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自宅でこだわりのホットワインを!アレンジレシピもご紹介
冬の身体を温める飲み物として、昨今注目を集めている「ホットワイン」。眠れない夜に、静かな自宅でゆっくりとホットワインを啜る……なんて、何となくオシャレで優雅なひと時ですよね。今回は、気になるけど作り方が分からない!というあなたのために、自宅で簡単に美味しいホットワインを作る方法や、アレンジレシピなどをご紹介します。彼女を招いた時や、1人で落ち着いた気分に浸りたい時に、ぜひお試しください。
ホットワインってどんな飲み物?
ホットワインとは、ドイツやフランスなどで飲まれる「グリューワイン」を日本でもわかりやすい和製英語にしたもの。
一般的には赤ワインを温め、オレンジやシナモンなどの香料を入れたカクテルのことを指しますが、中には白ワインを使ったものもあるとか。
ヨーロッパではクリスマスには必ず用意する飲み物として親しまれており、ノンアルコールにアレンジすることもできます。
微かに香るワインの風味と、舌に広がるじんわりとした温かさは、冬の夜にピッタリです。
通常のワインよりもアルコール度数が下がり、甘くなりますので、お酒が苦手な方でも美味しく飲めますよ。
ホットワインは、ヨーロッパで言う「グリューワイン」!
グリューワイン(独: Glühwein、グリューヴァインとも)は、ワインと香辛料などを温めて作るホット・カクテルの一種。一般的には赤ワインで作られるが、白ワイン由来のものも存在する。11月中旬から開かれる各地のクリスマスマーケットで楽しむことが出来る。日本ではホットワインとも呼ばれるが、これは和製英語である(正しくはモルドワイン、英: Mulled wine)。フランスではヴァン・ショー(仏: vin chaud、熱いワイン)と呼ばれる。
赤ワインにオレンジピールやシナモン、クローブなどの香辛料、砂糖やシロップを加えて火にかけ温める。
カフェでは蒸気を使って瞬時に暖めるので、アルコールを飛ばさずに提供できる。これはエスプレッソ・マシーンの一機能として付属しており、カフェ・オ・レを作る時に牛乳を温めて泡立てる機能と共通である。
赤ワインが主流だけど、白ワインを使ったものも!
白ワインで作るホットワインもありますが、赤ワインで作る方が世界の主流になっています。
アルコールが苦手な人でも美味しい!
ホットワインの特徴は簡単、美味しい、体が温まるだけではありません。ワインが苦手な方やアルコールが苦手な方でも飲みやすいというのも大きな魅力です。
美容と健康に良い成分がたくさん含まれている♪
・ワイン:ポリフェノールに動脈硬化や脳梗塞を防ぐ働きがある。
・蜂蜜:抗菌・抗炎症に効果があるので、喉に最適。
・シナモン:血糖値を抑える効果がある。
・オレンジ、ストロベリー: ビタミンCが豊富。
自宅で簡単!美味しいホットワインの作り方
「カクテル」と聞くと難しそうですが、実はこのホットワイン、材料さえ用意すれば、自宅で簡単に作れてしまいます。
今回は数種類のスパイスが入った本格派をご紹介致しましょう。
基本的には全ての材料を容器や鍋に入れて、温めたり煮詰めたりするだけ。
シェイクやステアなど、バーテンばりのテクニックは一切必要ないので、材料を揃えるだけで良いのです。
特に一段と寒い日のブレイクタイムや、眠れない夜に飲むのがおすすめ。
身体の芯から温まり、何だか安心した気持ちになりますよ。
本格的なレシピに挑戦!スパイシーなホットワインの材料は?
赤ワイン:1本
トウシキミ:2粒
カルダモン:5粒
シナモンパウダー:小さじ1杯(もしくはシナモンスティック1本)
クローブ(ホール):4粒
みじん切りショウガ:小さじ2杯
メイプルシロップ:小さじ1.5杯
オレンジスライス(皮付き):2枚
材料を鍋に入れ、煮詰めるだけでOK!
1:赤ワインとトウシキミ以外のすべての材料と水1カップを鍋にいれます。
2:沸騰したら中火にして5~8分に詰めます。
3:赤ワインとトウシキミを入れ弱火で5分煮たらできあがり!
