美侍

新幹線の切符を購入するには?買い方と注意点を解説!

初めての一人旅、あるいは急な出張などで、新幹線の切符を自分で購入しなければならなくなった、という場合、戸惑ってしまう方もいるのではないでしょうか?「そういえば、今までは誰かがやってくれていたかも……」「旅行会社に頼んだことはあるけど、当日券は買ったことがない!」そんなあなたのために、新幹線の切符を購入する方法や手順、注意点などを詳しくご説明します!

新幹線の切符は「あちこち」で買える

そもそも新幹線の切符を購入する方法には、どんなものがあるのでしょうか?身近なところでは「旅行会社に相談し、出発の大分前に購入する」「ネットで予約する」などが挙げられますが、万が一当日購入しなければならない場合は、駅の窓口に行くしかないのかな……と思ってしまいますよね。

しかし、実は窓口まで行かなくても、駅によっては新幹線の券売機が設置されていることもあるのです。
券売機を利用することができれば、購入は随分スムーズになりますし、窓口の列に並ばなくて済みますね。

購入場所は「駅の窓口」だけじゃない。

新幹線のきっぷは、「JR駅の窓口」「JR駅の券売機」「JRのインターネットサイト」「主な旅行会社の窓口」で販売しています。このほか、金券ショップでも格安チケット(回数券のばら売り)が販売されています。

出典:http://jr-shinkansen.net/kaikata.html

買えるのは乗車日の1ヶ月前から

通常、きっぷは、乗車日の1か月前の午前10時から発売となります。
支払いは、現金の他にクレジットカードも使用できます。
事前購入でなくても、旅行当日に駅の窓口で購入することは可能ですが、
指定席を利用したい場合、乗車したい列車が満席になっている事も考えられます。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html#sec1

新幹線切符は「売り切れる」ことがあるから…

旅行の日程が分かり次第、可能な限り、前もって準備しておく方が安全です。
きっぷは、全国各地のJRの有人駅窓口や、対応する券売機(※1-1)で購入が可能です。
また、JR窓口以外では、各旅行代理店などで手配してもらうことも可能です。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html#sec1

金券ショップでも入手できますが、少しだけ安い代わりに
制限がついたきっぷ(※1-2)を売っていることが多いので、使用する際には
券面の注意事項をよく読む必要があります。初心者の方にはあまりオススメしません。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html#sec1

新幹線切符が買える「券売機」は…

※1-1:近距離券売機でなく、「指定席券売機」「みどりの券売機」など、
 様々な名前がついています。JR内では「MV端末」と呼ばれる端末で
 指定席の管理を司るマルスシステムに接続された端末の事を指します。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html#sec1

新幹線の「格安切符」とは…

※1-2:回数券や特別企画乗車券といった、通常より割安となるきっぷです。
 安く乗車できるかわりに制限(払い戻し・乗車変更など)があることが多く、
 特に金券ショップ購入のきっぷは、不測の事態が起きた時に対応が難しくなる可能性があります。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html#sec1

なるほど~。
自由席は座れるかどうか分かりませんから、余程急な予定でなければ、切符は早めに購入しておいた方が良さそうですね。
金券ショップでも購入できますが、制限がある場合が多いため、初心者は避けた方が良いとのこと。

では、中でも自己判断が求められる「ネットでの購入」「駅の窓口での購入」「駅の券売機での購入」について、それぞれに詳しい流れを見てみましょう!

購入方法① ネットで切符を買う!

最初にご紹介するのは、「ネットで切符を購入する」方法。
パソコンさえあれば自宅で手軽に申し込みできるので、非常に便利ですよね。
しかし、例えば「東京から大阪までの新幹線の切符」を検索してみると、大抵は旅行会社のホテル付プランが膨大な量表示されるはず。

ホテルを自分で選びたい!という場合や、宿泊が不要な日帰り出張などで、純粋に新幹線の切符だけをネットで買うにはどうすれば良いのか?
そのためには、JRのホームページで会員登録を行う必要があるようです。

JR各社は、インターネットによる新幹線チケットの予約・購入ができます。ただし、いずれの会社も会員登録が必要で、決済はクレジットカードのみです。また、JR東海は、有料会員しかネットでの購入ができません。

