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男性必見!3つの視点から薄毛をチェック

薄毛には、必ずいくつかの前兆が存在します。頭皮、毛髪、生活習慣という3つの視点から自分を見直して、薄毛予防に役立てましょう。

五感をフル活用して頭皮をチェック!

毛髪が育つ場所として、頭皮の役割は見過ごせません。

薄毛が始まったときの変化として最も顕著なのが、頭皮の赤みです。
不健康な頭皮は血管内の血が上手く循環されておらず、毛細血管に血液が溜まり赤みが増します。
炎症が起きたときにも頭皮は赤くなるため、定期的に鏡で自分の頭皮をチェックしましょう。

視覚的な情報では、フケも薄毛になるサインの1つです。
衣服や枕に付着するフケの量が多い方は、シャンプーを見直してください。

頭皮から皮脂が過剰に分泌されると、油が酸化したようなニオイを発します。
また、シャンプーをしたにも関わらず頭が汗臭い方も要注意です。
髪の毛が多すぎる、帽子などを長時間被る習慣があるという方は、頭皮が群れて細菌が繁殖しやすいのです。
細菌の繁殖や皮脂の酸化は、頭皮の痒みに直結します。
頭皮の痒みも、当然ながら薄毛が進行している合図です。

薄毛を早く予防したい方は、目や耳、鼻といった器官を使って、頭皮に異常が無いか調べましょう。

では、頭皮がどのような状態であれば、はげの前兆なのでしょうか?
実感としてわかりやすいのは…
● かゆみ
● フケの多量発生
この2点でしょう。

出典:http://bideki-danshi.com/touhicare/3955/

頭皮は汗もかきやすい部分。特に夏場は、発汗量も増えるために、髪の内部は常在菌にとってうれしいウェットな状態に。

出典:http://scalp-d.angfa-store.jp/hair-doctor/ignorance/686

髪質の変化や、抜けた毛もチェック!

薄毛の進行とともに変化するは頭皮だけではありません。
毛髪にも少しずつ影響が現れるのです。
髪の毛を触ったとき、いつもよりも柔らかいと感じたら髪がダメージを受けている可能性が高いといえます。
もともと髪質が柔らかいという方もいますが、そういった場合でも薄毛とともに毛髪から張りが失われるのです。
普段から髪を整える習慣を身に着け、自分の髪の感触を認識しておきましょう。

枕についた抜け毛の量が増えた、シャンプーのときに髪が多く抜けているような気がする。
こういった抜け毛の増加も、薄毛の初期段階です。

抜けてしまった毛にも注目してください。
薄毛が進行しているときの抜け毛は、枝毛が多いうえに細くなっています。
毛球という頭皮に埋まっていた部分が小さいときは、髪を作る力が弱まっているといって良いでしょう。

自分の髪質を知っておけば、変化に気づきやすい。

抜け毛と関連がある「髪の太さ」とは、こういった生まれつきの髪の太さのことではなく、「抜けた髪の太さ」あるいは、「髪の太さの変化」のことなのです。

出典:http://www.aderans.co.jp/kamiwaza/folklore/282/

「髪がやせる」という言葉があるように、髪が細くなるのは老化の第一歩。頭皮に栄養が十分行き届いてないと考えることもできるからです。

出典:http://www.aderans.co.jp/kamiwaza/folklore/282/

毛髪1本の変化は非常に小さいものなので、日頃から毛髪をチェックするように習慣づけておくことが薄毛の進行を見逃さない秘訣になります。

薄毛になりやすい生活習慣もチェック!

薄毛を招く根本的な原因の1つとして、生活習慣が挙げられます。

皆さんも自分が髪に優しい生活をしているか振り返ってみましょう。
髪にとって最も重要なのが睡眠です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンが髪の発育には欠かせません。
睡眠時間が充分に取れない生活をしていると、少しずつ髪が薄くなってきます。

運動不足も薄毛を進行させます。
特にウォーキングやランニングのような有酸素運動をしていないと、血行が悪化し髪の毛に栄養が届けられなくなるのです。
ただし、日差しを浴びすぎても髪に良くありませんから、帽子を被る、ヘアスプレーを塗るといった対策をお忘れなく。

血行を悪化させる習慣といえば喫煙です。
煙草は血管の収縮と血行不良を招くため、毛髪の大敵といえます。

肩こりや眼精疲労も、血行が悪くなる原因です。
仕事中にストレッチをするなど、身体を適度にほぐして血行を促進させましょう。

頭皮の環境を悪化させる過剰な皮脂。
脂の多い食生活を続けていると、皮脂の分泌量が増えることをご存知でしたか?
青魚や野菜を食べることで、皮脂の過剰分泌は抑えられます。
日頃から、身体に優しい食生活を心がけましょう。

毛根に充分届く成長ホルモンをはじめとした「細胞分裂を司るホルモン」は、就寝する時刻前後になると増加を始めるようになります。 つまり、睡眠時間が短くなると、髪の毛の毛根を太くするための働く時間が奪われてしまうのです。

出典:http://www.lmbia.org/counter_1.html

タバコに含まれるニコチン等の有害物質は、頭皮の血行を鈍らせ、毛根や毛髪に栄養が行き渡らなくなってしまいます。

出典:http://www.atama-bijin.jp/hair_care/hair/hair_loss/lifestyle/

髪の毛のみならず、不摂生な食事は様々な病気のもとになりえるでしょう。


具体例としては、高脂質の食事はあまりよくないとされています。
特に、揚げ物や肉類など脂質が多いため、頭皮の皮脂腺からの脂の分泌が多くなります。

出典:http://www.hage-nai.jp/nazecate/syokuji.html

以上のような生活習慣に心当たりがある方は、今すぐ改めてください。
薄毛予防は健康な身体作りが土台となっています。
自分が健康に暮らしているのかを確認することが、薄毛予防に繋がるのです。

早期発見が薄毛予防の最前線

薄毛を予防するには、何よりも身体の変化をいち早く察知することが大切になります。
頭皮や毛髪の変化を見逃さずに、生活習慣を振り返る。
こういった小さなことから、薄毛予防は始まっているのです。

ぜひ薄毛チェックをして、早めの対策を心がけましょう。