メンズにはメンズの着こなしがある！手出しが難しいスキニーのザ・攻略法

メンズスキニーはキモい？女性目線だとどうなの？？気になっている人も多いでしょう。でもメンズスキニーは着こなしのポイントさえおさえれば、男性がもっともかっこよく見えるアイテム！…と、信じてみたいあなたにお届けします。女性はメンズのスキニー姿をほんとうはどう思っているのか、チャレンジしてみる価値はあるのか、どう履けば間違いないのか。メンズスキニーのホントのところ、知りたいですよね。

メンズでスキニーはありえない？キモい？

メンズでスキニーはキモい！とはよく聞かれます。
はたしてほんとうにそうなんでしょうか。
最近は一般男性でもほんとにかっこいいメンズが増えました。
俺だってがんばればスキニーくらい楽勝で履きこなせるんじゃないの？いや、履きこなしてみたい！と思っている人って、多いんじゃないでしょうか。

でもスキニーメンズに対する厳しい意見をちらほら聞くような…。

基本的には女性にも男性にもメンズスキニーは不評

う〜む。
やはり男女ともにメンズのスキニーファッションは不評のようですね…。
けっこう「生理的に受け付けない！」って感じの人が多いのかな？
でも、そこをなんとか理由と対策法をさぐりたい。
問題点を分析してみました。

①ピチピチ、ムチムチでも「履けてしまう」

スキニーとは多くの場合、「スキニーデニム」を指します。
「スリムフィット」のデニムをさらに細くした段階のものが、いわゆる「スキニー」なんです。
（ここでは呼び慣れているとおり、このまま「スキニー」と呼びます）

で、メンズのスキニー姿が「キモくなる」ポイントは、けっこうピチピチ、ムチムチの体型でも「履けてしまう」ところにあります！
店頭に飾ってあるスキニーのシルエットってたしかにすっごくかっこいいです。
とくに膝から裾にかけてがかなり細くて憧れますよね。
こんな細っそいの、伸縮性がないと履けません。
というわけで、ほぼすべてのスキニーの素材は「コットン+伸縮性のあるポリウレタン」。

ストレッチが効くからけっこう履けちゃうんです。
しかも履きやすい。
一度履いちゃえばストレッチが自分の脚によくなじむので、まさに「履き心地が癖になる」んですね。
しかし、そのために「実際の見た目はどうか」と冷静に自分の姿を想像する感覚が麻痺してしまうのかもしれません。

ピチピチ、ムチムチなのにスキニーを履いているメンズ（女性も？）、案外多いです！
「キモい」といわれる原因の多くを占めているのは、ずばりココ！

②ホストっぽい、イケてないアメカジっぽい…

スキニーが似合うメンズといえば誰を思い浮かべますか？
「シド・ヴィシャス」、「又吉直樹」、「江頭 2:50」…おお…幅広い！

そう、誰もが強烈に個性的。
スキニーってどんな個性も生かしてくれるような、非常にファッション性にあふれていることには間違いないんですね。

しかし！
それだけに、履きこなすのはやはり相当難しいということが分かるはずです。

メンズのスキニーってまだまだ黒が主流。
一歩間違うと「ホストっぽい」とか、腰履きのだらしなさから「イケてないアメカジっぽい」とかいうことになっちゃうんです。

残念ながら、このパターンも多いですよね。

③女性の「男はスキニー履かないで！」は実は嫉妬？

案外多いのが、こういう意見です。

ご存知のとおり、女性のなかでも確実に「スキニーを履く層」がいます。
こちらは男性より多いかも。
でも、観察しているとけっこう怖いもの知らずな感じで履いちゃっている女性、いますよね。
お尻見えてるよっていう女性、正直いますよね。
彼女たちはたぶん、「履きたいから履いている」はず。

でも、似合うかどうかっていうと別の話です。
スキニーを履いて映える体型のポイントはやはり「お尻」と「シルエット」。
男性のお尻はきゅっと締まっていて、女性のと全然違いますよね。
また、細身で女性よりは長身の人が多い、男性のシルエットにはかないません。
似合うかどうかでいうと、今までもさんざんロックスターなんかが証明してきたとおり、むちっとした女性よりも「細身の男性」がいちばん似合うはずなんです。

