【第十二話】～誰もかれもがスマホを持つ時代でござるな！の巻～

文字通り“誰もかれも”という時代だと思うでござる。たかだか8年前、AppleがiPhoneというものを世に売り出すまでは、「は？スマホ？なにそれ」という御仁がほとんどだったはず。（iPhone以前にも実はBlackBerryとか、ノキアのスマホとか存在していたけど世の中全体としてはiPhoneが初めてスマホ時代を築いたといっても良いでござるよね）。そんな、「は？なにそれ」と言われていたスマホが、今や中学生・高校生から60代のオジサン・オバサンまで持ち歩いている時代でござる。それだけ普及しているのもスゴイことだと思うのだが、もっとすごいのは誰もがこの「1台数万円もするものを、なんの気なしにズボンのポケットに入れて出かけたり、人前で裸で手に持って歩いたり居酒屋のテーブルのうえに置きっぱなしにしている」ということでござる。数万円でござるよ、数万円。なくしたり壊したりしたら大変なことでござる。皆の衆、その値段感覚をいま一度思い出して、少なくとも飲み会の後で店の外に出たら【財布とスマホ】の2点セットだけはちゃんと持っていることを指差し確認しようぜい。