美侍

夏のオフィスカジュアルって具体的にどんな着こなしがイケてるの?

夏はクールビスやオフィスカジュアルといったワードをよく耳にします。どちらも似たような意味合いではありますが、「クールビス」はフォーマルなスーツの着こなしから、半袖シャツにしたりノーネクタイにしたりと、とことん軽くして冷房の温度を上げるエコ的な働きかけであるのに対し、「オフィスカジュアル」はファッション性も問われるニュアンスもあるため、着こなしのセンスが問われるものです。とくに単調になりがちな夏のオフィスカジュアルは、周りを差を付けやすいものでもあります。デキる男はセンスが良い!なんて、周りから思われると嬉しいですよね。 今回は夏のオフィスカジュアルに欠かせないアイテムやコーディネイト例を紹介します。

夏でも「シャツ×パンツ」の基本形は皆同じ!

「夏のオフィスカジュアル」と聞くと、なかなか難易度が高いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、ビジネスシーンの基本はあくまでシャツ×パンツです。
そこに、ネクタイをつけるのか・つけないのか、色や素材の取り入れ方はどうするのかなど、アレンジやセンスの良さを見せていくのが、オフィスカジュアルコーディネイトの鍵となります。

シャツをアレンジしてみる

夏のオフィスカジュアルはネクタイを付けなくても1枚で着られるような存在感のあるシャツがあると便利です。

チェック柄のシャツ

ギンガムチェック柄のシャツなら1枚で爽やかで若々しい印象に。
また、タッターソール柄やマドラスチェック柄なら落ち着いた大人の魅力が感じられます。
どちらも青系や黒などのトーンだと派手過ぎず、夏らしさも演出できておすすめです。

ちなみに、
◎ギンガムチェック柄:白と赤、白と青などのように「白+他の1色」で構成され、タテヨコが一定間隔となっている格子柄。
◎タッターソール柄:白地に、2色の細目の線が交互に交差する格子柄。
◎マドラスチェック柄:インドのマドラス(チェンマイ)地方の織物にちなむ多彩な色の面が交差するような格子柄。

画像のシャツは、目が細かめのギンガムチェックです。

スタンドカラーのシャツ

シンプルな夏のオフィスカジュアルだからこそ、シャツもとことんシンプルですっきりとしたタイプをチョイスするのもアリ!
襟がいつもと違うだけで、スタイリッシュな雰囲気に早変わりしますね。

パステルカラーのシャツ

パステルカラーのシャツも1枚で存在感がありますね。
寒色系はもちろん、イエローやピンクなどにもチャレンジしてはいかがでしょうか?
ベージュや白のパンツにも合わせやすいのも魅力です。

持っておくとコーデが広がる便利なアイテム

夏のオフィスカジュアルの定番コーデに飽きてきたときや、よりセンスの良さをアピールするために用意しておくと便利なアイテムを紹介します。

麻ジャケット

麻素材を含んだジャケットは夏場の羽織りに最適です。
通気性がよく見た目も涼しげで、ジャケットならではのカチッとした雰囲気も演出できます。
さらに、パンツとともにセットアップで用意しておくと、単体ではもちろん、上下でスーツのように着てもオシャレ度の高い仕上がりになりますよ!

メッシュネクタイ

夏のオフィスカジュアルといえば、クールビズ同様、ノーネクタイが当たり前と思っている方も多いかもしれませんが、やはり、商談や得意先周りへ行くのにネクタイを付けていないのはデキる男として考えモノ……。
そんなときは、メッシュ素材のネクタイで涼しげにピシッと決めるのはいかがでしょうか?

メッシュベルト

夏のオフィスカジュアルコーデでは案外、ベルトが目立ちます。
夏素材の薄手のパンツにまだ革のベルトを付けているというのなら、さっそくベルトも模様替えをしましょう!
ほどよい存在感と上品さが漂うメッシュベルトがおすすめです。

チノパン

オフィスで着るのだからと夏は薄い素材のスラックスばかり穿いていませんか?
暑い夏だからこそ、チノパンがあると思いのほか大活躍してくれますよ。
素材的にはシャツとの相性も言うことナシ。そして、ベージュや白、ネイビーなどパンツのカラーも豊富でキレイめな装いに仕上がるのが嬉しいですね。

ジレ

ジレはカジュアル度がほかのアイテムよりも少し高めであるため、すべての方のオフィスカジュアルにおすすめできるわけではありませんが、許される職場の場合には、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
ジャケット代わりに羽織って、オシャレ感と引き締め感を同時に演出してください!

実践!オフィスカジュアルのコーディネイト例

今すぐ始められる、簡単な夏のオフィスカジュアルの着こなし例を紹介します。

ブルー系のシャツ+ベージュのチノパン+革ローファー

爽やかな夏をイメージした着こなし。可能なら、パンツの裾をロールアップしてより軽やかな印象に仕上げたいですね。

グレーや黒のシャツ+白のチノパン+ブラウンのシューズ

白のパンツはオフィスコーデとしてはなかなか勇気がいるという方も多いかもしれませんが、
トップスを黒やグレーにすると、チャラさもなく引き締まって見えますよ!
小物類はカラーを統一すると尚、素敵ですね。

ストライプの半袖シャツ+黒のジレ+ネクタイ+黒orグレーのスラックス

ストライプシャツと麻素材のジレで優しさと爽やかさを醸し出す絶妙な着こなしに。
パンツをダークカラーにすれば、オフィスにも十分ハマるスタイルです。
女性ウケも期待できそう!

爽やかでムダのない着こなしがベスト!

夏のオフィスカジュアルは、涼しげであることはもちろん、オシャレにも気を抜かないスタイルが基本です。
シンプルすぎる、ラフすぎる、はたまた、暑苦しく見えるなど、他人に不快な印象を与えるような装いはNG。
また、勤務先のルールの範囲内で服装を考えることは言うまでもありませんね。
(オフィスによっては白の無地以外のシャツはNG、なんてところもありますから、そこは勤務先の規定や“暗黙のルール”も含めて、よくご確認を!)

暑い夏、デキる男は、他人にも涼しさを覚えさせるくらいの爽やかな着こなしを目指しましょう。
仕事もオシャレもワンランク上をいくような熱い気持ちで取り組んでくださいね!