暇がない!あるいはサラダや野菜を買うのは経済的に厳しい……という人は多いですよね。特に一人暮らしの男性の場合、栄養バランスが偏りがち。今回はそんな時の強い味方!「野菜ジュース」のメリットや選び方、注意点などについて徹底的にまとめてみました!本当に野菜ジュースを飲めば栄養はバッチリなのか?気になる方はぜひご参考ください。
手軽に美味しく野菜が摂れる!「野菜ジュース」のメリットとは?
現代人は、主に忙しさや好みの変化、経済的な理由などから「野菜不足」に陥りがち。
そんな食生活を手助けしてくれそうなのが、野菜を基にした美味しいドリンク「野菜ジュース」ですね。
野菜ジュース最大のメリットは、何といっても「手軽に野菜の栄養を摂取できる」こと。
自分で作る手間がかからず、カロリーメイトやパンなどをかじりながらでもサッと飲めるので、多忙な日々を過ごす社会人の皆さんの強い味方となってくれます。
コンビニやスーパーなどで安価にまとめ買いができるほか、飲みやすい味わいとなっているので野菜嫌いの方にも受け入れられやすいなどの特徴もあるよう。
野菜ジュースは細胞膜の外側に位置する「細胞壁」が壊されているため、より一層栄養成分が吸収されやすいという話も。
最大のメリットは「手軽に野菜の栄養を摂取できる」こと!
野菜ジュースのメリットとしては、美味しくて手軽に摂取出来ることです。
普段、野菜不足を感じている方にとっては、栄養補助食品として心強い味方となってくれるでしょう。
作る手間もかからず、コストが低い&野菜嫌いでも続けやすいのも魅力!
・完成品が販売されている為、作る手間が一切ない
・コストが非常に低価格で続けやすい
・野菜嫌いでも商品によっては飲みやすい味になっている
・外出先でもコンビニやスーパーなどで簡単に手に入る
・保存が割りときく(但し開封後は早めに飲みましょう)
・飲みやすく仕上げてあり、おいしいものが多い
・野菜と果物を一度に摂ることができる
・開封したらそのまま飲める
・サイズによって家族で飲んだり、一人用に携帯したりできて便利
・スーパー、コンビニ、自動販売機など手軽に購入できる
「細胞壁中」の栄養素も含まれているため、野菜を食べるより吸収率が良い部分も!
野菜ジュースで野菜を摂ると、
☆メリット
・野菜では摂れない細胞壁中の栄養素が摂れる
・ビタミン等…加工で失われるものと、失われないものがあります。先ほど出てきた不溶性食物繊維は野菜の細胞壁に由来するものなのですが、野菜ジュースでは、細胞壁が壊してあります。細胞壁が壊れている方が、栄養素の吸収率が良くなるそうです。
飲むならどれでもいいの?野菜ジュースの「選び方」をチェック!
しかし、野菜ジュースを飲むとしたらどんなものでも良いのでしょうか?選び方のポイントをチェックしてみましょう!
まず、野菜ジュースは会社が違えばもちろん、同じ製品でもパッケージによって栄養素が異なる場合があります。
購入前に成分表を確認し、体脂肪を気にしているなら低エネルギーのもの、肌荒れや免疫力の低下を気にしているならビタミンCが豊富なものなど、用途に応じて選びましょう。
また、野菜ジュースは果汁が含まれているものがほとんどですが、中には「フルーツ70%」なんてものも!これは飲みやすさは上がりますが、もう野菜ジュースとは言えませんから、野菜不足を補うために買うならなるべく果汁が少ないものにしてください。
ただし、無果汁じゃなくても構いません。
果汁が含まれている野菜ジュースは、食前に飲めばむしろ血糖値の抑制や、ダイエット効果に繋がることもあります。
他には意外と多い!「食塩」が控えめのもの(食塩が多分に含まれている野菜ジュースを飲みすぎると、1日の適切な塩分量を超えることもあるとか)、後述の理由から野菜ジュースは食物繊維が摂取しづらいため、なるべく含有量の多いものを選ぶなどがあります。
実はパッケージによって栄養素も違う!購入前に成分表を確認しよう
健康志向に伴い、野菜ジュースもコンビニエンスストアにも数多くの種類が並べられています。まず知っておいてほしいのは、パッケージや価格が違うように、栄養素も違うということです。そもそも野菜ジュースの多くは、350gの野菜を実際に絞ってつくったものではなく、350gの野菜を摂取した時の栄養素の量に基づき、それが満たされるようにつくられているものなので、その商品がどの野菜を350g使って計算しているかによって成分値も栄養価も違ってくるのです。
ダイエットや肌荒れ改善が目的なら、エネルギーやビタミンの数値も確認!
