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杜の都の隠れた食文化!仙台のおすすめB級グルメ3選

東北の中心的都市である仙台は、食文化においても全国的に有名です。しかし、仙台といえばこれ!と誰もが思い出すようなメジャーなグルメだけで仙台の食の魅力を語り尽くすことは出来ません。今回は、地元の人のみぞ知る仙台のB級グルメを3つ見ていきましょう。

ボリュームと新食感がクセになる マーボー焼きそば

最近話題になっている仙台のB級グルメといえば、マーボー焼きそばです。
テレビなどでも報道されていますから、皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。
マーボー焼きそばは、その名の通り焼きそばにマーボー豆腐を乗せた料理です。
一見合わないように見える2つの料理を組み合わせた新感覚の食感と味は、仙台市を中心に宮城県でブームを巻き起こしているのです。

1970年代前半、仙台市内の中華料理店で“まかない”として誕生した「仙台マーボー焼そば」。これまでは、知る人ぞ知るメニューの一つでした。ところが、2013年、ご当地ブームを牽引するテレビ番組で“仙台市民のソウルフード”として取り上げられると、若い世代を中心にラインやツイッターで一気にその存在が知れわたり、市内の中華料理店に問い合わせが殺到。“今の若いお客様にラーメン以外も食べてほしい”との思いから、中華料理店の店主たちが一丸となって「仙台マーボー焼そば」を定番メニューにする活動を開始。

出典:http://www.dateuma.jp/menu/yakisoba/

マーボー焼きそばの魅力は、何といってもたっぷりのボリュームです。
上の画像を見ていただいてもわかるように、箸で掻き分けなければいけないほど大量のマーボー豆腐が焼きそばを覆っています。
お腹いっぱい食べたい方はもちろんのこと、お豆腐はヘルシーかつ低カロリーですから、体重を気にされている方にもおすすめしたいB級グルメといえます。

焼きそばの麺に焼き目がついていて、少しパリッと食感があるのが、マーボー豆腐とからんで絶妙です!!!

そして量が多い!笑
満腹になります♪

出典:http://www.jalan.net/jalan/doc/theme/yadolog/zekkei02/zekkei02_0003630123.html

おすすめのお店:まんみ

そんなマーボー焼きそばの名店として有名なのが、仙台市の泉中央区にある「まんみ」という中華料理屋さんです。
こちらはマーボー焼きそば発祥のお店ともいわれています。
五目焼きそばに使われるコシの強い麺と甘めに味付けされたマーボー豆腐が独特の食感を生み出しています。

麺は細い深蒸し麺。具は勿論、麻婆豆腐。角が取れた豆腐がごろごろと転がっている。一口食べて「この麺、美味しい」という感想を抱いた。コシがあって風味も豊か。ちゃんと焼かれているのも好印象だ。麻婆豆腐は豆板醤の辛味よりもネギと挽肉の甘みが勝ってる。ファミリー向けの店だからか、まろやかな味付けだ。

出典:http://yakitan.info/archives/manmi

マーボー豆腐は、ひき肉を中心としたシンプルなタイプです。
中華屋さんだからこそ出せる旨味たっぷりのマーボー豆腐と、程よく火の通った麺の相性は抜群です。
ご家庭ではなかなか味わえない本格的な焼きそばとマーボー豆腐の共演を楽しみたいという方は、ぜひまんみまでお越しください。

・・・美味いっ
印象としては、あんかけ焼きそばに近いと思います。
麺は細麺で、おそらく、軽く炒めてあるか、揚げてあるかと思われますが、この麺の食感は、中華料理屋さんならではです。

肝心のマーボーは、豆腐以外の余計な具は、ほとんど入っていません。
シンプル、かつ、直球勝負って、感じですね。

出典:http://fukurokenbunroku.blog.so-net.ne.jp/2015-11-04

お店の公式サイトです。
 
 

