- 住まい(279)
一人暮らしの「自炊」のコツは?メリットもご紹介!
一人暮らしをすると、作るのが面倒でどうしてもコンビニや外食などに頼ってしまいがち。しかし、実は「自炊」を心がけることによって、様々なメリットが得られるのです!今回は「最近外食ばっかりで、胃がもたれるな……」「毎日弁当を買うとお金が厳しいな……」と悩むあなたのために、自炊をすることによってどのような利点があるのかや、一人分の自炊をするポイントなど、一人暮らしのあなたが気になることをまとめてみました。ぜひご参考ください。
自炊には、見逃せない3つのメリットが!
自炊には、大きく分けて3つのメリットが存在します。
まず1つ目に「節約できる」というもの。
外食やコンビニだと食材費以外に人件費も含まれているため割高になってしまいますが、自炊の場合は食材費だけで済むので、上手く継続できれば一人暮らしの食費がぐっと減らせます。
2つ目に「料理が上達する」というもの。
今時は男性にも家事能力が求められますし、料理が上手だと何よりモテます。
簡単なものから徐々に慣れていき、レパートリーを増やしていきましょう。
最後に「健康に良い」というもの。
外食や既製品は美味しいですが、その分科学調味料や添加物が多く含まれています。
その点、自分で作れば味も好みに調整できますし、「最近お腹が出てきたかも……」なんてお悩みも解消されるかもしれません。
その① 節約できる!
外食の回数が減ることによって、食費に使うお金を節約することができました。
夕食を外食にするとだいたい600円くらいは使うのですが、自炊だと作る料理にもよりますが、1食200円くらいで作ることができると思います。
1ヶ月で考えると・・・
外食:600円×30日=18,000円
自炊:200円×30日=6000円
その差は一か月で12,000円です
1年で考えれば、12,000円×12ヶ月=144,000円の節約ができます!
その② 料理が上達して、モテる!
なにより、調理技能の習得です
料理できるってすごく自慢できます
みんなに重宝されます
異性にもてます
趣味は料理ですって言えます
その③ 食生活が健康になり、ダイエット効果も!
自分の健康を維持していくためには、食事の栄養面を気遣う必要があります。自炊をすると自分で食材を選ぶことができ、味付けも自分で工夫できるので、健康的な食生活を送ることができますよね。
若いうちは体力と気力で乗り切れるかもしれませんが、偏った食事をずっと続けていると、疲れやストレスが溜まりやすくなり、すぐに体調を崩したり、一度太ると体重が減りにくくなることも。
では、一人暮らし初心者が自炊生活を始めるためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?そのポイントを見ていきましょう!
ポイント[1] メニューを決めてから買い物を!
まず「メニューを決めてから買い物をする」というもの。
何も考えずにスーパーに行って、ついつい「とりあえず肉を買おう!」「こんな調味料があるんだ~」なんて目移りしたり、「安いし、キャベツは1玉買っておこう!」と無計画に食材を買ったりしがちなのが一人暮らしの人が陥る罠。
せっかくの食材も使わずに腐らせてしまうと、逆に費用がかさんでしまいます。
ですから、あらかじめネットや料理本でレシピを見て「これを作ろう」と決めてから買い物に行きましょう。
また、葉物野菜や袋詰め野菜は一度買うと1日で使い切れないことが多いので、1週間分のメニューを考え、書き出しておくと安心です。
値引きの食材や、バラ売り野菜を上手く使おう!
値引きの食材や、バラ売りの野菜をうまく買いましょう。
食事は一人分を作るわけですから、気をつけないと食材がたくさん余って捨てることになります。
メニューをあらかじめ考えてから買い物しよう!
あらかじめ「何を作るか?」と献立を考えておくことです。
献立さえ決まってしまえばあとは必要な食材を買ってくるだけですから、余分なものを買うこともないですし、食費の予算もある程度把握できます。
1週間分決めておくと安心!
多くの人は一定期間の献立を先に考えておきます。一週間であれば一週間分の献立を考え、あとはその一週間のうちに必要な食材だけ買ってくれば買い物は1回で済むからです。
安いからといって、無計画に買わない!
半分自炊の人が、安いからといって、
白菜とキャベツを一玉ずつ買うとえらいことになります。
そのような場当たり的な買い方をすると、
たいてい白菜君が天に召されることになります。
+.((人д`o)(o´д人))゜+.ゴメンネ
料理は「パズル」と同じ!
食材をうまく使いきって、冷蔵庫がきれいになって、
「料理うまいぞ、おれ」ってなると、人は、料理がどんどん楽しくなっていく。
それは、ちょっとしたパズルみたいなものなのです。
この食材とこの食材を組み合わせると、あの料理ができる。
あまった食材は、明日あの料理が作れる。といった数珠つなぎのパズル。
最初のうちは、パズルはできるだけ簡単にすべきです。
いきなり難解なパズルが目の前にあらわれると、思考が停止してしまいます。
つまり、パズルのピースともいうべき「食材の数」をしぼるということです。
ポイント[2] 基本の調味料を揃えよう
続いては「基本の調味料を揃えておく」というもの。
基本の調味料は「さしすせそ」(= 砂糖、塩、酢、しょうゆ、味噌)とされていますが、これはあくまでも和食での話。
更にお好みに合わせてみりんや麺つゆ、胡椒、マヨネーズ、ケチャップ、ポン酢、ソースなどを購入しておくと、グッと幅が広がります。
また、調味料だけでなく、炒め物をする時の油も重要。
もちろんサラダ油でも構いませんが、和食や中華にはごま油、洋食にはオリーブオイルなど使い分けると、それぞれに違った香りが楽しめますよ。
和食の基本は「さしすせそ」!
