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爽快なアウトドアライフを実現!ホンダ「FTR」の魅力を大解剖

比較的小柄なクラスにもかかわらず、オフロードで爽快な走りを見せてくれるホンダのバイク「FTR」。街乗りでの性能も高く、非常に使い勝手が良いですよね。今回は「250㏄くらいで、通勤にもオフロードでのツーリングにも使えるバイクが欲しいなあ……」と気になっているあなたのために、FTRの特徴や魅力、価格などについて詳しくまとめてみました。これを読めば、FTRに魅せられること間違いナシですよ!

スリムなボディに頼もしいパワフルさ!FTRってどんなバイク?

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/photo/index.html

FTRは、実は非常に長い歴史を持つホンダの250㏄クラスのバイクです。
先代は「FTR250」であり、何と25年以上も前に発売されました。
当時アメリカで人気を博した「フラットトラックレース」という競技(未舗装の周回路を土煙をあげて走り、ラップを争う競技)を意識して作られたバイクでしたが、レース自体の流行が廃れたことで1890年までに生産中止となったと言われています。
その後根強いファンや愛好家の声を聞いて2000年に復活(!)したのが、現在の「FTR223」でした。

FTRの名前は前述した「フラットトラックレース」の頭文字を取ったものであり、2000年の発売からすぐに大ヒットを記録しました。
滑らかで美しいデザイン、シンプルな車体構成と、気安いながら爽快な走りを実現してくれるその性能が評価されており、今ではストリート・シングルの定番モデルのひとつとして愛されています。

一時は「幻のバイク」にも!意外と歴史が長い250㏄クラス

 FTRは、今から25年以上前に世に出たバイクです。当時は性能と速さを追求したレーサーレプリカが全盛の時代であり、アメリカで大人気であったフラットトラック競技に出場するようなマシンをイメージしてFTR250が発売されたのです。

これは単に外見を真似ただけではなく、実際にフラットトラックレースに出場できる性能を持っていましたが、やがてフラットトラックレースの人気がロードレースに移行したことで、短命なバイクとして終りを告げました。

出典:http://www.bike-uruuru.com/contents/syasyubetu-hyouka/honda/ftr.html

しかし、1990年代後半にカスタムブームが起こると再びFTRに注目が集まったのですが、FTRは生産が終了していたため、愛好家の間では幻のモデルとして認識されるに至りました。

その流れを受けて、2000年の秋に登場したのがFTR223です。FTR250と同様に空冷単気筒エンジンを搭載したコンパクトボディであり、スタイルも過去のものを維持していたことから、またたく間に大ヒットを記録することとなりました。

それからも人気が衰えることはなく、今もストリート・シングルの定番となっています。

出典:http://www.bike-uruuru.com/contents/syasyubetu-hyouka/honda/ftr.html

「フラットトラックレース」を意識した名前と性能!

フラットトラックレース(ダートトラックレース)をイメージしたオートバイである。フラットトラックレーサー(Flat Track Racer)の頭文字をそのまま転用した車名は、1986年に発売されたFTR250と2000年に発売されたFTRの2車種に付与されており、いずれも250ccクラス(軽二輪)の空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載する。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BBFTR

瞬く間にヒットし、ストリート・シングルの定番モデルに!

軽量・コンパクトなボディに、トルクフルな空冷単気筒エンジンを搭載、先代同様フラットトラックレーサーのスタイルで新生したFTRはまたたく間に大ヒットモデルになり、今やストリート・シングルの定番モデルとも言える存在になっている。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/simpre/simpre-20081218/

シンプルな車体構成で、気安いながら爽快な走りが特徴!

フラットトラックレーサーをイメージしたFTRは、シンプルな車体構成が特徴だ。余計な電子デバイスは付与されておらず、オーソドックスな設計となっている。搭載されているエンジンは、トレールバイクで実績を積んだ223ccの空冷OHC単気筒4ストローク単気筒エンジン。5,000回転以下の常用域でトルク特性を重視しており、街乗りに向いた仕様に設定。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/simpre/simpre-20081218/

とにかく気軽。これこそFTRが持つ最大の美点だ。スリムな車体と低いシート高が実現する高い足つき性は、身長174cmの筆者だと両足がべったりと着き、まったく不安がない。軽い車体は取り回しもよく、押し歩きも全く苦にならないレベルで、走行中も軽快感がある。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/simpre/simpre-20081218/

実際乗ってみてどう?FTRの魅力を徹底解剖!

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/photo/index.html

FTR最大の魅力は「使い勝手抜群ながら走りは一級!」という点。
扱いやすく気軽に乗れる、というのは223㏄というクラスの利点もありますが、FTRはサイズ以上に軽やかで、爽快感溢れる走りを見せてくれます。
エンジンや排気音も心地よく、女性にとっても扱いやすいバイクだそうなので、お揃いのバイクで休日にツーリングデート、なんていうのも良いですね。

他のバイクと同じく、当然定期的な部品の交換や故障(滅多にありませんが)の際の修理などは必要になるものの、250㏄未満なので車検は不要!
燃費も非常に良いそうなので、比較的安めな本体価格と相まって、大変経済的なバイクだとも言われています。

気軽だけど走りは一級!どんな道もスムーズに、爽快に駆け抜ける

軽い車体は取り回しもよく、押し歩きも全く苦にならないレベルで、走行中も軽快感がある。ホンダの歴代トレールバイクで熟成された223ccの空冷単気筒エンジンは、絶対的なパワーこそ大排気量車に比べて物足りないものの、分かりやすいトルク感と適度な鼓動感が心地よい。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/simpre/simpre-20081218/

気軽だからといって走りのレベルが低いわけではない。むしろ、乗れば乗るほど懐の広さを感じてしまう。フラットトラックレーサーを意識した幅広のハンドルはコントロールが容易で、ブロックパターンのタイヤは荒れたアスファルトも気にせず乗り越えられる。ハンドル切れ角が大きいため小回りが効き、荒れた道でも細い路地裏でも気にせずどんどん入っていけるのだ。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/sports/simpre/simpre-20081218/

エンジンや排気音も心地よく、女性にも扱いやすいバイク!

