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疲れやストレスに大きく影響!?毎日の安眠のための「枕の選び方」

枕の選び方って、えてして「まあ触った感じでいいんじゃない?」などと軽く見られがちですが実は重要です。なにしろ、毎日の安眠がそれだけでも大きく左右されてしまうことになりますので。日々の疲れを確実にとってこそ、気持ちよくいい仕事をすることができるし、周囲の人とも気持ちよくコミュニケーションできる。モテ運だって変わってきますよ、きっと。今回は枕の選び方について、徹底的に調査してみました!

不眠や不調や非モテの原因は枕の選び方にある、かも?

あまり寝付けない、なんとなく不調…。
日頃ストレスを抱えている美侍男子も多いのではないでしょうか?
その原因のひとつが、枕の選び方にあるといえます。
逆にいうと、枕の選び方ひとつで不眠や不調を解決することができる場合もあるということ。

不調からくる不眠サイクルが続くと、健康に支障をきたしたり、なかなか本調子が出ずに苦労しますよね。
モテ運だって、きっと逃げていってしまうに違いない。
こういうときは、できるだけ原因の根本から不調の元を断ち切ることが大切です。
今回は、1日のうち「疲れをとることに費やす時間」である睡眠の時間に注目し、安眠のポイントである枕の選び方について調べてみました。

枕、使っていますか?使わないとダメなの?

そもそも枕って必要なんでしょうか。
やはり人が休まるためには必要なようです。
枕は数百万年も前から使われています。
それ以降いろんな試行錯誤がなされ、改良されてきました。

枕の最大のメリットは、選び方さえきちんとすれば、人の身体のカーブに沿った自然な姿勢で眠ることができるということ。
眠るときに身体の本来のカーブを保つことで、身体の内部での余計な圧迫やつまりが解消される。
無駄に疲れることもなくなる、というわけです。

首元の圧迫や歪みは全身に影響します。
頸椎(けいつい)や背骨という重要な器官が問題なく休めることは大事ですよね。
逆に、その箇所が問題なく毎晩リフレッシュされることで、血液、筋肉、精神的にもとてもいい循環が生まれるといえます。

とくに現代のわたしたちにとって、枕は安眠してじっくり日々の疲れをとるために、とても大切なものだといえます。

枕の種類ってどんなのがあるの?

ここはきちっと自分に合う枕を選びたいもの。
枕の種類は驚くほどたくさんあります。

●形でいうと…
・標準形
(定番。)
・くぼみ形
(まんなかの部分がくぼんでいて、頭や首が固定しやすい。安定感がある。)
・ウエーブ形
(横から見るとウエーブしている。安定感がある。)
・ハート形
(首の負担が軽くなる。)
・ダブルサイズ形
(寝返りを打っても枕の効き目がしっかりある。)

●高さ
・高いもの、低いもの、いろいろあります。
男性は4センチ、女性は3センチほどが理想の高さといわれます。

●硬さ
あまり柔らかすぎる枕は、寝返りがうまくできないため、寝違いや首への負担が気になります。
硬い枕が好きという人も多いですね。

●素材
・ポリエステル綿
・スノー低反発
・低反発ウレタン
・発砲ビーズ
・そばがら
・ひのき
・羽根

そのほかたくさん!
感触、頭への刺激や、香りなどをもとに、自分の好みに合ったものを選びましょう。
また、通気性もチェックしてください。
通気性に優れているのは、コルマ、そばがら、ひのき、羽根などです。

選び方のポイントは「首元の隙間」!

なんだか、選ぶ基準が多すぎて迷ってしまいますね。
一度買ってしまったらそんなに頻繁に変えられないし、かといって何度か実際に使ってみないと自分に合う枕なのかどうか判断しづらいし…。
なんとか「これ!」っていう枕を見つけることはできないのでしょうか。

そこで、気にしてみてほしいのが「首元の隙間」。
まず、実際にお店で気になる枕を試してみるkとからスタートします。
試してみないで購入するなど、ゼッタイダメ!
実際に横になってみて、寝た状態でまくらと首元の間に手のひらが入るかどうかチェックしてみてください。
手のひらが入ったらアウトです。
首元に枕が隙間なくすんなり沿うかどうか。
ここが良い枕かどうかの分かれ目!

そこがチェックできたら、あとは自分の直観を頼りに素材などを選んでいきましょう。

枕の素材で選ぶ!メリット・デメリットは?

ポリエステル綿素材のメリット・デメリット

●メリット
弾力性や保湿性があり、気持ちいいです。
洗うことができるのもポイント高いですね。

●デメリット
何年か使っていると弾力性やボリュームが失われてしまいます。
「あれ?」と感じたらそれはもう買い替え時。

低反発ウレタン素材のメリット・デメリット

●メリット
利用する人の圧力を一点に集中させることなく分散させるので、負担が軽減します。
血行を促すはたらきがあり、疲れがひどい人は検討してみてもいいかも。

●デメリット
冬は硬くなってしまいます。
夏は熱がこもってしまうのも気になる。
高反発ウレタンならば、季節で硬さが変わることはありません。

発砲ビーズのメリット・デメリット

●メリット
感触、触り心地が気持ちよく、癖になる人は癖になる素材でしょう。
柔軟性や流動性に長けていて、4~5年使える丈夫さもポイント。

●デメリット
熱がこもりやすい。
柔らかいので、硬めの枕が好きな人にはあまり向かないでしょう。

そばがらのメリット・デメリット

●メリット
健康志向の枕として使える枕です。
通気性、吸湿性に優れているため、睡眠中にたまってしまう熱を外へ苦し、汗なども吸収してくれます。
価格もそこそこリーズナブル。

●デメリット
寿命はあるので気にしておくべき。
使用していると中身のそばがらが潰れてきます。
湿気に敏感なので、長期間天日干しをせずに保管すると虫が沸いてしまうことも!

ひのきのメリット・デメリット

●メリット
ひのきの独特の香りが癒し効果大。
精神的なストレスを抱えている人ははまるかも。
防虫除湿効果も期待できます。

●デメリット
1カ月程度で香りが抜けてしまいます。
また、比較的お高めかも。

抱き枕、オーダーメイド枕…枕の世界は奥深い!

枕の世界って奥深いですねえ。
ご紹介したほかにも、抱き枕やオーダーメイドの枕もあり、要注目です。
抱き枕は無呼吸症候群に効くとされていますし、オーダーメイドの枕などの人気もどんどん増えているといいます。

枕は長くても4年したら次の枕に替えるようにしてください。
自分に合う枕と早く出会えるといいですね。