美侍

初めてでも大丈夫!分かりやすいネクタイの締め方をご紹介

サラリーマンにとっては当たり前のネクタイも、慣れないうちは意外と難しいものです。分かりやすいやり方を説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ネクタイの締め方

ひとくちにネクタイの締め方といっても、いろいろな形があります。
基本から応用まで一通り覚えておくと便利ですよ。

プレーンノット

ネクタイの基本となる締め方。
これさえ覚えておけば、とりあえず困ることはありません。

ダブルノット

プレーンノットによく似ていますが、ダブルノットは小剣の周りを2回巻いて仕上げます。

ウィンザーノット

英国のウィンザー公によって広められたとされる締め方(後に本人が否定したとの説もあり)で、結び目が大きく仕上がるのが特徴。
結婚式でよく使われるスタイルなので、ぜひ覚えておきましょう。

ハーフウィンザーノット

ウィンザーノットよりも結び目を小さくした締め方。
ビジネスの場でも使えるし、細目のネクタイをかっこよく締めたい時にもおすすめです。

スモールノット

結び目を小さく仕上げた締め方。
襟の部分が狭いシャツに適しています。

ネクタイピンの使い方

若い世代にはあまり浸透していないネクタイピンですが、さりげなく付けるだけでぐっと洗練された雰囲気になるので、ぜひ使ってほしいアイテムです。
使い方は基本的に自由ですが、外から見えなければ意味がないので、ジャケット着用時はボタンより少し上に付けると良いでしょう。
また、ネクタイピンにはネクタイが風に煽られてパタパタとなるのを防ぐ意味もあるので、ジャケットを脱ぐ時はネクタイの下のほうに付けると落ち着きやすくなりますよ。

ネクタイの上手な選び方

利用シーンに合わせて色を選ぶ

人間の心理は、色によって大きく左右されると言われています。
たとえば、取引先に謝罪に伺うというのに、派手なプリント柄のネクタイを締めていては誠意が伝わりにくいですよね。

相手に誠意を見せる必要のある時は、目立たないグレーが一番。
黒よりも印象が柔らかいし、相手の神経を逆なでしにくいので、著名人の謝罪会見でもよく使われています。

逆に、ここぞという時には赤や黄色などの明るい色がおすすめ。
首回りが明るいと顔色が良く見えるし、パワーを感じて好印象を与えやすくなりますよ。

通常の勤務には、落ち着いた印象を与えるブルーや茶色を選ぶと間違いがありません。

しわになりにくい素材を選ぶ

ネクタイは布でできているので、意外としわになりやすいもの。
特に、出張などでかばんの中に入れておく必要がある時は、しわになりやすい綿や麻のものは避けましょう。
比較的しわになりにくいのは、シルク、ポリエステル、ウールなどの素材。
ポリエステルは値段が安いので、何本か揃えておくとコーディネートの幅が広がりますよ。

ジャケットのラベル幅に合わせる

ネクタイの幅選びに迷ったら、合わせるジャケットのラベル(下襟の部分)に合わせましょう。
8~9㎝ぐらいのものが主流ですが、シャツやジャケットごとにネクタイも変えるとおしゃれに見えますよ。

ネクタイの保管方法

丸めて仕切りのあるケースに入れる

くるくる丸めてケースにぽんと入れるだけ。
簡単だし、選びやすいのでおすすめです。

専用のネクタイ収納グッズを利用する

市販のネクタイ収納グッズは、ネクタイをかけやすく、取り出しやすくする工夫がいっぱい。
高いものでも3,000円ぐらいで買えるので、本数の多い人は持っていると便利です。

ネクタイの洗い方

ネクタイはあまり洗わない人も多いですが、食事の際にソースが飛び散ったり、汗やほこりが付いたりして意外と汚れています。
上手な洗い方を覚えて、清潔さを保ちましょう。

洗濯の手順

1.目立たないところに液体洗剤を付け、白い布をかぶせて軽くもんで色落ちを確かめる。
色が落ちるものは、自分で洗わずクリーニングに出したほうが無難です。
また、ドライマークや「ALL SILK」の表示があるものも、家庭での洗濯は避けてください。

2.洗面器に50度ぐらいのお湯を張り、水1リットルに対して10CCの液体洗剤を入れる。
シミがある場合は、その部分にベンジンを染み込ませて汚れを浮かす。

3.お湯の中にネクタイを浸けて数分おき、しわにならないよう気を付けながら手で優しく洗う。

4.お湯を替えながら洗剤をすすぎ、手で軽く押して水気を絞り、風通しの良い場所で陰干しにする。

ネクタイをうまく使いこなし、仕事も恋も手に入れよう!

男性がちゃんとマスターした締め方でネクタイをビシッと締めている姿は、本当にかっこいいもの。
仕事で信頼されるのはもちろん、恋愛においても絶大な力を発揮します。
たくさんの種類があって悩んでしまうかもしれませんが、選び方のコツを覚え、自分を引き立ててくれる1本を見つけてみましょう。
臭いがすると嫌われてしまうので、時々キレイに洗って、しわにならない方法で保管してくださいね。