美侍

自宅で働きたい人必見!フリーライターという仕事の実態とメリット

「余暇を使って副業がしたい」「とにかく文章を仕事にしたい!」そんな方々に最近注目されているのが、ネットを媒体として記事を書く「フリーライター」という職業。ライターといえば出版社や広告代理店などに勤め、取材を行ってから文章に起こす……というイメージですが、ネット上で募集しているフリーライターは基本的に取材の必要がありません。今回はその実態を詳しく探ると共に、メリットや注意点などについても詳しくまとめてみました!

フリーライターってどんな仕事?

フリーライターとは、一般的には「特定の出版社や広告代理店などに在籍せず、個人事業主としてライティングの仕事を請け負う人」のことを言います。
複数の出版社や広告代理店と契約を結び、自分の得意分野を活かして雑誌やネット媒体に記事を書く人、ジャーナリストとして世界各国を回り、その体験を記事にする人などもいますが、昨今では得意分野がなくても文章さえ書ければライターとして活動できる方法もあります。

ネット上で「ライター 募集」で検索すれば分かりますが、中には自分自身に知識がなくても、ネットや本で得た知識を文章にまとめるだけで良い、という求人もあるので、取材に自信がない、大学のレポートくらいしか書いたことがない……という未経験の人でも応募できるのです!
そのため、自宅で副業がしたいサラリーマンや主婦の方などにも人気があるのですね。
ランサーズやクラウドワークスといった仲介サイト(クラウドソーシングサイト)を利用すれば、コピーライターやシナリオライターとしての道が開けることもありますよ。

フリーライターは「自由契約でライターの仕事をする」人のこと!

特定の出版社などに籍を置かず、個別の契約で原稿を書いて対価を得るということを生業とする人を指します。

仕事は多岐にわたりますが、本人の詳しい分野について自力で取材・調査して著述します。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1012611930

明日からでも「フリーライター」を名乗ることはできる!

フリーであれば、「ライター」になること自体は、極めて簡単です。
学歴も経験も不要で、「私は、今日からフリーライターです」と宣言すれば、いつでもフリーライターになれます。

問題なのは、ライターになる手段云々じゃなくて、「食っていけるライター」になれるかどうかです。

出典:http://viral-community.com/writing/writer-3751/

最近では「クラウドソーシングサイト」を利用する人も多い!

クラウドソーシングとは・・・Web上で、不特定多数の人に業務を発注したり、受注(候補)者の募集を行うことです。

企業から個人まで様々な方が、クラウドソーシングサービスのサイト上に、発注したい業務内容や条件などを告知します。それに対して希望する人が応募し、適任と思われた段階で受注となります。

出典:http://viral-community.com/writing/writer-3751/

コピーライターやシナリオライターとしての道が開けることも!

キャッチフレーズ・コピーライティングするなら「クラウドワークス」が便利です。商品のキャッチフレーズやキャンペーン用コピー、書籍のプロモーション用コピーや、サービスのキャッチフレーズの提案を、全国の在宅ワーカーやアマチュアライターに発注できます。

出典:http://crowdworks.jp/public/jobs/category/35

日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」では、シナリオ作成・脚本制作・小説作成の仕事を気軽に依頼・外注できます。シナリオ作成・脚本制作・小説作成の仕事は現在9件あります。ランサーズで依頼されている実際の仕事を是非ご覧ください。

出典:http://www.lancers.jp/work/search/writing/scenario

初心者でもパソコンさえあればできる案件もある!

ほぼ恒常的に募集していて、「初心者大歓迎!」「パソコンさえあれば誰でもできる!」「ちょっとした合間を使って副収入を!」など、参入障壁が皆無と言っていい募集文もよく見かけます。

出典:http://koukasnote.com/free/freewritermoney/

平均単価はいくらぐらい?

しかし、気になるのがフリーライターの平均的な単価。
取材ナシで費用もかからず、ネットの情報を文章にまとめるだけという記事の場合は、大体1000文字150円~300円程度が多いようですね……。
1文字で換算すると、0.3円から0.5円といったところでしょうか。

1000文字書くだけでも大変なのに!と思われるでしょうが、慣れた人はサッと書いてしまえる分量ですから、あまり予算が割かれないこともあるよう。
もちろんある程度経験を重ねていくうちに500円、1000円と単価が上がっていきますし、既にフリーランスとしてかなりの実績がある方の場合はひと記事10000円の高額案件が舞い込むこともあるとか。

専門性の低い記事は1文字0.3~0.5円程度が相場!

