美侍

お得にバイクを楽しむ!維持費を抑える4つのポイントとは

バイクは維持費がかかる。そんな理由から購入を躊躇しているという方はいませんか?どんな自動車であっても、一定の維持費は不可欠です。それをどう節約していくかが、バイクを楽しむうえでのコツともいえるでしょう。維持費の節約のために大切なポイントを4つの観点からご紹介します。

バイクにかかる維持費を確認

出典:http://bike.yahoo.co.jp/review/report/mb0188/

維持費とは購入した後、その製品を使用していくうえでかかる費用のことです。
実際のところ、バイクの維持費はどのような要素から構成されているのでしょうか?
下記のリンクを参考にしてみると、大きく分けてガソリン代、整備費用、保険代、自動車税、車検といった費用が私たちのバイクを維持していくのに必要なお金ということになります。

大きく5つの要素に分類される「バイクの維持費」について詳しく解説をしたページです。

保険の中でも「自賠責保険」はどの保険会社でも金額差はほぼありません。
また、バイクの安全な運行のためには「整備費用」(メンテナンス費用)はある程度確保しておかなければいけないことにも注意しましょう。

さらに、販売店などで行なうメンテナンス費用も維持費として計上しておくと、良好な整備状態の維持に役立ちます。外観に異常がなくても経年変化による性能低下が生じるため、エンジンオイルやタイヤの交換などが必要であることを覚えておきましょう。

出典:http://www.jaf.or.jp/qa/bike/knowledge/20.htm

バイクの維持費は、基本的に排気量の大きさに比例する傾向にあります。
整備するのに必要な部品の料金はもちろんのこと、125cc以上のバイクは車検を受ける必要があるからです。
燃費についても小型のバイクほど1L当たりのガソリンで走る距離は長くなります。

【排気量別の燃費目安】

●原動機付き自転車1種(50cc)    :燃費50km/L以上(4サイクル車の場合)
●原動機付き自転車2種(51~125cc) :燃費40km/L以上(4サイクル車の場合)
●軽二輪自動車(126~250cc)    :燃費30km/L以上(4サイクル車の場合)
●小型二輪自動車(251~400cc)   :燃費18km/L以上(4サイクル車の場合)
●大型二輪自動車(401cc~)     :燃費12km/L以上(4サイクル車の場合)

バイクの維持費に関する基本がわかったら、次はどこを節約していけるか考えましょう。
なかなか節約しにくいと思われがちな「燃費」、「税金」、「車検代」、「任意保険代」の4点は、ちょっとした工夫で驚くほど負担を小さく出来るのです。

エコドライブとメンテナンスで燃費を向上

出典:http://www.cyclowired.jp/?q=node/128252

バイクの燃費は、それぞれの車種にもともと備わっている性能が大きく影響することは間違いありません。
大型バイクよりも原付の方が燃費性能に優れているのは前述の通りです。
しかし、私たちがメンテナンスや運転の方法を誤っているばかりに、もともと持っている燃費性能を充分に発揮されていないこともしばしばです。
エコドライブとメンテナンスというキーワードをもとに、バイクの持っている真の燃費性能を引き出していきましょう。

エコドライブで環境とバイクに優しい走りを

エコドライブとは、燃料を無駄に消費しないような走りを通して、環境へと配慮していこうということです。
燃料を無駄に使わなければ、ガソリン代も節約できますものね。
自動車におけるエコドライブの認識は随分広まってきましたが、バイクについてはまだまだです。

単純な話ですが、急激な変化の速度があると、ガソリンは大量に消費されます。
エンジンの回転数をいきなり上げる、急ブレーキをかけるといった行為を繰り返していると、バイクの持つ性能よりも燃費は悪化してしまうのです。
こうした事態を避けるには、普段からなるべく一定速度で走ることをおすすめします。

また、混雑している道路や山道を走っているときは加速と減速を繰り返しているので 何度もアクセルを開閉しなくてはならないので、ガソリンを浪費してしまいます。 これは、ガソリンを沢山消費する運転となります。

ということは、アクセルを少しだけ開けて一定速度で走るときや、アクセルを戻しているときはほとんどガソリンを浪費していません。
また市街地では余裕を持って運転することが大切です。 あまりエンジンの回転をあげないで、低い回転で運転することで安全にも繋がってきます。

