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詳報!札幌雪まつり2016を100倍楽しむ方法とは

北の大地北海道では、他の地域では感じられない特有の情緒を味わうことが出来ます。そうした趣が特に色濃く映し出されるのが、札幌雪まつりです。2016年2月5日(金)から7日間にわたって開催されるこの行事を何倍も楽しく過ごす方法について見ていきましょう。

札幌雪まつり ~ それは市民と職人が織りなす雪の芸術

札幌雪まつりは、札幌市が世界に誇る芸術の祭典といっても過言ではありません。
市民や職人が腕によりをかけて雪像や氷像を作り上げ、雪国の魅力を世界に発信しているのです。

会場は大きく3つに分かれています。

最も大きな会場は、札幌の中心に広がる大通公園で催される雪像展示です。
12の町区に跨った広大な敷地を持つ大通公園に、その年を代表するような事柄から歴史的な建造物まで、様々なものをモチーフにした雪像が並んでいます。
札幌雪まつりの第一の見どころは、やはりこの雪像群!
今年の北海道をもっとも象徴するものといえば、3月に開通される北海道新幹線ですが、
8丁目の広場には、こちらをモチーフにした雪像も作られます。
ぜひともお見逃しなく!

迫力ある大雪氷像の数々。札幌市民と陸上自衛隊が総力をあげて作った雪の芸術をお楽しみ下さい!

出典:http://www.snowfes.com/

2つ目の見どころは大通公園から南下したところにあるすすきのアイスワールドです。
日中でも氷点下を上回ることが少ない2月の北海道だからこそ見られる圧巻の氷像が展示されています。
初めてご覧になった方は、その精巧さと美しさに驚くことでしょう。

氷を自分の手で触ることが出来るコーナーも設けられていますから、自分の肌でその冷たさを感じたいという人はチャレンジしてみてください。

毛がにや鮭を埋め込んだ氷彫刻や、氷彫刻会の選手によるコンクール作品など幻想的な氷像を展示。

出典:http://www.snowfes.com/

雪の魅力をその場で体験!

札幌雪まつりの大きな魅力は、体感型のアトラクションも多数用意されているという点です。
大通会場においては、1丁目広場にスケートリンクが設置されており街中でスケートを楽しんでいただけます。
3丁目にあるジャンプ台ではプロのスノーボーダーやジャンパーによるジャンプの実演も見られるのです。
普段こうした競技をすることができない地域にお住いの方も、この機会に雪国の魅力を間近で体験してみましょう。

1丁目会場の「スケートリンク」は貸靴のレンタル(有料)もあるので旅行者の方でも楽しめるほか、5丁目会場では大雪像をステージに見立てた演劇を上演。2丁目、7丁目、8丁目会場では、昨年に引き続きプロジェクションマッピングが行われます。

出典:http://www.welcome.city.sapporo.jp/event/winter/sapporo_snow_festival/

大通りやすすきのから少し離れたところにあるつどーむ会場は、北海道の子供たちが親しんでいる雪遊びを体験することが可能です。
大通会場からシャトルバスが出ているので移動の際はこちらをご利用ください。
巨大な雪の滑り台やスノーモービルなど、冬にしか出来ないレジャーを無料で楽しめます。
ダイナミックな雪像や氷像を鑑賞し、雪の楽しさを体感する。
札幌雪まつりは、北海道の冬の魅力が詰まったイベントなのです。

大小さまざまな雪像を楽しむ“鑑賞型”のエリアが大通会場なら、つどーむ会場は体を使って北海道の雪を感じられる“体験型”のエリア。ここでは、長さ約100メートルの巨大な雪の滑り台を滑走する「チューブスライダー」を筆頭に、屋外型の冬の体験を思う存分楽しめる。このエリアでも、大通会場のプロジェクションマッピング同様に、新しい試みが続けられている。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000168.aspx

テレビ塔からの夜景は必見

札幌雪まつりの美しさをより感じたいという人は、夜に訪れてみることをおすすめします。
なぜかというと、雪まつり期間中は大通公園が特別にライトアップされるからです。
雪像や氷像が柔らかな光で包まれている様子は、まさに幻想的の一言です。
夜間のライトアップされた大通公園は、ある場所から眺めるとまた違った魅力を感じられます。
その場所というのがテレビ塔です。

札幌の観光名所の一つのテレビ塔。
展望台へ登ってから見る大通公園の景色はいいですね。
昼間に見る景色もいいですが、やはり夜景は綺麗ですね。テレビ塔のライトアップも含めて夜に訪れるのはオススメです!
テレビ父さんのグッズを記念に購入したり、お土産に買うのもいいですね。

出典:http://www.ekiten.jp/shop_1743168/review/index_p2.html

テレビ塔とは大通公園から見える大きな鉄塔です。
観光名所の1つとしても数えられ、季節を問わず多くの観光客が訪れるスポットとして知られています。
雪まつり期間はついつい大通公園ばかりに目を向けがちですが、テレビ塔も忘れてはいけません。
テレビ塔から眺める大通公園の夜景は、この時期にしか見られない期間限定の絶景なのです。

ライトアップされた大通公園が、まっすぐに整備された札幌市の道路を突き抜ける光の線として私たちの目に飛び込んできます。
雪像や氷像の魅力を堪能した後は、テレビ塔に登って幻想的な光と雪の競演を上から鑑賞してみましょう。

