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九州に新たなラーメン旋風!?大分県の名物「佐伯ラーメン」とは
九州のラーメンといえば、バリ硬細麺!な福岡県の博多ラーメンや、焦がしニンニクが入った熊本県の熊本ラーメンなどが挙げられますよね。しかし、最近何と大分県でも「佐伯ラーメン」という新名物が生まれているというのです!一体どのようなラーメンなのでしょうか?今回は「佐伯ラーメンって美味しいのかな?」と気になるあなたのために、佐伯ラーメンの特徴や魅力、有名店などについてまとめてみました!ぜひご参考ください。
どこのラーメン?どんなラーメン?「佐伯ラーメン」の特徴とは
佐伯ラーメンは、大分県南東端に位置する「佐伯市(さいきし)」という場所のご当地グルメ。
九州の豚骨ラーメンは福岡や熊本をはじめ、地域によって様々な特徴を持っていますが、佐伯ラーメンは「醤油とんこつ系のスープに、太く柔らかめのストレート麺を合わせたしょっぱめ」ものが一般的です。
主要な産業が造船業、漁業などで肉体労働のため、塩分を補うために育まれたという説もあります。
他には「定番の具材はチャーシューチップに胡麻、ネギ、もやし」「胡椒がかかっている」などの特徴が挙げられるようですが、実は明確な定義はありません。
「佐伯市にある専門店のラーメン」の総称として使われている、と言っても良さそうです。
前述したような特徴を持つものが多いけれど、基本的にはお店によって独自の路線を確立している、という感じでしょうか。
佐伯(さいき)は、大分県南東端に位置する市の名前!
佐伯市(さいきし)は、大分県の南東端に位置する市である。
「佐伯人」の好みに合わせ、独自の発展を遂げてきたラーメン!
佐伯人が三人寄れば、話題はいつの間にかラーメン談義で盛り上がります。九州の豚骨ラーメンは地域・文化の多様性により特徴が異なるため、ひとくくりで語ることはできません。佐伯市の豚骨ラーメンは、福岡の細麺あっさりスープでもなく、熊本ほどニンニクが前面に出ず、背脂ギトギト系でもない。大分県の中でも道路事情によりアクセスが困難な地域であったからなのか、大分市の豚骨ラーメンとも異なり、佐伯人好みに独自の発展を遂げてきました。
実は明確な定義はない!?「佐伯市内の専門店のラーメン」の総称とも言える
佐伯のラーメン文化は地域の産業である造船業・漁業で肉体を使う労働者が欲する塩分嗜好に合わせて育まれたのではないかという推測もありますが、佐伯の風土とそれぞれの店主のこだわりによって進化させてきた各店のオリジナルレシピがあり、多様性を持つ地域料理が佐伯のラーメンです。佐伯の豚骨ラーメンもまた、ひとくくりには語れません。各店の味があり、未だ進化の一過程でもありながら佐伯的な味が受継がれているのです。
スープは醤油とんこつ系!元祖は鶴岡町の「香蘭」
醤油豚骨系スープに太麺が特徴[2][3]。
店によって差異も大きいが「佐伯ラーメンの元祖的存在」と呼ばれる「香蘭」の佐伯ラーメンは「しょっぱい。油っこい。ニンニクパウダーとコショウ多目。スープ少な目」と評されている[4]。具材としては、チャーシューチップ、ゴマ、ネギ、モヤシが定番となっている[1]。
麺は太く柔らかめ!ストレートなのも特徴
意外と明確な共通項がなく、最大公約数で考えてしまうと、「麺」くらいかも。
これは以前、評論家の誰かが言っていたような気がするのですが、
「ご当地の一番の特徴(共通項)は、麺に見出すことが出来る」
って、これは僕もそう思います。
どのご当地でも、スープや具材など細かい部分で違っていたりしても、
だいたい、麺は似ています。
その通り、
佐伯でも「切り歯16番くらいの柔らかめに茹でたストレート麺」で似ています。
胡椒や胡麻、醤油ダレなど、シンプルながらパンチがある味わい!
でも、これだけだと特徴としては弱いので、もうちょっと考えると、、、
・濃厚ではない豚骨スープ
・もやしが乗っている
・胡椒がかかっている
・ニンニクが効いている
・胡麻がかかっている
・醤油ダレが効いている
このあたりでしょうか。
このうち3つ以上当てはまると、「佐伯ラーメンっぽいね」となるのかなぁ、と。
中毒性高し!佐伯ラーメンの魅力ってどんなところ?
佐伯ラーメンの魅力は、何といっても「パンチの強さ」にあります。
具材がシンプルなこともあり、外見的にはあっさりしていそうな印象のものが多いですが、食べてみるとビックリ。
濃厚な醤油とんこつスープにニンニクと胡椒のハーモニーが加わり、とてつもない中毒性を発揮するのです。
初めて食べる人は「こんなラーメン食べたことない!」と驚くほど、他にはない独特の味なのだとか。
昨今では「東京ラーメンショー」にも出場しているようで、東京の人々にも徐々に認知が広がっています。
何と「佐伯ラーメン愛好会」というページまでできており、佐伯ラーメンに魅了された人々が定期的に情報をチェックしているよう。
他にはない!ニンニクと胡椒の風味が織りなす「中毒性」バツグンのラーメン
全国のラーメンフリークに、「中毒性が高い」と評され、熱狂的に愛される佐伯の豚骨ラーメンの特徴とは何なのか?食べ歩くうちに・・・シンプルな盛付・ニンニクと胡椒の風味・茶濁した濃味のスープ・食べごたえのある中太麺・・・など共通点から“佐伯の豚骨ラーメン”が掴めてくるのではないでしょうか。その頃はあなたも佐伯のラーメン中毒かもしれません。
大分佐伯のラーメンはニンニク胡椒がガッツリ効いた中毒性抜群の他には食べたことのないオリジナル度抜群のラーメン。
初めて食べる人は、その個性の強さにビックリするかも!?
