美侍

一人暮らしの初期費用っていくらぐらいかかるの?

職場に慣れて、ある程度貯金ができたら一人暮らしがしたい!と考えている人は多いでしょう。一から部屋をカスタマイズしたり、毎晩好きなものを食べたり、休日は好きな趣味に打ち込んだり、時には朝まで友達や同僚と楽しんでみたり……と想像が膨らみますよね。しかし、そのためには意外とたくさんのお金がかかるのです。一人暮らしのための初期費用は、一体いくらぐらい貯めておけばよいのでしょうか?詳しい相場や、費用の節約方法などをまとめました。

憧れの1人暮らし!でも、初期費用が大変……。

メリットの大きい一人暮らしですが、実現するためには「初期費用」が欠かせません。
初期費用とは、新しい住まいの管理人さんに支払う敷金や礼金、初月の家賃に引っ越し費用などを加えた金額のこと。

「やっぱりそれなりに新しい物件がいいよな!」「家具や家電も一新しよう!」「ペットが飼えるところにしようかなー」なんて色々と考えていたら、すぐに跳ね上がってしまいます。
実際、一人暮らしはしたいけど初期費用が……と悩む方は多いようです。

家賃だけを考えれば余裕でも、引っ越し費用はその数倍はかかってしまうよう。
社会人にもなって親に頼りたくはないけど、貯金もないし……と頭を抱える人もいるのですね。

1人暮らしの初期費用の相場を知ろう!

では、一体初期費用はいくらぐらいかかるのか、といえば、40万円~50万円程度が相場のよう。
家賃5万円の物件なら5倍以上じゃないか!と驚かれるでしょうが、敷金や礼金はもちろん、家具や家電を購入し、かつ引っ越し業者に運送を頼むとこのくらいはかかってしまうようです。

画像では「賃貸契約費用」が最も高くなっていますが、これは概ね①礼金②敷金③仲介手数料④前家賃に分けられます。
それぞれ一体どういうものなのでしょうか?詳しく見てみましょう。

礼金

礼金とは、大家さんに対して「部屋を貸してくれてありがとうございます。」というようなお礼のお金を意味しています。お礼の気持ちが強いため、人口が集まる首都圏などは礼金をとり、地方に行くほど礼金を取らなくなります。

出典:http://oneroom-navi.jp/a-single-life-initial-cost-1330

敷金

敷金は、基本的には大家さんに一時的に預けておくお金になります。なぜ預けておくかというと、入居者が家賃を滞納した場合や、退去時に入居者の負担でお部屋の補修をするときに充当するお金になるからです。預けているお金ですから、原則として退去時には戻ってきます。

出典:http://oneroom-navi.jp/a-single-life-initial-cost-1330

仲介手数料

仲介手数料とは、大家さんと入居者の仲介する不動産会社に支払われる金額になります。この金額は最大でも、1.08倍までと決まっておりますが、実際にはこの金額分までを払うケースが多いです。

出典:http://oneroom-navi.jp/a-single-life-initial-cost-1330

前家賃

前家賃とは、入居を開始する際に払う家賃のことです。例えば、15日より契約をして入居をする場合には、その月の日割りの家賃と翌月の家賃が前家賃として必要になります。

出典:http://oneroom-navi.jp/a-single-life-initial-cost-1330

なるほどー。
最近では「敷金、礼金ナシ!」という物件も増えていますから、そういったところを狙えば費用が安くなるかもしれませんね。
ちなみにこの他にも、損害保険料や部屋のクリーニング代、鍵交換代などを請求されることがあるようです。

一人暮らしの初期費用は50~70万円くらい必要

485,000円(部屋を借りる)+17,260円(引越)+122,000円(家電)+50,000円(その他必需品)=  合計 674,260円

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/31937/2/

初めての一人暮らしには初期費用として最低でも50万円、平均的に70万円程度用意しておくと安心です。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/31937/2/

しかし、50万円以上の大金を支払うのは容易なことではありませんよね。
契約料が安い物件を選ぶのが一番ですが、それ以外も安くしたい!と思う方のために、引っ越し費用を節約する方法を調べました!

節約法① 引っ越し費用を抑える!

