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これだけは外せない!ビジネスマナー・チェックテスト5題
あなたはビジネスマナーをしっかり実践していますか?実践のためには、知識を理解しておくことが大事。そこでセルフチェック用にクイズ形式のテスト問題を作ってみました。実際のビジネスシーンを想定したこのビジネスマナーテスト、さてあなたは全問正解できますか?
第1問!次の問題を読んで解答を選んでください
【挨拶】
仕事を発注している「協力」会社へ打ち合わせにいった社会人のあなた。
下請けとはいえ大きい会社です。
その会社を歩いているとき、取引先の役員が通りかかりました。
あなたはその役員の方を知っています。が、
しかし、面識があるという間柄ではありません。
このとき、どのようなあいさつをすればよいでしょう?
①下請けでも相手は役員かつ年配のため、やや深めにお辞儀する。
②あまり深くお辞儀すると失礼になるので、軽く会釈して通り過ぎる。
③目的が違うし、面識もないので素通りして大丈夫。
第2問!次の問題を読んで解答を選んでください。
【名刺交換】
上司・あなた・後輩の3人で、お得意先の会社に赴いています。
部屋で待っていると、担当の方がやってきました。
しかし、上司の元ではなくてあなたの元へ一番にやってきました。
さて、このとき適切な行動はどの行動でしょう?
①立場が下の人から順番に交換する。
②上司と入れ替わって自分は一歩下がる。
③そのまま交換する。
第3問!次の画像を見た上で、問いに答えましょう。
【エレベーター】
あなたは、エレベーター前にて待っています。
エレベーターが付いたとき、エレベーターにはすでに上司が乗っていました。
さらに、来客者もやってきました。
このとき、あなたが行うべき行動は?
①来客者に乗ってもらうため、エレベーターのドアを押さえる。さらに、操作パネルの前に立つ。
②来客者より早く乗り込み、操作パネルの前に立つ。
③邪魔にならないように早く乗り込んで、エレベーターの奥に向かう。
第4問!次の問題を読んで解答を選びましょう。
【電話応対】
会社に掛かってきた電話を受け取ったあなた。
どうやら大事な取引先からの電話です。
しかし、電話の状態が悪いのかよく聞こえません。
そのとき、相手にどのように言えばいいのでしょうか?
①ストレートに「もう少し大きな声でお願いします」と言う。
②聞こえないので1度切って、掛け直してもらう。
③「申し訳ありませんが~」と断ってから、意思疎通を図る。
第5問!次の問題を読んで解答を選びましょう。
【来訪】
あなたの元に、見知らぬ人がやってきました。
その方が、あなたに「〇〇部長はいますか」と尋ねてきました。
しかし、部長が不在かどうかわからず、来訪者の予定があることも聞いていません。
では、ここであなたが取るべき行動とは?
①すぐに部長を呼び出す。
②まずは部長に来客者のアポイントがあったか確認する。
③何も約束はないので、来訪者には帰ってもらう。
答え合わせ!あなたのビジネス習熟度を確認しよう!
第1問の正解:①
相手との面識がある・ないにかかわらず、あいさつは行いましょう。
あなたは会社の代表として取引先に赴いています。
しっかりと相手とコミュニケーションを取る姿勢を取りましょう。
自分の仕事と関係ない人だからと言ってあいさつしないのはダメです。先方が自分のことを知らないかどうかは、わからないのです。
第2問の正解:②
複数で名刺を交換するときは、必ず上位の立場となる人から行います。
会社によっては、立場が分かりづらいものがあります。
しかし、順番を間違えると誤解されたまま商談が進むので注意しましょう。
例えばこちらが自分と上司、相手が担当者とその上司という組み合わせの場合には、
1)上司と相手の上司
2)自分と相手の担当者
3)上司と相手の担当者
4)自分と相手の上司
といった具合。
1と2、3と4は同時並行して行われることになりますが、空間が狭い場合には、上司の名刺交換が終わるのを待つようにしましょう。
第3問の正解:①
エレベーターは、自分が先に乗ってはいけません。
来客者が居れば、先に乗っていただきます。
また、エレベーターにも上座と下座があります。
しっかりと確認しておきましょう。
エレベーターの中にも、上座と下座があります。操作パネルに近いほうが末席、下座となり、エレベーターの奥側が上席となります。
第4問の正解:③
電話を切るなんて論外です。
きちんと相手との意思疎通を図りましょう。
コツとしては、電話のせいにして相手に非がないことを告げるのがベスト。
どうしても聞こえない場合は、電話の状態を確認してもらいましょう。
マナーのある社会人であれば、丁寧にお願いできるようになりましょう。
「申し訳ございません。少々、お電話が遠いようなのですが」
はじめに「申し訳ございません」と断りを入れてから話し始めるところがポイントです。
「受話器が口元から遠いので、声が小さくて聞き取りにくい」ということを「お電話が遠い」という表現で伝えます。
第5問の正解:②
アポイントのない来客者には、目的の人物がいる・いないことをすぐに伝えてはなりません。
目的の人物が、忙しいことも考えられます。
まずは、目的の人物に確認を取りましょう。
相手の名前の確認をしてから上司に連絡を取って、指示に従うこと。
さて、全問正解できましたか?
実は、このテストの内容は、ビジネスマナーも基本中の基本。
全問とも正解できるくらいが、ビジネスマンとしての常識最低ラインともいえます。
間違ったものは、しっかりと復習しておきましょう!