美侍

新・予防策!?男子の花粉症予防は「冷え」を見直すところから

そろそろ花粉症の予防を万全にしておきたい時期ですね。より根治的な予防や改善をするなら、やはり身体の内側からの対策が有効。そして、実は最近になって目立って多くみられるのが男性の冷え性。この冷え性が花粉症を悪化させたり長引かせる原因とも考えられます。花粉症対策に大いに役立つ「男の冷え性」攻略法をみてみましょう!

花粉症予防は冬からスタート!

つらい花粉症の症状が出るのは春。
でも、花粉症の予防はそのもっと前段階からしておくこと!というのはもはや常識ですね。
事前にしっかり体の内側の健康を整え、バランスを保っておくことで春に備える。
マスクやのど飴などは即効性もあるし、もちろん有効ですが、予防ではなく「しのぎの対策」という感じ。
本来は春にしのぎの対策に気を遣うことなく、しっかり花粉症予防をして気持ちよく過ごしたいですよね。

花粉症予防のために見直すべきは「男の冷え性」

「体の内側から」というのも耳タコかもしれませんが、要は「免疫力を高めよう!」「逆境に負けない力をつけよう!」ということ。
そして、自分が今どれくらい免疫力があるかを予想できるのが「冷え性じゃないかどうか」です。
冷え性というと女性がよく悩む症状というイメージがありますが、近年は男性の冷え性がぐんぐん増えているようです。

花粉症に関しても、症状に対して療法を行うのでなく、体質の改善として「冷え」に対する「温活」が、花粉症の予防につながるという考え方が有力になっています。

「例年より症状が悪化しているという人は、"胃腸の冷え"を疑うべき。胃の水分を手っ取り早く出そうと、体が反応して起きるのが鼻水。体温が1度下がると免疫力は30%低下して、風邪などの感染症やアレルギー症状が出るといわれている」

出典:http://healthpress.jp/2015/03/post-1626.html

これを裏付けるのが、京都大学大学院の人間・環境学研究科、森谷敏夫教授の「温活」だ。"冷え"を予防し、体を温めることで本来生体が持っている免疫力を上げようというもの。花粉症などのアレルギー疾患も含めたさまざまな病気を防ぎ、その症状も改善されるという考え方だ。

出典:http://healthpress.jp/2015/03/post-1626.html

それで、あなたは冷え性なの?~隠れ冷え性のチェック法

では、男性のあなたが冷え性かどうかチェックしてみましょう。
気づかない冷え性ほどどんどん悪化して、回復力や気力を削いでしまいます。
そうならないうちに予防と対策をとらなくちゃいけないですからね。

★起床時の体温を測ってみる
35度台なら冷え性認定。

★朝、体の一部だけが冷えている
起き抜けの体温は体全体がほとんど同じ体温なのだそう。
よくあるのは足の先だけが冷えている、お腹だけが冷えているという症状です。
そこまで血が巡る機能が滞ってしまっているということ。

★ふだんから風邪をひきやすい
どうも風邪をひきやすい、なかなか治らない…。
それは冷え性が原因かもしれません。

★お腹の上部が下部より冷たい
おへそを真ん中として、お腹の上下に手をあててみましょう。
下より上が冷たいと感じる場合は内臓が冷えている証拠。
本来、心臓に近いほど体温は高く、離れているほど体温が低いはず。
内臓の機能の低下がみられます。

★性欲がない
冷え性の場合、性欲の減退も招いてしまいます。
原因が冷え性にあると疑ってみるのもあり。

「男の冷え性」の解説のサイトです。

花粉症はもちろんのこと、いいことがひとつもない!「男の冷え性」

花粉症に悪いという話だけでなく、冷え性によるトラブルは盛りだくさん!
日常的にこんなことにわずらわされるのはちょっと避けたい、いや、とても避けたい!

●肌荒れ
肌はやっぱり顔の印象を決めちゃいますよね。
女性はとくに相手の顔を見ていますから、気をつけたいところ。

●日常的な疲労感、ウツ傾向
疲れを回復できる元気が途絶え、日常的に疲労感がつづきます。
その日の疲れは本来その日のうちに取り除きたいところ。
それが積み重なると…猫背になり胸が縮こまり、肩や頭が痛くなり、思考も固まってしまいます。
ウツ傾向になるのも時間の問題。

●ED
冷え性とはつまり、血の巡りが滞ってしまうこと。
ということは、EDにつながることもあり得ますよね。

●その他アレルギー症状
血の巡りが滞ると免疫力の低下を招きます。
そして免疫力の低下による症状は非常に多いです。
アレルギーや原因不明の症状に、ある日急に悩まされるといった事態も大いにあり得ます。

「男の冷え性」をもっと詳細に解説してくれているサイトです。

あなたが明日からすぐできる冷え性対策は?

味噌汁を食べる

洋食によく使われる小麦は体の冷えを助長します。
また、コーヒーや砂糖を一緒にとりたくなるのも洋食。
2つとも体を冷やす食材といわれます。

いいのは和食中心の食事に切り替えることですが、急には難しいという場合もあるでしょう。
そんなときは日常的にお味噌汁だけでもとりいれること。
発酵食品が免疫力をぐっと高めてくれます。

花粉症とはアレルギー症状。
食べなれた和食の生活が推奨されますので、これはそのまま花粉症の予防につながります。

夜型の生活にさよなら!(できるだけ)

冷え性とは自律神経の乱れであり、自律神経失調症のひとつといっていいでしょう。
興奮する作用のある交感神経、リラックス作用のある副交感神経のバランスがくずれ、交感神経優位になっている状態が冷え性です。

副交感神経を優位にするためには、夜に睡眠をしっかりとること。
太陽を浴び、朝に仕事をするようにして、夜はできるだけ寝るようにしましょう。
付き合いなどもあるでしょうし、できる範囲からやるのがポイント。
ストレスをためないことが何より大事ですね。
飲むならゆっくり。

ぬるめのお風呂で半身浴

毎日できることとして、また、一石二鳥か三鳥くらいなのが入浴。
39、40度くらいのお風呂に浸かるようにしましょう。
半身浴で体の毒素を出し、血行を促し、ダイエットにももちろん有効。

適度な運動

こちらもできるだけ。
適度な運動はそのままストレス解消にもつながります。
仕事帰りの一杯をやめて、スポーツクラブに通ってみるのもあり。
「終電続きでそんな余裕ないよ~」という頑張り過ぎなあなたには、できるだけ太陽の光を浴びることをおすすめします。
自然光を浴びることで、質の良い睡眠ができるホルモンが分泌されるといいます。

まとめ。冷え性を治すことが花粉症の強力な予防になる!

女性に比べて、男性は自分の冷え性に気づきにくいといいます。
でも、すこし気を向けてあげるだけで、しっかり効果が出るもの。
ありがたいのは、それが直接花粉症の強力な予防になることですね。
免疫力を高め、自律神経をととのえて、春を楽しみましょう!


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