大豆が香る素朴な味わい 三角油揚げ

続いてご紹介するのは、仙台市民ならだれもが知っている三角油揚げというB級グルメです。
油揚げといえば、四角いものが一般的ですよね。
三角油揚げは、揚げる際になるべくたくさんの量を揚げられるように三角へと形を変更したといわれています。
お店側の工夫によって生まれた三角形の油揚げは、仙台の油揚げを代表する形として、昔から現在まで市民に愛され続けているのです。

なぜ油揚げがこの形になったのか。創業以来、一枚一枚丁寧に手揚げをしているという「定義とうふ店」によると、創業当初は丸い鍋を使用していたために、一度になるべくたくさん揚げられるようにとの工夫から、三角形になったとか。なるほど、確かに丸い鍋に四角形のものを何枚も並べて入れてはどうしても隙間ができてしまうが、三角形ならその隙間は小さくなる。

出典:http://japan-web-magazine.com/japanese/miyagi/jogisan-no-sankaku-aburaage/index.html

もちろん、三角油揚げは珍しい形だけで有名になったわけではありません。
豆腐屋さんがこだわり抜いた素材で作ったお豆腐を、昔ながらの方法で揚げています。
素材の味が活かされているからこそ、油揚げは美味しいのです。
お値段も非常にお手ごろで、小腹が空いたときにはピッタリです。
三角形という珍しさと豆腐の美味しさ、お手軽さの3点が備わったからこそ、三角油揚げは仙台でここまで有名になったといえるでしょう。

 さて、この「三角あぶらあげ」、土日祝日ともなると店内だけでは収まらず、お店の外まで買い求める人の列が! しかしみなさま買うものは決まっているので、行列の見た目ほど待たずに買うことができます。 お値段は1枚120円とお財布にも嬉しいです(^_^)/~
  
 お店の外には椅子とテーブルがたくさんあるので、そこでお醤油と七味をかけていただきます。 外はカリッ、中はフワッという食感で、噛みしめると大豆の甘みが感じられて本当においしい! 手のひら大のサイズで厚さ約2センチながらペロリと完食できてしまいます。 

出典:http://osoujikobo.biz/blog/?p=286

おすすめのお店:定義とうふ店

美味しい三角油揚げを食べたいという人におすすめなのが、仙台市青葉区にある「定義とうふ店」(じょうぎ とうふてん)です。
定義とうふ店には、連日三角油揚げを求めて多くの観光客がやってきます。
たかが油揚げと侮ってはいけません。
定義とうふ店では揚げたての三角油揚げを用意しており、一度食べたらやみつきになること間違いなしの美味しさです。

店頭では、製造実演を見学しながら、食べる事が出来ます。
揚げたての三角あぶらあげに七味にしょうゆをたらしてを食べてください。
とっても香ばしくて、昔ながら素朴な味を是非味わって下さい。
また地方発送も承っていますのでご利用下さい。

出典:http://www.sankaku-age.jp/

油揚げをスーパーなどで買うことが多くなった現代では、揚げたての油揚げを食べる機会というのはほとんどないと思います。
極上のお豆腐によって作られた油揚げは、揚げたてであることによってさらに美味しさが引き立てられるのです。
今まで食べてきた油揚げへの認識を大きく変えることでしょう。
定義とうふ店では、三角油揚げだけではなく豆乳やお豆腐、土日限定ですが豆腐田楽も販売しています。
近くには豊かな自然が魅力の観光スポットもたくさんあるので、散策がてら定義とうふ店まで足をお運びください。

僕は個人的に甘辛い味噌の付いた田楽が美味しいと思った
この気候だと一献ほしくなる味とはこういったものを指すのだろう

出典:http://ameblo.jp/katka04993/entry-11991001260.html

お店の公式サイトです。
 
 

