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本屋?雑貨屋?な謎ショップ!「ヴィレヴァン」の魅力ポイント3つ
本やおもちゃ、雑貨など、サブカル系のグッズなら何でも揃うと言っても過言ではない「ヴィレッジヴァンガード」。マニアックな商品も豊富で、幅広い世代から支持を受けているお店ですよね。今回はそんな「ヴィレヴァン」の詳細も含め、一体何がファンにとってたまらないのか?その魅力を3つご紹介します!「気になるけど、まだ行ったことがない……」という方はもちろん、既に常連!という方もぜひご覧になってみてくださいね。
実は本屋さんがメイン!「ヴィレヴァン」ってどんなお店?
そもそもヴィレヴァンって雑貨屋なの?おもちゃ屋なの?と疑問を抱いている方もいるでしょう。
お店の入り口から所せましと並ぶパーティーグッズやおもちゃ、雑貨などに気を取られがちですが、実はヴィレヴァンのメインは「書店」。
「遊べる本屋」をコンセプトとして、1986年に創業されました。
元々「顧客の立場になって造った」と言われるだけあって、独創的な発想で展開される商品や店舗の雰囲気が一番の特徴。
書籍や雑貨、輸入のお菓子など目的がある場合はもちろん、商業型施設に入っているとつい立ち寄り「こんな面白いものも売ってるんだ!」と購入してしまう、そんなお店ですよね。
「遊べる本屋」をキーワードとした、複合型書店!
ヴィレッジヴァンガード (Village Vanguard) は、愛知県名古屋市に本社を置く株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション (Village Vanguard Co., Ltd.[1]) によって展開されている「遊べる本屋」書店。「遊べる本屋」をキーワードに、書籍、SPICE(雑貨類)、ニューメディア(CD・DVD類)を融合的に陳列して販売する。
創業1986年と、意外と歴史も古い!
1986年11月 - 創業者であり現会長の菊地敬一が「自分が客だったら」という発想で愛知県名古屋市天白区で開店[5]。
服に雑貨、お菓子、おもちゃなど、本以外の品揃えは幅広い!
インテリア、アパレル、菓子、玩具などを扱い、幼児から高齢者まで幅広い顧客へ普段見る事の無い商品を提供する。取り扱う商品は、高級嗜好よりもキッチュな物を売りにしているものが多い。
マニアックな品揃え、手書きのPOPなど、ひと味もふた味も違う、いけてる本屋。
1986年名古屋郊外に一号店を開店後、独自のコンセプトで1人の作家や1つのテーマに沿って、関連する雑誌やビデオ、音楽CDを同じスペースに集めて、楽しさを演出することで頭打ちな書店業界に風穴を開けた。
ヴィレヴァンの魅力その① 品揃えがとにかくマニアック!
ヴィレヴァンで特筆すべきは、何といっても「品揃えがマニアック」という点。
書籍に関しても、一般的な書店に平積みされている雑誌や参考書、コミックなどではなく、シュールな作品や題材がマニアックな作品、芸能本や専門書などが中心的に売られており、まさに「サブカル系」を極めたラインナップ。
雑貨類や輸入菓子、メイクグッズなども非常に興味深いものが多数。
店舗によって力を入れているものが違うようなので、様々なヴィレヴァンを巡るだけで1日充実できそうです。
中にはヴィレヴァン限定で売られているグッズもあり、イベント時期には特に注目!
ちなみに画像はそのうちのひとつ、ハロウィンにおススメの「血のりドリンク」で、本物の血液のビジュアルが再現されているため、本格的な仮装を楽しむのにもってこい。
味は何と!……フルーティーなブラッドオレンジ味だそうなので、安心してご賞味ください。
書籍の品揃えも新鮮!自分だけの宝物が見つかるかも?
普通の本屋さんだと、ちょっとでもマイナーな本だと取り寄せなくてはならない場合が多い。しかしヴィレバンでは「なにこれ!見たことない!」というような発見がある。ベストセラーに飽きたら、自分だけの宝物のような本を探すのにいいかも?
本嫌いにも楽しめる!豊富なおもしろグッズたち
本を読まない、という人でも見れるのがヴィレバンのいいところ。海外アニメグッズや家事のお役立ちグッズなどが目白押し!目を飽きさせない商品が目白押し!
画像の「血のりドリンク」をはじめ、限定商品も見逃せない!
ヴィレッジヴァンガードがハロウィンに向けて血のりドリンクを発売!!
