限定特典も多い！学生向けクレジットカードのメリットと注意点

審査は？利用枠は？学生向けクレジットカードの基礎知識

学生向けクレジットカードは、満18歳〜25歳くらいまでの学生を対象にしたクレジットカード。
大学・短大・専門学校に在学中の人が作成できます。
ちなみに18歳以上でも高校生は不可、大学院生も学生向けクレジットカードの対象年齢によっては作成できないことがあるので注意しましょう。

入会審査で落とされることはほとんどない！

学生向けクレジットカードは、申込用紙の記載などに不備がなければ基本的に審査で落とされることはなく簡単に入会できます。
ただし、未成年の場合は保護者のサインが必要。

カード会社としては1人でも多くのクレジットカード会員を増やしたいので、学生が社会人になってからも継続利用してくれる優良な見込み客として確保しておきたいという点と、支払い能力のある親がバックにいるという点から、学生向けクレジットカードを各社こぞって展開しています。

ただし、利用可能枠は低い。

そうは言っても、お金の使い方を分かっていない未熟な学生が、“打ち出の小槌”と勘違いしてクレジットカードをどんどん使ってしまったら大惨事ですよね。
そのため、入会時点の利用枠（買い物などに使える上限金額）は10〜20万円程度、キャッシング枠は3〜5万円に抑えられているケースがほとんどです。

年会費無料！学生向けクレジットカードならではの限定特典

各カード会社は、一般のクレカにはないようなサービスを学生向けクレジットカードに付帯しています。

たとえば、
・ 年会費無料
・ 誕生月はポイントが2倍・5倍になる
・ 海外で使うと定率でキャッシュバックしてもらえる
・ 保障額の高い保険に加入できる

などなど、優待特典や割引が充実しているから、生活費や交際費の節約にもつながります。

JALやANAなど航空会社と提携しているカードなら、条件を満たせばマイルがガツンと貯められて、卒業旅行や帰省に活用できるというメリットも！

最低限これだけは！クレカ利用にあたっての基本的な心得

はじめてクレジットカードを利用するにあたっては、不要なトラブルに巻き込まれないよう、次のような注意ポイントもきっちり心得ておきましょう！

カードが届いたらすぐにサイン！

クレジットカードが届いたら、そそくさと財布にしまうのはNGですよ！
なにはさておき、カードの裏面の署名欄にサインしてください。
万が一紛失して悪用された場合、サインがないと補償されないこともあるので忘れずに。

利用伝票はしばらく保管しておくこと

クレジットカードで買い物などをしたときに発行される利用伝票は、少なくとも引き落としが完了するまでは保管しておいてください。
クレジットカードはあくまでも「後払い」なので、お店でカードを切ったらオシマイではないのです。

クレカの引き落としは、たいてい翌月以降と買い物から決済完了まで1ヶ月くらいズレがあるので、その間に送られてくる請求書や請求メールに間違いがないかしっかりチェックする習慣をつけると決済トラブルを回避できます。

クレカをかしこく使ってキャンパスライフを満喫！

学生向けクレジットカードがあれば、

・ 留学・卒業旅行など海外で宿泊費や買い物の支払いをするとき
・ 部活やサークル活動で必要なものを購入するとき
・ ひとり暮らしに必要な家電などを購入するとき
・ ネットショッピング

など、さまざまなシチュエーションで大活躍すること間違いなし！
学生限定の特典も充実とあれば、いまのうちにクレカを作っておくのは賢いと言えるでしょう。

とは言え、手軽なだけについ使い過ぎてしまったり、紛失・盗難のリスクもあるということは忘れずに。

リスク管理を怠らず、節度をもって賢く使いこなしましょう！