もう完全に佐伯ラーメンの虜になってしまいました。
食べたことのない方が食べたら、ビックリすること間違いないかと思われます。
外見のシンプルさと、実際の力強さのギャップもすごい!
佐伯市現地の特徴でレンゲは付かない。どんぶりから直接スープを啜ることでその旨さがダイレクトに伝わるそうだ。パンチ効いてる! ラーメンショーで食べた時よりもインパクトがかなり強く、これは中毒性が高い。豚骨醤油ベースで少しオイリー。ニンニクを効かせ、上に多めのコショウ。茹で加減抜群の麺とシャキシャキのもやし、辛めのネギがよく合ってとても美味しい! 見た目とは裏腹かなり攻めている一杯。
「東京ラーメンショー」にも進出してる!今後も期待が高まるご当地グルメ
大分佐伯ラーメン@東京ラーメンショー2014第1幕 (佐伯ラーメン愛好会)
「東京ラーメンショー2014」における、佐伯ラーメンの感想が綴られています。
佐伯ラーメンファン続々!何と愛好会もできている
佐伯ラーメン愛好会
「佐伯ラーメン愛好会」のFacebookページです。
佐伯ラーメンの愛好家たちが集まるFacebook「佐伯ラーメン愛好会」です。
佐伯ラーメンに関する最新情報をチェックすることができます。
佐伯ラーメン食べるならココ!大分県でおすすめのお店3つ
では、佐伯ラーメンを食べてみたい!というあなたにおすすめの専門店を、大分県内で3つご紹介しましょう!
何といっても「元祖」!昭和51年創業の老舗「香蘭」
最初にご紹介するのは、何といっても佐伯ラーメンの元祖と呼ばれる「香蘭」。
昔から変わらぬ親しみやすいお店の雰囲気で、最後まで飲み干してしまうほど美味しい!と評判です。
行列ができる名店ですが、初めての佐伯ラーメンはぜひ香蘭で味わってみたいですね。
住所
大分県佐伯市鶴岡町3-11-57
交通手段
上岡駅から1,696m
営業時間
12:00〜14:00
18:00〜20:00
ランチ営業、日曜営業
定休日
月曜日及び不定休(スープの出来により夜間営業を休業することも)
美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!
豚骨ラーメンが
秘境で油そばと禁断の交配を重ね
ある日突然
人々の眼前にて
その皮がズルムケたかのような一杯
大分市内にも店舗アリ!濃い目の豚骨とボリューミーさが魅力「十五万石」
続いては、大分県内をはじめ各地にチェーンを展開する「十五万石」。
佐伯ラーメン本来の味をリーズナブルに、しかも手軽に食せるということで、県内でも人気のラーメン屋さんです。
大分市内にも店舗が存在するため、大分には行くけど佐伯までは……という方にもおすすめ。
住所
大分県大分市山津2-6-2
交通手段
高城駅から1,357m
営業時間
11:00~21:30
ランチ営業、日曜営業
定休日
月曜日
海をバックにした店舗!クリーミーなスープが特徴の「ラーメン加代」
最後にご紹介するのは、ロケーション最高の「ラーメン加代」。
海をバックに佐伯ラーメンが味わえる、こちらも屈指の人気店のひとつです。
女性店主が一人で切り盛りしているということなので、やはり早めに行かなければかなり混雑するよう。
食べに行こう!と思ったら、ぜひお早めに足を運んでみてくだささいね。
住所
大分県佐伯市蒲江大字畑野浦117-2
交通手段
佐伯駅から車で約30分
営業時間
11:30~14:00(昼のみの営業)
ランチ営業
定休日
不定休
レンゲなしみたいなので直接スープを飲んで見ますが、トロミもありパウダーではないですがにんにくも効いてます、塩コショウも強めではありますがこの辺は想像どおりでしょうか、麺はふとめのヤワ目、全体のスープも気持ち少なめで、佐伯ラーメンの特徴はしっかりしてますね、チャーシューは甘みが強いタイプで、結構あってるかも
一度食べたら病みつき!「佐伯ラーメン」の魅力にドップリ嵌まっちゃう?
いかがでしょうか?佐伯ラーメンはニンニクと胡椒が効いた、非常に中毒性の高いご当地グルメなのですね。
パンチの強さは基本的には共通ですが、お店によって少しずつ差異があるため、機会があれば食べ比べをしてみたいものです。
大分にはたまに行くけど、そういえばラーメンは食べたことないなあ……という方は、ぜひ一度立ち寄って本場の味を楽しんでみてくださいね。