1つ目は、パッケージだけではなく横面にある栄養成分表を見ること。エネルギー、たんぱく質、糖質、ビタミン、ミネラルの量などかなり細かに栄養成分が記されています。同じ謳い文句で、価格が変わらない野菜ジュースでもビタミンCの量やカロリーは大きく違います。
体脂肪を気にしている人はエネルギーが低いものを、肌荒れや免疫力が低下して風邪をひきやすい、といった方はビタミンCが多めのものを選ぶようにしましょう。
中には「ほぼフルーツ」の野菜ジュースも!?果汁が比較的少なめのものを選ぼう
もう1つのポイントは、使用されている原材料を知ることです。野菜ジュースが野菜だけでつくられているわけではないことは先述しましたが、半分が果物の果汁でつくられているもの、もっと極端に言えば果物果汁70%のものもあります。これはすでに「野菜ジュース」ではなく「フルーツジュース」なので、野菜ジュースとしての効果を期待するならばあまりオススメできません。
ただし「無果汁」じゃなくてもOK!果汁入りでも食前に飲めばダイエット効果が期待できる
「果汁がミックスされているものはカロリーが高いので控えるべき!」
ということを聞いたことはありませんか?
しかし、実際にはそんなことはなく、
栄養成分表示を見てもそこまで大きい違いはありません。
両者ともに1パック(200ml)当たり、
50~100キロカロリーです。
毎日これを飲んでも太る要因になることはないですし、
むしろ食事前に取ることで血糖値の抑制、食欲の低減によりダイエット効果も期待できます。
「食塩少なめ、食物繊維多め」もポイント!
野菜ジュースの選び方として、
・食物繊維含有量が多い
・食塩が使われていないもの
これらをおすすめします。
「野菜がわり」にはならない!野菜ジュースの注意点も知っておこう
しかし、野菜ジュースには注意点もあります。
まず、野菜ジュースはあくまでも栄養「補助」食品なので、これを飲んだから野菜は食べなくても大丈夫!とは思わないことです。
製造する過程でどうしてもビタミンやミネラル、鉄分などが欠落しがちですし、カロリーや塩分が意外と高いものも多いので、お茶がわりに飲むのも危険と言えます。
また、野菜ジュースで気を付けたいのが、皮や筋などが搾りかすとして排除されてしまうため、そこに豊富に含まれている「食物繊維」が摂りにくいということ。
ただし、昨今ではネット通販や自然派食品のお店などで「食物繊維たっぷりの野菜ジュース」も販売されているそうなので、少々値は張りますがそちらを試してみるのも良いかもしれません。
その① あくまでも栄養「補助」飲料!野菜と同等の栄養成分が含まれているわけではない
野菜ジュースは、完全には野菜の代わりにはなりません。でも、野菜を食べないよりかわ全然マシ、といったレベルの位置づけといっていいでしょう。
というのも、野菜ジュースを製造する過程で
・食物繊維
・ビタミンC
・ミネラル
・鉄分
などが、約7割ほど欠落してしまうんだとか。野菜を粉砕したり搾ったり、そして熱処理などをすれば、欠落するのもしょうがないことなんですよね。
その② カロリーや塩分も意外と高い!お茶がわりに飲み続けるのも危険
・カロリーや糖質が気になる
・製造過程で食物繊維が減少している場合がある
・加熱処理によって酵素やビタミンが残されていない
・冷蔵庫で保存しなければならない(要冷蔵、開封後のもの)
・空き容器がゴミになる
野菜ジュースのカロリーの話をしてきましたが、ここでは野菜ジュースに含まれる塩分の話をします。野菜ジュースに含まれる塩分は商品にもよりますが、ものによっては缶ジュース1本で1日に摂取しても良い上限値の5、6%になることもあります。たったそれだけ?と思うかもしれませんが、普段の食事でも塩分は摂取していますから、野菜ジュースを飲むことによって塩分をとりすぎてしまう可能性もあります。
「塩分控えめ」「減塩」とアピールしている商品をよく見ると思いますが、それだけ日常の食事では知らず知らずのうちに塩分を口にする機会が多いということです。
その③ 栄養素の中でも「食物繊維」の摂取は期待できないものが多い!
