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「デキる男」は見た目から!身だしなみのビジネスマナー5選

基本的には挨拶や立ち振る舞いが重視される「ビジネスマナー」。しかし学生時代、就職活動ではまずどこを気にしたでしょうか?スーツや髪型、ネクタイなどの「身だしなみ」ですよね。実は何年経っても、外見はビジネスにおいて1番注目されるポイントなのです。今回は上司や後輩から「いつもちゃんとしてるな」「こんな先輩になりたい!」と思われる外見を作る方法を5つご紹介します。今年社会人になったばかりの方も、職場に慣れ出した今、自分のスタイルを振り返ってみましょう!

清潔感が第一!髪と髭はさっぱりカット

まず大切なのは、髪型とヒゲ。
ワックスで整えるのは構いませんが、流行の無造作スタイルはスーツにはあまり似合わないと言えるでしょう。
特に営業の男性は、茶髪が明るすぎたり髪が適当に伸ばしっぱなしになったりしていると「だらしがない」と思われ、取引先の印象を悪くしてしまうかもしれません。

ヒゲに関しては、例えオシャレに伸ばしていても清潔感を損なってしまう恐れがあります。
デザイナー業界や飲食業界など、洗練された外見が求められる場所では許容されることもありますが、基本的には剃っておきましょう。

ワックスなどの整髪料を使って髪を遊ばせたりするのは、社会人としては失格です。どの年代の人にも不愉快な思いをさせないようにしっかりとしたヘアスタイル(髪型)を心がけましょう。

出典:http://www.bpb-jp.com/biz/100/

例えば営業の仕事をしている社会人、接客の仕事をしている社会人は、基本的にはひげは完全にNGでしょう。中にはOKというケースもありますが、その方が稀かと思います。

出典:http://careerpark.jp/4630

「普段からカジュアルな服装で働く業界の人であればまだ許せるものの、仕事でスーツ・ネクタイを着用しているサラリーマンであれば髭はナシ。」
「あらゆる世代の誰から見ても不快に感じさせないことがサラリーマンの鉄則」

出典:http://careerpark.jp/4630

スーツはサイズ感が命!ネクタイやシャツにも気を配ろう

次に「スーツ」周辺の清潔感です。
定期的にクリーニングに出すのが望ましいですが、難しいという方は毛玉やホコリなどをこまめに取り除き、消臭スプレーをかけておきましょう。

スーツは肩の部分が下がっているとだらしない印象を与えるそうなので、きちんと身体にフィットするものを。
ネクタイの結び方や、シャツの汚れにも意識して気を配っておけば安心です。

ネクタイは曲がっていないか、しっかり結べているか確認する。
ネクタイの色はスーツに合った色を選ぶ。
ネクタイを結んだ時の長さは、ベルトよりちょっと下くらいが良い。

出典:http://mens-manner.com/appearance-care.html

ジャケットのシルエットに気をつける際は肩幅を見て。
肩が下がっているとだらしなく見える。
Vゾーンに握りこぶしが1つ入ればちょうど良いサイズ。

出典:http://mens-manner.com/appearance-care.html

ウエストは自分のサイズにあったものを選ぶ。
大き目のサイズはフットワークが悪いイメージを与えるので、買う際は小さいサイズから見ていく。

出典:http://mens-manner.com/appearance-care.html

・ワイシャツ
衿や袖が汚れていませんか?ボタンは全て留めていますか?アイロンをしっかりかけていますか?

出典:http://www.bpb-jp.com/biz/2008/10/post_1.html

毎日アイロンをかける暇がない!という方は、最近ではアイロン不要とも言われるほど皺になりにくいシャツもあるようなので、お店で尋ねてみてはいかがでしょうか?

常にピカピカの輝きを!靴は定期的に磨こう

続いては、足元を演出してくれる「靴」。
どうせ同じようなビジネスシューズだし、そこまで見られていないだろう……と思ってしまいがちですが、意外と注目されています。

いつも革靴がピカピカに磨かれている男性は、周囲にも「マメだなあ」「仕事ができそう」という印象を与えているとのこと。
可能ならば毎日柔らかい布で磨き、定期的にクリームを使いましょう。

●白いソックスはNGです。スーツの色、靴の色に合わせてダークカラー(グレー、紺、黒、茶系など)の靴下を履きます。

出典:http://www.jp-guide.net/businessmanner/business/fashion_man.html

●ビジネスシーンでは、黒または茶色の靴を履きます。靴下は必ず靴の色と合わせてください。白いソックスは不可です。

出典:http://www.jp-guide.net/businessmanner/business/fashion_man.html

●ホテルなど、接客業の人は、お客様の靴をみてその人の格を判断する、と良く言われます。きちんと磨いて手入れをしておくこと、同じ靴を連続してはかないこと、だらしない靴を履かないこと、この3つを守るだけで、ずいぶんあなたの印象が異なってきます。