うなぎコーラなどで有名な木村飲料株式会社に製作を依頼して、ヴィレッジヴァンガードの為だけに作っていただきました。
色味やとろみなどに拘り、より本物の血液に見えるように試行錯誤して開発しました。
味は「ブラッドオレンジ味」で見た目によらずかなり飲みやすくおいしく仕上がっております。
「特大えびぐるみ」「リアルなパン型ポーチ」など、他にも個性的な商品が!
ヴィレヴァンの魅力その② 店舗によって雰囲気やこだわりが異なる!
続いての魅力は「店舗によって雰囲気やこだわりが異なる」という点。
置いている商品が全く違うというわけではありませんが、ヴィレヴァンは店舗それぞれに特徴があり、力を入れているものも違うと言われています。
画像の吉祥寺店や下北沢店、名古屋本店のように、中には外観からして個性が出ている店舗もあるよう。
「大きい店舗が良いとは限らず、人それぞれ『ここが一番!』と感じる場所は違い、不思議な相性がある」という意見も存在するほどなので、自分にとって最もお気に入りだと思える店舗をぜひ見つけたいものですね。
お店ごとに異なるレイアウト!「サブカルチャーの殿堂」とされる店舗も
商品は担当者の裁量による装飾的な陳列をされ、店舗ごとに異なったレイアウトになっている。後述するPOPや陳列方法で来店意欲を高めている。下北沢店や吉祥寺店などはサブカルチャーの殿堂のような佇まいで、ヴィレッジを象徴する店舗と言われる。
力を入れている商品も違う!最も相性の良い店舗を探そう
店の広さや場所によっても違いますし、『CDや本に力を入れている店舗』、『ビューティー雑貨に力を入れている店舗』などあります。
埼玉にあるイオンのショッピングモールにはビレバンが4店舗か5店舗ありますがみんな違いますよ!
各地のヴィレッジヴァンガードは基本的に取り扱っている商品は似通っているものの、店によって妙に相性のようなものがあったりして、大きい店だから得るものが多いかというとそうでもなく、個人的に相性が良かったのは東京都の端っこ、瑞穂にあるショッピングモール『ザ・モール みずほ16』に入っているヴィレッジヴァンガードだったりしたのです。
公式サイトの店舗紹介もユニーク!ぜひお店選びの参考に
お茶の水と神保町のあいだ、裏通りにひっそりと佇むビルの地下にある秘密基地。それがヴィレッジヴァンガードお茶の水店です。印象的な螺旋階段を降りた先にひろがる迷路のような店内は一見の価値アリ。数あるヴィレッジヴァンガードのなかでもとりわけコミックや書籍、ステーショナリーに力を入れているのが特徴です。唯一無二の空間をお楽しみください。
3度目の転生を経た福岡パルコ店!
普通のヴィレヴァンから脱線し、カルチャー特化型に。
アニメ、コミック、ガールズなどなど完全女子向けに偏りまっくたお店です。来福お待ちしております。
『雑貨もアパレルもあるちょっとオシャレな本屋さん』を目指しています!!本に興味が無い人も思わず手に取るような品揃え!!
ヴィレヴァンの魅力その③ ついつい読んじゃう!超面白いポップたち
最後にご紹介するのは「商品に付いているポップが超ユニーク!」という点。
店員さんの手によって1枚1枚丁寧に作られているのですが、これが非常に面白いのです。
興味のなかった商品でも、ポップが楽しいとついつい魅入ってしまう……なんてことも。
これが一度ヴィレヴァンに入るとなかなか出てこられない最たる要因である、と称しても過言ではありません。
抜け目ないのが、商品のみならず非常口やバイト募集のポップですら凝っているというところ。
うっかり「バイト募集のポップめっちゃ面白いですね!」なんて突っ込もうものなら、そのままバックヤードに誘い込まれてしまうかも……というのは冗談なので、ご来店の際にはぜひ注目してみてくださいね。
むしろ買ってみたい……と思ったら負けかもしれない
神社ならいいのか?巫女さんコスプレのポップ
店長の両目がくっつく前に早く!
店長、手当が欲しいです……。
見かけたらぜひ入ってみて!ヴィレヴァンなら第二の青春が味わえるかも?
独特の雰囲気を持った書店、ヴィレヴァンですが、中に入ってみるとまるでおもちゃ箱のような魅力のあるお店なのですね。
描かれているポップを見ればまるで誰かと語り合っているような気分になって、放課後友達と立ち寄ったお店で盛り上がるあの空気を味わえるのではないでしょうか?
マニアックな本や雑貨が好きな方はもちろん、何も予定のない休日にふらりと入ってみると、思わぬ発見をしたり、気分転換になったりするかもしれませんよ。