市販の野菜ジュースにもさまざまな商品がありますが、スーパーやコンビニで手軽に購入できる野菜ジュースの場合、ビタミン、ミネラルはともかく、食物繊維についてはあまり期待できないものが
多くなります。
サラッとした飲みやすさのために、野菜の皮など食物繊維の部分はジュースの絞りかすとして廃棄されてしまうからです。
ただし、中には食物繊維が豊富な商品も!ネット通販で探してみよう
最近では、こうした大量生産される野菜ジュースとは製法から異なる、食物繊維を豊富に含むタイプの野菜ジュースも、ネット通販などで手に入りやすくなりました。
こだわりの商品になるため、ややお値段は張りますが、期待できる効果は高くなります。
野菜ジュースダイエットを始めるなら、試してみる価値があると言えるでしょう。
どうしても野菜を食べたくない方は、野菜ジュースを「手づくり」してみよう!
そうは言っても、野菜を食べるのが嫌いだからジュースを飲んでいたのに!なんて方もいるでしょう。
そんなあなたは、野菜ジュースを「手づくり」してみてはいかがでしょうか?自分で野菜を買ってきてミキサーにかければ、食べるのと変わらないくらいお金はかかってしまいますが、栄養バランスバッチリで美味しく野菜を摂ることが可能です。
特に昨今注目されているのが、葉物野菜を中心とした「グリーンスムージー」で、肌荒れにも効果バツグン!
市販の野菜ジュースをアレンジして作る手軽なものもありますから、ミキサーが家にある方はぜひ試してみてください。
ただし、手づくりの場合、作ったら新鮮なうちに飲まないと意味がない(長期保存ができない)、多少手間がかかるなどのデメリットもありますよね。
そのため、野菜が嫌い+忙しい!というあなたは、野菜ジュースではなく市販の「青汁」を購入して飲む方が、糖質やカロリーが低い上に栄養価も高いのでおすすめです。
「手づくり」してすぐ飲めば、栄養バランスバッチリで美味しく野菜が摂れる!
手作りでフルーツや野菜をミキサーにかけて
作るものは、とっても安全で健康に良いです。
手間暇かかるので大変ですけどね。
自分で選んだ、野菜や糖質の少ない果物を使って
時間をおかずに飲めば栄養素が破壊されるわけでもないので
しっかりと野菜ジュースダイエットとしての効果はもちろん
健康目線でも効果をしっかりと発揮できますよ。
特に最近注目されているのが「グリーンスムージー」!肌荒れにも効果抜群
・加熱処理がされない為、野菜・果物が持つ栄養素をまるごと摂取できる
・使う材料しだいで味が変わるのでバリエーションは無限大
・栄養素が凝縮されており、かつ低カロリーなのでダイエットに最適
・便秘や美肌効果にかなり効果がある
・作り方がとても簡単なので自分でも手軽に作れる
市販のジュースをアレンジする方法も!カンタン美味しい手作り野菜ジュースレシピ
適当で美味しい!グリーンスムージー――クックパッド
市販の野菜ジュースを使った、簡単で美味しいグリーンスムージーです。
☆簡単!ミキサーで野菜ジュース☆
野菜と果物をミキサーにかけるだけ!新鮮で美味しい野菜ジュースのレシピです。
ただし、長期保存は不可!作ったらすぐに飲む必要があるので、ちょっと面倒……
・長期保存が効かない
・野菜ジュースに比べ、野菜の調達にカットと手間とコストがかかる
・自作する場合、毎日作る&ミキサーを洗うのが面倒
・完成品は売られていないので外出先ではまず飲めない
野菜を買うお金も作る時間もない……という方は「青汁」もおすすめ!
野菜不足を解消したり、健康維持を目的にするなら、青汁のほうがおすすめです。
青汁は栄養価が高いだけではなく、カロリーは野菜ジュースの1/7ほど、糖質に関しても青汁は野菜ジュースの1/10以下です!
ほかにも青汁はSOD酵素が多く含まれているので、高い抗酸化作用があり、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。
日々の野菜不足&肌荒れ解消に!ダイエットに!野菜ジュースで健康生活を送ろう
いかがでしょうか?野菜ジュースは上手く使えば手軽に不足した野菜を補うことができますが、過信しすぎるとデメリットもあるのですね。
しかし、飲まないデメリットよりも飲むメリットの方がはるかに大きいのは確かですから、出来る限り野菜を食べつつ、「1日1杯だけ」「食前に」と決めて飲むなど工夫してみてください。
手づくりの野菜ジュースなら更に効果は倍増!男性も気になる肌荒れやお腹周りの脂肪などが、いつの間にか改善されているかも?