美侍

何を書けば目に留まる?転職時の職務経歴書の書き方!(英文版も)

転職をする際、履歴書と共に提出することが多いのが「職務経歴書」。しかし、初めての転職という方は「今まで働いた会社は履歴書に書いたし、一体何を書けばいいの?どうすれば目に留まる?」と迷ってしまいますよね。今回はそんなあなたのために、転職時の職務経歴書の書き方や注意点、英語での作成方法などを詳しくまとめてみました!これを読めば、採用担当者の気持ちが分かってしまうかも?ぜひご参考ください。

A4用紙1~2枚に収める!「職務経歴書」の基本的なマナーとは

まず、転職の際に書く職務経歴書の基本的なマナーを学んでみましょう。
実は、職務経歴書は必ずこうしなければならないというフォーマットはありません。
しかし、やはり確実におさえておくべきポイントがありますので、いわゆる定番とされるフォーマットを参考にしてつくっておくのが良いと思います。

その「定番フォーマット」も、大きく分けて二通りあります。

「編年体形式/逆編年体形式」(過去の業務内容を、時系列に沿ってまとめるもの)は直近の仕事を強調したい方向け。
「キャリア形式」(過去の業務内容を、職務分野別にまとめて提示するもの)は、転職回数が多い方、専門性が高い方向けです。
どちらが適しているか、あなた自身のキャリの内容によって選びましょう。

そしてそのどちらでまとめるにしても、基本的には「過去の勤務先や仕事内容、実績、自己PR」がきちんと説明されていて、採用担当者にとって見やすく書かれていることが大事です。

次のサイトでは職業別のフォーマットがダウンロードできるので、ぜひご活用してみてください。

職務経歴書の基本的なマナーが学べるだけでなく、職種別のフォーマットをダウンロードすることができます。
「どんなフォーマットがいいか分からない!」という方はぜひご活用ください。

直近の職種を強調したい人におすすめ!「編年体形式/逆編年体形式」

☑時系列に沿って、その時々の業務内容をまとめていく方法
☑職務についての習熟度を効果的に伝えることができる
※逆編年体形式は、現在から過去へ遡ってまとめていく方法で、直近の職務を強調したい場合に有効です。

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

①見出し/編年体形式では入社や配属、移動などの業務経験をした年月が見出しになります
②配属・職務/配属先を明記します。そこで実績や評価を簡潔に記載し、昇進・昇格があった場合は書き添えます。また、転職歴もここに明記します
③業務内容/業務内容のほかに、資格取得や個人的に取り組んでいる自己啓発活動、社内外の表彰なども書き込み積極的に自己アピールしましょう

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

専門性が高い・転職回数が多い人におすすめ!「キャリア形式」

☑職務経験を業務内容やプロジェクト単位でまとめる方法
☑技術職などの専門性の高い職種や、転職回数が多く同様の仕事をしてきた場合に向いている

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

①時間経過を併記/時間の経過がわかりにくいという欠点を、編年体形式との併記で補いましょう
②プロジェクトの内容を記入/内容(実績、評価を含む)を詳細に記入することで、携わったプロジェクトの重要性、あなたが学んだ業務知識などを説明できます
③環境・言語などを記入/例えば、IT関連業種の場合には、使用言語やOS、使用機種、取得資格などを項目立ててアピールしましょう。このほか、表彰やセミナー受講歴、マネジメント経験についても併記しましょう
④プロジェクト内での役割を記入/プロジェクトに携わった人員数や自分の果たした役割を記入することで、規模や技術力、コミュニケーションスキルをアピールできます

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

過去の勤務先や仕事内容、実績、自己PRなどを書く、このような書式も!

