美侍

雨天の時期でも大丈夫!部屋干ししても匂わないための洗濯の工夫

雨天が続く時期は、ついつい洗濯物を部屋に干すことになってしまいますね。しかし部屋干しにはさまざまなデメリットがあり、その中でも気になるのは部屋干し特有の「匂い」です。今回は、部屋干ししても洗濯物が匂わないための工夫を紹介します。

匂いの原因は汚れや菌!

洗濯で落としきれなかったたんぱく質や皮脂といった汚れが酸化したり、雑菌が繁殖することによるもの。特に梅雨時や室内などの湿度が高いときは、洗い終えた洗濯物の乾燥に時間がかかり、酸化や繁殖を進める原因となります。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/72325/

部屋干しすると、外で乾かしたときよりも匂いが出やすいのは、実は落としきれずに残った汚れ(特にたんぱく質や皮脂)や、雑菌の繁殖が原因です。
室内の湿度が高いときほど、匂いはつきやすくなります。
このため、しっかり汚れを落とせるようにすることと、雑菌の繁殖を防ぐ工夫が、匂い防止につながると言えます。

匂いを防ぐ工夫 【洗濯時】

①洗濯機の中に服を溜めない

脱いだ服や使い終わったタオルなどを、洗濯機に直接入れたまま溜め込んでいませんか?
すぐにそのまま洗濯するのならいいのですが、一人暮らしの人の場合は、数日分をまとめて洗うのが普通。
脱いだ服などはいきなり洗濯機に入れて溜め込まずに、通気性のいいランドリーボックスに入れておきましょう。
ただし濡れたタオルや服などは、ランドリーボックスにもいっしょにいれるのはおすすめできません。

②洗剤は多すぎず少なすぎず

一度の洗濯に使う洗剤の量、毎回適当にしていませんか?
洗剤は多すぎてもいいというわけではありませんし、逆に少なくても汚れを落としきれません。
パッケージに書かれた量を守りましょう。
多すぎた場合は、溶けなかった洗剤が衣類に残って、それが干したときの匂いの原因になることもあります。

また洗剤の種類は、部屋干しにも使えるものがおすすめ。
パッケージに「部屋干し用」「部屋干しOK」などと書かれているものを選ぶ、というのも大切な工夫のひとつです。

③たくさん入れ過ぎない

節水・節電を考えるとなるべくまとめて洗ったほうがいいのですが、まとめすぎるのはやはりNG。
洗濯機からあふれそうなほどの衣類をいっぺんに洗濯しようとせず、なるべくこまめな洗濯を心がけましょう。
またいっぺんに洗濯すると一部はきちんと洗いきれずに、それが匂いの原因になることも。
汚れ落ちが悪くなるだけでなく、洗濯機も壊れやすくなります。
一度に洗う量は、洗濯槽の容量の7~8割程度が目安です。

匂いを防ぐ工夫 【干す時】

①洗濯後はすぐに干す

面倒だからといって、洗濯機の中に入れっぱなしはNG!
洗濯後すぐに干すことで、雑菌の繁殖を抑えて匂いを防ぐことができます。

②広くて風通しのいい場所に干す

なるべく広い場所で干しましょう。
窓際や壁側は意外と風通しが悪く、干すのに向いていません。

部屋干しをするときには、洗濯物同士にできるだけ隙間を空ける。扇風機やエアコンの風を直接当てるのも良い。

出典:http://www.live-science.com/honkan/qanda/qalaundry03.html

③新聞紙を下に置く

軽く丸めた新聞紙を洗濯物の下に置きます。
乾いた新聞紙が湿気を吸い取ってくれるので、いつもよりちょっと早く乾きます。

④裏返しにする

厚手のパンツやジーンズ、スカート類などは、裏返して筒状に干し、空気を通りやすくします。ポケット部分は外側に出すと乾きやすくなります。

出典:http://www.kao.co.jp/lifei/support/15/

ポケットのあるズボンなどは、裏返しにしたほうが早く乾きます。

さまざまな工夫で匂いを防止!

雨が多くじめじめした梅雨の時期に入ると、洗濯物を外には干せず、ついつい部屋干しになりがちですよね。
特に家事を自分でやっている一人暮らしの男性にとっては、悩みも多いでしょう。
部屋干しの工夫は他にもたくさんありますので、自分でできることから始めて、嫌な匂いを撃退しましょう。