まず「引っ越し費用を抑える」という方法。
引っ越し業者に新居まで荷物を移動してくれるよう頼むと、最低でも3万円、距離が長ければ10万円以上の費用がかかることもあります。
引っ越しを手伝ってくれる兄弟や親戚などがいれば、可能な限りお願いした方がよいでしょう。

しかし、そんなに気軽に手伝いを頼めない!兄弟もいないし……という方は、引っ越し業者の利用料を出来るだけ安くする方法もありますので、見てみましょう。

引っ越し費用を抑えるためのポイント7つ

1.引越し料金について知ろう
2.引越しは早めの計画が吉
3.引越しの時期や曜日、六曜で料金も変わる?
4.自分にベストな引越しのタイプを選ぶ
5.不用品は捨てる&売る&あげる
6.引越しをする日程や時間はできるだけ業者任せにする
7.引越し業者は必ず複数の業者から見積りをとる

出典:http://www.zhgfn.com/okite/hikkoshi_matome.html

4番の「タイプを選ぶ」というポイントがありますが、これは自分の引っ越し条件がどのようなものか知り、プランやどこまでやってもらうかを選ぶ、というものです。
具体的には以下のような項目について考えます。

自分の引っ越し条件を把握しよう

1.家族での引越しなのか単身での引越しなのか。
2.荷物は多いのか少ないのか。
3.タンスや冷蔵庫など自分では梱包は難しい荷物はあるのか。
4.新居への距離は近いのか遠いのか。
5.引越し当日まで余裕はあるのか。
6.荷造り・荷解きは自分でできるのか。
7.引越し日はある程度柔軟に決められるのか。

出典:http://www.zhgfn.com/okite/hikkoshi_best.html

例えば自分で梱包できる荷物ばかりだったり、荷造り、荷解きが自分でできるということであれば、全てお任せしなくても良くなりますから、それを省いたプランを選ぶことで料金を安くできます。
また、引っ越し日に関しても「絶対休日じゃなきゃ無理!」などの制約がなければ、業者の都合に任せた方が料金は安くなります。

ここで、皆さんにぜひやってほしいことは「必ず5社以上に見積もりを頼む」ということです。
クロネコヤマト、アート引越センター、引っ越しのサカイ、アリさんマークと、大手はもちろん、地元の業者さんにもお願いしましょう。

出典:http://www.drwallet.jp/navi/1941/

引っ越しの時期にも安い、高いがある

3,4月は引っ越しのピークなのでやはりほかの時期と比べると高くなります。
また、引っ越しは、土日祝日より平日のほうが安価なことが多いです。
時間指定をすると、コストは高くなるので、一日引っ越しの日を決めて時間はいつでもいいように準備できているとグッドです。

出典:http://www.drwallet.jp/navi/1941/

引っ越し予定日の一週間前までに見積りをもらおう

可能ならば、引っ越し予定日の一週間以上前にお見積りをしておくとベストです!
そのほうがどの業者さんに頼むか吟味できますし、自分で段ボールに詰めたり、冷蔵庫を運んでもらうときは空にできるように考えたりと、万全の状態で引っ越しに望めます。

出典:http://www.drwallet.jp/navi/1941/

複数の引っ越し業者に相見積もりしよう

引っ越しは出来るだけ早めに計画し、複数の業者から見積もりを取りましょう。
いくつかの業者を見比べれば、自分の引っ越しにかかる費用の相場も見えてきますし、最も安いところに頼むことができますよ。

節約法② 家具、家電を安いものにする!

次に、家具、家電を節約する方法です。
どうせ一人暮らしするなら、自分が好きなブランドでインテリアを統一したい!最新式の家電が欲しい!などと考えるのは当然のことですが、いかに安いお店を選び、必要なものだけを買っても、揃えれば結構なお値段になってしまいます。

食器やキッチン用品などの雑貨は出来る限り100均に頼り、家具や家電は絶対に諦めきれないというところだけこだわって、あとはアウトレット品を選ぶ、実家から譲ってもらうなどして節約しましょう。

型落ち家電はねらい目!