料理(特に和食)の味付けの基本になる五つの調味料、また、それらを使うときの順序を覚えるための語呂合わせとして、「さしすせそ」の語を用いる。それぞれ
・砂糖(さとう)
・塩(しお)
・酢(す)
・醤油(せうゆ、正しい字音仮名遣は「しやうゆ」)
・味噌(みそ)
を指す。
初心者は「8つの調味料」から始めよう!
・塩
・胡椒
・しょうゆ
・みりん(or めんつゆ)
・酢
・酒
・サラダ油
・ごま油
基本の塩は料理ごとにあれこれ使い分けるのも楽しいですが、今回のテーマは必要最低限の調味料。特別なものは必要ないですが、できれば天然塩を選びましょう。
お好みに合わせてマヨネーズやケチャップも!
●頻繁に使う調味料
こしょう、サラダ油、マヨネーズ、ケチャップです。
味の素や麺つゆ、焼き肉のたれなども便利!
●あったら便利な料理のバリエーションを広げる調味料
みりん、ゴマ油、中華味の素(粒状タイプ)、コンソメの素(固形タイプ)、からし、わさびです。
あると便利な調味料もあります。いろいろなメーカーから発売されている「麺つゆ」「焼き肉のたれ」「オイスターソース」はお薦めです。特に麺つゆは万能です。しょうゆの代わりに使うこともできます。
ポイント[3] 暇な時に作りおきをしよう
最後に「時間がある時に作り置きをする」というもの。
その時その時で冷蔵庫の中身を見て、サッと一品作れるような料理上手な一人暮らし男性はそう多くはないと思いますし、難しいものは作らないとはいえ、仕事から帰ってクタクタの状態で、毎日料理をするのは億劫なものです。
そんな時、無理なく自炊をするために便利なのが「作り置き」です。
休日や残業がなかった日など、暇を見つけて一度に大量に作り、タッパーやジップロックにまとめておく、というものですね。
作った料理は温め直して夕食にするのも良いですし、濃い目に味つけしておけば後日のお弁当としても重宝されます。
料理に不慣れかつ、忙しい男性の強い味方が「作り置き」!
大体の男性は料理が苦手、もしくは面倒という理由でやりたがりませんよね。まして、仕事で疲れて風呂に入って、ゆっくりしたいのにご飯を準備しなきゃならんてどんだけ面倒なのかと。
なかなか料理をする時間がない忙しい毎日でも、上手に作りおきすれば手作り料理を手軽にたべられるのです。
調理、買い物の時間短縮ができる!
作り置きのメリット
・毎日の食事作りの時間が短縮できる
・同じ食材でもアレンジがききやすい
・まとめ買いをするので節約になる・買い物の時間が省ける
・栄養がしっかり取れ、健康的になれる
コツ① 加熱する食材はしっかりと!
食材に中途半端に火を通したままですと、雑菌が繁殖しますので、食材はしっかり加熱しましょう。
私は、切干大根、おからやひじきのサラダを作るときは、下ごしらえで火を通しておくようにしています。
コツ② サラダや和え物は水気を切ろう
サラダや和え物を作る際、水分はできるだけしっかり切りましょう。ざるにあけるだけではなく、絞ることができる食材は、しっかり握ってぎゅっと絞ります。
水分が多いままですと、仕上がりの味がぼけて残念な感じになります。おまけに、日が経つほど余分な水分が抜け出て、さらにまずくなります。
コツ③ スパイスや酢、油などを上手に使おう
唐辛子、こしょう、にんにく、しょうがなど、殺菌効果の高いスパイスは作り置きの強い味方です。また、塩分を控えた味付けでも味がしっかりと決まります。
また、オイル漬けや酢漬けも作り置き向きです。食材が調味液にしっかりかぶるように漬け込むことで、素材と空気が触れないため、長持ちします。
容器はしっかり消毒し、料理を入れたらある程度冷ましてから冷蔵庫に入れるのもポイントのようです。
熱いまま入れると、蓋の裏に水滴が発生して傷みやすくなりますので、注意しましょう。
継続は力なり!無理のないペースで、徐々にレパートリーを増やそう
いかがでしょうか?一見難しそうな自炊ですが、ポイントを押さえれば意外と簡単にできますし、様々なメリットが存在するのですね。
とくに、一人暮らしで自炊をする上で一番大事なのは「継続すること」とも言えます。
一度作るのは楽しくても、それを義務として毎日やり続けるのは思った以上に大変なことです。
苦にならないよう最初のうちは一品や二品から始め、徐々にバリエーションを増やすようにしましょう。