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100均のアイテムも使える!DIYでオシャレな棚を作ろう

専用のキットや100均のアイテムなどを使って、初心者でも気軽に日曜大工を楽しめるということで人気のDIY。雑貨屋さんや家具屋さんに行ってもなかなか気に入ったものが見つからない!という方にもおすすめの方法です。今回は、自分好みのインテリアを実現したい、というあなたのために、DIYでオシャレな棚を作る方法や、必要な材料についてまとめてみました!リラックスできる空間づくりのために、ぜひご参考ください。

そもそも「DIY」ってなに?

最近話題の「DIY」ですが、実は詳しい意味は分からない……という方も多いのではないでしょうか。
「日曜大工をオシャレに言ったもの?」なんて思ってしまいますが、DIYの意味は「業者に頼まず、自分で何かを造ったり修理したりする」こと。

英語の「Do It Yourself(自分でやろう)」の頭文字を取って「DIY」。
物づくりそのものだけではなく、自主性のある生活をしようという精神を指すという考えもあります。
昨今では本格的なDIYだけではなく、流行に伴い既存のものに少し手を加えるだけで出来るテクニックや、100均アイテムを使ったテクニックなども注目を集めていますね。

DIYは「Do It Yourself」の頭文字を取ったもの!

DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、専門業者ではない人が自身で何かを作ったり、修繕したりすること[1]。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身でやろう」の意。「D.I.Y.」とも。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/DIY

自立した生活をしようとする精神を表すこともある!

DIYという言葉・概念は、「(ひとまかせにせず)自身でやる」という考え方を、広く生活の基本態度にしようとする精神を指していることもある。これは「DIY ethic(DIY倫理)」「DIY精神」とも言う。営利企業の活動には頼らず、人々(人・グループ)が自身で自主的に行う活動を推奨する言葉・概念である。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/DIY

一般的には「日曜大工」を意味することが多い!

日曜大工等でよく使われる「DIY」というのは、「その道の専門家や業者に全てを任せてしまうのではなくて、 自分で作ったり修理できるものは自分でやりましょう」と言う意味で使われています。

出典:http://www.ne.jp/asahi/kobe/yanase/diy_towa.htm

DIYのメリットは?

(1)自分で作ったり、修理した方が安すく済む。
※物によっては買ったり、業者に頼んだ方が安い場合もあるのでその時は臨機応変に対応する。 何でもかんでも自作にこだわっていると頑固おやじになってしまいますから...(^^;)。

(2)サイズがピッタリの物ができる。
※例えば「隙間家具」とかは我が家にピッタリ合うものを探すのも一苦労です。そんな時は作ってしまいます。

出典:http://www.ne.jp/asahi/kobe/yanase/diy_towa.htm

まずは必要な道具を揃えよう!

DIYをやってみよう!と思ったら、まずは必要な道具類を揃えましょう。
最近では基本的な道具がセットになったものも存在しますので、今後も本格的にやってみようと思う方はそちらの方がお得かもしれません。

とりあえず挑戦するだけ……という方は、実家やお友達から借りるという手もありますので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

その① ノコギリ

木材を切る時に使用します。
両側がギザギザした「両刃ノコギリ」と、片側だけギザギザした「片刃ノコギリ」がありますので、使いやすい方を選びましょう。

その② 金づち

釘を打ったり、抜いたりする時に使います。
こちらも片側が尖った金づちタイプと、両側が平べったいハンマータイプがありますが、初心者なら前者の方が使いやすいのではないでしょうか。

その③ メジャー

材料の長さを測る時に使います。
100均でも売っていますが、本格的にやるのであれば建築用のメジャーがおすすめです。

その④ カッター

壁紙やクッションフロアなど、木材以外の材料や紙類を切る時に使います。
太いものと細いものがありますが、DIYには太くしっかりしたカッターがおすすめです。

その⑤ ペンチ

針金を切ったり曲げたりする時に使います。
針金を使わない場合は必要ありませんが、いざという時のために用意しておくと便利です。

この他にもドライバー(ネジを閉めたり緩めたり)や紙やすり(木材を滑らかにします)、水準器(棚を取り付ける時、水平になっているかどうかを測る道具)など、あると便利なものは様々ですので、何が造りたいのか、今後も続けるのかなどを考えて用意しましょう。