出典:http://jr-shinkansen.net/kounyu.html

「エクスプレス予約」という予約サービス

東海道・山陽新幹線(東京~博多)をスムーズ&スピーディに一年中おトクなおねだんで利用できる会員制のネット予約&IC乗車サービスです。
スマートフォン・パソコン・携帯電話(※1)を使い、オフィスや自宅、出張中や旅行中でも、東海道・山陽新幹線指定席の予約・変更ができます。EX-ICサービスをご予約いただいた後は、きっぷを受け取ることなく、EX-ICカードを改札機にタッチするだけで乗車ができます。また、予約の変更は何度でも手数料無料でできます(※2)。
※ご利用には、JR東海エクスプレス・カード等へのご入会が必要です。(年会費 1,000円・税抜)
※ご入会にはクレジットカード会社の審査があります。詳しくは、エクスプレス予約ホームページをご覧ください。

出典:http://faq.jr-central.co.jp/detail/faq000020.html

「プラスEX」という予約サービス

東海道新幹線(東京~新大阪)をスムーズ&スピーディに一年中会員価格で利用できる会員制のネット予約&IC乗車サービスです。
スマートフォン・パソコン・携帯電話(※1)を使い、オフィスや自宅、出張中や旅行中でも、東海道・山陽新幹線指定席の予約・変更ができます。EX-ICサービスをご予約いただいた後は、きっぷを受け取ることなく、EX-ICカードを改札機にタッチするだけで乗車ができます。また、予約の変更は何度でも手数料無料でできます(※2)。
※ご利用にはお手持ちのクレジットカード会社へのお申し込みが必要です。(年会費500円・税抜)。対象クレジットカードなど詳しくは、プラスEXホームページをご覧ください。

出典:http://faq.jr-central.co.jp/detail/faq000020.html

「えきねっと」で会員登録する方法

インターネットサイト「えきねっと」で会員登録をしていただくと、全国の新幹線・JRの特急列車の指定席や自由席の申込みができます。また、えきねっと会員限定であるJR東日本の新幹線・特急の割引きっぷ「えきねっとトクだ値」(列車・席数・区間限定)などが購入できる、おトクな特典があります!

出典:http://www.jreast.co.jp/card/servicelist/eki-net.html?src=vc_eki_membertop_01

(1)トップページ右上の「会員登録」よりご登録画面にお進みください。
(2)規約に同意していただいた後に、ご指定のメールアドレス宛に手続き用のメールをお送りいたします。
(3)メールに記載のURLをクリックするとお客さま情報入力画面に遷移しますので、必要事項を入力してください。

出典:http://eki-net.okweb3.jp/EokpControl?&tid=12831&event=FE0006

最近では、会員専用のカードを作って予約すれば、そのカードを持っているだけで切符がいらない、というサービスも存在するようです。
また、JR東日本によって運営されている「えきねっと」というサイトに登録すれば、全国の新幹線、JR特急券が購入できるとのことなので、よく利用される方はぜひご検討ください。

購入方法② 駅の窓口で切符を買う!

続いては「駅の窓口で切符を買う」方法。
会社帰りに駅に寄れる、という方は事前購入もできるでしょう。
しかし、そうはできずに当日直接窓口に行かなければならない人もいるかもしれませんね。
自由席でOKということならそれで十分大丈夫ですが、もし指定席をとるつもりなら、極力余裕を持って窓口に出向きましょう。
当日ぎりぎりに窓口へ行っても、乗りたい便の指定席がすでにすべて売り切れていることがしばしばあります。

また、自由席よりも指定席の方が高いので、会社の経費を使う場合はそのあたりの確認も忘れずに。
窓口に着いたら「○月○日に○○まで行きたいのですが……」と、日時と行先をはっきりと伝えます。
そうすれば、あとは窓口の受付の方が誘導してくれます。
指示に従って希望を伝えていきましょう。

窓口の係員と、口頭でやりとり

必要なのは、いつ(何月何日の)、どこからどこまで行くかです。
大体の場合、係員がどの区間を新幹線に乗るか確認してくれます。
また、窓側・通路側の希望も、指定席希望で席が空いていれば受け付けてくれます。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html