型落ちした家電製品は、定価の70%以下で購入できることもあります。管理人はこれで家庭用の洗濯機を送料合わせて6000円で購入しました。

出典:http://hitogura.com/initial-cost-saving/

リサイクルショップにも足を運ぼう

近くにあるリサイクルショップを利用するのもよいでしょう。特に、家具はこちらのほうが送料を安く抑えることが出来る場合が多いのでおすすめです。

出典:http://hitogura.com/initial-cost-saving/

家具や家電のレンタルもある

「クロネコヤマト」や「かしてどっどこむ」など、家具家電をレンタルしてくれるサービスもあります。

出典:http://hitogura.com/initial-cost-saving/

ネットショッピングという手もある

本棚やテレビ台、食器棚やテーブルはアマゾンやホームセンターを駆使して購入をしました。特にアマゾンは種類が豊富で安いです。一人暮らしなので遠方まで行く足がないのでとても助かりました。

出典:http://minsetu.com/way-of-purchase-move/

ネットショッピングは、送料を含めても店舗に行くより安く購入できることが多いですよね。

また、オークションやリサイクルショップを利用する方法のほか、家具、家電をレンタルできるサービスもあるそうです。
長期間になると汚れや故障が気になるかもしれませんが、とりあえずお金が貯まるまで!という時には助かりますね。

でも、やっぱり……一人暮らしにはメリットがたくさん!

しかしやはり、社会人になり、職場や仕事に慣れてきたら、次第に「一人暮らしがしたい!」と思うもの。
実家暮らしも家事や経済的な面で楽ではありますが、やはりもう少し自由が欲しい……と考えてしまいますよね。

ひと部屋なら掃除も比較的簡単ですし、洗濯や料理も便利な家電を買えばワンタッチですから、尚更憧れは募るでしょう。
「好き放題できる」「親にいちいち連絡しなくていいし、何か楽そう」と考えがちな一人暮らしですが、メリットは他にもたくさんあるようです。

泥酔して夜中にタクシーで帰ったとしても、誰にも文句を言われることはありません。好きな時間にやりたいことをやりたいようにできるのが、一人暮らしの特権です。

出典:http://magazine.ietty.me/guide/life/

家族と一緒に住んでいると、やりたい時にやりたいことができるとは限りません。お風呂やトイレの順番待ちなどで、イライラしてしまったことはありませんか?

一人暮らしをすれば、他の人に気を遣わずに、自分のタイミングでやりたいことができます。

出典:http://magazine.ietty.me/guide/life/

一人暮らしをはじめると、コーディネートは自由自在。部屋の空間すべてを一人で作ることができるので、自分だけの居心地の良い空間を作ることができます。

出典:http://magazine.ietty.me/guide/life/

一人暮らしのメリット一覧

・とにかく自由。部屋にいるときは誰にも気をつかわない
・部屋を思い通りにできる
・自分だけの空間、趣味や勉強に集中できる
・小さくても一国一城の主になれる?
・掃除、洗濯、家事などを自分でやるので女性ならちょっとした花嫁修業
・光熱費、電話代などの金銭面でのやりくりが分かるようになる。
・友達を気兼ねなくよべる。泊めてあげれる。
・生活スタイルをだれにも干渉されない
・自分で料理すれば上手になる
・経済的な自立ができる、お金のやりくりを工夫すれば今後に役立つ
・一人で暮らせるという充実感や責任感、達成感がうまれる
・一人の時間が増えて、趣味の時間などが充実する
・休みの日に好きなだけ寝れる
・インテリアを自分好みに楽しめる

出典:http://www.hitori-g.com/beginner/melitto.html

なるほど~。
とにかく干渉されない!自分の好きなようにカスタマイズできる!というのが、やはり一番のメリットのようですね。

この他にも、直接的なメリットではありませんが「親のありがたみが分かる」「家族を大切にしようと思えるようになる」など、精神的に成長できるといった意見もありました。

欲張らずに、収入に見合った一人暮らしを実現しよう

いかがでしょうか?一人暮らしは魅力的なものですが、その分相応の対価が必要になるのですね。
引っ越し代金や家具、家電を節約するのも大事ですが、もちろん物件選びも大切なポイント。
「駅から近くて、職場にも近くて、駐車場があって、新築で……」なんて欲張るのは禁物です。

駅から近かったり、新築だったりする物件は比較的割高の傾向にありますし、住みたい条件が複数ある人は、そのうち1点だけでも妥協すれば家賃や初期費用をうんと安くできます。
自分の収入や絶対に譲れない条件などを考え、それに見合った物件を選べば、経済的にも精神的にも余裕のある一人暮らしが満喫できますよ。