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大人の革靴デビューしてみませんか?人気の革靴ブランド10選!

ビジネスファッションでは不可欠のアイテム、革靴。デキるビジネスマンを演出するうえで、靴は印象を大きく左右します。極端な話、どれだけスーツをぱりっと着こなしていても靴で手を抜くとすべてが台無しになるほどです。ここは、大人の革靴ブランドをしっかりおさえ、ぜひともデキるオトナ靴を手に入れましょう。

クロケット&ジョーンズ

クロケット&ジョーンズ社は、英国最高級靴の聖地であるロンドンで、1879年にチャールズ・ジョーンズ氏とその義理の兄弟ジェームズ・クロケット氏によって創業されたブランドです。
世界で最も多く木型の種類を持つ靴メーカーとしても有名で、靴作りのデザインバリエーションや素材選びについても優れたノウハウを持ち併せているのです。
1足作るのに8週間かかる靴は、伝統的な靴づくりを大切にしているため手作業が中心だからこそ。
1つ1つ丁寧に作られる高いクオリティの靴は、数ある英国の靴メーカーの中でも世界中で愛されているのですよ。

写真の靴はクロケット&ジョーンズの中でも最も人気のある“オードリー”。
2005年にクロケット&ジョーンズがフランス店をオープンしたときに誕生した337というラスト(靴型のことをラストと言う)を使用した靴で、日本人の足にも馴染みやすく、抜群の履き心地は多くの愛靴家にも絶賛されているほどなのです。

人気の革靴ブランド「クロケット&ジョーンズ」の日本代理店Griffin Internationalの直営店のHPです。

ジョン・ロブ

150年の歴史を持つジョン・ロブは、職人による高い技術と質の高いサービス、追求されたスタイルを大切に守り続けています。
ロイヤルワラント(英国王室御用達)とされ、現在も世界中で多くの人々を魅了しているブランドなのです。
初めはビスポーク(フルオーダー)の靴しか取り扱っていなかったのですが、1976年にエルメスの傘下に入ってからは既製靴の販売を始めています。
既製靴についても1足を作るために190もの工程が必要で、そこにはジョン・ロブの起源であるビスポークの精神が生きています。

写真の靴はジョン・ロブの中でも人気の"シティⅡ"。
モダンクラシックなデザインとキャップトゥがダブルステッチになったスタイリッシュなオックスフォードです。
履いた瞬間から馴染むほどの履き心地のよさをぜひ体感してみてくださいね。

人気の革靴ブランド「ジョン・ロブ」の公式サイトです。

エドワード・グリーン

1980年に英国ノースハンプトンにある小さな工場で紳士用の靴作りを始めたエドワード・グリーン氏によるブランドです。
「でき得る限りの上質を求める」という彼の靴作りに対する哲学は、洗練され履き心地が良く、頑丈かつ軽快でスタイリッシュという万国に共通する魅力のある靴なのです。
靴はグッドイヤーウェルト製法で作られ、エドワード・グリーンはこの製法において最高峰と言われています。
歩行性や緩衝性に優れ、通気性にも優れているので長時間履ける靴と高く評価されています。

写真はエドワード・グリーンの中でも人気の"チェルシー"です。
最初のエドワード・グリーンとしておすすめの靴は、クラシックな内羽根靴で1930年代から変わらないスワン・ネックを特徴としています。
さまざまなワードローブにも合うとっても万能なデザインで、多くの人がビジネスや社交の場で履いている靴なのです。

人気の革靴ブランド「エドワード・グリーン」の公式サイトです。

チャーチ

英国紳士靴の代表ブランドの1つであるチャーチは、靴作りの町として有名な英国ノーザンプトンの小さな工房から始まりました。
映画007でジェームズ・ボンドが愛用している靴としても有名ですよ。
1足あたりに8週間の時間をかけ、250におよぶ工程を経て作られるチャーチの靴は、グッドイヤー ウェルト製法という製法で安定性が抜群です。
製造はすべて専門の職人が手作りでしているので1足にそれほどの時間がかかることも納得ですね。

写真の靴はチャーチの中でも代表的なチャット・ウィンドというモデルです。
デザイン性が高く、ビジネスにもカジュアルにも使えると人気があります。
足元のさりげないおしゃれさが素敵ですよね。

人気の革靴ブランド「チャーチ」の公式サイトです。

ジェイ・エム・ウエストン

ジェイ・エム・ウエストンは、19世紀の終わりにフランスのリモージュ地方にエドゥアール・ブランシャール氏が男性・女性用靴の工場を設立したことから始まりました。
フランスのパリジャンスタイルを表す美しい靴は、時代が変わっても違和感をまったく感じないと評判です。
「高品質、機能性、スタイリッシュ」の3拍子が揃ったジェイ・エム・ウエストンの靴は、10年履ける靴とされ愛され続けています。

写真はジェイ・エム・ウエストンの定番でもあるモデル180ローファーです。
1サイズにつき6つの幅があり、何にでも合わせられるデザインが昔から人気の理由。
紐で調節ができるタイプではないので、履きこんで馴染ませていくのですが、レザーは上質ながら堅牢なものが用いられているので購入時はワンサイズ小さめのサイズをおすすめされます。
はじめのうちは長時間履くことは辛く痛いほどなのですが、徐々に馴染んでいくうちに履き心地は最高のものになるのです。
自分だけのものに仕上がっていくなんて素敵ですよね。