ライター初心者だと、どうしても「初心者OK」や「経験不問」というような仕事を最初にすることになると思います。

ですが、そういった初心者向けの仕事は、誰にでもできるような仕事だと報酬の単価が低く、数をこなさないと満足な収入にならないことがあります。

専門性の低い仕事は、単価も1文字0.5円、1記事数百円などのように格安の報酬だったりします。

出典:http://tlchamilton.org/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%9B%B8%E5%A0%B4/

・WEBライティング:1文字0.5円~
・雑誌ライター:1契約5000円~
・取材ありライティング:一契約10000円~

出典:http://crowdworks.jp/freelance/trouble/2027/

雑誌メインのライターになると、5000円~3万円と高額!

雑誌をメインに活動するフリーライターの収入についてですが、原稿料の相場はだいたい1ページ5000円〜3万円くらいです。

出典:http://naze7000nanoka.hatenablog.com/entry/2015/07/28/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%8E%E5%85%A5%E3%80%81%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E6%96%99%E3%81%AE%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%81%AF%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%8F

大手の週刊の雑誌:1ページ2万円、毎週3ページ

中小の月刊雑誌A:1ページ1万5000円、毎月6ページ

中小の月刊雑誌B:1ページ5000円、毎月2ページ

出典:http://naze7000nanoka.hatenablog.com/entry/2015/07/28/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%8E%E5%85%A5%E3%80%81%E5%8E%9F%E7%A8%BF%E6%96%99%E3%81%AE%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%81%AF%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%8F

クラウドソーシングのサイトでも、中には単価が高いものも!

サプリメントの紹介文(200文字)81円

といったものもありますが、ランサーズのインタビューカテゴリ、クラウドワークスのメルマガ作成・制作のカテゴリになると5,000円や10,000円〜といった仕事が多数掲載されています。

出典:https://www.misoca.jp/blog/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%96%99%E9%87%91%E7%9B%B8%E5%A0%B4

自宅で有意義にお仕事!フリーライターのメリットとは

フリーライターのメリットは、何といっても「自宅にいられる」というところ。
他の副業と違い定刻までに職場に向かう必要はありませんし、専業になれば1日中快適な自宅で、好きな音楽や香りに包まれながら作業をすることができます。
外に出なければお金を使うことも少ないので、会社員の方より雑費の割合も低いかもしれません。

煩わしい人間関係に振り回されることもなく、苦手な人と接する必要もほぼないですし、仕事の分量も自分で決められるため、無理な出勤や残業もしたくなければしなくて良いのです。
逆に給料制でない分頑張ればいつも以上の賃金が得られるので、旅行や大きな買い物の予定がある時はそれに合わせて仕事量を増やすということもできます。

メリット① 早起きする必要はない!自分の時間を自由に決められる

・仕事日、休日、決めるのは自由。
・食事の時間も自由。
・この一年で、目覚まし時計をセットしたのは10日以下。
・仕事し放題、さぼり放題。
・風邪をひいた時、身体を休めやすい。

出典:http://swinginthinkin.com/column/freelance-keitaro-kitano/

サラリーマン時代は「自分の彼女(今の奥さん)が体調悪いのに、なんで会社にいかなきゃいけないんだ。PCがあれば仕事できるじゃん」としばしば憤りを抱いていました。フリーランスになり、ワークライフバランスが改善したことは、僕にとっては革命的な変化でした。

出典:http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/12088

メリット② 嫌な仕事はシャットダウン!仕事内容や方針も自分で決められる

・これをやってみたい! と思った瞬間に動ける。
・決断力、即決力がつく。
・誰からも怒られない。
・仕事の内容や方針を、自分で決める事ができる。

出典:http://swinginthinkin.com/column/freelance-keitaro-kitano/

仕事を断れるということは、言い換えれば、「自分の強みを磨く機会」を積極的に得られるということです。自分のために(&顧客のために)ならない仕事は、断ることができるのです。

出典:http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/12088

メリット③ 欲しいものがある時は仕事量を調整し、収入を増やせる!

