美侍

琵琶湖を巡る美味を食す! 滋賀で人気のB級グルメ5選

地元特有の味を楽しめるB級グルメ。琵琶湖を巡る滋賀県にも、まだあまり広くは知られていないB級グルメがたくさんあります!今回はそうした滋賀の美味にスポットを当ててご紹介。滋賀特有のB級グルメを食べに行きたくなること間違いナシですよ。

歴史ある味付け「高島とんちゃん」

1つ目に紹介するのは「高島とんちゃん」。
鶏肉を甘めの味噌ダレか醤油ダレで味付けしたもので、発祥の地・滋賀県高島市では家庭の味と呼ばれる程一般的な料理となっています。

「とんちゃん」と言うと豚モツを指す地域が多いのですが、ここでは昔から鶏肉を使用しています。

出典:http://b9navi.com/?p=1764

元々は鶏肉専門店が「目玉商品」として売り出したのがきっかけのこの料理。
なぜ鶏肉なのにとんちゃんと呼ばれるようになったのか?
そのあたりの所以は不明ですが、そんなの気にならない程とにかく美味しい!
調理方法もただ炒めるだけと簡単なので、バーベキューの食材としても人気のようです。

長浜名物!「のっぺいうどん」

滋賀県長浜市から紹介するのは「のっぺいうどん」。
昔から長浜で食べられている郷土料理で、普通のうどんと違い、汁が餡かけになっています。
とろみの効いた熱々の餡をうどんにしっかり絡めていただく、ご当地感たっぷりの絶品うどんです。

あんが絡んで、うどんが重くて持ち上がらない。すごい個性のあるうどんだ。

出典:http://kuniroku.com/2012/10/25.html

具材はお店によってバラつきはありますが、共通して椎茸・生姜が入っているのが特徴。
柔らかく煮込んだうどん、冷めにくいとろみのついた餡、体を芯から温める生姜。
まさに風邪気味の人には打ってつけの料理とも言えます。
長浜を訪れた際は是非一度食べてみてくださいね。

甘味処もあります!「糸切り餅」

滋賀県・多賀大社が発祥の「糸切り餅」です。
あんこをお餅で包み糸で切ったものを糸切り餅と呼ぶようになり、古くは元寇の日本勝利を祝う為に作られたとも言われています。
一口サイズのコロコロとかわいらしいデザインで、赤・青の3本線が入っているのが特徴です。

お餅は少し塩っ気があって、あんこは甘ったるくないです。何個でもいけそうです…。

出典:http://tabelog.com/shiga/A2503/A250302/25000845/dtlrvwlst/6227080/?lid=unpickup_review

糸切り餅を販売するお店は数店のみなのですが、どこもこしあんを使用しているのがポイント。
少し塩味をきかせたお餅と甘味を抑えたこしあんの相性は抜群で、サイズが小さい事も相まって、いくつでも食べてしまえそうです。
あまり日持ちはしないようなので、観光中のお菓子にでもいかがでしょうか。

B級グルメ界の有名人「サラダパン」

4つ目に紹介するのは「サラダパン」です。
B級グルメ界では有名となっており、滋賀県と言えば「サラダパン」と言われるほど。
見た目は普通ですが、中身にたくあんが入っている不思議なパンです。

元々このパンはキャベツをマヨネーズで和えたものだったのですが、食感を追い求めた末にキャベツではなく、たくあんにたどり着いたそうな。

出典:http://www.itamiwake.com/2014/06/tsuruyapan.html

中にはマヨネーズが塗られており、キャベツの代わりにたくあんがびっしり!
食感を求めたところ、キャベツよりもたくあんの方がしっくりきたのでそのまま採用となったのだとか。
たくあんのほのかな甘みにマヨネーズの酸味がマッチ、素材の味をそのまま味わえるようになっています。
賛否は分かれるようですが、話のネタとしても一度は食べておくといいかもしれません。

和と洋がマッチした「イタリアン焼きそば」

最後に紹介するのが「イタリアン焼きそば」。
焼きそばの上にミートソースが掛かっている、なんとも不思議なB級グルメです。
トッピングも変わっていて、青のりの他に刻み生姜が添えられています。
見るからに冒険心を湧き起こさせてくれる料理ですね。

味としては良くも悪くも「焼きそばの上にミートソースをかけたもの」という意見が目立ちます。
それを是とするか非とするかは人によりけりですが、全く合わない組み合わせというわけではありません。
実際に食べてみると意外とハマってしまうかも?

滋賀県独自の味を楽しもう!

滋賀県に眠るB級グルメ、いかがでしたか?
非常に独特で、実際に足を運ばないと食べることのできないものがたくさんあります。
滋賀を訪れることがあった際は、是非この記事を参考にB級グルメを満喫してくださいね。