そして、そんな細身のメンズがスキニーをあっさり履いちゃうと…「嫉妬しちゃう！」っていう女性もまた多いということ。

そういうわけで、「キモいから」メンズのスキニーにダメ出ししているわけじゃない層もいるってこと、覚えておいて損はないはずです。

意見がまっぷたつ！メンズスキニー大好き派女子も

ちょっと待って。
「メンズスキニー大好き派女子」の存在も見逃せません。

彼女たちは、「かっこよくスキニーを履きこなせているメンズなら全然OK！」「大好き！」と、メンズスキニーを熱く支持しています。

ふむふむ…メンズのスキニーって、女性にとっては「絶対ダメ！」派と「大好き！」派に分かれるんですねえ。

まじで細いスキニーはいてる男のひとかっこいい
— るいづ (@ruiduuuuu) 2016年9月23日

メンズたち！とりあえずスキニーはやめたほうが無難だ

う〜ん…どうやらこれは簡単に手を出せるアイテムじゃなさそう。
そう感じた人も多いのでは。
そうですよね、「とりあえず俺にも履けそうだからスキニー買ってみよっかな〜」くらいの意識じゃあ、たぶん蹴落とされます。

しかーし！メンズスキニーは履きこなせると相当かっこいい♡

でもでも！熱い支持層もいるし、やっぱりスキニー履いてみたい！っていう人へ。
「これなら許せるメンズスキニー」をまずは目指しましょう。

「キモい」といわれるまで堕ちてしまったイメージを払拭していくのは至難の技かもですが、
まずは「許せる」を目指しましょう。
扉が開いたら、あとはお望みのところまですぐです！

①ピチピチ、ムチムチでも「履けてしまう」→サイズ、シルエットをしっかり確認！

そもそも無理矢理履いてしまうのはアウト！

おしゃれのポイントはシルエット。
シルエットが抜群にかっこいいスキニー、つまり履くだけでサマになるスキニーって、やっぱりキメのアイテムです。

だからこそ、素材、ストレッチの具合やシルエットをよーく確認しましょう。
ブランドによってサイズ感も違います。
買うときは必ず試着して、店員さんや彼女に相談するのがいちばんです。

また、その前に、美しい身体づくりも大事。

②ホストっぽい、イケてないアメカジっぽい…→スキニーには履き方がある

これは履き方が問題なんです。
自分がどうスキニーを履きたいか、ちゃんと想像しましょう。
「履けそうだからなんとなく履く」はぜったいダメ。
自分がいちばん映える履き方で履くこと！
「スキニーを履くなら、自分がいちばん映える履き方で履く」。
このルールさえ守ればとりあえず許せるファッションになるはず。
そのあとは、自分のイメージをいかに浸透させるか、おしゃれを取り込んでいくかを考えて工夫していくのみ！

●パッツリしたスキニーより、多少しわのあるスキニーの履き方を意識。
●サイズを合わせるときは「太もも」、つまりいちばん太いところで！
●スキニーの色と靴の色を合わせると、視覚的に足長効果が！
●小柄の人、太めの人は靴のボリュームでごまかせ！ブーツとか、スニーカーにインソールを入れるとか。
●足の短い人ー。ベルトのバックルを見せるコーデはダメです。ウエストの位置が強調されて、胴長短足ってばれます。
●重心は上に、上に。全体的にコンパクトなコーデにしましょう。

どうですか？
これらのことが守れていますか？

③女性の「男はスキニー履かないで！」は実は嫉妬？→スキニーもほどほどに

この対策っていっても難しいんですが、「スキニーばっかり履いてる人」にならないことも大切かなと思います。
ただし、「○○くんっていつもスキニー似合うし、かっこいいな」なんていう認知を浸透させるためにかける時間をとるのも有効です。
「一時期ならスキニーばかり履いていてもオーケー、ずっとスキニーだとツラい」。
この法則を守りましょう。