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体調不良の原因はコレ!?「グルテンフリー」を徹底解説!

世界的なテニス選手の体調不良を発端として大きく話題となった「グルテンフリー」という概念。グルテンは小麦粉をはじめとするデンプンに含まれる成分のことですが、一体どういう意味なのでしょうか?今回は、もしかするとあなたの身体にも必要になるかもしれない「グルテンフリー」の詳しい内容や、必要かどうか診断する方法などをまとめてみました。「最近何か体調が悪いんだよな……」という方も、これを読めば改善されるかも?

パンや麺はダメ!?「グルテンフリー」って一体なに?

グルテンフリーとは、簡単に言えば小麦、大麦など「グルテン」を使わない食事療法のこと。
グルテンはタンパク質の一種ですが、摂り過ぎるとアレルギー反応を起こしたり、酷くなると小腸に炎症を起こし「セリアック病」という病気にかかる恐れがあります。
そのため元々はグルテンアレルギーを持っている人が病気を予防するための方法だったのですが、昨今ダイエット効果や体調改善効果があるのでは?と注目されてきました。

何より世界的なテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ選手にグルテン不耐症(後ほど詳しくご説明します)が判明したことが、世界的に認知度を高めるきっかけになったと言えます。
彼はグルテンフリーにしたら身体の調子が改善され、プレイヤーとしての成績も向上したのだとか。

グルテンフリーは小麦、大麦など「グルテン」を使わない食事療法のこと!

グルテンフリーとは、グルテンを使わない食事療法のことをいいます。グルテンとは、小麦や大麦あるいはライ麦、オート麦などの麦類に含まれているたんぱく質の一種です。例えば、パンやうどん、パスタ、クラッカー、シリアルなどに含まれています。グルテンは食物に弾力や粘り気を出す働きがありますが、うどんにコシや膨らみがあるのも、このグルテンの作用によるものなのです。

出典:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/001545/

現在、自然食品などを取り扱っている日本でもグルテンフリーと書かれた表示のある食品が置いてある店が増えてきていますが、特にアメリカの場合はグルテンフリーの食品が積極的に製造されており、認知度も非常に高いようです。

出典:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/001545/

元々は、グルテンアレルギーによる病気を予防するためのもの!

グルテンは、食べるとアレルギーを引き起こす可能性があり、人によっては腸の疾患などを引き起こす恐れがあるといわれています。また、重篤になると小腸に炎症が起こり、体に必要な食べ物の栄養分を吸収することができなくなるセリアック病という病気が起こる危険性もあります。

出典:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/001545/

しかし、グルテンを控えることで体調改善、ダイエット効果が得られた人も!

元々、グルテンフリーはセリアック病や腸の疾患を予防することや、改善を図るために生み出された食事療法でした。しかし、特にアレルギー体質ではない健康な人々が、この療法を取り入れたところ、体の調子がよくなったとの口コミが広まりました。そのことにより、美や健康に対しての意識が高い人々にも注目され、流行したものとされています。

出典:http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/001545/

世界的なテニスプレイヤー、ジョコビッチが行ったことで、海外でブームに!

2010年の暮れ、ジョコビッチは簡易検査ELISAテストによってグルテンと乳製品対して不耐症(特定の食物を消化することが困難な病気)があることが判明しました。14日間グルテンを断ったところ、体重が減るとともに体の調子が良くなり、コート上でもこれまでにないスピード、柔軟性、集中力を発揮することができた。そして、乳製品も食事から取り除くと急激に体重が落ちたそう。

出典:http://tennisfan.xyz/jokovic-food-glutenfree/#1

食生活からこのグルテンを抜くだけでも、自然と体重が落ち、身体も生き生きするとアメリカだけではなく、ヨーロッパ、オーストラリアなどでは空前のグルテンフリーブームが起こっているのです。もともと、海外セレブや有名スポーツ選手がグルテンフリーダイエットを実践していたことをきっかけに一般市民の間に広まり、今では通常のダイエットの意味だけでなく、体調や肌、アンチエイジングにも効果があると言われ、人々の日常生活に深く浸透しています。