単気筒のため燃費が良く、街乗りでも30km/lを切りません。ツーリング時は38km/l位いきます。

車体が軽いため女性でも手軽に運転できます。ハンドル幅が広いので不安だったんですが、すり抜けも以外といけます。

単純にデザインが好きです。店の前とかに停めておくと結構注目を浴びます。ちなみにフルノーマルでいつもピカピカにしてます。

一応「デュアルパーパス」なんで、砂利道も苦になりません。オフ車程走れませんが…。

ヘッドライトがとっても明るいです。

出典:http://bbs.kakaku.com/bbs/76103110073/SortID=3789866/

 エンジンは「シャリシャリ」とメカノイズ音がありますが、気になるほどではないです。
排気音の方は、「ドルン、ドルルルル」って感じの重低音で心地良いです。静かですし、暖気中も近隣の方に迷惑はかからないでしょう。まぁ、マフラー交換で爆音になってしまうんでしょうが・・・(笑)

出典:http://park10.wakwak.com/~hibiki/inpre.htm

丈夫で経済的!車検いらずで低燃費なのも嬉しい

維持費の面でも、FTR223は優れています。まず車検がいりません。この点はバイクを乗っていく上でとても嬉しい事でした。

高速も乗れるし、車検代も掛からないので移動手段のバイクとしてはかなり活躍してくれています。その代わりメンテナンスは定期的にしっかり行うようにしています。

出典:http://buyke.jp/catalog/japan/honda/ftr223/total-2/

今のところは、バッテリーだけ不調になり、交換しましたが、他のところはまったく問題なく乗れています。セルでしかエンジンをかける事ができないので、バッテリーだけはこまめにチェックしていくようにしています。

燃費も街乗りで27.8km/Lくらいあるので、経済的だと言えます。

フレームがむき出しになっており、余計なものがあまりついていないので、洗車もかなり楽で、すぐに綺麗になります。

出典:http://buyke.jp/catalog/japan/honda/ftr223/total-2/

今すぐ欲しい!気になるFTRの新車価格・中古相場は?

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/photo/index.html

さて、FTRが欲しい!という方は、まず新車価格を確認してみましょう。
FTRはカラーリングによって「スタンダード」「デラックス」「トリコロール」の3つのモデルが用意されており、より一層クールな印象の「デラックス」と、アメリカンでオシャレな装いの「トリコロール」は比較的高価です。
値段はスタンダードが42万1,200円、デラックスが44万2,800円、トリコロールが44万2,800円と同サイズの中ではリーズナブルと言えますから、好みに合わせてお選びください。

中古相場は7万円~128万円、乗り出し価格の全国平均は24.69万円ということですが、かなり高額なものがあるのはプレミアが付いているか、非常に凝ったカスタムがなされているかどうかでしょうから、スタンダードなモデルは大体20万円~30万円程度あれば安心です。
今や伝説的な名車となった「FTR250」も中古なら手に入れることができ、相場は30万円前後とのことなので、気になる方はぜひ市場を調べてみてくださいね。

新車は42万1,200円~44万2,800円!

223cm3 FTR・スタンダード ¥421,200
(消費税抜本体価格 ¥390,000)
223cm3 FTR・デラックス ¥442,800
(消費税抜本体価格 ¥410,000)
223cm3 FTR・トリコロールカラー ¥442,800
(消費税抜本体価格 ¥410,000)

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/price/index.html

FTR・デラックス(グラファイトブラック)

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/color/index.html

FTR・スタンダード(ボニーブルー)

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/color/index.html

FTR・トリコロール(トリコロール)

出典:http://www.honda.co.jp/FTR/color/index.html

2000年から販売!FTR223の中古相場は、7万円~128万円(記事公開時)

中古車の価格相場
7万3100円~128万円

出典:http://www.bikebros.co.jp/catalog/1/27_1/dist-map/

乗り出し価格(中古)の全国平均は、24.24万円!(記事公開時)

全国平均:24.21万円(前月比0.21万円)
最安:11.9万円, 最高:42.74万円

出典:http://moto.webike.net/HONDA/FTR223/summary/

伝説の名車!FTR250も、相場36万円程度で手に入る!(記事公開時)

出典:http://moto.webike.net/HONDA/FTR250/summary/

全国平均:36.83万円
価格帯:35.86~37.8万円

出典:http://moto.webike.net/HONDA/FTR250/summary/

20年以上も支持されている!FTRは若者ウケも抜群

カッコよくて街乗りにもオフロードにも対応でき、使い勝手抜群のFTRは、若者の間でも支持を受けているよう。
20年以上も前から注目され続けてきた……と考えると、非常にすごいことですよね。

中には未だに先代「FTR250」を求める声も!前述の通り中古でなら購入できますので、気になる方はぜひご検討ください。

気持ち良く走れて超便利!FTRを相棒にすれば、通勤も休日もより楽しくなる

いかがでしょうか?FTRは実は歴史が古く、ツーリングはもちろん通勤や街乗りにも適したバイクなのですね。
とにかく気持ちよく爽やかな乗り味が魅力のバイクですから、楽しく乗りたい!という方にはピッタリです。

少しでも気になった方は、ぜひホンダのホームページからカタログを請求したり、お近くのバイクショップに足を運んでその眼で確かめたりしてみてくださいね。