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福島ラーメンの新定番!白河ラーメンの魅力とおすすめ店3選

喜多方ラーメンや郡山ラーメンなど、福島県にはいわゆるご当地ラーメンがいくつも存在します。そんな中でも今回皆さんにご紹介したいのが白河ラーメンです。素朴でどこか懐かしさを感じさせる白河ラーメンの魅力とおすすめの名店を詳しく見ていきましょう。

白河ラーメンとは

オーソドックスな醤油ベースのラーメン

皆さんは、ラーメンに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
近年、こってり系や激辛など、刺激の強い味のラーメンがもてはやされる傾向にあります。
こういったラーメンも確かに美味しいですが、そればかりだと飽きてしまいますよね。
そんな時代だからこそ、昔ながらのオーソドックスなラーメンが再び注目を集めているのです。

白河ラーメンは、こうした時代の流れの最先端をいっているラーメンといえます。
そもそも白河ラーメンとは、福島県白河市が発祥のご当地ラーメンです。
醤油味をベースにしながら、手打ち麺を美味しく食べるというラーメン本来の楽しみ方を追求した一杯なのです。

そんななかでも絶対に食べておきたいのが、福島県白河市の「白河ラーメン」だ。オーソドックスな醤油味のラーメンということでは喜多方ラーメンと変わらないが、食紅を塗ったスモーキーなチャーシューを使用し、やや醤油が濃いめなのが白河ラーメンの特徴といわれている。

出典:http://rocketnews24.com/2014/10/14/496838/

手打ち麺、チャーシュー、ワンタンが特徴

白河ラーメンはとら食堂というお店が始めたラーメンがスタートといわれています。
スープがよく絡む縮れ麺と自家製チャーシュー、さらにはワンタンをプラスしているお店も存在します。
これだけ聞くと、よくあるラーメンの一種と思われるかもしれません。
しかし、一口食べるとその美味しさに驚くことでしょう。
オーソドックスなラーメンを追求した先にある本物の美味しさが、白河ラーメンの魅力なのです。

白河ラーメンは、故竹井寅次氏、通称「とらさん」の編み出したスタイルを綿々と受け継いでおり、彼が創業した「とら食堂」は、現在でも白河の代表的なラーメン店。多加水の幅広縮れ麺が最大の特徴で、手打ちの割合は近年減っては来ているが、喜多方以上にピロピロ感のある麺はとてもよくスープを絡める。伝統的には、木の棒で麺を打ち、包丁で切り出し、手で揉んで縮れをつける。オーソドックスな澄んだ醤油スープは、喜多方に比べて醤油が濃いめ。フチの赤い昔ながらのチャーシューを使う店も多い。

出典:http://www.raumen.co.jp/rapedia/study_japan/study_raumen_shirakawa.html

シンプルだからこそお店ごとの工夫が光る

また、白河ラーメンの基本はシンプルですが、だからこそお店ごとの特徴が光るのです。
スープにこだわっているお店もあれば、チャーシューを売りにしているお店も存在します。
各お店が自分たちの味を追求し続けているからこそ、白河ラーメンは単なるご当地ラーメン以上の注目を集めているのです。
福島県に来たのに、白河ラーメンを食べずに帰るのは勿体ないといわざるを得ません。
以下では、白河ラーメンを提供するお店の中でも特におすすめの店舗を見ていきましょう。

ちょっと王道の白河ラーメンとは比べて、
ビジュアルが大人しい感じがする。。

スープは本家と同じく白河系でもあっさりしたタイプ。


最初は東京ラーメン?と思うような印象だけど、
食べ終わる頃にはしっかり白河を感じていた。

麺はちょっと細めのピロピロ手打ち麺。

出典:http://bob3.seesaa.net/article/309148385.html

いやー、おいしい。
がっしりしたコシがいいね。
これはやはり白河ラーメンだ。

チャーシューが本家と同じく
燻製香がリッチでとってもおいしい。
叉焼ワンタン麺にすればよかったな。。。

出典:http://bob3.seesaa.net/article/309148385.html

おすすめ店①:白河ラーメンの元祖 とら食堂

最初にご紹介するのが、白河ラーメンの元祖である「とら食堂」です。
御斉所街道の古峰神社付近にあるこちらのお店は、白河ラーメンファンにとって聖地ともいえるラーメン店となっています。
田園地帯の真っただ中にあっても、連日お客が途絶えることはありません。
伝統的な白河ラーメンの味を現在にまで伝え続けている、歴史深い名店なのです。

