初心者でも大丈夫！ガンダムアニメを途中から観たい人のための基礎知識

そもそも、ガンダムってどんなアニメ？

そもそも、ガンダムとはどのようなアニメなのでしょうか？
ロボットが戦うアニメ…というイメージだけ持っている人も多いかもしれませんね。

ガンダムはロボットアニメの中でもリアルロボットに分類され、リアリティある人型軍事用兵器として機体が登場します。
戦う相手も怪物などではなく人対人であり、描かれているのは戦争のストーリー。

複雑な国家事情や人間関係が描かれ、軍事用語やメカニック用語も沢山出てくるため、大人でも幼稚さを感じず楽しむことができるアニメです。

主軸は「宇宙世紀シリーズ」。でもこれを観るのは大変！

ガンダムは宇宙世紀シリーズとそれ以外に大きく分けることができます。

宇宙世紀とはガンダムで使用されている架空の年号。
「機動戦士ガンダム」で登場し、それ以降同じ世界観を持つ宇宙世紀シリーズの作品がいくつか存在します。
それらのストーリーには関連性があるため、途中から観て完全に理解するのは少々難しいかもしれません。

一方、宇宙世紀シリーズ以外のガンダムアニメは単発ものなので、前知識がなくても十分理解することができます。
2015年10月に放送された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」もそのうちの一つ。
おすすめです。

「ガンダム00」や「ガンダムSEED」など過去に人気を博した作品も多数あるので、そちらを観てみるのも良いでしょう。

作中に出てくる「覚えておくべき重要ワード」

ガンダムアニメに出てくる主なワードを紹介します。

モビルスーツ

ガンダムはロボットではなく、作中でモビルスーツと呼ばれています。
ガンダムアニメを観るなら絶対に知っておきたいワード。

ニュータイプ

宇宙世紀シリーズで使用されているワード。
宇宙に適応し、ずば抜けた感性を持つ新たな人類という意味合いで使われています。

作品によって概念が揺れ動いているワードでもあるので、何となく知っている程度で良いかもしれません。

ミノフスキー粒子

電子回路の機能を麻痺させ通信障害など引き起こす粒子で、敵あるいは味方が戦術の一つとして利用するもの。

宇宙世紀シリーズ以外のガンダムアニメでも「ニュートロンジャマー」や「GN粒子」など名前は異なりますが、同じ作用を持つ粒子が登場します。

ジオン公国

「機動戦士ガンダム」に登場する架空国家。
地球から独立を宣言したスペースコロニー国家で、地球連邦軍に所属する主人公アムロ・レイの敵国として描かれています。

一年戦争

ジオン公国が地球連邦から独立を宣言し、勃発した戦争。
「機動戦士ガンダム」のストーリーでは一年のうち、戦争終結までの4ヶ月間が描かれています。

アムロ・レイとシャア・アズナブル

宇宙世紀シリーズ以外のガンダムアニメを観るなら必要ないかもしれませんが、有名な二人については知っておいても良いでしょう。

アムロ・レイ

地球連邦のスペースコロニーで暮らしていた機械好きの少年。
15歳という若さでガンダムのパイロットになり、民間人でありながらジオン公国軍と戦う使命を背負うことになります。

戦いの中でアムロが抱える様々な葛藤、そこから生まれる彼の成長も見どころの一つ。

シャア・アズナブル

ガンダムシリーズの中でも特に人気の高い人物。
ジオン公国のモビルスーツパイロットで、「機動戦士ガンダム」ではアムロ・レイの天敵として登場しました。

赤い軍服が印象的で赤い機体に乗ることが多く、作中で「赤い彗星」と呼ばれることも。

ガンダムアニメを観よう！

ガンダムアニメについて紹介してきましたが、いかがでしたか？

初代ガンダムが放送されから約40年。
ガンダムはアニメ以外にも小説や漫画など様々な派生作品が存在し、新たなファンを取り入れてきた息の長いコンテンツです。

今まで観たことがないけれど気になる…という人は宇宙世紀シリーズ以外の作品を試しに観てみてはいかがでしょうか？
もちろん、古いことを気にしなければ原点である「機動戦士ガンダム」から観始めても構いません。

あなたもガンダムの魅力にどっぷりハマること間違いなし！