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クリーニング代の節約に!スーツを自宅で洗濯するノウハウ&注意ポイント

スーツのクリーニング代ってばかになりませんよね。できることなら、スーツも自分で洗って節約したいと思いませんか?基本ノウハウさえしっかり押さえれば、スーツによっては洗濯機でキレイに洗えちゃうんですよ。今回は、スーツを自宅で洗う方法と注意ポイントについてご説明します!

年間いくら節約できる?ばかにならないクリーニング代

男性の通勤服もカジュアルダウン化が進んでいるものの、ビジネスマンの必須アイテムと言えばやはりスーツ。
季節ごとに数着ずつ揃えて着まわしている人も多いと思いますが、そうするとクリーニング代もばかになりませんよね。

年間5万円以上の節約になる人も!

スーツのクリーニング代はピンキリですが、上下で1,000〜1,500円くらいがおおよその相場です。
これって、充分おいしいランチが食べられるくらいの金額ですよ。

クリーニングに出す頻度は人それぞれですが、基本シーズンごとだとしても、夏場に汗をたくさんかいたり、雨などで汚れたりするたびに出していると出費もかさむ一方。
中には1〜2週間に一度は出す人もいるので、スーツだけで年間5万円以上もかかる計算になります。

あなたは年間のクリーニング代、どれくらいかけていますか?

意外とカンタン!自分でスーツを洗濯する5ステップ

ここで提案!
たまにはスーツを自分で洗濯して、節約しちゃいませんか?

スーツは自分で洗えないイメージが強いですが、ノウハウさえつかめば自宅できれいに洗濯できるんですよ。
ではさっそく、スーツを洗濯する方法をご紹介します!

①まず、「取扱い絵表示」をチェックしよう。

自宅で洗濯できる絵表示は「洗濯機マーク」と「手洗いマーク」の2つ。
水洗いしてもOKですよ、という意味です。

反対に、「水洗い不可マーク」が付いていたらドライクリーニングに出しましょう。
うっかり水洗いしてしまうと、型くずれや縮みの原因になるのでご注意を。

②洗剤は?洗濯機の設定は?

洗剤は、“おしゃれ着洗い”として知られるエマールやアクロンといった中性洗剤がオススメ。
やさしく洗うために、洗濯機の設定は「手洗い(ドライ)コース」か「弱水流」、脱水時間は短めに。

※はじめて洗濯する濃い色のスーツは、目立たない部分に洗剤の原液をほんの少量つけて数分置き、白い布などに色移りしないかチェックしておくと安心です。

③背広とズボンを別々に洗濯ネットへ

大きめの四角型の洗濯ネットに、スーツのジャケットとズボンを別々に入れましょう。
背広は内側に二つ折り、ズボンは三つ折りにするとちょうど良いです。

汚れが付きやすいエリ・ソデ・ズボンの裾などがオモテにくるようにたたむのがポイント。

④脱水後はすぐに取り出し、形をととのえて陰干しに。

洗濯が終わったらすぐに取り出します。
縫い目部分を軽く引っ張ったり、スーツ全体を軽くたたいたりしながら形をととのえます。
※洗濯機の中に放置すると、型くずれしやすくなるので要注意。

ジャケットは、両肩部分を持ってバサッと軽く振りさばいてから厚みのあるハンガーに干し、ズボンはピンチハンガーに筒状に吊るして干しましょう。

⑤さいごにアイロンでパリッと仕上げよう!

さいごに、ササっとアイロンをかけて仕上げましょう。
アイロンの温度の目安は以下のとおり。
● 綿・麻は180〜200℃
● ナイロン・アクリルは110〜130℃
● ウールはあて布をして140〜160℃

アイロンのスチームもしくは霧吹きを使いながら、軽くすべらせると洗濯シワもなくなりパリッと仕上がります。

ジャケットの肩部分などは、丸めたタオルを入れるとアイロンしやすいですよ。
センタープレスのあるズボンは、縫い目を目安にラインをキメて丁寧にプレスしていきましょう。

スーツのアイロンがけの詳細は、下記リンクを参考にしてください。

スーツのアイロンがけのポイントについて詳細を解説したページです。

1回あたり1,000円以上の節約に!スーツの洗濯にぜひチャレンジを

いかがでしたか?
スーツの洗濯、最初はちょっとメンドウに感じるかもしれませんが、洗えるスーツということさえ確認できれば、あとは洗濯機におまかせ。

型くずれしないよう干し方に気をつける必要はあるものの、慣れてしまえばカンタンです。
アイロンがけも、慣れれば5分くらいで完了できますよ。

1回洗濯すれば1,000円以上の節約!という事実をモチベーションに、時間のある休日などに一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?