美侍

同棲する前に要チェック!住民票をそのままにするメリットとデメリット

同棲カップルが相談や準備の段階で疑問に思うのは、住民票などの手続き関連。実際にはそのまま移さずにいるカップルもいますが、それによるメリット・デメリットはどのような例があるのでしょうか?検証してみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

住民票を移さない理由

同棲のために引っ越した場合、何らかの理由で住民票を移さずにそのまま(実家に残したまま)にしているカップルもいます。
そのような理由には以下のような理由が見られます。

・結婚するかが現時点で未定
・同棲が長続きするか/上手く行くかが分からない
・同棲していることを職場などに知られたくない
・「内縁の妻」になるのが嫌(女性から見ても、男性側からも)

同棲するといっても先のことが分からないから、わざわざ移すのに抵抗があると感じている方が多いようです。

職場にばれたくない?

住民票を移さない理由として、「同棲していることを職場の人にばれたくない」という理由も多くあります。
ただし世帯主を分けることで、住民票から同棲を知られることはなくなります。

住民票は世帯ごとに管理されています。そのため、「あなた」と「同居している方」が別世帯で登録されていれば、「あなた」の住民票に「同居している方」の名前が記載されることはありません(=そこから、ばれることはありません。)。

出典:http://xn--pqqy41ezej.com/?p=427

しかしながら、住所は同じ記載になってしますので、「あなた」と「同居している方」が同僚の場合、同じ住所ということで、判明してしまう可能性があります。
どうしても、会社にばれたくない場合は、彼は実際の住所で、彼女は実家の住所のままというような形にするしかないと考えられます。

出典:http://xn--pqqy41ezej.com/?p=427

住民票を移さないデメリット

では、住民票を移さないとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
一番は健康保険や年金と言った、社会保障に関する問題です。
住民票を移さないことで、これらの郵便物が同棲先に届かなくなる可能性があります。
自治体(役所)からの郵便物は、住民票の住所に届くようになっています。
実家に住民票を置いている場合は、実家に届くことになるので、取りに行ったり実家から送ってもらう手間がかかります。
このような書類の中には重要な書類もあるので、すぐに受け取れ無いとかなり不便に感じるでしょう。
また、彼女がアパートやマンションで一人暮らしをしていた場合は、住民票を移さないままでいると保険・年金・税金関連の大事な郵便物が、前の住所に届いてしまうことがあります。

住民票を移す意外なメリット

スポーツジムの利用

多くの同棲カップルに共通しているわけではありませんが、以下のようなちょっとしたメリットもあります。
区や市のスポーツジムや体育館は、かなりお得な料金で利用出来るようになっています。
これらのスポーツジムは民間企業のジムよりもずっと料金が安いのが通常です。
ジムを利用している人は、このようなメリットを忘れないようにしたいものです。

住民票は移したほうが安心

戸籍と住民票は実際には別物なので、将来の結婚の有無にかかわらず、住民票は移しておいたほうが何かとスムーズです。
同棲を始めるタイミングで急いで移さなくても、実際はたいした問題にならないことが多いかもしれません。
しかしスムーズな同棲生活を続けるためには、落ち着いたころでもいいので、住民票に関する手続きを済ませておきましょう。

スムーズな同棲生活のために

結論を言ってしまえば、同棲先が実家などに近いか、それ以外の大きな理由が無い限りは、やはり住民票を移しておいたほうが安心ということになります。
同棲を始める前・始めたばかりのころは何かとばたばたするし、面倒にも感じるかもしれません。
しかし二人でスムーズに生活をするにはちょっと面倒でも早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。
メリットを上手に活用して、快適な同棲生活を送ってくださいね。


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