美侍

どんなスタイルがベスト?新社会人のメンズファッションをレクチャー

就活時代はリクルートスーツであればOKだったオフィスファッションも、入社後は毎日の着こなしに悩んでしまうものです。新社会人なのに派手な色や目立つ格好を取り入れようものなら先輩からの視線も気になり、地味だとそれはそれで取引先には印象に残らないのでは、と心配になったり……。ただでさえ、慣れない生活がスタートしたというのに、出社ファッションにも気を遣わなくてはいけないという新社会人も多いのではないでしょうか。今回は、周りに好印象を与えるメンズのビジネスファッションを、業界や社風別に紹介します。

スーツは当たり前!お堅め企業の場合 (公務員、メーカーetc)

どんな場合であれ、メンズの出社ファッションとしてスーツ着用は必至のお堅め業界。
毎日同じような色味だと飽きてしまうため、ときには自分らしいアレンジも取り入れたいものです。

とくに新社会人の場合はどこまでが限度?どこを見られている?など、ポイントをしっかりとおさえておくことが重要です。

スーツは落ち着いた定番の色味をチョイス

落ち着きや誠実さが求められるお堅めの業界の場合は、ベーシックなメンズスーツを選ぶことは基本中の基本です。
無地のネイビーやチャコールグレーあたりが無難です。
色味だけではなく、形もトレンドのタイプではなく、昔からあるオーソドックスなタイプを選ぶ方が賢いでしょう。

シャツやネクタイは派手なのはNG!けれど、行き過ぎない範囲で個性を

ベーシックカラーのメンズスーツに合うのはやはり、白が定番でハズレがなく好印象を与えます。
たまにはブルー系をチョイスしても良いでしょう。
また、悩みがちなネクタイの色や柄は、シャツの白やブルーに合う、グレー系やブルー系がおすすめです。
なかでも無地や小紋柄で、濃い目のブルー系だと、より一層落ち着いた印象を与えます。

意外と見られている靴はいつも綺麗に磨いておく!

スーツ姿だとネクタイやシャツに比べると、あまり目がいかないのではと思われる足元。
しかし、案外見られている部分でもあるのです。
靴が綺麗だと、身だしなみが細部にまで行き届いており、仕事ができる人だなという印象を持たれるはず。
反対に、いくら愛想が良く、営業トークが上手でも靴が汚れているままだと、「この人に任せて本当に大丈夫なのかな?」と言った不安感も拭えません。
デキるビジネスマンになりたいと思う人は、まずは、靴を綺麗にしておくことを心がけましょう。

金融関係や保険関係など超お堅め業界は社内ルールをしっかりと守って!

銀行や金融関係、保険業界などはさらにファッションのルールが厳しく、「シャツは無地白色に限る」「華美なネクタイやシャツは禁止」といったルールが設けられているところもあります。
取引先や顧客に安心感を求められる職業は、個性云々よりも社内のメンズファッションルールをしっかりと守ることが第一ですね。

ラフもOK!オフィスカジュアルが基本の企業の場合 (マスコミ、アパレル、IT関係etc)

ほかにはないアイデアを提案したり、メンズファッションのお手本となったりと、個々のセンスやユーモアが評価されることが多くある業界は、日常での着こなしに特に固い縛りはなく、割と自由な着こなしがOKだというところが多いようです。
新社会人であればこれから特に個性が注目されそうですね。
おさえておきたいルールやポイントをお教えします。

スーツでなくても基本はジャケットをON

たとえカジュアルOKだからといっても、新社会人だけでなく、社会人であるならジャケットくらいは羽織っておきたいものです。
ジャケットが不要なシーンでも、急な打ち合わせや来客があったときにも1着備えておくと、羽織っている方が断然好印象を与えるはずです。
ノーネクタイでもジャケットがあるだけで頼もしい雰囲気になりますね。
また、メンズスーツのジャケットではなくても、シルエットが今風のものを選んでもOKなのが嬉しいですね。

ボトムはチノやスラックスを選べば間違いない!

カジュアルと聞くとデニムパンツもOKなの?と思ってしまいますが、ON・OFFの切り替えをしたいなら、なるべく避けた方が良さそうです。
そんなときに使えるのがチノパンやスラックスです。
スーツほどではないけれど、ある程度節度を持った着こなしになります。
ジャケットとの相性は言うまでもなく抜群であるため、数本持っておくと毎日のファッションに困らないですね。

肌の見える範囲は最低限に

カジュアルOKなオフィスでの着こなしおいて注意しておきたいことは、アイテム選びもそうですが、肌の見える範囲を少なくすることを意識すると良いでしょう。
例えば、夏でも短パンは穿かない、胸元のボタンをムダに開けないなどです。
肌が見える範囲が多いと、だらしない印象にも繋がるため、テキパキと仕事がデキるメンズであるという印象を与えるためにも、その辺りのことも心がけておきましょう。

スニーカーなら革製のものをチョイスしよう

スーツ着用でなくなると、足元は革靴ではなくスニーカーを選びたいという人も多くいるのではないでしょうか。
アパレル関係では、素足にカジュアルなローファーや流行りのスニーカーなどを履いても問題はないでしょうが、そうでない場合には、なかなか抵抗があるものです。
そんなときには、革仕様のスニーカーを選ぶのもひとつの手ですね。

それぞれに合う着こなしでデキる新社会人になろう!

入社したばかりで、仕事を覚えることや先輩についていくことに必死な人も多いこの時期。
毎日のファッションも気合を入れることで、ますます仕事が楽しくなりそうですね。

仕事へのやる気の高さなどの内面のモチベーションはもちろん大切ですが、
見た目も同じくらい大切です。
ルールやポイントをおさえて好印象を与えましょう。