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冬の味覚みかん!長持ちさせて美味しく食べるための雑学
寒い季節になってくると、スーパーで美味しそうなみかんが並びますよね。日本人には非常に馴染み深い果物ですが、長持ちさせて一層美味しく食べる方法をご存知ですか?ここでは知っておくとちょっぴりためになる、みかんの雑学について紹介しています。
みかんを甘くする方法
果実は酸っぱい種類も多いですが、みかんはなるべく甘いほうが美味しいですよね。
みかんが酸っぱいのは、酸味を持つクエン酸が含まれていることが原因です。
つまり、クエン酸さえ減らせれば、みかんを甘くできるということ。
クエン酸は以下のような方法で減らすことができます。
みかんを温める
(1)お湯で温める
一番手頃なのは、お湯に浸ける方法。
みかんを40度くらいのお湯に入れ、10~15分放置するだけで甘くなります。
(2)電子レンジで温める
今すぐ甘いみかんを食べたい人は、電子レンジを使うと30秒程度で済みます。
ただし、温めすぎると爆発する恐れがあるので、電子レンジに入れる前にみかんの皮に切れ目を入れておくことを忘れずに。
(3)日光浴させる
より自然にみかんを温めたいなら、日光浴させる方法もあります。
みかんをビニール袋に入れて密封し、2~3日ほど日光に当ててください。
果糖を感じやすくするため、冷蔵庫に入れて冷やしてから食べるようにしましょう。
食べる前に揉む
昔からよく知られている方法ですが、みかんを揉むと甘みが増します。
それは揉まれて傷ついた細胞を修復するため、みかんがクエン酸を多く消費するから。
やり過ぎは食感が失われるため禁物ですが、みかんを軽く転がしたり、キャッチボールしても良いでしょう。
みかんを長持ちさせるコツ
みかんは常温だと1~2週間しか保ちません。
カビの生えたみかんを傍に置いておくと繁殖してしまうため、見つけたらすぐに捨ててください。
圧力がかかると潰れて傷みやすくなってしまうため、みかんはなるべく重ねて置かないようにしましょう。
食べきれないみかんを長持ちさせたいなら、冷凍保存する方法もあります。
いわゆる冷凍みかんですが、1~2ヶ月は保つのでおすすめ。
冷凍みかんの作り方
作り方は至って簡単。
まず、みかんを洗ってキッチンペーパーなどで水分を拭き取り、凍らせます。
みかんが凍ったら一度冷凍庫から取り出し、冷水にくぐらせて再度凍らせてください。
こうすることで、冷凍みかんの氷の膜を作ることができます。
こちらの手順が面倒な人は、皮を剥いてラップをし、そのまま冷凍保存しても構いません。
冷水にくぐらせる必要もないので、お手頃です。
美味しいみかんの見分け方
美味しいみかんにはいくつか共通する特徴があります。
みかんを選ぶ時のコツとして覚えておきましょう。
1、皮のきめが細かい
2、色が濃い
3、実の房の数が多い
4、重量感がある
5、実にショックを受けていない
6、形は関係ない
7、軸が細い
素人目でも分かりやすいのはみかんの表面とヘタの部分。
表面の色が濃くてヘタの軸が細いものを選ぶようにしましょう。
形については諸説ありますが、みかんの種類によって変わってくるので気にする必要はありません。
本当に美味しいみかんを厳選したい人は皮の粒をじっくりと見て、きめが細かいものを選ぶと良いでしょう。
みかんを美味しく食べる
みかんを長持ちさせて甘く食べる方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?
みかんにはビタミンCをはじめとする私達の身体に良い栄養素がたっぷり含まれています。
スーパーに行けば手頃に買えて、また値段も比較的安いのがみかんの良いところ。
だからと言って食べ過ぎると身体が冷えてしまったり、手足が黄色くなる柑皮症などの影響が出るため、注意してくださいね。
この季節、親戚や友達からみかんを貰う機会も多いと思います。
みかんを美味しく食べたい人は是非、こちらで紹介した方法を試してみてください!