①導入の要約はシンプルに
「略歴」「要約」「職務要約」 等のタイトルを記入し、3~5行程度で簡潔に記入する。
②会社のデータは詳細に
事業内容や資本金、従業員数等、公開されている会社情報は具体的に記載しよう。
③根拠や事例を明示しよう
どのような仕事を、どんな工夫をして、どんな成果を出したか。達成率など、具体的な根拠や数字とともに明示する。
④昇進などの転機は分けて記載しよう
部署異動などをした場合は、項目を分けて書きましょう。
⑤アピールできるところにはアイキャッチを
応募要件と合致する経験は太字にする・下線をひくなど、わかりやすく記載するとなおよいでしょう。
⑥資格や自己PRも忘れずに
職務経歴を記載した後、「取得資格」や「自己PR」となる能力や経験を別途記しましょう。

出典:http://www.pasonacareer.jp/knowhow/resume/

履歴書とは違いパソコンで作成。外資系企業志望なら英文のものも必要です

Q1
枚数はどれくらいがいいですか?
A1
経験にもよりますが、1~2枚程度が一般的です。むやみに長いものは好まれませんが、逆にあっさりしすぎていてもよい印象を受けません。
Q2
手書きとパソコンはどちらがいいですか?
A2
パソコンで作成(A4用紙に横書き)が基本です。修正が容易ですし、読む側も読みやすいので好まれます。
Q3
写真・捺印は必要ですか?
A3
わざわざデジカメで撮影した画像をはる必要ありませんが、面接時に写真の提出を求められることがあるので、その際は指示に従ってください。捺印も同様で、プリントアウトした職務経歴書を持参、または郵送する場合に必要となることがあります。
Q4
英文の履歴書・職務経歴書は必要ですか?
A4
英語を使用する業務を希望される方、外資系企業を希望される方は、日本語の履歴書・職務経歴書と英文履歴書(英文レジュメ)の両方を作成してください。

出典:http://doda.jp/guide/syokureki/tebiki.html

履歴書の場合は手書きで書くのが印象が良いと言われていますが、職務経歴書の場合はパソコンで作成するのが相応しいようなので、分かりやすいレイアウトでシンプルに、強調すべきところは太字にするなどして工夫しましょう。
外資系企業への転職を希望する方は、英語の職務経歴書(後述)も必要になります。

作成の際は、箇条書きで簡潔に、出来る限り分かりやすくなるよう注意!

▶一人称(「私」「僕」)は不要
▶できるだけ個条書きにする(「~をしました」というような文章にしない)
▶行頭や行末をそろえる
▶社内用語や一般的でない略語を使わない
▶業務経験や実績に関わりのない内容(家族や短期的なアルバイトなど)は記載しない
▶退職理由は通常「一身上の都合」とする

出典:http://doda.jp/guide/syokureki/tebiki.html

職務経歴書は基本的には「文章」ではなく「箇条書き」にするのが望ましいとされています。
行頭や文末を揃え、言葉は簡潔に、見る側に配慮して分かりやすい説明をするよう心がけましょう。
基本的に「過去の実績(仕事)に関わりのない内容」は記載しないため、短期アルバイトの経験や家族からの影響、趣味などの項目は不要です。

内容はどうする?職務経歴書を書くコツとは

次に、転職の際の職務経歴書を書く時のコツについてですが、まず「自己分析」をすることが最も大切だと言われています。
新卒の時に散々やったし……と思うかもしれませんが、社会人経験を経て考え方や転職後の展望が変わっている可能性もありますから、前職での具体的な仕事内容や自分の貢献度、能力やこれから希望することなどを先に書き出してみましょう。

これは履歴書の時にも言われることですが、内容は必ず「具体的」に書きます。
「社内での関わりを通じて人間的に成長できたような気がします」「今後はどんなこともやる気を持って……」など曖昧な表現ではなく「○○というプロジェクトに携わり、これだけ数字を出しました」「御社では○○のような業務でお役に立ちたいです」など、分かりやすさが重要です。
自己PRは履歴書でも書きましたから、全く同じことを書くのではなく、矛盾しない内容をより詳しく記しましょう。

書く前に、必ず過去を振り返って「自己分析」をしよう!

転職コンサルタント:「必ず、キャリアの振り返りから始めよう」

まず初めに、あなたのキャリアを振り返りましょう。自己分析を始めると、何から考えば良いか混乱してくるものです。キャリアの振り返りが十分に出来ていると、その後Will/Cam/Mustを考えるネタが生まれ、自己分析がスムーズに進みますよ。

転職コンサルタント:「Canの前に、Willを考えよう」

転職本・転職サイトの多くには「面接に合格するため、まずあなたのスキル=Canを書き出しましょう」とありますが、これは大きな間違いです。皆さんは「面接合格」するため転職活動するのでなく、「転職成功」のためですよね。「なぜ転職したいのか?」「どんな人生を歩みたいのか?」というあなた自身のWillを考える事こそが、転職成功の一歩目になります。