出典:http://37chiropratica.jp/archives/2231

何から意識すればいい?グルテンフリーの方法とは

グルテンフリーの方法は、大まかに言えば「グルテンを避けること」です。
まず、何にグルテンが含まれているのかを正しく知り、普段の食生活の中から徐々に減らしていきましょう。
例えばパンやパスタ、うどんやお好み焼き、ケーキなどが挙げられます。
お酒を飲む人は、ビールも控える必要がありますね。

グルテンは比較的和食よりも洋食に多い傾向にありますので、さっぱりした和食中心の生活を心がけるだけで大分違います。
グルテンフリーは血糖値が上がりにくくすることも目的なので、ご飯やじゃがいも、スイーツなど血糖値が上がりやすい食材も控えましょう。
ダイエット目的の方は、加えて定期的に無理のない運動をすると、更に効果がアップします。

その① グルテンを含む食品を知り、徐々に減らしていこう!

グルテンフリーダイエットは、小麦粉が含まれている食べ物は避ける事が必要です。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

麺類は小麦粉を使っていル場合が多いのでダメですし、パンもできるだけ食べないようにすることが必要です。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

できるだけ小麦粉が含まれていない食べ物を選ぶのが必要としていますので、その食べ物がどのような食材を使っているのか知ることが大事です。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

グルテンを含む食品
▸ パン
▸ パスタ
▸ グラタン
▸ ピザ
▸ クッキー
▸ ワッフル
▸ うどん
▸ たこ焼き
▸ お好み焼き
▸ ケーキ

出典:http://xn--eckiw8dros3hvih3g4ev174f91ua.com/

その② 洋食よりも「和食」をメインにすると、自然と控えられる!

グルテンフリーを実現するのに効果的な方法は、まっさきに食生活を見直すことが大事です♪

日本食は洋食と違って、小麦製品を比較的簡単に避けることができます(^^)
※上記であげたように、うどん・お好み焼きなどは小麦が使われているのでNG!

さらに健康上の目的でグルテンフリーにとりくまれる方はしょうゆをたまり醤油にすれば完璧です。
和食によく使う片栗粉にはグルテンは含まれていないので、からあげも大丈夫です♪

出典:http://xn--eckiw8dros3hvih3g4ev174f91ua.com/

ただし、ご飯やじゃがいも、スイーツなど「血糖値」が上がりやすいものは控えよう

ご飯やじゃがいもなどは血糖値が上がりやすいため控えることが必要です。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

なので血糖値が上がりにくい、玄米にしたり野菜を中心になっているスープやサラダなどがオススメです。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

そしてなるべく砂糖を使っていない料理も食べられます。

血糖値が上がらないようにすることが大事なので、甘いモノを控えてなるべく健康的な食事にしていきましょう。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

その③ ダイエットが目的の人は、カロリー消費のために運動もしよう!

そしてもう一つ大事なのが、運動などある程度動くようにすることが大事です。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

キツイ食事制限をしているわけではありませんので、どうしてもある程度のカロリーを摂取してしまいます。このカロリ-を消費するために大事なのが運動なので、ある程度動くようにしてエネルギーの消費をしていきましょう。

出典:http://dietbook.biz/glutenfreediet-531.html

成功すればこんなに変わる!グルテンフリーの効果って?

グルテンフリーは体調改善やダイエットに効果があると言われていますが、成功体験を聞くと何と5キロや10キロ痩せる方もいるのだとか。
余計な満腹中枢の刺激を抑制する効果もあるので、全体的な食事量が減り、太りにくい体質になることも要因のひとつだと言われています。
また、それ以外にもグルテンフリーには「アンチエイジング」効果も期待されているとか。

グルテンには老化を早める成分も含まれているということですから、男性にとっても非常に怖いですよね……。
血糖値の急上昇を防ぐため、集中力を上げて仕事や勉強の効率を高める作用もあるそう。
特にグルテンを消化する力が弱い「グルテン不耐症」の方だと、効果は絶大です。