人気の革靴ブランド「ジェイ・エム・ウエストン」の公式サイトです。

パラブーツ

1919年に靴職人レミー・リシャール・ポンヴェールが、滞在先のアメリカで1足のラバーブーツと出逢ったことをきっかけに、ブラジルのパラ港から輸入されていた天然ラテックスを底材に使用した靴を作り始めたことが始まりです。
フランスにある自社工場でソールまですべてを一貫して作っているのですが、ソールまで自社で作っているのはパラブーツだけなのですよ。

現在雑誌で見かけないときはないと言ってもいいほど人気があり、デニム界のカリスマであるリゾルトとコラボするなどファッション業界でも注目されているブランドです。

写真の靴はパラブーツの中でも人気のシャンボールというモデルで、パラテックスソールというオリジナルのソールを採用しています。
このソールの特徴はソール内側にあるフィンで空気を蓄える構造で、強度と保温性とクッション性を実現していること。
そのため抜群の歩きやすさと、季節や天候を選ばずに履けると評判です。

人気の革靴ブランド「パラブーツ」の公式サイトです。

オールデン

1884年マサチューセッツ州ミドルボロウにて創立されたオールデンは、アメリカ最高峰のシューメーカーです。
上質な素材を使った靴の生産に加え、オールデンは足に問題を抱えた人も快適に履くことのできる医療用矯正靴の研究・開発をしました。
内振りのカーブが強い、モディファイドラストを用いた靴がこれに当たるのですが、その技術は他では真似することができない素晴らしいものです。
あらゆる人に極上の履き心地を味わってもらうための努力は、現在もすべてのオールデンの靴の基本となっています。

写真の靴は、オールデンでも人気がある、最高級のコードバンを使用したシンプルなプレーントゥ。
ビジネスシーンではもちろん、カジュアルな場でも合わせやすいと評判です。

人気の革靴ブランド「オールデン」の輸入総代理店ラコタによる、革製品のスペシャリティストアのHPです。

アレン・エドモンズ

世界で一番豪華で履き心地の良い、手作りの靴を作りたいという夢を持った一人の靴職人によって、ウィスコンシン州のベルギーという小さな町ではじまったブランドです。
アレン・エドモンズの履き心地にこだわった靴は、360度グッドイヤーウェルトと呼ばれる製法で作られており、さらに釘や硬い鉄のシャンク(土踏まず部分に入れる芯)をつかわずに、歩くたびに屈曲する足に合わせて曲がるように作られているため安定感のある履き心地を実現しています。
そしてどんな人の足にも合うようにと、サイズ種類も幅広く用意しているので、まるでオーダーメイドの靴のよう。

写真の靴はアレン・エドモンズで代表的なパーク・アベニューというモデルです。
歴代のアメリカ大統領が就任式で履いたことでも有名なのですよ。
クラシックで気品あるデザインと他にはない抜群の履き心地で、長時間履いていても疲れないのが特徴です。

人気の革靴ブランド「アレン・エドモンズ」の公式通販サイトです。

ロイドフットウェア

1980年創業の日本人による日本人のための本格英国靴のお店です。
デザイン、素材、技術とどれをとっても素晴らしい英国靴は世界中の人々から愛されていますが、日本人の足型にぴったりと合うものがなかなかなかったのです。
そこで創業者である豊田茂雄氏は、日本人の足型にあったラストを持って英国ノーザンプトンで、日本人向けに英国靴を作ってもらえるようにしました。
生産を始めるまでに多大な努力と苦労があったに違いません。
そのおかげで、ロイドフットウェアのオリジナル商品はすべてメイド・イン・イングランドであり続けているのです。

写真の靴はロイドフットウェアで人気のストレートチップ / ダイナイトソールです。
ロイドフットウェアのスタンダードラインで、こちらのモデルはブラックカーフ、グッドイヤーウェルテッド製法、ストレートチップ、内羽根式を採用しています。
ソールにはレザーソールに比べて、グリップ性、耐久性、耐水性に優れているダイナイトソールを採用しているので、雨の日でも安心して履くことのできる1足となっています。

人気の革靴ブランド「ロイドフットウェア」が購入できるおすすめのサイトです。

スコッチグレイン

メイドインジャパンにこだわり続けた日本の革靴ブランドです。
戦後間もない東京で創業したヒロカワ製靴が1978年に設立しました。
スコッチグレインの靴は、世界各国の一流タンナーと社長自らが直接交渉し選ぶ最高級素材と、コンマ数ミリ単位で調整をしながら作られるラスト、創業当時からの変わらぬグッドイヤーウェルト製法で作られています。
また、靴を長く履いてもらうために「匠ジャパン」というスコッチグレイン専門修理工場を持っているので全て国内で対応できてしまうのです。

写真の靴は、スコッチグレインの中でも最上級のランクのインペリアルシリーズ946BLです。
内羽根式のストレートチップでシンプルなデザインでありながらも、徹底してブラックの質感と自然な艶にこだわり抜き、高級感と大人の余裕を感じることができます。

人気の革靴ブランド「スコッチグレイン」の公式サイトです。

大人の革靴デビューしてみませんか?

今回ご紹介させていただいたブランドは、多くの人に愛されているものです。
革靴は、履けば履くほど自分に合うものになっていくという楽しみもありますので、これを機に是非お気に入りの革靴を購入してみてはいかがでしょうか。
これから出逢う革靴と10年、20年と一緒に時を刻んでいけたら素敵だと思いませんか?