転職コンサルタント:「CanとMustは、両面から考えよう」

Canは「あなたの得意な事」、Mustは「志望企業の求めている事」。どちらかが片手落ちだと転職活動はスムーズに進みません。Can・Must両方ぴったり合う企業を探す事が、転職面接に合格する大きなポイントです。

出典:http://career-theory.net/how-to-write-resume-2586

▶どんな会社で働いてきたか
事業内容、年商、従業員数、事業所数、本社所在地、創業年などを個条書きにします。うろ覚えの点があれば会社案内などで確認しましょう。
▶どんな仕事をしてきたか
「いつ」「どの部門で」「誰を対象に」「何をしたか」を書いていきます。
▶業績面での貢献
自分の仕事によってどのような業績をあげたか(売上高、コスト削減、顧客満足度の向上など)をできるだけ具体的な数値を用いて書いていきます。
▶マネジメントの経験
部門やプロジェクトの中でリーダーやマネジャーの経験があれば、その組織の規模と自分の役割を書きます。教育指導などの経験があればそれも書きましょう。
▶自己啓発や社内表彰
仕事のレベルアップのために自分で勉強したこと、取得した資格があれば書きましょう。また社内で表彰を受けた経験があればぜひ書き出してください。
▶自分の職業能力
上記をもとに、自分がこれまで培ってきた職業能力をまとめます。 「~ができる」「~についての知識がある」という2つの視点から書き出すとよいでしょう。
▶自分のやりたいこと、PRしたいこと
転職した先でどんな仕事をしたいと思っているか、それはなぜかを書きます。また自分の能力や仕事に対する姿勢など、ぜひPRしたいと思う点についても書いておきます。

出典:http://doda.jp/guide/syokureki/tebiki.html

内容は「具体的」に!自己PRは履歴書とは違う観点から書く

職務経歴書には、単なる経歴だけではなく、

「自分が前職でどんなことをしてきたのか」
「どんな功績を挙げてきたのか」
「自分の仕事の成果とそこから得られたものは何か」

などを具体的に記入します。

受かる職務経歴書を作成するコツは、転職後の仕事に対して強みとなるような経験や成果、スキルはどのようなものかを意識して作成することです。
どんな業種・職種でも、これまでの経験と、希望する仕事に共通するスキルは必ずあります。

出典:http://www.tenshoku-kizoku.com/cat3/2.html

職務経歴書に自己PRを入れる場合は、自分の「経験」に対して「やりたいこと」「できること」を明確にすることが重要です。
履歴書の自己PR欄と全く同じ内容を記入するのでは意味がないどころか、マイナス評価に繋がります。
履歴書に記入した自己PRの内容と矛盾しないように注意して、少し違う観点からより詳しく書くようにしましょう。

出典:http://www.tenshoku-kizoku.com/cat3/2.html

採用担当者が職務経歴書から読み取ることはコレ!ここを意識して作成しよう

☑求める実務能力を満たしているか
☑仕事に意欲を持っているか
☑プレゼン能力があるか
☑発揮できる強みを自覚しているか
☑転職目的が納得できるか
☑記載内容に信憑性があるか

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

☑自社で必要としている人材像と合致するかどうか
☑職務経歴や能力などの実務能力
☑転職回数や在籍期間
☑志望動機や自己PRから自社への意欲・熱意

出典:http://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample

採用担当者は、何よりもあなたを採用することで「自社にメリットはあるか」を見ています。

求められているスキルがあること、自分の長所を把握していて、しっかりプレゼンできること、今後も成長したいという意欲があることなど、アピールポイントを意識して書きましょう。
ただし、記載内容に偽りがあると逆にマイナスなので、嘘を吐くのはご法度です。

逆に評価を下げてしまう!?職務経歴書の注意点とは

逆に、希望の転職を叶えたいと思うあまり焦ったり、アピールしようと張り切ったりしすぎて「逆にマイナスになってしまっている」職務経歴書の例をご紹介しましょう。

まず、最初にご紹介したような「基本的なマナーが守れていない」もの。
あまりに長すぎたり、目立たせようとしたのかデザインが派手すぎたり、会社の名前を間違えたり、フォントがバラバラだったり、誤字脱字があったり、「以上」を忘れていたり……といった点があると、すっかり印象が悪くなってしまうよう。

