北海道グルメの新定番！札幌発祥のB級グルメ3選

B級グルメとは、安くて美味しい、なおかつ庶民的な料理のことを指します。北海道といえば食の宝庫です。美味しいものは食べたいけれど、お値段が高級なものはちょっと…という方にもおすすめしたい、札幌発祥のB級グルメを見ていきましょう。

ありそうでなかった「餃子カレー」

北海道のB級グルメとして最近話題になっているのが「餃子カレー」です。
見た目はその名の通り、カレーの上に餃子を乗せて食べるという料理になります。

なんとなく想像出来る味だから、食べるまでもないだろう。
そのようにお考えの皆さんは今すぐ改めてください。
餃子カレーの魅力は、個性の強い食品がお互いにぶつかり合うことで生まれる独特の食感と風味です。
普段組み合わせることの無い餃子とカレー。
この2つを同時に食することで生まれる味わいは、1度経験したらやみつきになることでしょう。

ぎょうざカレー。道民ソウルフードだそう。ぎょうざがニンニク効いててうまいからか、カレーとも合うwww

出典：http://retty.me/area/PRE01/ARE164/SUB16401/100000014002/484843/

なんというか上手くいえないんですけどとてもヤミツキになる味でしたね。一口ずつ美味くなっていくというカレーでした。

出典：http://wayohoo.com/foods/western/curry/gyoza-curry-miyoshino-sapporo.html

餃子カレーといえば、やっぱり「みよしの」

餃子カレーを食べるときにお立ち寄りいただきたいのが「みよしの」という定食屋さんです。
札幌における餃子カレーブームは、もともとこちらのお店が火付け役になったといわれています。

昔ながらの定食屋という趣に違わず、お店の中もアットホームな雰囲気を醸し出しています。
餃子とカレーにこだわりを持ったお店というだけあって、メニューにもその2品をアレンジしたものが多く並んでいるのです。
その究極系が餃子カレーといったところでしょうか。

みよしのの餃子カレーは税込み390円というリーズナブルな点も魅力的です。
もっと食べたいという人は、大盛りのジャンボカレーというメニューもありますのでぜひお試しください。

ぎょうざとカレーなら「みよしの」

昭和42年から続く老舗の定食屋さん。

新鮮な野菜と卵、たっぷりのお肉を、秘伝のスパイスで味付けした餡を極薄の皮で包んでいます。この薄～い皮でプリップリの食感を保つのは大変なんだ。

出典：http://miyoshino-sapporo.jp/kodawari/

餃子専門店なのに「カレー？」と、びっくりする人も多いよね。
でも、今や押しも押されぬ道産子のソウルフードになりました。

出典：http://miyoshino-sapporo.jp/kodawari/

ラーメンの本場で味わう「ラーメンサラダ」

北海道といえば、札幌や函館、旭川を筆頭に各地で美味しいラーメンを食べることが出来る土地として有名です。
そんなラーメンの本場において、一風変わったラーメンの食べ方がB級グルメとして知られています。
それが、ラーメンサラダなのです。

スパゲッティやマカロニのサラダを食べたことがあっても、ラーメンをサラダに混ぜてみたという人はあまりいないのではないでしょうか？
冷やし中華を例にとってもわかるように、ラーメンは冷やして食べても美味しい食品ですよね。
北海道ラーメンの特徴である細麺と野菜や魚介を一皿で味わえるラーメンサラダは、道民にとっては定番の居酒屋メニューです。
シャキシャキした野菜と喉越しの良い麺。
この2つの相性が抜群でどんどん箸が進みます。
ビールと一緒に食べるのも良いですし、軽食としていただくのにもピッタリなB級グルメなのです。

「ラーメンサラダ」と聴いて違和感を覚える人は、北海道にあまり行ったことのない人だろう。茹でたラーメンにドレッシングをからめて野菜や魚介などと一緒に盛りつけた料理で、北海道の居酒屋にはほぼ必ず置いてあるメニューだ。

出典：http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2014/01/post_2063.html

大人数で居酒屋…ってなったら、必ず頼むラーメンサラダ…。

不思議と美味い気がするんだよなぁ～♬♪♫

出典：http://ameblo.jp/shinobin3jp/entry-11739337811.html

高級ホテルが発祥の地

ラーメンサラダが生まれたのは、札幌グランドホテルという歴史あるホテルになります。
居酒屋さんでも食べられるメニューですが、札幌にお越しいただいたのであれば1度本場の味をお試しください。
札幌グランドホテル内の別館1階に位置する「北海道ダイニング　ビックジョッキ」というお店では、「元祖ラーメンサラダ」が現在でも定番メニューとして人気となっています。
居酒屋さんとグランドホテルデイ提供されているラーメンサラダの味を比べてみるのも、北海道旅行の楽しみ方の1つといえるでしょう。

元祖ラーメンサラダ」は、ホテルオリジナルのフレンチドレッシングと中華ドレッシングを混ぜてコシのある特製麺に絡め、レタス、トマト、キュウリなどの野菜とムール貝、海老などの具材を添え、ドレッシングをかけた一品です。

出典：http://www.grand1934.com/rest/fair/ramen_salad.html

ラーメンサラダ・北韓道ダイニング　ビックジョッキ

ラーメンサラダはもちろん、そのほかのメニューも充実。

札幌を代表するB級グルメ、「スープカレー」

最後に、札幌の代名詞といえるB級グルメをご紹介します。
もちろん、スープカレーです。
カレーといえば、ドロッとしたルーをご飯にかけて食べるものとして認識されている方も多いことでしょう。
スープカレーはそれと異なり、さらさらしたルーが特徴です。
通常のカレーとは異なり、スープのだしを取ることから調理が開始されていることが、このような食感を生み出す秘訣になります。

近年札幌から爆発的に広がってきたカレーのこと。
さらさらとしたスープ状で、数十種類のスパイスをブレンドしたスープに、チキンなどのお肉とたくさんの野菜が入っているものが一般的です。
スパイスの種類や具材は様々で、お店によっていろいろなタイプのスープカレーが楽しめます。

出典：http://www.meiji.co.jp/foods/magic/about_curry/

もう1つの注目していただきたいのが具材の大きさです。
通常のカレーよりも大きく切り取られた具材のおかげで、食材の食感をそのままお楽しみいただけます。
お店によっては、ジャガイモを丸ごと煮込むところもあるのです。

こうした点を考慮すると、スープカレーはカレーというよりもスープに近いといえるでしょう。
農業が盛んな北海道の食材と、食欲を促進するカレー味のスープ。
スープカレーはまさに北海道の大地の魅力を最大限に生かした料理なのです。

スープカレーの多くは、具材に使用する野菜類を大ぶりに切ってゴロリと入れてあるのが特徴です。
これは見た目が、フランスの家庭料理のポトフに非常に似ています。
ゴロリ野菜は、北海道発の料理であることも影響していますが、一番の理由は、スープと具材とをそれぞれ楽しんで頂くためです。さらに同じゴロリ野菜でも、煮込んであるものや、素揚げしているものなどがあり、一皿で様々な食感を楽しむ事ができます。

出典：http://www.yellowcompany.jp/howto.html