その① マイナス5キロ、10キロも夢じゃない!?ダイエット効果が得られる

小麦に含まれるグルテンには、食欲をコントロールする中枢神経を刺激する作用があります。

そのため、摂取すると食欲が増し、食べてもまたすぐに食べたくなる…という悪循環に。

また、小麦に含まれているでんぷん質、“アミノペクチンA”は血糖値を急激に上昇させ、肥満ホルモンとも言われているインスリンの分泌を促します。

肥満と密接な関係があるグルテンを抜くことで、食欲増進が抑えられインスリンの過剰な分泌が防げるため太りにくい身体になります。

出典:http://antiaging-sensei.com/glutenfree-diet

ハリウッドセレブ発で、日本でも話題なのが、スーパーボディーのミランダ・カー(30才)やオスカー女優のアン・ハサウェイ(30才)も実践し、マイリー・サイラス(20才)が2か月で約15kgやせた「グルテンフリー」ダイエットだ。

出典:http://www.news-postseven.com/archives/20130816_204917.html

海外では実践後たった3ヶ月で10㎏~20㎏痩せる人も珍しくないそうで、近年、食生活の欧米化にともない太りやすい体質の人が増えていると言われている日本でも注目を集めています。

出典:http://antiaging-sensei.com/glutenfree-diet

その② 男だって老化は気になる!「若返り」効果も

小麦に含まれるアミノペクチンAには、シミ・シワ・たるみなどの老化を早める原因になる“糖化”を促進する作用があります。

アンチエイジングの分野でも、若々しさや美しい肌を維持するためには、“抗酸化対策”同様に“抗糖化対策”が必要だと言われていますが、小麦を抜くことは抗糖化対策にもなります。

また、小麦を使用した食品には、砂糖やトランス脂肪酸などの肌に良くない成分が含まれているものが多いため、抜くことで肌荒れやニキビが起こりにくくなります。

出典:http://antiaging-sensei.com/glutenfree-diet

その③ 血糖値の急上昇を抑制し、集中力や体力がアップ!

アミノペクチンAには血糖値を急激に上げる作用がありますが、急激に上がったものは急激に下がってしまいます。

そのため、小麦を含む食品を食べた直後はエネルギーが湧き出てきますが、すぐに疲れやだるさを感じやすくなります。

グルテンフリーダイエットを行うと血糖値の急上昇が起こらないため、集中力や体力がアップすると実践しているアスリートも多いそうです。

出典:http://antiaging-sensei.com/glutenfree-diet

元々「グルテン不耐症(後述)」だった人は、特に体調改善の実感が強い!

グルテンフリー食を実践した人の多くは、セリアック病、小麦アレルギー、グルテン不耐症の改善に伴い、 疲労感の減少を感じるようです。

また意外な効果に、「線維筋痛症」や「過敏性腸症候群」が軽減された、あるいは無くなった、という人や、 「よく眠れる様になった」、「目覚めのすっきり感」など睡眠が改善した人が多いことです。

出典:http://fatigue.hajime888.com/f057.html

・下肢静止不能症候群が無くなった
・線維筋痛症から開放された
・慢性疲労症候群、線維筋痛症、喘息、全ての症状がなくなり驚いています
・脳のもやもや、痛みが小麦製品を抜くごとに、日々軽減していきます
・20歳以上若返った気分です
・まだ疲労は少し残っているものの、胸焼けがなくなり、よく眠れるようになった
・4週間グルテンを抜くとよく眠れ、夕方により多くのエネルギーを持っていると感じます

出典:http://fatigue.hajime888.com/f057.html

あなたも実は……?「グルテン不耐症」チェック

グルテンフリーが成功するかどうかのカギは、体質に合っているのかどうかが重要と言えます。
グルテンフリーはそもそもグルテンアレルギーの方のための食事療法ですが、実はアレルギーとは別に「グルテン不耐症」というものも存在します。
不耐症は特定の食物や成分を消化しにくい体質のことで、簡単に言えばお酒に弱い人のグルテン版のようなものです。

グルテン不耐症の主な症状としては、小麦粉製品を食べた後に便秘になりやすかったり、疲労感を覚えやすかったり、片頭痛になったり気分がイライラしたり……といったものが挙げられています。
「もしかして俺、グルテン不耐症なのかな?」と不安を感じたら、病院で詳しい検査やテストを受けてみると安心です。

アレルギーとは違う!「グルテン不耐症」ってなに?