店主の竹井和之さんは2代目。
初代の寅次さんが作った中華そばが『白河ラーメン』の元祖だといわれています。
寅次さんが作り方を各店に教えたことで約30軒もの店に、
『白河ラーメン』が広まったのだそう。
『白河ラーメン』は、手打ちのちぢれ麺と、
コクがあるのにサッパリとしたしょうゆ味のスープが特徴。

出典:http://www.ntv.co.jp/burari/050305/info06.html

手打ち中華そば

とら食堂に来たら、ぜひ手打ち中華そばを食べてみましょう。
上の画像をご覧いただいてもわかるように、見た目は非常にシンプルなラーメンです。
麺が透けて見えるほど透明感のあるスープに、赤みがかった自家製チャーシューがよく映えています。
一口スープを飲んでみると、どこか懐かしさを感じさせながらも、醤油がしっかり効いた深い味わいです。

チャーシューも昔ながらといった感じ!とら食堂 福島 白河ラーメンいっただっきま~す!
うん、美味しい!
スープはあっさりだけどコクがあって、なんとなく体に良さそうな気がしてしまってゴクゴク飲めちゃいそうな危険なスープです。
平打ち麺もツルツルっと喉越しが良いです。とら食堂 福島 白河ラーメンこちらのチャーシューも、好みでした!とら食堂 福島 白河ラーメン卓上にあった瓶には玉ねぎが粗くみじん切りされた物が入っていました。
最初はニンニクだと思いましたが、ニンニク女としては玉ねぎでちょっと残念・笑とら食堂 福島 白河ラーメン玉ねぎ臭さはなく、麺といっしょに食べると、しゃくしゃくした食感が良くてサッパリ。
これはこれで良いかも!

出典:http://bonappetit.maya-tamaplaza.com/torashokudo

スープを飲んだら、こだわりの麺を早速すすっていきましょう。
手打ちの縮れ麺は、チャーシューの旨味が溶け出したスープがよく絡むように作られています。
柔らかさと程よいコシが両立しており、まさにラーメンの王道ともいえる食感です。
白河ラーメンの元祖という看板を掲げながら、お客に喜んでもらう味を追求し続けてきたとら食堂の手打ち中華そばは、白河ラーメンの一つの完成形といえるでしょう。
この味を、ぜひご自身の舌でお確かめください。

麺は、思っていたより長めに切られ、やや平打ちぎみ、そして満遍なく小まめにちぢれが付けられている感じになっている。
食べてみると、ツルツルとする口当たりが実に柔らかく、噛み締めるとやさしいコシで全体的にやや緩めの食感ではあるものの、決してダレている感じではなく品良くまとまっており、かなーり優等生的な食味と感じられる。麺もまた、「ご当地」と言うことで、どこかにカントリーっぽさを期待していた私の予想とは異なり、かなり洗練された現代的な食味に感じられる。

出典:http://www.01ch.com/ramen/torashokudou.html

とら食堂の店舗紹介と口コミのページです。

おすすめ店②:熟成されたチャーシューが美味 火風鼎

続いてご紹介するのは国道289号線沿い、南湖公園の付近に位置する「火風鼎(かふうてい)」というラーメン屋さんです。
一見すると普通の民家のような店構えですが、こちらではチャーシューにこだわった白河ラーメンを食べることが出来ます。

自家製チャーシューは、しょうゆラーメンだけでなく、みそラーメン・塩ラーメンにもぴったり合っています。ぜひ食べて下さい。

出典:http://shirakawa315.com/ramen/post_74.html

手打ちチャーシュー麺

火風鼎のおすすめは、何といっても手打ちチャーシュー麺です。
麺を覆いつくすほどたっぷり盛られたチャーシューは食べごたえ抜群です。
お口の中で溶けだしそうなほどジューシーでありながら、決して飽きを感じないのです。
器を見たときは、何枚食べてもなくならないのではないか思うかもしれせんが、食べ始めるとあっという間にチャーシューが器から消えています。
それほど夢中になって食べてしまえるほどの美味しさなのです。

切り立ての至高のチャーシューは10枚ほど。

美しい。
ため息のでるよーな♪

おいしい・・・
ほんとにおいしい。
今日の麺はかなりきれい。
ボコボコした舌触り、
むちむちの食感、
たまらん。

やはり美味い

自分で究極のチャーシューといってしまう
チャーシューも悔しいけどその通りのおいしさ。

出典:http://bob3.seesaa.net/article/407561281.html

白河ラーメンの魅力である麺も良く味わってみましょう。
とら食堂と比較すると少々硬めで、コシの強い食感に仕上がっています。
しっかりと手打ちされており、チャーシューと一緒に食べてもその良さをさらに引き立ててくれます。
抜群の食べごたえと美味しいチャーシューを楽しみたいという方は火風鼎で白河ラーメンを食べてみましょう。

