美侍

就活の道はまずここから!?「インターン」の応募方法と選考に残るコツ

就活が始まると、やたら耳にするのが「インターン」という言葉。体験就職、くらいの認識の人も多いでしょうが、人気企業の場合はこれにも選考が存在し、受かるかどうかでその後の就活にも影響してくるのです!今回は「絶対受かって就活を上手くいかせたい……」という方のために、インターンの応募方法や選考基準、合格のコツなどをまとめました!ぜひこれを参考に、就活への第一歩を踏み出してみてください。

インターンにも種類がある!?参加の有無が採用に関わってくるものも

選考試験とは別なんだし、インターンに応募しなくても良いよね?と思っている方もいるでしょう。
しかし、インターンでは実務を経験できることが多いですから、参加した人としなかった人ではその時点で企業に対する情報量が全く異なってきますよね。
インターンは本番の履歴書を書いたり面接を受けたりする際、志望動機に説得力を持たせる意味でも非常に重要なのです。

また、中には単純に人手が欲しい企業や、ブランドをアピールする目的でインターンを実施する企業もありますが、本採用に直結している場合もあります。
インターンを非常に重要視している企業は、大体「インターンの期間がある程度長い」「インターンの選考が厳しい」「インターンのギャラが高い」といった特徴があるようなので、意識しておきましょう。

インターンは本選考に説得力を持たせる意味でも、非常に重要な役割を果たす!

インターンシップは、実務を体験することが多く、仕事内容を体感しながら知ることができます。これは、インターネットや説明会で仕入れる仕事内容以上の価値があると思います。
やはり、自身で体感して考えることと、客観的な意見のみを参考にして考えるのとでは、企業理解度合いに差がつき、本選考におけるESや面接での説得力の差にもつながります。

出典:http://www.c-academy.co.jp/advice/77/

インターンは主に3つの種類に分かれる!中には採用に直結している企業も

まず1つ目は、皆さんがイメージしているような“採用に直結している”本気のインターン。優秀な学生に早い時期から接点を持つことで、その学生を囲い込みたいという企業が積極的に実施するものです。

そして2つ目は、企業のブランドイメージ向上のために実施する比較的期間の短い、かつゆるい感じのインターン。最終的には多くの学生にいい印象を持ってもらうことで、エントリー数の向上を目的として実施するものです。

そして3つ目は、インターンと言うより、アルバイトに近い、リアルな職場に放り投げられるパターンのインターン。採用活動というよりは、大学生の労働力自体に期待している企業が実施するケースが多いです。

出典:http://naitei-lab.com/blog/internship-yuuri-furi/

本採用への重要度は、期間や選考の厳しさ、給与などから分かる!

採用直結型のインターンですが、これはある共通点があります。わかりやすいのは、期間が比較的しっかりとってあるインターンであることがまず挙げられます。基準としては1週間程度のものであれば、採用直結の可能性は高いでしょう。

出典:http://naitei-lab.com/blog/internship-yuuri-furi/

あとは参加までの選考フローです。エントリーシートだけでなく、インターン面接がしっかりと組まれている企業も可能性が高いです。2回・3回と面接を数多く予定している企業になればなるほど、本気度は高いと言えます。

出典:http://naitei-lab.com/blog/internship-yuuri-furi/

インターン参加に対して高額のギャラが発生するものもねらい目です。つまり、優秀な学生に集まってほしいと本気で思っているからこそ、そこに金額をつめるわけです。もちろんインターンにそれだけ金額をつぎ込める企業ですから、新卒採用への真剣度が高いことの裏付けと言えるでしょう。

出典:http://naitei-lab.com/blog/internship-yuuri-furi/

まずはエントリーから!インターンへの応募方法は?