また、アピールのつもりで仕事に関係のない趣味・特技や資格、アルバイト経験などを並べたてるのも逆効果なので、資格や受賞歴はしっかりと優先順位を決め、必要なものだけ記載しましょう。

意外と多いのが「前職の守秘義務に違反している記載」で、詳しく書こうと頑張りすぎて以前の仕事内容を赤裸々にしてしまうのもNGです。

NGポイント① 基本的なマナーを守っていないもの

❶何枚もの大長編
多忙の中、何通もの応募書類に目を通し、判断しなくてはならない採用担当者にとって、何枚も書き連ねられた書類というのはウンザリ。内容にもよりますが、おおむね1~2枚、多くて3枚をめどにまとめましょう。
❷カラー/柄付き用紙
基本的に応募書類は白無地のA4サイズ、とすべきでしょう。業界・職種によっては問題とならないケースはありますが、余計なところで悪印象を持たれてしまっては、もったいないです。
❸日付と氏名の記載なし
氏名の記載がなければ、もし履歴書と別になってしまったとき、誰の書類か分からなくなってしまいます。書面右上に日付と合わせて必ず書きましょう。日付は提出日が望ましいでしょう。
❹(株)(有)で企業名を省略
企業名は法人格を含め省略せず正確に書きましょう。場合によってはビジネスマナー的な部分を疑われてしまう可能性があります。
❺雇用形態の記載なし
アルバイトでの就業経歴についても正社員と同様に書いているケースを見かけます。採用担当者に正しく情報が伝わらない恐れもありますので、雇用形態はしっかり書きましょう。
❻ダラダラ長文
用紙の枚数とも共通ですが、やはり留意したいのは「採用担当者は多忙だ」ということです。ダラダラと書き連ねたラブコール…はNGです。基本は個条書き、簡潔にポイントが分かるようまとめましょう。

出典:https://doda.jp/guide/syokureki/ng.html

NGポイント② 細かい記載ミスがあるもの

❶年月が間違っている
例のような順序の誤りのほかに、学歴などから考えて明らかに間違った年月を書いているのをしばしば見かけます。情報の正確性という部分で問題があります。注意しておきたいポイントですね。
❷フォントがばらばら
パソコンならではと言えますが、見栄えの問題に加え、かなり意地悪な見方をすれば「ほかのファイルなどからコピーしてきた=使い回しでは?」と見られてしまう可能性もあります。
❸西暦と和暦の混在
これは意外と読みにくい(理解しにくい)ものです。読み手のことも考え、書面内で用いる年号は西暦なら西暦、和暦なら和暦で統一するべきでしょう。
❹誤字脱字&誤変換
誤字脱字に注意するのは文書作成の大前提なのですが、意外と多いのが誤変換やミスタイプの見落とし。パソコンならではのイージーミスですが、きっちり見直しておけば防げるはずです。
❺最後に「以上」の記載なし
これはcase1のような基本的な問題とも言えますが、うっかり忘れてしまったであろう書類がしばしば見受けられます。細かいところですが、書類の最後には終わりを明示する意味で「以上」と明記しておきましょう。

出典:https://doda.jp/guide/syokureki/ng.html

NGポイント③ 自己アピールが「具体性不足」or 「無駄な内容列記」

❶内容が具体的でない
この例で言えば予算、達成の度合いがどの程度「大きな成果」だったのか、あるいは「戦略的営業」はどのようなプロセスをとったのか、など具体性が足りません。簡潔な説明要素がもう少し欲しいです。
❷社内/業界用語の使用
「銀賞」の理由も内容もなく、どんな実績なのか分かりません。業界内でしか通用しない用語を用いているケースも同様で、内容が分からなければ意味がありません。言い換えなど、工夫が必要でしょう。
❸関係ない資格を列挙
少しでもアピールになれば…といろいろな資格を書き連ねる方がいるのですが、希望職種にあまり関係ない資格ばかりが並んでいるのも意味がありません。「とにかく並べてみた」と見られては逆効果です。
❹趣味、特技などの記載
履歴書と混同してしまったのか、趣味や特技、時に家族構成などを書いているケースがあるのですが、基本的に「職務経歴」と直接関係ない情報なので不要です。