さて自慢の中細麺は手打ちらしく太さが不揃いのもの。武骨でゴツゴツとした舌触りが特徴的。

加水率は中~低。茹で加減は固めでとてもオリジナリティあふれる麺ですね。手揉みでしっかりと縮れが入れられていてスープによく絡みます。

同じ手打ち麺でも”とら食堂”の麺とは全くキャラが異なりますね。

いずれも魅力的な麺で甲乙つけがたいところ。

出典:http://blog.goo.ne.jp/water_crown_snery/e/e2a9cb19c2c81845802e6d584fd54a02

火風鼎の店舗情報と口コミのページです。

おすすめ店③:ボリュームたっぷりなセットがお得 あすなろ食堂

最後にご紹介するのは、「あすなろ食堂」で食べられる白河ラーメンです。
こちらのお店は、ラーメン以外にも様々なメニューを食べられる食堂となっています。
白河旭高校と白川第三小学校の中間にあり、学生に好まれるボリュームたっぷりのメニューが特徴です。

シタミチで行こうかとも考えたが、平日は昼の部が14:30までらしいので、東北道を使って白河までワープする。
 ネットでだいたいの場所だけ確認し、詳細な地図を持ってこなかったので、白河市街に入って少々迷ったが無事到着。大通りから入った住宅街の一画にあり、初めての方にはやや分かり辛いかも。隣にある白河旭高校を目印にするといい。

出典:http://www.geocities.jp/zzr_1100c22004/contents_terameshi_club_246.html

あすなろセット

あすなろ食堂で白河ラーメンを食べるなら、ぜひあすなろセットに挑戦してみましょう。
画像をご覧いただいてもわかるように、「勝丼」と「白河ラーメン」だけでなく、野菜たっぷりのサラダや付け合わせまで付いてくるお得なセットメニューです。
お腹いっぱい食べたいという人もこちらのセットならご満足いただけることでしょう。
ボリュームだけでなく、味にも注目です。
鶏ガラと醤油をベースにした本格的な白河ラーメンの美味しさは、他のラーメン店に負けていません。
麺も手打ちされており、まさにオーソドックスな白河ラーメンといった感じです。
ボリュームたっぷりな勝丼と一緒に食べても飽きがこないように味が調整されており、最後まで美味しくいただけること間違いなしです。

やや幅広の平打ち縮れ麺。つるつるもちもちっとした食感で、しかもやや硬めの仕上がりのため食べ応えがあります。スープは見た目どおりのあっさり醤油味。醤油の味がやや強めに出た非常に古典的なスープですが、麺の邪魔をしないところが嬉しい感じ。最近はWスープだの、なんとかパクリ系だのラーメンの進化が激しいというか、続々と新機軸が打ち出されていますが、こういう古典的なスープは、一昔前に流行ったものより却って新鮮で、好ましく感じます。

出典:http://redsnowman.cocolog-nifty.com/urawa_goten/2009/11/post-b05d.html

セットとして付いてくる勝丼も、出汁がしっかり効いていて非常に深い味わいとなっています。
カツのサクサク感が程よく残っており、ラーメンのツルツルした食感との比較をお楽しみください。
白河ラーメンと勝丼はどちらも単品で召し上がることが出来ますので、量が多くて心配という人はそちらを注文しましょう。
量だけでなく美味しさにもこだわった白河ラーメンを食べるなら、あすなろ食堂は外せません。

んで、勝丼。

高校のすぐ脇だから、、、なのかな?
ゲン担ぎ的に『勝丼』って表記のカツ丼です。


でかいラーメン丼の隣なので、小さめに見えますが、ごはんは一般的なカツ丼フルサイズ、ヘタすると大盛りくらいあるかもしれません。

揚げたてのカツを、少なめの出汁でさっと仕上げた感じです。

一部に卵も出汁もかかってない部分があって、サクサク感がとても良好♪

で、煮込まれてる部分はジューシーでうまうま(*^^*)

出典:http://ameblo.jp/tz-go/entry-11858114102.html

あすなろ食堂の店舗情報と口コミのページです。

福島へ来たらぜひ白河ラーメンを

オーソドックスな白河ラーメンは、お店の個性が光る福島の新定番グルメです。
福島県で食事をする際には、ぜひ白河ラーメンでお腹を満たしましょう。