美侍

転職サイトってなに?その特徴とメリットをご紹介!

転職したいなあ…と考えた時、おそらく皆さんが真っ先に行うのは「ネット上の求人を検索してみる」ことでしょう。実は、この求人を提供したり、転職の方法を教えたりしているのが「転職サイト」なのです。しかし、普通にハローワークを訪ねたり、情報誌で求人を見たりするのとはどう違うのでしょうか?今回は転職サイトの特徴や、どのようなメリットが存在するのかなどをまとめてみました!今後の求職活動のため、ぜひご参考ください。

転職サイトって、どういうものなの?

そもそも転職サイトとは何かというと「ネット上で求人を閲覧でき、そのノウハウを紹介している」サイトのこと。
転職エージェントやハローワークとは異なり、求人先の企業との関係をサポートしたり、直接面接指導や自己分析を行ってくれるわけではありません。

しかし、仕事をしながら気軽に「今はどんな求人があるのかな?」と目星を付けやすく、マイペースに就活することが可能なので、昨今非常に人気を集めています。
基本的には無料ですし、会員登録を行うだけで利用が可能になるので、本格的に転職を考えていなくてもとりあえず登録しておけば、有益な求人が出た時に安心です。

転職サイトは「オンラインで求人や転職情報が見られる」もの!

転職サイトは、オンライン上で求人情報の提供、
転職活動に関連するノウハウ情報を提供するサイトのことを指しています。
転職情報サイト、求人サイト、求人情報サイトと呼ばれることもあります。

出典:https://kotobank.jp/word/%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-180658

ユーザーにとっても無料で手軽に情報を得ることができるため、
転職の際の利用手段として広く普及してきています。

出典:https://kotobank.jp/word/%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-180658

とりあえず「会員登録」するのがおすすめ!

「転職しようかな?」と軽い気持ちで転職サイトを観覧する程度なら必要ないのですが、「よし、本気で転職するぞ。そのために求人探すぞ」となった時は利用する転職サイトに会員登録することをお勧めします。

出典:http://xn--n8j6d3gpcye895tbs6avy7bde1a.com/

気になった求人にエントリーする際にも、会員登録が必要になるので、最初は面倒でも登録しておいて損はないと思います。特に近年の転職サイトは登録が簡単で職務経験の欄などは簡素なもので登録できるので、とてもお手軽です。

出典:http://xn--n8j6d3gpcye895tbs6avy7bde1a.com/

評判の高い転職サイトは?

大手転職サイトで評判の高いサイトは以下の3社です。

リクナビNEXT

マイナビ

DODA

3社ともCMでも同じ有名な転職サイトです。

出典:http://xn--n8j6d3gpcye895tbs6avy7bde1a.com/

メリットその① 大量の求人から自分好みのものを選べる!

転職サイトを利用する最大のメリットは、何といっても「求人数が多い」こと。
ハローワークや地元紙でも求人は確認することができますが、転職サイトにはそれ以上に膨大な件数の求人が用意されており、勤務地や業種、勤務形態など様々な点から詳細検索を行うことも可能です。

中にはハローワークに登録されている求人も合わせて検索できるサイトもあるそうですから、更に選択肢が増えますね。
転職サイトの求人には会社の画像やそこで働いている方々の声が掲載されていることもありますし、企業名からすぐにHP等を検索できるので、雰囲気も分かりやすいと言えるでしょう。

数千件の求人情報を扱うサイトも!

●大量の求人情報が手に入る

転職サイトを利用するメリットの最大の理由はコレです。
多いと数千件の求人情報を扱うサイトがゴロゴロあります。
雑誌や新聞の求人広告、ハローワークなどだけでは知りえない求人情報がたくさんあります。

出典:http://startjob.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

* 多くの求人情報が掲載されているため、自分の条件にあった求人を直接検索できる
* 転職サイトに載っている求人を見れば、どの業界が採用に熱心なのか、採用動向がわかる

出典:http://ameblo.jp/tenshoku-findagent/entry-10585826780.html

自宅で好きな時間に検索できる!

