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なまら美味いザンギが食べたい!北海道のおすすめザンギ店3選
お酒のおつまみにもご飯のお供にもピッタリ。そんな北海道名物として、ザンギはすっかり有名になりました。ザンギとは、から揚げに似た釧路市を発祥としたご当地グルメです。本当に美味しいザンギを食べたいなら、やはり発祥の地である北海道のお店がおすすめです。今回は、北海道を訪れた際にぜひ食べていただきたいザンギの名店や、ザンギに関する豆知識について見ていきましょう。
【1】釧路 居酒屋大ちゃん
ザンギ発祥の地である釧路市には、ザンギを提供するお店がいくつも存在します。
そんなザンギ激戦区である釧路市で、特におすすめしたいのが居酒屋大ちゃんです。
居酒屋大ちゃんは昔ながらの居酒屋という雰囲気を醸し出しており、初めて訪れた方でも何となく懐かしい気分にさせてくれるアットホームなお店です。
店内はこれぞ居酒屋!といった雰囲気♪
ニンニクの効いたザンギと海の幸
居酒屋大ちゃんのザンギは、まさに王道の味付けです。
醤油の風味がお口の中で広がった後、ニンニクがアクセントとして効いてきます。
ビールに合うザンギですから、ついお酒が進んでしまうことでしょう。
テイクアウトも出来ますから、気に入った人はぜひ持ち帰ってみてください。
港町である釧路市は、ザンギだけでなく海産物も美味しいものが揃っています。
居酒屋大ちゃんも例外ではありません。
名物のカキフライや海鮮チャーハンは、ザンギとの相性も抜群です。
素材の味を活かした北海道グルメとザンギを味わいたいという人は、ぜひ居酒屋大ちゃんまでお越しください。
おいしいザンギを食べたいということで居酒屋 大ちゃんに行ってきました。当然のようにスペシャルザンギ。うま~い!!!
釧路らしく、海鮮物を中心に基本メニューが揃ってますね◎
そしてザンギ。ニンニクと生姜で味付けした醤油に漬け込んだ柔らか若鶏。これまた、うまっ!。
【2】札幌 喫茶 亜珈里
続いてご紹介するのは、札幌市にある隠れたザンギの名店キッチン喫茶亜珈里です。
お店の外観は、昔ながらの喫茶店といった様子です。
こんなおしゃれなお店でザンギを食べられるのかと不思議に思う方もいることでしょう。
しかし、その外観とは裏腹にザンギをメインにした定食が名物となっており、それを目当てにやってくるお客も少なくないのです。
その喫茶店「亜珈里(あかり)」は創業30年。札幌では立派に老舗と呼べる店だ。
ザンギの味はすこぶるうまい。普通の唐揚げとは異なり、タレにつけ込んだような香ばしい甘さがある。ごはんのおかずはもちろん、ビールのつまみなどにも最高だろう。
ボリュームに愕然 ザンギ定食
亜珈里の魅力は、パンチのきいたボリューム満点のザンギ定食が出てくることです。
お皿からはみ出そうなほどたっぷりのザンギがセットになっています。
醤油の下味が付いたお肉と、カリッとした衣が食欲をそそりますから、大食いに自信のある方であれば、ぜひ大盛を頼んでぺろりと平らげてしまってくださいっ!
注文を受けてから揚げ始めるので、亜珈里のザンギはいつもアツアツです。
揚げ物は揚げたてが一番美味しいですから、定食が運ばれて来たらすぐにザンギにかぶりつきましょう。
お腹いっぱいザンギを食べたいという人は、亜珈里で満腹になるまでザンギをご堪能ください。
とにかくデカイ!そんなザンギが五個。そして大きいので、最後まで中は熱々。
これは決して茶碗が小さいワケではありません。
ザンギがでかいのです!!!
ザンギだけで軽く500g近くはあるのではないでしょうか!?
しかし、デカいだけで名物になれる程甘くはありません。
これがまた美味いんですよ。
独特の香辛料が効いた衣と、ほんのり下味がついた鶏肉がいい感じでマッチしてます!