エコドライブは、環境にもいいですので少しでも燃費のよい運転をし、 少しでも財布に優しい運転をするように心がけましょう。

出典:http://sokicom.com/bikenenpi01.html

毎日同じ場所をバイクで通っているのであれば、信号の変わるタイミングや交通量の多さがわかってくることでしょう。
こうした道では、道路の状態を予測しながら進むことで無駄に燃料を抑えることが出来ます。
なるべく一定速度で走りつつ、周囲を見渡しながらアクセルとブレーキをゆっくりと操る。
これだけで燃費は大きく向上するので、ぜひお試しください。

もうひとつ省燃費に重要なのが、「先を読んだ走り」です。

例えば、目の前の信号だけでなく交差する道路の歩行者用信号の点滅にも注意して、「このままでは信号で止まる」と判断したら即座にアクセルを閉じ、惰性で信号まで進むなどです。

前方の信号が赤で、こちらの歩行者用信号が点滅していたら、止まる前に信号が青になってそのまま走り出せるようスピードを調整するなども有効です。

出典:http://car.mag2.com/hokenshitsu/080902.html

細かなお手入れがガソリン代の節約に

バイクの燃費性能を引き出す2つ目の方法が、メンテナンスです。
その第1歩としてタイヤの空気圧をチェックしましょう。
タイヤに空気が入っていないと、その分走行中にタイヤへかかる摩擦力が大きくなります。
その結果、同じ距離を進むのにも空気が入っているタイヤより多くの燃料を消費することになるのです。
日頃からこまめにタイヤの空気圧を調べて、ガソリン代を浮かせましょう。

小さな手入れをこまめにするだけで大きな燃費の差になるという貴重な情報が記されたページです。

空気圧が減るということはタイヤの接地面積が増えて”転がり抵抗が増える”ことになりますから、タイヤの転がり抵抗が増えることはエンジンが余計に力を出さなければなりません。
従って当然のことながらバイクの燃費は悪くなります。
また、タイヤの磨耗が早くなったり、パンクもしやすくなるので出先の思わぬトラブルや余計な出費にもつながってしまいますから、こまめなタイヤの空気圧チャックを行うように習慣付けましょう。

出典:http://www.k2.dion.ne.jp/~urf/nenpi-01.htm

点火プラグは、バイクが走行するときに大きな役割を果たしています。
ここに汚れやゴミが溜まっていたり、劣化が進んでいると燃料の燃焼効率も悪化するのです。
点火プラグの交換は自分でも行えますが、バイクに詳しくないという人は業者にやってもらいましょう。
数千円程度の負担で燃費が改善されることはもちろん、走り心地も良くなるのでおすすめです。

点火プラグそのものは消耗部品ですから磨耗していたり、カーボンが堆積していると力強い火花が飛ばなく
なってしまいます。力強い火花が飛ばないということは”キレイに燃焼しない”状態になり、これが原因で
キレイに燃焼しないということはエンジンが力を出せないということになり当然
燃費の悪化を招いてしまいます。

出典:http://www.k2.dion.ne.jp/~urf/nenpi-01.htm

乗らないバイクは一時抹消登録で税金を節約

出典:http://www.bikebros.co.jp/catalog/4/71_5/

バイクは、365日毎日乗ることがわりと少ない車両です。
趣味性の高い乗り物ですから、仕事が忙しい時期には何カ月も乗らない人もいるのではないでしょうか?
雪国にお住いの方であれば、路面が雪に覆われているときは車庫に保管されて半年ほど過ぎてしまう方も多いことでしょう。
そんな方には、バイクにかかる自動車税を払わずに済む方法が存在します。
それが、一時抹消登録です。
いわゆる廃車手続きの一種ですが、永久抹消登録とは違い再度申請すればもう1度バイクを楽しむことが出来るのでご安心ください。

車を解体するのではなく、長期出張などでしばらく車に乗らないという場合は、一時抹消登録の手続きを行います。この手続きをすることで一時的に廃車状態になり、自動車税の支払いを止めることができます。
公道を走ることは出来なくなりますが、再度申請をすれば公道を走ることが出来ます。

出典:http://www.haishaou.com/blog/entry/category/procedure/entry1.html

一時抹消登録には、印鑑や自賠責保険証明書、ナンバープレートなどを持って各都市にある運輸局を訪れる必要があります。
手数料も多少かかりますが、数百円程度なので自動車税を払うことを思えばずっとお得です。
排気量によって必要な書類が異なるので、下記のリンクを参考にしてください。