出典:http://www.jp-guide.net/businessmanner/business/fashion_man.html

ビジネスで不向きなのはスウェード素材の靴です。Uチップの靴もカジュアルな印象があるため一般的なビジネスシーンでは不向きといえます。

出典:http://www.spica-inc.jp/choose/

お手入れされているかどうかの他にも、靴の種類や素材、中に履く靴下などまで細かく規定があるのですね。
クリエイティブ業界やファッション業界の方などはこの限りではありませんが、スーツが基本の会社にお勤めの方はぜひご参考ください。

実は美容ケアも大事!顔や指先を重点的に

顔はどうしようもない部分だし……と思われるかもしれませんが、実は顔や爪の美容ケアは、特に営業職の男性にとって重要な部分。
顔がテカテカと脂ぎっていたり、爪に汚れが溜まっていたりすると、近づくのが躊躇われますよね。

そうならないためにも、毎日朝夜に必ず洗顔を行い、化粧水で保湿しておきましょう。
爪はネイルまでする必要はありませんが、常にすっきりと切って整えておきます。

男性用洗顔料には、メントールが入って爽快感のあるタイプや、スクラブ入りでしっかり汚れを落とすタイプ、泡が出てきて同時にシェービングもできるタイプなどがありますので、肌の状態や、好みに応じて選んでください。

出典:http://www.kao.com/jp/skincare/formen_02.html

洗顔後は、化粧水を適量手のひらにとり、顔の中心から外側へ向けすべらせるようにつけます。ほおなどにつっぱりを感じる部分があれば、特に念入りに。化粧水は、男性用のほか、女性用のものを使ってもかまいません。

出典:http://www.kao.com/jp/skincare/formen_02.html

特に名刺交換や資料を手渡したりするビジネスシーンでは、
指先、爪に目がいきがち。
そんな時に汚い爪はNG。清潔感のある爪だと好感度アップします。

出典:http://humanity-health.com/tumenoteire-otoko-houhou/

やりすぎは禁物!体臭・口臭ケアも万全に

最後にご紹介するのは「香り」に関するエチケット。
特に煙草を吸う男性の場合、体臭や口臭は非常に気になりますよね。
吸った後はガムを噛み、消臭スプレーを常に懐に忍ばせておきましょう。

また、汗や元々の体臭、口臭にお悩みの方はつい香水に頼ってしまいがちですが、強い香りのものを選んでしまうと逆効果です。
出来る限りデオドラントスプレーやマウスウォッシュ、ブレスケアなどを使用し、香水を使う場合はさり気ないものを慎重に吟味してくださいね。

夏場などはハンカチに加えてハンドタオルを持ち歩き、汗をこまめに拭きとるようにしましょう。
顔や首筋はハンカチ、胸や脇はハンドタオルでふき取ります。

出典:http://mens-manner.com/body-odor-manners.html

入浴することは、臭いの元となる毛穴に詰まった皮脂や垢を取り除くことに繋がります。
湯船で体をしっかり温めることは、毛穴を開いて健康的に汗を掻くことにもつながります。

出典:http://mens-manner.com/body-odor-manners.html

男性は女性ほど脇の手入れはしない人が多いためか、脇汗を掻きやすく腋臭を起こしてしまいがちです。
出来れば毎朝、起きたらすぐに制汗スプレーや消臭剤などを使って脇汗を防ぐように心がけたいものです。

出典:http://mens-manner.com/body-odor-manners.html

接客業では香水をつけてはいけない職場が多い。他に葬式・お見舞い、料亭やレストランなど食事を楽しむ席でもつけるのは控えた方が無難だ。匂いが嫌いな人もいることを忘れないように。

出典:http://www.digital-sense.co.jp/cc_new/sub/01_5.html

ビジネスマンは「オシャレ」より「清潔感」が第一!

いかがでしょうか?「デキる男」と言われると、何だか高級ブランドのスーツに身を包んだオシャレな人物を想像してしまいますが、実際に一番大事なのは「清潔感」なのですね。
仕事場でも煌びやかにしたい気持ちは分かりますが、あまりにやり過ぎると顰蹙(ひんしゅく)をかってしまいます。

上司や取引先、同僚など、接する相手を不愉快にさせないよう、頭の先から足の先までしっかりとケアしましょう。
外見のマメさは中身のイメージにも繋がりますから、そうすればきっと皆「きっときちんとした人なんだろうなあ」と一目置いてくれますよ。