電気代でチェック！オイルヒーターの魅力とおすすめ2選

オイルヒーターとは？

オイルヒーターとは、その名前とは裏腹に電気を使って熱を発生させる暖房器具です。
ヒーターの中には燃えにくい燃料が詰まっており、電気を通してその温度が上昇することでお部屋全体を暖めます。
エアコンのように暖かい空気を発生させるのではなく、ヒーターそのものが暖まることで室内の気温を上昇させるのです。

オイルヒーターのメリットとは

オイルヒーターという暖房器具を家電量販店で見かけたことがあるという人も多いと思います。
しかし、実際に使ってみた方は案外少ないのではないでしょうか？
実は、コンパクトな見た目通り大変使い勝手の良い暖房器具なのです。

オイルヒーターは、フィンの付いた密閉容器に難燃性の油が密閉されており、電気を流すことで内部の油が加熱され、温度が上昇したオイルがパイプ内を循環することで放熱する暖房器具です。

出典：http://electric-facilities.jp/denki1/oil_heater.html

面倒なメンテナンスは、一切不要

オイルヒーター内に存在する油は、燃え尽きることがありません。
あくまで温度が上昇しているだけです。
そのため、石油ストーブなどのように灯油を補給する手間が省けるのです。
エアコンを使っていると、フィルターの定期的なお掃除が必須ですよね。
オイルヒーターの場合には、こうしたお掃除も必要ありません。
電源を入れて待っているだけでお部屋を確実に暖めてくれます。
メンテナンスにかけるお金や時間を節約出来るため、大変使いやすい暖房器具なのです。

内部の油は交換の必要がなく[3]、またフィルターなどもないため定期的なメンテナンスの必要がない（時折、本体表面の埃を取る必要はある[3]）

出典：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC

ずっと使っても空気がクリーン

何かを燃焼させることで熱を得ているような暖房とは違い、オイルヒーターはお部屋の空気そのものを暖めます。
エアコンの風が苦手という人も、オイルヒーターであれば不快感を覚えることは少ないでしょう。

真冬に暖房器具を使っていると、換気するのが億劫になりますよね。
ストーブで暖められたお部屋は換気しないと酸欠状態になり、健康に悪影響を与えてしまいます。
しかし、オイルヒーターによって暖められたお部屋の空気は清浄なままです。
エアコンのように風が発生するわけでもないので、埃がたつこともありません。
室内の空気をクリーンに保ったまま使える点も、オイルヒーターの大きな魅力といえます。

ヒーター内部に密閉されたオイルが暖められ、フィンを循環しながら放熱しています。
火を使っていないので、発火、発光がなく、温風やニオイも発生しません。
乾燥も少なく、換気の心配もそんなに必要ないんです。
外気との接触が少ないので、ホコリや花粉、ペットの毛をまきあげることもなく、アレルギーにお困りの方にも最適な暖房器具です。

出典：http://blog.livedoor.jp/oilheater77/archives/196746.html

空気を動かさないふく射熱で暖めるため乾燥せず、空気を汚しません。じんわりとした暖かさがオイルヒーターの特徴です。

出典：https://enechange.jp/articles/delonghi-oil-heater

人にやさしい暖房器具

オイルヒーターの魅力としては、稼働音がほとんどない点も挙げられます。
夜遅くに暖房を利用するときも、オイルヒーターであれば隣人に気を遣わなくてよいのです。
夏に冷房を浴びすぎることが原因で体調を崩す人が近年では多く見られます。
冬の暖房についても、浴びすぎは体に毒といえます。
私たちは、エアコンのように人工的に作られた温風や、ストーブのように何かを燃やすことで部屋を暖めるという方法をこれまで当たり前のように利用してきました。
こういった手段よりももっと身体に優しい暖房が、オイルヒーターなのです。

＜オイルヒーターの長所＞
・部屋全体を暖めることができる、特に気密性の高い部屋での暖房効率が非常に良い
・暖かい空気がやさしい
・運転音が少ない
・風が出ないため、お部屋はクリーンな空気を保てる
・比較的乾燥しにくい
・オイルのメンテナンス不要

出典：http://www.e-goods.co.jp/blog/2015/11/02/oil-panel/

オイルヒーターのデメリットとは

オイルヒーターの安全性と手軽さは大いに評価されるべき点です。
こうしたメリットを持っていても、なかなか購入する人が増えないのは、電気代という弱点があったからです。
オイルヒーターは一般に、内蔵されているオイルを暖めるまでに大きな電力を必要とします。