ハフハフしながらザンギを平らげます。
【3】網走 鮨かっぽう 花のれん
最後にご紹介する北海道ザンギの名店は、網走市の鮨かっぽう花のれんです。
純和風の外観からもわかるように、こちらはオホーツク海で獲れた魚介をたっぷり使った和食のお店となっています。
内装も落ち着いた雰囲気なので、接待やデートといった場面にもご利用いただけるお店です。
網走市内に一際目立つ3階建て。家紋と「花のれん」の文字が映える、寿司割烹店です。
店内は1階にカウンターと小上がり、テーブル席などで、くつろげる雰囲気。2、3階は各種集まりに使用できる大小様々なお座敷があります。
網走ザンギ丼
こちらのお店で食べられるのが網走ザンギを使った丼です。
網走ザンギとは、オホーツク海で獲れたサーモンを醤油に漬けこんでから揚げたものです。
ザンギといえば鶏肉を揚げたものと思われがちですが、北海道では魚介を揚げたものもザンギと呼ぶことがあります。
網走ザンギ丼は、オホーツク海に面した都市が開発したご当地グルメの一種です。
オホーツク海の魚介の魅力を気軽に楽しみたいという人におすすめしたい一品です。
花のれんの網走ザンギ丼は、味だけでなく見た目にも美しいのが特徴といえます。
たっぷりの野菜に挟まれたサーモンのザンギをご飯と一緒にお口へ放り込んでみましょう。
野菜とサーモン、ご飯の組み合わせが不味いはずありませんよね。
魚醤がほんのりと効いており、サーモンの美味しさを引き立てます。
網走の名物である山わさびと山芋も付いてきますから、それを乗せて食べてみると、引き締まった味わいに変化するのです。
一杯で違った味をいくつも楽しめる網走ザンギ丼を、花のれんでお楽しみください。
花のれんのザンギ丼を何度か食べていますが、ここのザンギ丼は何と言っても彩りがいいんです!
ジューシーに揚がった網走ザンギに添えられている赤黄パプリカが目を楽しませてくれます。パプリカの他にもセロリが入っていたりetc色々と工夫が感じられます。
この日の花のれんは山わさびがおろし金と一緒に出てきたので、おろし金でたっぷり山わさびをすって、網走産の山芋をかけて、豪快に食べるのがボク流のザンギ丼の食べ方。
ザンギの豆知識
いかがでしたか?
どのお店も美味しいザンギを楽しめそうですね。
さて、ここまで当たり前のようにザンギという言葉を使ってきましたが、皆さんはザンギについてどれくらい知っているでしょうか?
ここからは、ザンギのネーミングの由来とから揚げとの違いを検証していきます。
より深くザンギについて知ることが出来ますよ。
ネーミングの由来
ザンギという言葉の由来ですが、中国語の唐揚げを表す言葉に「運」という意味を込めて「ン」という音を入れたそうです。
この運のおかげで、ザンギは北海道を代表するご当地グルメにまで成長出来たのかもしれません。
最初に訪れたのは、ザンギの元祖店と言われている「鳥松」だ。主人の高倉悟さんいわく、「ザンギって名前は中国語からきてるんだよ」とのこと。中国語で鶏の唐揚げを炸鶏(ザーチー)というが、高倉さんは「その真ん中に運が付くために「ン」を入れたんだよね」と、ネーミングの秘話を語ってくれた。
鶏のから揚げとの違いは?
ザンギとよく似ている食べ物として、鶏の唐揚げが挙げられます。
両者は非常に似通った料理ですが、ザンギは唐揚げに比べて味付けが濃い傾向にあります。
とはいえ、北海道外に住んでいる人にとって、鶏肉を揚げたものをザンギかどうか区別するのは難しいことでしょう。
唐揚げとザンギを混同してしまう人もいます。
ザンギと唐揚げを明確に区別する必要はそこまでありません。
何よりも大切なのは、ザンギを美味しく食べることです。
唐揚げとの違いを言葉で理解するよりも、たくさんのザンギを実際に食べてみてください。
いくつものザンギに出会っていくうちに、皆さんの舌がザンギの美味しさを覚えてくれることでしょう。
まず、ザンギと唐揚げの違いについて、日本唐揚協会のサイトを参照したところ、基本的には、北海道では唐揚げ(海鮮の唐揚げ含む)をザンギと呼ぶようだ。また、唐揚げとザンギを比較した際、ザンギの方が味付けが濃いのも特徴だという。
私のように味付けが「濃い」か「薄い」かで区別する人、味付けに使う調味料によって区別する人、はたまた衣に使う粉(小麦粉or片栗粉)で区別する人もいれば、衣に卵を使うか否かで判別する人もいます。
このようにさまざまな判別方法がありながら、そのどれもが「確実」なものではありません。ただし、北海道に伝わる魚介類の唐揚げを「ザンギ」というのは確かでしょう。
知名度が高いものでは「タコのザンギ」があげられ、このメニューに関しては特定の地域以外でも見ることができます。鶏肉を使った「ザンギ」と「唐揚げ」の違い・・・それは、個人個人の判断でいいのかも知れませんね。
@nifty:デイリーポータルZ:ザンギと唐揚げはどれだけ違うのか
ザンギと唐揚げを食べ比べるなどして、その違いを検証しているサイト。
北海道釧路の「ザンギ」は唐揚げとどう違う? ビールが進みすぎる名店たち|マイナビニュース
ザンギの由来や美味しさの秘密について詳しく記載されているサイト。
美味しいザンギを北海道で堪能
北海道グルメの代表であるザンギはシンプルな料理である分、各お店のこだわりが光ります。
様々なザンギ店を食べ歩いて、北海道の食の魅力を堪能しましょう。