では、インターンに応募するにはどうすれば良いか?ですが、これには「個人で応募する」「学校経由で応募する」という2つの方法があります。
個人で応募する場合は大抵就活サイトや企業の公式サイトからになると思いますが、インターンは夏季休暇や冬季休暇などの長期休暇を利用して行われることが多いので、6月頃からエントリー受付が始まるものと考えてこまめにサイトをチェックしておきましょう。

エントリーの方法は基本的にネット経由(サイトの説明を読んで申し込み)となりますが、中には志望動機を書いたエントリーシートを郵送しなければならない企業もあるようなので、注意してください。

学校経由でインターンに応募する場合は、基本的には全て学校を通して行います。
選考に合格したら学校で事前研修したのち事前訪問してインターン開始、というのが一般的のようですが、いずれにしてもあなたのイメージが学校のイメージに繋がりかねないので、礼儀作法はしっかり押さえていきましょう。

応募者が多いインターンは、エントリーシートや履歴書の内容、及び面接などで厳格に選考が行われます。
中には企業独自の試験をするところもありますから、前年度の傾向や企業分析、既に就職している先輩、身内の意見などを参考に対策を練っておくと安心です。

インターン応募はまず「エントリー」から始まる!長期休暇前にチェックしよう

大学の就活課やサイト、知り合いなど、インターンシップの情報を得るための方法について紹介されています。

インターンシップ情報を見つけたら、参加する企業を決め、応募(エントリー)します。企業によっては必ず参加できるとは限らず、申し込み人数が多い場合は抽選・書類選考や面接が必要となる場合もあります。興味があるプログラムの企業や気になった業界には、まずエントリーをしておきましょう

出典:https://job.rikunabi.com/media/internship/flow/

インターンシップは春休み、夏休み、冬休みなどの大学が長期休みに行われることが多く、特に夏休み期間がピークとなります。ぜひこの機会を利用しましょう。

夏休み期間のインターンシップは6月ごろからエントリー受け付けをスタートする場合が多いので、事前にチェックしてください。

出典:https://job.rikunabi.com/media/internship/flow/

個人(サイト経由)で申し込む場合は、エントリーシートが必要になることも!

これは企業のHPから行なう場合が多く、企業によってはインターンシップのエントリーシートを郵送する必要もあります。

~インターンシップ後はお礼の手紙やメールを忘れずに!~

その後参加がOKなら企業からインターンシップ参加の連絡があり、その日時に合わせてインターンシップへ参加することになります。

出典:https://xn--1kr69rl7h0yh.com/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

学校経由で申し込む場合は、就活課や先生の指示に従おう!

学校経由で申し込みを行なう場合、申し込みの流れは次のようになります。まず学校に来たインターンシップの募集を選び、学校経由で企業へ申し込みを行い、学校で事前の研修を行います。

~自分の振る舞い=学校の評判となることを忘れずに!~

その後インターンシップ先が決まったらまず事前訪問を行い、企業側に挨拶を行ないます。
その後インターンシップが開始され、終了後には学校でインターンシップの体験報告を行なうという流れとなります。

出典:https://xn--1kr69rl7h0yh.com/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

応募者が多い企業は「選考」が行われる!独自の試験や面接があるところも

選考には

(1)ESを含めたエントリー情報

(2)メッセージ

(3)企業独自の問い

(4)面接

の大きく4つのパターンがあります。

出典:https://jeek.jp/internship/abouts/93

企業はどこを重視する?インターン選考でのコツやエントリーシートの書き方とは!

最後に、インターンに応募した後選考に残るポイントについて見ていきましょう。
まず、最初に提出する「エントリーシート」に関するコツ。
人気企業の場合はここで足切りされることも多いので、エントリーシートはしっかりと押さえておきたいところです。

インターンに受かる学生の特徴としては「自分の考えや志望動機が具体的に書かれている」というものが挙げられます。
ただ単に「サークルの部長をやりました」「こんなバイトをしました」「資格を持っています」という情報だけではなく「なぜそれをやったのか」「仕事にどう活かせるのか」までを簡潔に盛り込みましょう。

また「将来どうなりたいか」「インターンを通して今後どのように成長していきたいか」など、未来のビジョンを織り交ぜるのも効果的です。
エントリーシートは既にインターンを終えた先輩たちも「もっと内容を練れば良かった……」と後悔することが多いようなので、インターンへの熱意がどうすれば伝わるかをよく考え、周囲の人に添削して貰うなどして推敲しましょう。