自分の希望条件に合った求人を、大量の案件の中から直接検索することができるのが何よりの長所です。平日にハローワークに交通費をかけて出向かなくても、自宅で好きな時間に検索したりエントリーできます。

出典:http://xn--1kr69r7u5aybw.net/category4/entry16.html

ハローワークの求人もネット上で確認はできますが、応募となるとやはり施設に出向かなければならないので、なかなか時間を作れない人には難しいですよね。
その点、転職サイトは自分の好きな時間に検索し、暇ができた時に応募できるので、自分のペースでの就活が可能です。

メリットその② サイトによってスカウトが来ることも!

続いては「登録するサイトによってはスカウトも期待できる」というもの。
これは転職サイトに登録し、自分の職務経歴(これまでにどんな仕事をしてきたか)やプロフィール(基本情報や自己アピール等)を作成すると、それを見て「この人に働いて欲しいな」と思ってくれた企業からオファーが来る、というシステムです。

全く別業種に行きたい、と考えている場合には難しいかもしれませんが、同業他社やとにかく色々な業界を経験したい!という方には夢のようですよね。
ただし、中には半ばDM(ダイレクトメール)化した悪質なスカウトも存在するとのことなので、文面をしっかりと読み、本当に自分を求めてくれているか確認しましょう。

スカウトとは、求人サイトや人材紹介サービスにプロフィール(職務経歴)を登録することで、求人する企業・人材紹介会社から勧誘を受けられるサービス。プロフィールに記載された職務経験やスキルを見て、「この人に応募して欲しい!」と思った人事担当・人材紹介会社のキャリアコンサルタントがスカウトのメールを送る仕組みです。

出典:https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/8740/

スカウトには「企業から」と「転職エージェントから」の2種類がある!

(1)企業からのスカウト
自社の募集要件に合う登録者に対して、人事担当者がスカウトメールを送ります。応募を促すメッセージに加えて、「一次面接免除」「前給保証」「社内見学あり」など、メッセージを受け取った方への特典が付く場合もあります。
                    ↓
受け取ったメールを見て応募すると、ここからが選考のスタート。企業側では書類選考が始まり、書類選考をパスすれば面接に進んでいきます。

出典:https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/8740/

(2)人材紹介会社(転職エージェント)からのスカウト
企業から人材募集を代行した人材紹介会社が、募集要件に合った登録者にスカウトメールを送ります。「興味があれば、会って面談をしましょう」というメッセージと、「○○業界に強みがある」など人材紹介会社の特徴が記載されています。
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興味があると返信すると、転職エージェントとの面談になります。これまでの職務経験・スキルの再確認、転職に求める仕事内容・条件について話し合いをします。話し合いの中で紹介された会社に応募を決めると、企業側の書類選考に進みます。

出典:https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/8740/

「あなたにだけじゃない」スカウトメールには注意!

せっかくスカウトがきてもランダムに送られてきたスカウトメールはあまり信用できず、しっかりと経歴をみた上で、求職者のどの部分に惚れて、どの業務で活躍してもらいたいと記載のあるスカウトメールを受け取れるようになると良いです。

出典:http://www.winthejob.jp/%E8%BB%A2%E8%81%B7fa%E5%BC%8F-%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%82%A6/%E8%BB%A2%E8%81%B7%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E6%B4%BB%E7%94%A8%E6%B3%95/%E7%9A%84%E3%82%92%E5%BE%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%B3%A8%E6%84%8F/

不特定多数の相手に送られるスカウトメールの特徴は「誰に送っても同じと取れるような内容」であること。
「あなたのこういう部分が弊社に相応しいと感じました」などと具体的に記載されているかどうか、ちゃんと見ておきましょう。

メリットその③ エージェントを介したライバル相手だと、有利になりやすい!

最後にご紹介するメリットは「転職エージェントや仲介業者の紹介で応募してきた人と競合した場合、得てして採用されやすい」というもの。
逆にエージェントや仲介業者からお願いされた人の方が有利なんじゃない?と思ってしまいますが、実はそういったところから紹介された人物を採用する場合、企業は仲介料を払わなければならないのです。

ですから、能力や人柄が同程度の人物が2人並んだとすると、転職サイトを利用した人の方が採用されやすいと言われています。
仲介料は何と転職者の年収の30~40%程度だそうですから、企業もなるべくコストを削減したいのですね。

転職エージェントから紹介された人材は、仲介料がかかる!

