美侍

食べながら肥満解消!おにぎりダイエットの仕組みと注意点

たるんだ身体を改善したい。そんな皆さんにオススメしたいのが、おにぎりダイエットです。「おにぎりを食べて痩せるなんて本当?」という皆さんのために、その仕組みと注意点について確認していきましょう。

まずはやり方を確認!

おにぎりダイエットとは、一定期間食生活を見直すことで体質改善を図るダイエット方法になります。
このダイエットを行うことが出来るのは、肥満体型の方のみです。
なぜなら、肥満体型の方は後述する「日本人特有の太りやすい体質」になっていることがほとんどであり、それを解消することが痩せるための近道だからです。
やり方は以下の通りになります。

1. 主食をご飯(おにぎり)、おかずは野菜中心の食生活にする。
2. ご飯の量は1日2合が目安、夜は少なめで朝と昼はおにぎり1~2個食べても良い。
3. おにぎりの具は塩分やカロリーが少ないものを選択する。
4. お肉やお魚、油を取るのは禁止(ドレッシングも油分の無いものが望ましい)。
5. 上記のような食生活を1~3週間続ける。

おにぎりダイエットの実践法の基本は、おにぎりをメインとした食事を体内環境が生まれ変わるまでの3週間程度続けていきます。白米2合分のおにぎりを1日3回から4回に分けて食べ、おかずは野菜をメインにして体質改善を図ります。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/006022/

野菜の食べ方やおにぎりの具にも要注意です。
なるべくタンパク質や塩分、脂質を食べないことがポイントになります。
もちろん、お酒もNGです。
このダイエットはあくまで期間限定で行ないます。
1カ月以上このような食生活を続けていると、栄養不足になってしまうこともあるので気を付けましょう。

おにぎりダイエットは炭水化物をカットするのでなく
太りやすいおかずや間食を見直すことで、痩せるための方法です。

肉や魚、脂っこい物などを食べないようにするという
偏った食事内容で痩せようとする方法なので

1~3週間くらいの期間限定でやるのがポイントと言えますね。

出典:http://www.e065.yaseru-diet.biz/entry1.html

おにぎりは日本人にピッタリなダイエット食品

炭水化物はダイエットの敵とよくいわれています。
なぜ、おにぎりを中心とした食生活で痩せられるのでしょうか?

もともと日本人は、洋食が流入してくるまでは野菜や穀物中心の食生活でした。
現在のような食生活へと変化したのは、つい100年程前です.
そんな日本人が肉や油を必要以上に摂取してしまうと、インスリンが過剰に分泌されます。
インスリンの過剰分泌は脂肪が増える原因です。

インシュリンが急激に、かつ大量に分泌されると、脂肪細胞に糖が運ばれ、肥満の原因となってしまいます。そこでインシュリンの分泌量を増やさないために、「血糖値を急に上昇させないこと」が必要です。

出典:http://club.panasonic.jp/diet/kiso/insulin/

また、肉や脂質によるインスリンの過剰分泌はその場限りのものではありません。
長年こうした食生活を続けていると、1回の食事におけるインスリンの分泌量そのものが増加してしまうのです。
同じような食事をしても、インシュリンの分泌量が高い人ほど太りやすいといえます。
このような、肉や油によってインスリンが過剰に分泌された状態が「日本人特有の太りやすい体質」なのです。

おにぎりと野菜中心生活を一定期間続けていると、インスリンの分泌量は少しずつ抑えられます。
日本人は長年こうした食生活を続けてきたので、お米を食べるとインスリンが緩やかに分泌されるのです。
「日本人特有の太りやすい体質」を改善する。
これが、おにぎりダイエットで肥満を解消できる理由だったのです。

肉や脂肪をたくさん食べるようになると、必然的に炭水化物の摂取量が減少してインスリンの働きが悪くなる。そのため、インスリンの必要量が増える。

出典:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=266452

おにぎりダイエットの効果を高めるには

おにぎりダイエットを成功させるには、いくつかの注意点があります。
1つは、なるべく運動をしないことです。
おにぎりダイエット中は、お肉や油を食べていないため、身体に溜めこまれているエネルギーが少ない状態にあります。
また、体質改善そのものに身体がエネルギーを使うため、そんな中運動してしまうと体調不良に陥る可能性も少なくないのです。

ダイエットというと運動をしたほうが痩せやすいと思いがちですが、おにぎりダイエットを行っている期間中は過度な運動は避けた方が良いでしょう。

体質改善をするために多くのエネルギーを使っている期間ですから、過度な運動をすると体調を崩しやすくなります。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/006022/

もう1つは、食の誘惑に負けないことです。
野菜とおにぎりばかりの食生活をしていると、はじめのうちはお腹がすぐに空いてしまうことでしょう。
この空腹感に負けて、お菓子やお肉に手を出してしまうとおにぎりダイエットの効果は全くなくなってしまいます。
野菜とお米中心の食生活であっても、噛む回数を多くすることで満腹感が得られるのです。
海藻や野菜のように食物繊維の含まれた食品は、自然と咀嚼数が多くなります。
また、どうしても食べたくなったときのために小さなおにぎりを準備しておくのも良いでしょう。

噛むことで満腹感を得るべし。

ふだんの1.5倍から2倍多く噛んで食べれば、いつもより1割少ない食事でもいつもと同じくらい満足できるという研究が米国で発表された。

出典:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2013/021074.php

ご飯を主食とする日本食は、咀嚼回数を増やすのに適した食事と考えられている。日本食はご飯を中心に、主食、副食を並べた一汁三菜が基本となる。口の中でご飯とおかずがいっしょになることで咀嚼回数が増える。

出典:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2013/021074.php

短期間でも継続が大切

おにぎりダイエットは比較的短期間のダイエットです。
その短い期間の中でも、おにぎりと野菜以外のものを食べたいという誘惑に駆られることでしょう。
そうした誘惑に打ち勝ち、体質改善をすることで、肥満解消への1歩を踏み出せるのです。