受かる学生はインターンへの熱意が感じられる!エントリーシートは「具体的に」書こう

インターンの面接に通過する学生は、質問に対して具体的な回答が返ってくることが多く、インターンにどうしても参加したいという強い意志が感じられることが特徴です。

出典:https://01intern.com/magazine/archives/5427

面接官が知りたいのは、
「あなたがどんな人物(性格・考え方・価値観・仕事に対する姿勢)か?」という点です。

そのため、「何をしたか?」に関連付けて、
「なぜ、それをしたのか?」
「どうして、そう考えたのか?」
「インターン生として、会社でどんな仕事をしていきたいのか?」
を中心に話してくれる学生の方が、人物像が伝わりやすく、インターン生として働くイメージが付きやすいです。

出典:https://careerbaito.com/column/detail/429#id_interveiw1

インターンを経験して「どうなりたいか」も加えると効果的!

もうひとつは「あなたの将来のビジョンを織り交ぜる」こと。
特にベンチャーなどの長期実践型インターンシップの志望理由として、よく好まれます。志望動機は、経験や体験などの過去だけではなく、将来のビジョンといった未来にもあるはずです。

出典:https://careerbaito.com/column/detail/13

意外と後悔する人が多い!周囲にも添削して貰いつつ、内容を熟考しよう

Eさん「インターンシップで得たいものをもっと明確化しておけばよかった。志望動機をもっと練るべきだった。」

Fさん「エントリーシートのみで選考を行う企業も多かったため、エントリーシートで落とされてしまうことが多かった。簡潔に的確に回答するべきだと思った。」

Gさん「ESが通りにくかったので、もっと友達や家族に見てもらい添削してもらうべきでした。」

出典:https://www.jobweb.jp/post/a-21300

基本情報から志望動機まで、エントリーシートの書き方が詳しく紹介されています。

面接では「第一印象」が重要!身だしなみや挨拶に気を付け、自然に振る舞おう

応募したエントリーシートや履歴書が通過した場合、次の難所となるのが「面接」です。
インターンの面接も本番の面接と感覚的にはほぼ変わりませんので、練習とは思わず本気で挑みましょう。

基本的なマナー意外に重要なポイントは、やはり「第一印象」。
スーツや靴、鞄などは全て清潔に整え、ハキハキと明るい挨拶や自然な表情などを心がけてください。

また、面接では「どう思われるか」「自分をどう見せるか」を気にすると思いますが、実はそれは自己中心的な考えです。
自分がどう振る舞うかではなく「面接官が何を求めているか」を考え、相手に分かりやすい言葉で、的確に思いを伝えることを一番に考えましょう。

第一印象で面接官が気にするポイントは、
・身だしなみ…衣服が整っているか、清潔か。
・挨拶…正しい言葉使いで挨拶を言えるか。
・声の大きさ、明るさ
・表情…緊張しすぎていない自然な笑顔か。

出典:https://careerbaito.com/column/detail/429#id_interveiw1

自分のことより「面接官の希望に応える」ことを重視しよう!

面接における誠意とは「自分をどう見せるか」ではなく、「面接官が自分の何を知りたいのか」に集中して、出来る限り面接官の希望に応えること。その結果自分がどう思われるかなどということは考える必要はありません。

出典:https://careerbaito.com/column/detail/429#id_interveiw1

インターンがゴールではない!そこでの経験もしっかり結果に繋げよう

いかがでしょうか?インターンは就活を勝ち抜きたいなら絶対に応募すべきものですが、必ずしも参加できるとは限らないのですね。
しかし、あくまでもインターンはゴールではなく、スタートラインに立つための切符のようなもの。

応募したことに満足せず、選考が決まったらエントリーシートから面接まで抜かりなくやり遂げましょう。
インターンでの経験を、ぜひその後の就活にしっかり活かしてくださいね。