疲労の原因の一つに「食物不耐症」があります。
食物不耐症とは、「非アレルギー性食物過敏症」ともいい、特定の食物を消化することが困難な病気です。

人は食べ物をエネルギーに変えるため、消化、吸収、分解・合成など一連の代謝を必要としますが、 この代謝に必要な「酵素」が食べ物ごとに決まっています。

出典:http://fatigue.hajime888.com/f005.html

複数当てはまったら要注意!グルテン不耐症のサイン

グルテン不耐性のサインと症状

・体重減少や体重増加

・栄養素欠乏

・消化器官系の症状や疾患

・便に油が混じる

・関節痛

・うつ

・湿疹/皮膚炎

・頭痛

・疲労感

・イライラ感や異常行動

・月経不順や不妊

・こむら返り、うずくような痛みやしびれ

・乳幼児の発育/発達遅延

・歯の衰え

出典:http://ameblo.jp/namstar/entry-11601323380.html

1. 胃腸の不調。ガスっぽかったり、下痢や便秘が続いたり。
 グルテンを食べた後に便秘をする子供。

2. 毛孔性苔癬 (Keratosis Pilaris)腕の裏側に鳥肌のようなものがある状態
 これはグルテン不耐性により腸がダメージを受け、脂肪の吸収不全が起こることによって、必須脂肪酸不足やビタミンA不足に陥る結果のようです。

3. 疲労感やブレインフォグ(脳にもやがかかったような状態をブレインフォグと言います)、小麦粉を含む食事をした後の疲労感。

4. 自己免疫疾患(橋本病や、リウマチ、潰瘍性大腸炎、膠原病、乾癬、皮膚硬化症、多発性硬化症等)

5. 脳神経的症状(めまいやバランス感覚の喪失)

6. ホルモンバランスの崩れ (PMSやPCOS多嚢胞性卵巣症候群、原因不明の不妊)

7. 偏頭痛

8. 慢性疲労症候群、線維筋痛症 (お医者さんに行っても原因の分からない痛みや疲労感等を引き起こします)

9. 炎症(関節の腫れや痛み、指や膝や腰等)

10. 気分のむらや不安感、うつ、ADD(注意散漫)等

出典:http://ameblo.jp/namstar/entry-11601323380.html

不安があれば、病院でチャレンジテストや検査を受けてみよう!

症状が当てはまるようなら、是非検査をしてみてください。
グルテン不耐症を検査する方法はいくつかあります。

まず一つ目は、前に紹介したIgG(遅延型アレルギー)の検査をすること。
グルテン不耐症の8割の人がIgGの反応を持っているため、IgGの検査がそのまま不耐症のチェックにも使われることが多いのです。
ただ2割の人はこの検査で反応が出なくて、不耐症であることがあります。

出典:http://chirotic.exblog.jp/18056676

二つ目は、グルテンのチャレンジテストをすること。
これは2週間小麦を材料にした食材や加工食品を避けて、その時に日常現われている症状や感じている不調や便の状態などに変化があるかチェックする方法です。
そして2週間完全に小麦を避けた後で、毎日100%小麦でできたパンを朝に食べていき、もし消えていた症状や精神的な感覚が現れたら、不耐症ということです。

出典:http://chirotic.exblog.jp/18056676

もう一つは、カイロプラクティックの食物アレルギーチェックを受けること。
私も疑いのある人には行いますが、問題となる食べ物を口に含んで、それにより正常に機能していた筋肉に筋力低下がみられたら、陽性となります。

出典:http://chirotic.exblog.jp/18056676

外食は控えて!身近なところからグルテンフリーを始めよう

いかがでしょうか?特にグルテン不耐症の方にとって、グルテンフリーは身体の調子を整えるだけでなく、若返りやダイエット効果など様々な変化をもたらしてくれるものなのですね。
「何かパンだとやたら重く感じるんだよな……」「パスタやパンを食べると腹がブヨブヨするんだよな……」とお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

外食やジャンクフード中心の生活をしている方は、まずは野菜や魚中心のおかずを買ったり、朝ご飯を玄米に変えたりするところから始めてみてくださいね。