出典:https://doda.jp/guide/syokureki/ng.html

NGポイント④ 書いてはいけないことを書く。書かなくてはいけないことを省く。

❶アルバイト経験を書きすぎ
学生時代のアルバイトにまでさかのぼって書いているケースが見受けられますが、希望職種につながる経験であればまだしも、アルバイト経験ばかりを並べるのはあまり意味をなさないでしょう。
❷公表できない名称
企業間の守秘義務に該当する内容を公然と書いてしまっているというのも意外と多いケース。自身の実績であっても企業名、商品名などの記載には細心の注意を払いましょう。ビジネスセンスを疑われてしまいます。
❸職歴の記載が不足
2つのパターンが挙げられます。ひとつはブランク期間の理由・内容記載がない、もうひとつはそもそも転職回数が多いときなどに職歴をすべて書かない、というケース。特に後者は不利になるのを恐れて…というのも聞きますが、応募書類としてNG。後で虚偽が発覚…というのは言語道断です。
❹自己PR内容がイマイチ
自己PRがまったくない、内容が稚拙…といった書類は残念ながら多いもの。これまでの経験で今後その企業にどう貢献できるかを簡潔に述べましょう。また「使いまわしの自己PR」というのも多いですが、 往々にして内容の薄い、希望職種と合致しないPRになりがち。採用担当者にはすぐ見透かされてしまいます。これもよくあるNGポイントなので注意してください。

出典:https://doda.jp/guide/syokureki/ng.html

NGポイント⑤ 前職のネガティブな話を書く

過去の勤務先に対する不満・不平など「ネガティブな表現」は絶対に避けてください。また「経営内容の悪化による退職」「部門業績の悪化により廃部」といった「暗い話題」も、面接で軽く触れる程度にして、なるべく職務経歴書には書かないようにしたほうがよいでしょう。

なぜなら「ネガティブ表現」は、あなたが「愚痴っぽい人」「すぐに文句を言う人」に見えてしまい、とても「仕事のできる人」と感じることができません。特に人事担当者は、実際にその人が自分の会社に入社したとき、「自分の会社の不満を言われるのでは」と考えてしまいます。

出典:https://www.proseek.co.jp/pb/contents/knowhow/resume_taboo_s.html

面接でも言われることですが、前職や以前の会社に対するネガティブなワードを出さないこと。
転職する人は大なり小なり前職に不満や恨みを持って転職にのぞむものですが、それを次の会社に伝えてしまうのは絶対的にNGです。
退職の理由も基本的に「一身上の都合」としか書かないのが鉄のルール。
さもないと、採用担当者はあなたのネガティブな人間性に疑問を抱き、決してあなたを良く思わないので注意が必要です。

NGポイント⑥ 就きたい仕事の業務内容と食い違いすぎる自己アピール

私はこれまで店頭で販売業務に携わり、「店舗ディスプレー」などを経験してきました。トレンドを意識したコーディネートで販売実績を上げた経験から、御社の「Webデザイナー」職として貢献できると確信しています。

募集の「Webデザイナー」の仕事内容が、アパレル系のサイトなどであれば、興味を持ってもらえるかもしれませんが、
販売からWebデザイナーは飛躍がありすぎる
Webデザイナーに必要な中心スキルがおさえられていない。PhotoshopやIllustrator、デザインなどの技術を学校などで学んだり、「店舗のホームページを作成した」「個人でホームページを持っている」など、採用のポイントになる部分が読み取れない
「トレンドを意識したコーディネート」に具体性がなく説得力がない

出典:https://www.proseek.co.jp/pb/contents/knowhow/resume_taboo_s.html

前職とは全く別の業界に飛び込むような時に特に気を付けたいことですが、実績の無さをやる気でカバーしようとして、志望動機が飛躍しすぎることもあるようです。
自分の能力の中で何が希望する企業に貢献できるのか、しっかりと見極めたいですね。

外資企業では必須!「英語」の職務経歴書(英文レジュメ)の作成方法って?