すのこで簡単!DIYでオシャレな棚を造ろう

では、さっそくDIYでオシャレな棚を作成してみましょう!
しかし、初めてのDIYで木材を一から買ってきたり、デザインを考えたりするのは難しいですよね。
今回は、100均でも売っている「すのこ」をアレンジして、簡単に便利で雰囲気の良い棚を作る方法をご紹介します。

材料はすのこ6枚と、釘(ネジでも可)を用意するだけ!
あとはすのこを解体し、金づちとノコギリで組み立てることができれば、画像のような棚が瞬く間に出来てしまいます。

① 85×45のすのこを6枚用意する

今回は縦横85cm、奥行き30cm程度のオープンラックを作成します。
まずは85cm×45cmのすのこを6枚用意して下さい。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

② すのこを、4枚と2枚のパーツに分ける

6枚のすのこ全部を、4枚と2枚のパーツに切り分けます。
今回はこの4枚の方を使っていきますが、もっと奥行きを出したい方は、
5枚目でカットしたり、カットせずに6枚綴りの状態で作成して下さい。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

③ 4枚のうち、真ん中の2枚を取り外す

続いて4枚のパーツの真ん中の2枚の板を取り外して下さい。
すのこの裏からかなづちで叩くと簡単に外れます。
はずした板には釘が付いているので、これも抜いておきましょう。
これを2つ作ります。この部分がラックの脚となります。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

④ 抜いた板をパーツの外側に張り付け、脚を作る

抜いた真ん中の板を、左のようにパーツの外側に下駄を隠すように貼り付けます。
これはボンドでやると綺麗に出来るので、釘などは使わないほうが良いでしょう。
これで2つのラックの脚が出来ました。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

⑤ ボンドと釘で接着し、原型を作る

出来上がったラックの脚を下駄が内側に向かい合うように揃え、
その上下の下駄に、4枚綴りのすのこをボンドと釘で接着して下さい。
これでラックの原型が完成します。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

⑥ 最後に真ん中にすのこを通して完成!

最後に真ん中にすのこを二つ通して完成です。
真ん中の2段は利便性を考慮して、接着しないほうが使いやすいと思いますが、
もっと強度を出したかったり、使い道が決まっているなら、
どちらか一方を接着するのも良いと思います。

出典:http://www.interior-heart.com/interiordesign/sunoko/item6.html

まだまだたくさん!100均で使えるDIYアイテムたち

すのこ以外にも、100均で購入できるDIYアイテムは様々にあります。
メジャーをはじめとした道具類もそうですが、すのこのような材料や、造った雑貨を更にオシャレに装飾してくれるものなど、種類は豊富です。

DIYはお金がかかりそう……というイメージの方も多いでしょうが、100均をメインに購入すれば、費用は大分抑えられますよね。
今回は、中でも代表的なアイテムを3つご紹介します!

その① 蝶番(ちょうつがい)

最初にご紹介するのは、扉を取り付けられる蝶番。
ドアだけでなく、棚やちょっとした小物入れを作る時にも重宝します。

その②

タンスや小物入れを作る時、そのデザインを更にオシャレにしてくれるのが「取手」。
シンプルなものから可愛らしいものまで様々ですが、上記のような花形は、彼女へのプレゼントとして作る物に使うと喜ばれそうです。

その③ 金網

最後にご紹介するのは、仕切りやケージを作るのに便利な金網。
DIYにおいては、壁に取り付けて観葉植物やコルクなどを飾り、インテリアとして使ったり、食器棚や小物入れのドアを四角くくり抜き、その中に張り付けてデザインをオシャレにしたり、様々な使い方ができます。

DIYで自分好みの雑貨づくり!いつの間にか趣味になってしまうかも?

いかがでしょうか?何となく気になりつつも、難しそうだから……とDIYを避けていた方もいるかもしれませんが、既存の材料を工夫して簡単に作ることもできるのですね。
初心者の方は基本的な道具を用意して、すのこや木箱などを解体して作成するところから始めるとやりやすいのではないでしょうか。

はじめは上手くいかないこともあるでしょうが、続けていればいずれは慣れ、木材を一から切って造ったり、オリジナルの飾りを取り付けたりすることができるようになります。
オリジナルの家具で部屋を彩れば、きっと招いた友達や彼女からも「すごい!」と驚かれることでしょう。