会社から頂くお給料は基本的には毎月定額ですので、物を購入するとなれば、生活費や娯楽費を削らないといけません。カツカツで生活している人にとっては、そのデジタル一眼レフカメラは諦めざるを得なくなるでしょう。

その点、フリーランスは違います。その分、稼げば良いのです。購入した物を活用して今以上の仕事ができれば、それを収入につなげる事ができます。

出典:http://swinginthinkin.com/column/freelance-keitaro-kitano/

メリット④ 煩わしい人間関係に振り回されずに済む!

フリーランスの場合、僕が無用だと感じていた「社内営業」が不要になります。社内営業や上司へのゴマスリが好きな人に取ってはメリットではありませんが、僕のような人間にとってはメリットとなります。

出典:http://swinginthinkin.com/column/freelance-keitaro-kitano/

本業にする時は注意!?フリーライターのデメリットとは

逆に、フリーライターにはデメリットも存在します。
第一に「収入が安定しない」こと。
これは副業でも本業でも、毎月一定以上の収入がないと困る!という人にとってはかなり注意しなければならないポイントです。

継続的に仕事をもらえているうちは良いのですが、突然プロジェクトがなくなることもありますし、信頼関係を築く前にクライアントが音信不通になる恐れもあります。
雇用関係にないということは、いざという時に会社から守られない覚悟をしておかなければならないということなのです。

また、一人暮らしの場合は仕事中誰とも話せませんし、誰からも見られていませんから「段々人との接し方を忘れる」「モチベーションを維持できない」という声も……。
仮に会社員を辞めてフリーライターになったとしても、定期的に友人と会ったり外出したりした方が良さそうですね。

デメリット① 収入が安定しない

フリーランスは、会社員のように毎月の収入が決まっていません。仕事をした分だけ収入は増えますが、反対に仕事のない時や、病気で仕事ができない時は収入がなくなります。もちろん、退職金やボーナスもありません。

出典:http://www.lancers.jp/magazine/3876

フリーターと言えば世の中では地位が低く見られてしまいがちですが、それでもレギュラーアルバイトと見立てれば月給10万円から15万円を確保できます。が、エンジニアとはいえフリーランスは収入面でそういうわけにはいきません。

出典:http://www.hop-job.com/post-1252/

デメリット② 確定申告や帳簿作りなど、全てが自分頼り

営業、顧客管理、スケジュール調整、帳簿への記載、確定申告など、会社では専門の担当がしてくれる作業も、基本はフリーランスが全て自分でこなす必要があります。

出典:http://www.lancers.jp/magazine/3876

会社員として勤めていれば、自動的に会社がやってくれる保険や年金、納税周りの手続きについて、自分でやってみるととても煩雑でなかなかたいへんな仕事であると気づかされます。ちょっとした書類に住所や名前を書いて印鑑をつくというたいした問題でもない作業ですら、なかなか時間を取ってやる気になれません。

出典:http://www.hop-job.com/post-1252/

デメリット③ 孤独感からモチベーションを維持しにくい

多くのフリーランスは、孤独感をデメリットにあげます。一日中誰とも話さず、自分一人の空間で黙々とパソコンに向かって作業することも少なくありません。同じ場所で仕事をし、励まし合ったりフォローし合ったりする同僚がいないので、モチベーションの維持が難しくなります。

出典:http://www.lancers.jp/magazine/3876

まずは副業やパート感覚で、自分に合った求人を探そう

いかがでしょうか?フリーライターは自宅で効率よくお金を稼ぐことができる、非常に理想的な勤務形態ではありますが、注意点もあるのですね。
「家にいる=楽」だと思われがちですが、実際自宅で仕事をするということは意外と大変なことで、絶対に締め切りに間に合わせる!という強い意志が必要になります。

気になる方はまず副業やパートのつもりで、自分が楽しくできそうな求人を探してみましょう。
はじめは単価が安いものですが、やりがいを持って頑張ればいずれは一定以上の収入を得ることができるようになりますよ。