最後に、外資系企業への転職を希望する人に必須!の「英語での職務経歴書」についてです。
英語での職務経歴書に関しても、レイアウトに特に決まった形はありませんが、日本と同じように極力シンプルに、分かりやすい構成を心がけましょう。
基本的には「EXPERIENCE(経歴)」、「EDUCATION(技能・スキル)」、「ADDITIONAL INFORMATION(追加情報・アピールポイント)」の3つを押さえておくことが重要のようです。

こちらも文章化はせず、簡潔な言葉で箇条書きのように書くことが大事です。
日本以上にスキルや能力が重視されますから、実績は具体的な内容にするのはもちろん、それを「数字(マネジメントした人数や営業での成績、上げた売上など)」で表現するのが、より一層強い印象を与えるコツです。
実績を記すときに、「数字」は必須であると考えてもよいでしょう。
数字で示されない実績は、まったく信用されません。

その他のアピールポイントとしては、新しい環境への柔軟性があり、強い「リーダーシップ」があることや、「チームプレイヤーとして優れていること」などを書くと効果的です。

経歴・技能(スキル)・アピールポイントの3つが重要!文章化せず簡潔に書こう

1.EXPERIENCE
2.EDUCATION
3.ADDITIONAL INFORMATION
を3本柱に、謙遜することなく、経験や実績、経歴、スキルを書いていきます。箇条書きが定型なので、"I was ~"のように文章化するのはやめましょう。長い文章はアピール力に欠けます。また、上記1→2→3の順番で書けばOKですが、専門の学位でアピールしたい経歴があれば、"EDUCATION"を最初にもってくる書き方でもいいでしょう。語学や資格、PCスキルなどで特筆すべきものがあれば、"ADDITIONAL INFORMATION"から独立させ、項目を立てて表記するのもよい書き方です。なお、海外ではボランティア活動、クラブ活動なども評価の対象になります。

出典:http://www.r-agent.com/guide/knowhow/resume/english.html

レイアウトはシンプルに!フォントも見やすいものを選ぼう

⒈用紙はA4サイズが標準です。印刷する場合は、上質紙を使用し、白かアイボリー等の中間的な色合いを選びましょう。
⒉派手で型破りなフォントやレイアウトは逆効果になる恐れがあります。フォントは通常のビジネス文書に使用されるシンプルで見やすいもの、レイアウトは項目ごとに分かれた読みやすいものが好まれます。
⒊常に誤字・脱字がないかチェックし、作成後には第三者に確認をしてもらいましょう。
⒋自分を最大限に引き出し、採用者の目をひくものか、最後にもう一度確認をしましょう。

出典:https://www.robertwalters.co.jp/career-advice/cv-advice.html

A4用紙2枚程度で!具体的に「数字」で示すと効果的

英文職務経歴書の場合、用紙1枚にまとめる方が好ましいと思われがちですが、A4用紙2枚程度のボリュームが理想です。
ご経験年数にもよりますが、実際の業務内容、実績、達成事項などが割愛されていると、採用担当者に対してやや弱い印象を与えてしまいます。また、職務内容等を箇条書きにし明確にまとめる事が望ましいのですが、一文が長く、読み込まなくては理解しにくい内容では逆効果になる場合があります。

出典:https://career.nikkei.co.jp/contents/career/english/

読み手の視点に立ち、分かり易い表現で所属していた部署での業務内容、マネジメント人数、実績などを具体的な数字で明記すると、一目で見たときに採用担当者に対して強い印象を与える事ができます。またサマリー欄のポイントとしては、強いリーダーシップに加え、優れたコミュニケーション能力を持ちチームプレーヤーであることを伝えることも大切です。また、新たな環境においても柔軟性や順応性に富んでいることを書き加えることも良いでしょう。

出典:https://career.nikkei.co.jp/contents/career/english/

魅力的な職務経歴書を作って、晴れ晴れとした転職への一歩を踏み出そう!

いかがでしょうか?転職において職務経歴書も履歴書と同じくらい、もしくはそれ以上に重要な意味を持つものなのですね。
新卒で就職してすぐに転職を決めた方に関しては、目立った実績がまだない……と迷うこともあるでしょうが、その場合は今後への意欲、会社に貢献したい意志を明確にアピールするのが効果的です。

採用担当者から「おっ」と目を留められる魅力的な職務経歴書を作って、晴れやかな転職への第一歩を踏み出してくださいね。


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