運輸局を訪れた後は、書類とナンバープレートを提出すれば手続きは完了です。
自動車税の負担は大きなものですから、バイクに乗らない時期があるという方は一時抹消登録を行って維持費を節約しましょう。

費用を抑えるならユーザー車検

2年に1度行う車検は、車をお持ちの方にとって頭の痛い負担ですよね。
最近では、車検を業者へ依頼するのではなく、自分の手で行うユーザー車検が認知されつつあります。
業者へ依頼するよりも安上がりで済みますから、維持費を節約したい方はぜひ押さえておきたいポイントです。

業者に依頼するのではなく、オーナー自身が運輸支局(検査場)にクルマを持ち込んで車検を通す「ユーザー車検」と呼ぶ方法もある。最低限の整備知識は必要だが、車検費用を節約できる。

出典:http://www.nikkei.com/money/features/77.aspx?g=DGXMZO8542870008042015000000

ユーザー車検にはバイクに関する知識がある程度必要です。
それでも、日頃からバイクの整備をしている方であれば問題なく行えます。
ユーザー車検は経費を節約することももちろんですが、これを通してバイクに関する知識を深めることにも大きな意義があります。

自身である程度の点検整備ができるのであれば
 ユーザー車検にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

 メリットは経費節減が一番なのですが、二輪車定期点検記録簿を
 チェックしながら行うことで、最低限の安全運航に必要な機能の
 維持とは何かが、分かってくると思います。

出典:http://homepage3.nifty.com/ikepi30/rz350syaken.htm

下記のリンクは、バイクユーザーが実際にユーザー車検を行った模様が記されています。
書類の記載から始まり、ライト類やブレーキ、スピードメーターなどを検査していくのです。

また、こちらのリンク↓も参考になります。

バイクに関する知識を深めながら、車検も同時に終えられる。
ユーザー車検のメリットをこのように捉えて、1度挑戦してみてはいかがでしょうか?

任意保険を安く済ませるには

125cc以下ならファミリーバイク特約を

バイクに必要な任意保険は、料金体系も補償内容も各種様々です。
その中でも、125cc以下のバイクに乗っている方におすすめなのがファミリーバイク特約というものです。
こちらは、ご家族が任意の自動車保険に加入していることを条件としたバイク用の保険です。
排気量が小さいバイク限定ではありますが、非常に安い保険料で補償を受けられるお得な内容となっています。

保険料は月額で9000円前後、年間10万円超ということも珍しくありません。しかしファミリーバイク特約なら、保険料は年間7000~3万円以下に抑えることが可能です。

特約加入の条件は以下の2つです。

バイクのライダーを含む、同居家族の誰かが任意の自動車保険に加入している
バイクが125cc以下である

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/434429/

見積もりサイトで料金を比較

125cc超のバイクに乗っている方は、見積もりサイトで各保険の料金を比較してみることが維持費を抑えるポイントです。
複数の保険会社を比較したうえで、内容が同じであれば安いものを選択していくことで質を落とすことなく充分な補償が受けられるのです。

ポイントは保険会社ごとに重視するリスク要因が違うため、友人が安いと教えてくれた保険会社が、キミにとっても安いとは限らない点。自分にピッタリの保険は、自分のデータでしか見つけられないのだ。では見つける方法は?実はとてもカンタン。一度の入力で複数社から見積もりがとれる一括見積もりサイトがオススメだ。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb_tieup/hoken/index.html

乗らない時期の保険を見直す

保険に関するもう1つのポイントは、自動車税と同様「バイクに乗らない時期」がカギになります。
つまり、バイクに乗らない時期は保険を解約、もしくは補償内容を変更するというものです。
解約するか補償を変更するかは、保険の等級を大きく左右します。
ご自身が加入しようとしている保険内容と照らし合わせて、よりお得な方を選択しましょう。

バイクに乗らないと確実にわかっている期間の補償内容を変更することで、料金を安くすることができます。

出典:http://www.nakagauchi.net/news/event.html

バイクライフと向き合うことが節約の始まり

維持費を抑えるには、自分がバイクをどのように活用するかをもう1度見直すことが大切です。
バイクと改めて向き合いながら、維持費を節約していきましょう。