また、オイルヒーターは、オイルという液体を暖めるのに時間が掛かり、電力消費量も多くなりますので、電気代が高くなりやすい構造をしています。

出典：http://www.yumedan.com/oil/

下記のリンクをご覧いただいてもわかるように、同じくらいの気温まで室内を暖めようとすると、どうしても他の暖房器具よりも高くついてしまいます。

オイルヒーターの電気代について。エアコンと比較してどっちが安い？

電気代の高さは、エアコンと比較しても高め。

エアコンとは違い喉や肌にやさしいので、購入を検討している人も多いかと思いますが、気になるのが電気代ですよね。

出典：http://astro.jp/life/1795

オイルヒーターの最大のデメリットは電気代が高い（=暖房効率が悪い）ということです。

同じ部屋を同じ室温にする場合でエアコンと比較するとオイルヒーターは数倍の電気料金がかかります。

 

光熱費で選ぶのであれば間違いなくオイルヒーターはオススメできません。

ガスヒーターや、石油ファンヒーターと比較しても圧倒的に効率が悪いです。

出典：http://astro.jp/life/1795

しかし、こうした弱点はオイルヒーターを選ぶうえで大切な基準となります。
電気代をなるべく低く抑えながらもお部屋をしっかりと暖める。
この点を重視した優れたオイルヒーターが選べるようになってきているのです。

次にご紹介しましょう。

電気代にこだわったオイルヒーター2選

山善　DO-L123

電気代の節約を重視したオイルヒーターの中で、最初におすすめしたいのは山善の「DO-L123」です。
こちらは他の製品と比べて値段が安いため、暖房器具にあまりお金をかけられないという方にも安心してご利用いただけます。

室内の温度を察知し、一定の温度まで上昇したら電源を切ってくれるサーモスタット機能が搭載されており、電気代を大幅に削減できる点も大きな魅力です。

DO-L123|YAMAZEN BOOK

リーズナブルな値段と節電機能を備えるオイルヒーターの情報ページです。

室温が設定温度になると自動的に運転を停止し、
そしてお部屋の温度が下がると運転を再開します。
この断続運転で無駄な電力をセーブしてくれるのでとっても省エネ！

出典：http://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/product/product02/electric_heater/DO-L123

また、転倒時に自動で電源が切れる機能を備えているため、事故を防止できます。
コンパクトでお部屋のどこに置いても邪魔にならないため、一人暮らしの方でも手を出しやすいオイルヒーターなのです。

何かの拍子に倒れてしまっても転倒OFF機能で、暖房運転を停止します。

出典：http://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/product/product02/electric_heater/DO-L123

デロンギ　ドラゴンデジタルスマート

次におすすめしたいのは、デロンギのドラゴンデジタルスマートです。
こちらは、お部屋の大きさに合わせて2種類用意されており、1人暮らしのワンルームのみならず、リビングのような広いお部屋でもお使いいただけます。

デロンギ ドラゴンデジタルスマート QSD0712-MB

「表面低温化設計の安心モデル」のオイルヒーターの情報サイトです。

こちらのオイルヒーターにも、自動のエコ運転機能が搭載されています。
ボタンを押すだけで電気代が節約出来るため、機械が苦手という方もご安心ください。

デジタルタイプに搭載のECO運転モードをご利用いただくと、およそ20％の電力削減が可能です。ボタンひとつで、温度調節と電力レベルの切り替えの自動運転に切り替わります。

出典：http://oilheater.delonghi.co.jp/know/good-usage.html

オイルヒーターメーカーの代表ともいえるデロンギのデザインなので、お部屋のインテリアとしても価値ある一品といえます。

こちらもデジタルディスプレイが搭載されます。もちろん温度感知方式はサーミスタ式（いわゆるマイコン制御）で、エコ運転機能を含めて下位機種の持つ全ての機能が使えます。デジタルタイマーや、チャイルドロックも付属します。

　また、筐体のデザインもイタリア的なデザインでオシャレ、下位機種に較べて高級感が増しています。。スリム感（とくに厚み）が強調され、取り回しに便利そうです。

出典：http://monomania.sblo.jp/article/59402045.html

オイルヒーターで冬を快適に過ごす

オイルヒーターは、電気代に気を付ければ寒い冬を乗り越えるのに最適なアイテムです。
賢くオイルヒーターを選択して、寒い季節でも快適に乗り切りましょう。