(例:大阪駅にて、千葉駅まで行きたい場合)
客「10月31日に千葉まで行きたいんですが」
→駅員「新大阪から東京まで新幹線ですね、指定は取りますか?」
客「はい、朝10時ごろ出発で、窓側の席でお願いします」
→駅員「9時56分ののぞみ150号の窓側でお取りしますね」

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html

こんな感じでやり取りしてくれるので、発券後に間違いに気づくことも少ないです。
自信が無い場合は券売機ではなく、有人窓口を選んだほうが確実かと思います。

出典:http://siby.sakura.ne.jp/beginner.html

学割などを使うなら、身分証明書も用意

①身分証明書は、学割利用時で学生証、身体障害者割引きで身体障害者手帳が必要ですが、普通に購入する場合は身分証は必要ありません、

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010874205

自分が行きたい日時、行先さえ決まっていれば、あとは聞かれたことに答えれば良いだけですので、初心者の方にはおすすめと方法と言えるでしょう。

購入方法③ 駅の券売機で切符を買う!

最後にご紹介するのは、駅に備え付けられた券売機で新幹線の切符を買う、という方法です。
窓口に並ぶ必要はありませんし、全てセルフで済みますから、余計な緊張もなく落ち着いて切符を購入することができそうですね。

しかし、最初から最後まで自分で判断しなければなりませんから、戸惑ったり、購入後に「間違えた!」となったりする恐れもあります。
では、券売機の前に立ったら、まずはどのような操作をすれば良いのでしょうか?

まず「新幹線が買える券売機」を見つける

JRの主要駅には、「指定席券売機」「みどりの券売機」といった自動券売機があります。これは、普通の近郊電車の自動券売機とはちょっと違う高機能券売機です。これらの券売機でも、新幹線のきっぷを購入することができます。窓口が行列しているときなどは、券売機のほうが便利でしょう。

出典:http://jr-shinkansen.net/kaikata.html

すべては券売機のタッチパネルで、選んでいく

指定席券売機での買い方は、初期画面からモニターをタッチしていく形で進みます。「指定席」→「新幹線指定席」→「新幹線名」→「乗る駅」→「降りる駅」→「日時」→「時間帯」→「乗車人数」と選択していくと、候補の列車が出てきます。

出典:http://jr-shinkansen.net/kaikata.html

好みの列車を選んでタッチすると、座席選択画面になり、「座席表から選ぶ」を押すと、好きな車両と座席がシートマップから選べます。面倒な人は、「どの座席でも良い」を選ぶと、機械が勝手に座席を決めてくれます。

出典:http://jr-shinkansen.net/kaikata.html

その後、「乗車券の区間」が出てきますが、これは在来線を含めた、JRの乗車区間(乗車駅と下車駅)を決めるものです。新幹線の乗車駅と下車駅が同じ場合は、画面に出ているボタンを選ぶと、最終確認画面が出て、お金を支払います。

出典:http://jr-shinkansen.net/kaikata.html

「みどりの券売機」も便利です

★ 座席表(シートマップ)を見ながらお好きな座席を選べます。
※一部お取扱いのできない列車がございます。
★ 「時刻検索からきっぷ購入」のボタンなら、ご希望の時刻・目的地に合わせた新幹線・特急列車や乗継の普通列車をすばやく表示します。
※目的地までもっとも早く到着できる乗継をご案内します。
★ 当日分、前売分ともお取扱いしています。

出典:http://www.jr-odekake.net/railroad/midori/ticket/ticket.html

みどりの券売機に関しては、ネット上で操作をシミュレーションしてくれる「お試し版」もありますので、事前にやってみると良いでしょう。
次のリンクからお試しください。

ネット上で「みどりの券売機」の操作を体験することができるサイトです。

慣れればカンタン!新幹線で色々なところへ行こう

いかがでしょうか?昨今ではネット購入や券売機、チケットがわりのカードなど、新幹線の切符も様々に進化しているのですね。
非常に便利になった反面、一体どうすれば良いか分からない……と戸惑うことも多いでしょうが、慣れればネットや券売機での方がスムーズに購入できるようになります。
まずは、びくつかないでチャレンジ!

最初は窓口を利用して、新幹線の切符はこういうものなんだ、と学んでみると良いでしょう。
指定席か自由席か、席番号はどうなっているかなど大事なポイントを知り、そのうちにネットや券売機にも挑戦してみてくださいね。