サクサクの衣と蒲鉾の旨味 ひょうたん揚げ

最後に、ひょうたん揚げというB級グルメをご紹介します。
画像をご覧いただいてわかるように、ひょうたん揚げとはひょうたんのような形のホットスナックなのです。
衣の中身は、なんと仙台名物の蒲鉾です。
ほのかに甘い衣と蒲鉾からの魚介の風味を同時に味わえる大変お得なグルメといえます。

『ひょうたん揚げ』は、まあるいボール状の蒸しかまぼこをほんのり甘い衣で包んで揚げた、アメリカンドック風スナックです。店内でひょうたん揚げ専用の生地を使い、一本一本手づくりでかわいらしい“ひょうたん”の形に揚げています。提供するのはもちろん揚げたて。そのままでもおいしいですが、お好みでケチャップをつけてお召し上がりください。

出典:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000009032.html

ひょうたん揚げは、アイスや駄菓子のように当たり付きが存在するのも嬉しい点です。
食べるのに夢中で串をよく見ていなかったなんてことになると、当たり付きの串を捨ててしまうことになるので注意してください。
ひょうたん揚げは蒲鉾のおかげであっさりとした味わいになっていますから、当たりくじと交換したものもペロリと食べてしまえることでしょう。

あたりつき

ちなみにひょうたん揚げ、実はあたりくじがついているんです!串の先端に「当たり」と書いてあれば、店頭でもう1本もらえちゃいます。こちらもお見逃しなく!

出典:http://news.goo.ne.jp/article/colocal/region/colocal-67165.html

おすすめのお店:阿部蒲鉾店

ひょうたん揚げは、仙台市における蒲鉾の老舗「阿部蒲鉾店」(あべ かまぼこてん)で食べることが出来ます。
仙台市青葉区の本店は、都市の中心部でもあり食べ歩きのためにひょうたん揚げを求める人が連日訪れています。
ひょうたん揚げ以外にも、素材の味を活かした蒲鉾がたくさん売られているのでお土産として買って帰るのも良いでしょう。

「笹かまぼこ」の名付け親としても知られる『阿部蒲鉾店』は、昭和10(1935)年創業。定番の笹かまぼこ『千代』、中にナチュラルチーズクリームが入った『チーズボール』をはじめ、上質の素材を用いて昔ながらの製法でつくられるかまぼこは、地元はもちろん、県外の方からも長年にわたり愛され続けてきました。

出典:http://allabout.co.jp/1/237815/1/product/miyagi_miss_02.htm

ひょうたん揚げはそのまま食べても美味しいですが、お店のカウンターにはケチャップも用意されているのでそちらもかけてみてください。
生地の甘さがさらに際立ち、何もかけないで食べたときとはまた違った味わいをお楽しみいただけます。
ひょうたん揚げは食べ歩きにピッタリなB級グルメですから、仙台駅を中心に観光して歩くときの軽食としてご活用ください。

じつはこのひょうたん揚げ、仙台市内でも「阿部蒲鉾店」の本店でしか販売されていない。テイクアウト専門で、揚げたてフレッシュなひょうたん揚げが手に入るのはここだけ。

場所は仙台駅から徒歩10分。阿部かま本店一階の外に、その売り場が隣接されている。仙台にお越しの際はぜひご賞味あれ。

出典:http://top.tsite.jp/news/buzz/o/26255175/

一つのお店でしか売ってないの!?とがっかりしないでください。
地元仙台では誰もが愛している仙台名物…押しも押されもしない立派なソウルフードなのですから。
仙台を訪れた時には、ぜひともこの名物グルメもお試しを!

お店の公式サイトです。
 
 

仙台観光のお供にピッタリなB級グルメ

B級グルメは、その土地で食べるからこそ美味しさをより強く感じられます。
マーボー焼きそばや三角油揚げ、ひょうたん揚げ。
どれも仙台以外ではお目にかかれない絶品ばかりです。
仙台の新たな魅力を知りたいという人は、ぜひB級グルメを食べてみてください。