定番に慣れたら!おすすめアレンジレシピ
上記のように、材料さえ揃えられれば、ホットワインの作り方は非常に簡単です。
その分定番に慣れたら、もっと他の楽しみ方がないかな?と思うこともあるかもしれません。
今回は、定番のホットワインから少し離れた「アレンジ版ホットワイン」のレシピを集めてみました!
赤ワインではなく白ワインを使ったり、フルーツを入れてホットサングリアにしたり、黒糖を入れて和の雰囲気にしてみたり……こうして見ると、ホットワインも簡単ながら奥深いカクテルなのですね。
その① サッパリした甘さ!白いホットワイン
【材料2~3人分】
・白ワイン・・・2カップ分
・はちみつ・・・お好み適量
・クローブス(ホール)・・・2~3個
・オールスパイス・・・3~4粒
・ピンクペッパー・・・5~6粒
・ドライオレンジピール・・・小さじ半分
・ドライアップルピール・・・2~3cm
・シナモンスティック・・・2本
・ドライバジルの葉・・・1枚
1. 小鍋に白ワインとはちみつを入れて、弱火で温めます。
2. はちみつがとけたら、すべてのスパイス(香辛料)を入れます。
3. もし、アルコールをとばしたくないなら、沸騰させないように!!湯気がでてきたら、蓋をして15分ほど置いておきます。
4. アルコールがとんでもOKな場合なら、スパイスをすべて入れた後、1~2分沸騰させます。蓋をして5分ほど置いておきます。
その② よりフルーティーに!ホットサングリア
・赤ワイン カップ2
・オレンジ 2コ
・はちみつ 大さじ2
・オレンジリキュール 大さじ2
・オレンジ(無農薬)の皮 1/8コ分
・クローブ 6コ
・シナモンスティック 1/2本
下ごしらえ・準備
なし
1 オレンジは果汁を絞って茶こしでこす。オレンジの皮は白いワタの部分を取り、くし形に切ってクローブを刺す。シナモンスティックは2つに折る。
2 なべに赤ワイン、はちみつ、オレンジ果汁、クローブをさしたオレンジの皮、シナモンスティックを入れて沸騰直前まで温める。火から下ろし、オレンジリキュールを加えてサッと混ぜ、器に注ぐ。
その③ 身体が温まる材料ばかり!黒糖シナモンホットワイン
1 杯分
赤ワイン 適量
黒糖 好みの量
シナモンスティック 1 本
ワインと黒糖とシナモンを鍋に入れて火にかける。沸騰させないように注意しつつ、黒糖がある程度溶けたら火を止め、カップに注ぐ。
この他にも紅茶で割ったり、ロゼワインを使ってみたりといったアレンジ方法があります。
色々な材料を加えて、自分なりのお気に入りレシピを見つけてくださいね。
ホットワインは、女性にも人気抜群!
ホットワインは、通常のワインよりも甘く飲みやすい上、シナモンやジンジャー、フルーツなどといった美容や健康に良い材料がたくさん含まれているため、女性にも非常に人気があります。
ワインは嫌いだけど、ホットワインは飲める!という人も多いよう。
サングリアと同じような感覚なのかもしれませんね。
お店で飲むのも良いですが、作るのに慣れたら彼女を家に招いて、自家製ホットワインを振る舞うのも素敵。
温かい飲み物を頂きながら、ゆっくりと話をしてみてはいかがでしょうか?
ホットワイン暖まるし美味しい
— 人形使い系マスター 夜魅狐(ヨルミコ) (@yami_195) 2016, 1月 27
今日はホットワイン🍷あったまろ〜(*´∵`*)💓
— はしもし (@hashimoshi) 2016, 1月 27
ホットワインなんていう美味しいものがあると知ることができて幸せ
— とうふ屋 (@sasami30611) 2016年11月5日
絶品ポカポカ!ホットワインで寒い冬を乗り切ろう
いかがでしょうか?ホットワインは身体が温まって美味しいだけでなく、美容や健康にも良い効果をもたらしてくれるのですね。
眠れない夜にはホットミルクも良いですが、ホットワインなら僅かなアルコールも相まってぐっすりと寝入ることができるかもしれません。
しかし、ホットワインは甘くて飲みやすいものの、少しはアルコールが入っているもの。
運転前に飲んだり、飲み過ぎたりするのにはくれぐれも注意して、ほどほどに楽しんでくださいね。