札幌テレビ塔の展望台から見た夜のライトアップは
雰囲気いい感じですよ~

出典:http://ameblo.jp/iharacchi/entry-11163222306.html

北海道グルメも堪能

北海道で有名なものといえば、美味しいグルメも見逃せません。
札幌雪まつりでは、北海道の職の魅力をあますことなく伝える屋台が6丁目の広場に結集しています。
温かいラーメンや香ばしく焼かれたとうきびなど、寒い季節にぴったりなグルメを堪能するのも札幌雪まつりの醍醐味です。

雪まつり会場には、北海道の味覚がたくさんの屋台になって勢揃いしています。

珍しいもの、美味しいもの、とにかくいろんなものがあるので
好きなものを選びつつ、食べ歩きしてみてくださいね。

出典:http://adventure-world.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-3c31.html

こうした屋台だけでは満足出来ないという人は、大通周辺の飲食店を訪れてみましょう。
今回は、冬にぜひ食べていただきたいグルメを提供してくれる2点をご紹介します。

カレー道場黒帯

1つ目のお店は、「カレー道場黒帯」です。
こちらはもともと、ラーメン店を経営していたご主人が具材のチャーシューをメインにカレーを提供したところ、大評判になったことがきっかけで始まったお店です。

らぁめん道場の知る人ぞ知る裏メニューで大人気だったチャーシューを大胆に前面に押し出し、燻り(いぶり)チャーシューの素材の旨味をより生かすためコクのあるカレーと共に一緒に煮込んだ最高の相性のチャーシューカレーの専門店です。

出典:http://coupon.torabaho.jp/spot/247

濃厚なシャーシューのコクがたっぷり染み出したカレーは、スプーンを止めることなく一気に完食出来てしまうほどの美味しさを誇っています。
寒い季節だからこそ、スパイシーなカレーで体を暖めておきたいという人はぜひご来店ください。

in EZO 本店

続いてご紹介するのは、中華そばが魅力の「in EZO 本店」です。
こちらは、ダシに煮干しを使った魚介の香りが濃厚なスープと、スープが絡みやすい縮れ麺が美味しいラーメン店です。
ラーメン店が席巻する札幌市でも隠れ家的なお店として人気を集めています。

厳選した天然煮干しの旨味を全て引き出した至極の一杯「特にぼ中華そば」は当店人気NO.1!!!毎日仕込む自家製煮干しの油と特製の金華醤油ダレを混ぜ合わせたコク深な味わい、一食一食丁寧に手もみをし不規則なちぢれを作る極太特注手もみ麺がスープにマッチ!

出典:http://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1042492/

ラーメンはもちろんのこと、油そばというメニューにも注目です。
チャーシューやメンマといった具材は1つずつ味がしっかりついているため、麺と絡んだときの美味しさがより引き立ちます。
ボリュームもたっぷりなので、おなか一杯食べたいという人にぜひおすすめしたいお店です。

寒さに負けない服装が大切

北海道を訪れる人が忘れがちポイントといえば、寒さ対策です。
北海道の気温の低さは本州以南とは比べ物になりません。
大切なのは、肌着から暖かいものを身に着けることです。
ダウンジャケットやコートを羽織っていても、下着に保温性がなければあっという間に身体は冷えてしまいます。
また、雪まつりは屋外で開催されていますから、手や頭といった部分が露出しているとそこから全身の体温が下がっていくので、帽子や手袋は必ず着用してください。

服装は、ヒートテックのインナーやシャツに、セーター、厚手のコートが必須アイテムです。

重ね着をして、もこもこになることはわりとだれでも思いつくことですが、それよりも重要なことがあります。

それは、手足と頭を暖かくすることです。

出典:http://hokkaido-child.com/sapporo-snowfes-wear

雪道を歩くには、専用の靴が不可欠です。
冬靴であることは当然ですが、特に注目していただきたいのは靴の裏側です。
なるべく地面との接地面が多い、つまり裏側がでこぼこしている靴の方が滑りにくいので、こうした靴を準備しておくことをおすすめします。

冬靴とはスタッドレスタイヤと同じように靴の底にぎざぎざの凹凸があるものです。まったいらのものは残念ながら夏靴です。

出典:http://pucchi.net/hokkaido/snow/jitaku03.php

靴を準備しただけでは、雪道や凍った路面を歩行するには準備不足です。
歩き方のポイントも知っておきましょう。
キーポイントは、歩幅と体重をかける場所です。
なるべく重心を前の方に置き、つま先で蹴り上げてから次の1歩を踏み出します。
体重を後ろにかけていると、しりもちをつきやすくなるので注意してください。
歩幅は小さく、なるべく小刻みに足を動かします。
こうした歩き方を身に着けることも、雪国で過ごした良い思い出となることでしょう。

それでは歩き方に進みましょう。一番のポイントは、かかとよりもつま先、主に親指あたりに体重をかけること。とはいえ、あまり体重をかけて前かがみになりすぎると前に転ぶことがあるので気をつけて。かかとに体重をかけると、いきなり後ろにひっくり返ることもあります。歩幅は小さめにして、つま先で蹴って、かかとでゆっくり着地するようにしましょう。

出典:http://www.bfh.jp/special/24/aruki_kata/

冬の思い出を札幌雪まつりとともに

幻想的な雪像や吹きすさぶ冬の風。
そして雪の柔らかさ、美味しいグルメ。
五感で冬の北海道を感じられるのが、札幌雪まつりです。
夜景やグルメも楽しんで、一生の思い出刻み込みましょう。