実は、求人企業側は、転職エージェント経由で応募してきた人を採用すると、
転職エージェント会社への報酬を支払う必要があります。
その金額はだいたい転職者の年収の30~40%です。
年収が400万の人なら120万円~160万円の費用が必要になるのです。

出典:http://startjob.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

1.自分で応募してきた人 → 0円で採用できる
2.転職エージェントに紹介されて応募してきた人 →年収の30~40%の手数料がかかる

出典:http://startjob.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

コストを下げるため、転職サイト利用者の方が採用されやすい!

企業の求人広告掲載料によっては、転職エージェントより選考ハードルが下がることも?

出典:http://xn--hckbqm1bzgvkyccb5gw123j6fnb.jp/about/site.php

企業への直接応募なので、企業からすると採用コストが抑えられ、採用につながりやすい

出典:http://ameblo.jp/tenshoku-findagent/entry-10585826780.html

ただし、デメリットもあるので注意!

しかし、転職サイトには思わぬデメリットも存在します。
転職サイトを利用した就活は、マイペースにできる反面「日程調整も自己分析も全て一人でこなさなければならない」という手間が出てきますし、その企業の情報や傾向についてサポートしてくれる人もいません。

あくまでも求人サイト上で「感じがいいな」と思った企業を受けるわけですから、実はその認識が間違っていた、という恐れも当然あります。
その点、転職エージェントの場合は企業の情報をしっかりと教えてくれますし、ハローワークも実際働いてみたら求人内容と違った、などのトラブルがあれば相談に乗ってくれますから、全部自分でやるのは不安……という方は、そちらの方がおすすめかもしれません。

全て自分でこなすのは、意外と大変……

⒈面接日程調整など、全て自分自身でこなすため、面倒がかかる。

⒉企業についての詳細情報は、サイト内に掲載してある情報だけしかわからない。

⒊誰でも応募ができるため、採用担当者によっては「媒体経由は応募者の質が低い」という印象を持っていることもある。

⒋面接対策や入社までのきめ細かいサポートはないため、転職エージェント経由の候補者と比べて情報弱者となりがち。

⒌選考に落ちた理由や、評価されたポイントなどが分からない。

⒍明確な求人選定の軸がないと、莫大な求人件数の中から求人を選ぶことができない。

出典:http://xn--hckbqm1bzgvkyccb5gw123j6fnb.jp/about/site.php

求人内容に「良いイメージ」しか反映されていないことも!

* 企業が自分でアピールしたい内容が広告として掲載されているので、良いところしか出されていない
(入社するまでその会社の実態はわかりにくい)
* 比較的年収レンジの高くない、大量採用系の求人が多い
* 管理職以上のキャリア経験者が興味を惹かれるような魅力的な求人は少ない

出典:http://ameblo.jp/tenshoku-findagent/entry-10585826780.html

転職サイトには、求人企業が広告費を払って自社の広告を載せるわけですから、
基本的に自分たちの見せたくないところは掲載しません。

出典:http://ameblo.jp/tenshoku-findagent/entry-10585826780.html

管理職以下の求人が多い!

また、広く世の中に知れ渡っても問題のない求人が掲載されることになりますので、
どうしても管理職以下の大量採用系の求人が多くなってしまいます。

出典:http://ameblo.jp/tenshoku-findagent/entry-10585826780.html

転職サイトを賢く利用して、自分に合った求人を探そう

いかがでしょうか?転職サイトはたくさんの求人の中から吟味でき、自分のペースで就活ができる一方、しっかりとした自己管理や情報の収集が求められるのですね。
しかし、自分のスキルや希望する職種を客観的に分析できているし、わざわざどこかに通うのは面倒……という方には、ピッタリの転職方法だと言えます。

自分一人ではできる気がしないから、エージェントやハローワークを利用しようかな、という方も、今どんな求人が出ているのかを知るために登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら希望通りの求人が、そこで見つかるかもしれませんよ。


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