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お金をかけずに薄毛対策!育毛を促すための3つの方法

薄毛は遺伝によるものというイメージが強いですが、実は毎日の生活習慣が密接に関わり、後天的な原因でそうなっているケースも多いのです。そこで、薄毛の原因としてよく挙げられる「睡眠」「ストレス」「毛穴の汚れ」の3つについてリサーチしてみました。薄毛の改善法(育毛法)を知り、豊かな髪を取り戻しましょう!

そもそも、髪が薄くなる原因は?

「髪が薄い」というと、つい「そういえば親戚に薄い人がいたなぁ……」などと考えてしまいますが、必ずしも遺伝が原因とは限りません。
もちろん、遺伝性がある人とない人では薄くなり始める時期やスピードに差がつくことはありますが、多くの場合、なんらかの後天的な理由で薄毛になってしまっているのです。

たとえば、仕事でストレスをためていたり、生活が不規則で睡眠不足に陥っていたりはしませんか?毎日のシャンプーは正しい方法でできているでしょうか?
こうしたなにげない行動が薄毛を作り出している可能性があるので、原因を正しく知り、適切な改善方法を考えましょう。

今回ご紹介する方法はお金もかからないので、いつでも気軽に始めることができますよ!

薄毛は遺伝だからしょうがないと諦める方もいるようですが、それは大きなまちがいです。薄毛の原因は遺伝だけではありません。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/006977/

生活習慣や環境を見直して体質の改善を図れば、父親や祖父がハゲであっても、自分はハゲを抑制することができるのです。

出典:http://whitehage.com/cause/c-gene.html

①「質の悪い睡眠がもたらす薄毛」

最近、夜はぐっすり眠れていますか?
もし「どれだけ寝ても疲れがとれない」「夜になってもなかなか眠くならない」というような状態であれば、睡眠の質が極端に悪くなってしまっている可能性があります。

良い睡眠とは、夜になれば自然と眠くなり、そのまま朝までぐっすり眠れること。長い時間ベッドに入っていても、途中で目を覚ましてしまったり、浅い睡眠しかとれていなかったりするようでは、ちゃんと眠ったことにはならないのです。

このような状態が続くと、髪の主成分である「たんぱく質」を合成するための成長ホルモンが出にくくなります。
また、生命活動に必要なエネルギーを十分に蓄えることができず、心臓や脳などを動かすために使われてしまうので、髪のダメージを回復させるためのエネルギーはほとんど残りません。

育毛対策:質の良い睡眠で育毛を促そう

  ・夜はなるべく10時までに寝る

成長ホルモンの分泌は、夜10~2時までの間が最も活発であるといわれています。仕事が忙しい人には無理かもしれませんが、遅くとも日付が変わる頃までにはベッドに入れるようにしたいですね。

  ・寝るための環境を整える

せっかく寝る体制を整えても、部屋の電気がまぶしかったり、騒がしかったりするとぐっすり眠ることができません。

電気は必ず消して部屋を暗くし、テレビや音楽は消しましょう。
枕の高さが合っていないと眠りが浅くなるので、自分に合ったものを使うことも大切です。

また、スマホやパソコンから出るブルーライトは神経を興奮させるので、遅くとも寝る30分前には使用をやめてください。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かると、副交感神経が優位になって眠気が起こりやすくなりますよ。

「成長ホルモン」の分泌量が多い時間を「ゴールデンタイム」と言い、午後10時から午前2時にかけてが、最も増えるといわれています。

出典:http://bubka.jp/blog/thinning-hair_cause/345.html

最近の調査で判明したのは、寝る直前までブルーライトやバックライトを浴びている場合、脳から分泌される睡眠を司る「メラトニン」の分泌量が大幅に減ってしまうことが分かりました。

出典:http://life-style-information.com/fumin/column/blue-light/

②「ストレスが加速させる薄毛」

私たち人間の体が正常に動くには、全身を流れる血液が、必要な場所に必要なだけの酸素や栄養素を運ぶ働きが欠かせません。髪がどんどん生え変わるのも、こうして毛母細胞にしっかり栄養が届けられているからこそなのです。

しかし、強いストレスを受け続けると血管が収縮し、血液の流れが悪くなってしまいます。また、自律神経が乱れて夜眠れなくなったり、活性酸素が発生して毛穴が脂っぽくなったりするといった弊害も起こりやすくなり、結果として薄毛のスピードが加速してしまうのです。

育毛対策:ストレスをうまく解消しましょう

現代の日本を生きる私たちにとって「ストレスをためない」というのははっきり言って無理です。それならば、たまってしまったストレスで心身にダメージが起きる前に、ちょこちょこ発散してあげれば良いのではないでしょうか?

熱中できる趣味があればそれに没頭するもよし、仲間と一緒にお酒を飲んで憂さ晴らしをするもよし。自分なりの解消方法を見つけて、できるだけ気持ちを楽に保つようにしましょう。

血行は自律神経が制御しているため、強いストレスを受けて自律神経が緊張すると、血管が収縮され血流が減少し、血行が悪くなります。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/006957/

アドレナリンは酸化のもとである活性酸素を急増させる作用があり、頭皮の皮脂汚れを過酸化脂質に変えてしまいます。

出典:http://www.nomura-iin.com/baldness_stress.php

③「毛穴の詰まりから起きる薄毛」

体の中で脂っぽい場所といえば、すぐに思いつくのはTゾーンですよね。しかし、本当はもっと危険な場所があるのです。それが「頭皮」。

ただでさえ毛穴が詰まりやすい状況なのに、ここに血行不良や新陳代謝の乱れが加わると最悪!本来であればスムーズに排出されるはずの皮脂が毛穴から出ることができず、新しく生えてくる髪の毛を皮膚の中に押し込めてしまうのです。

育毛対策:正しいシャンプーで汚れをスッキリ取り除こう

毛穴の皮脂汚れをきれいに取り除くには、シャンプー前の準備が欠かせません。

まず地肌をマッサージするようにブラシをかけ、汚れを表面に浮かせます。
次に、ぬるま湯で十分に頭皮を濡らしながらマッサージし、皮膚を柔らかくして毛穴が開きやすい状態を作りましょう。ちなみに、水性の汚れはこの時点でほぼ落ちてしまいます。

シャンプーは手のひらでよく泡立て、髪を包み込むようにして優しく洗います。髪同士をこすり合わせると傷んでしまうので注意!
地肌は指の腹を使ってマッサージし、最後にシャンプー剤が残らないようしっかり洗い流したら終了です。

シャンプーは、刺激の少ない弱酸性のものを選びましょう。皮脂汚れを気にして洗浄力の強すぎるものを使うと、皮膚が乾燥してかえって皮脂分泌が過剰になってしまいます。

また、頭皮の皮脂量はTゾーン(おでこと鼻のライン)の約3倍ととても多いのですが、血行のよい頭皮は新陳代謝が活発なので、古い皮脂が毛穴から押し出されます。ところが、血行不良が原因で頭皮のターンオーバーが崩れると、皮脂が毛穴に残り発毛の道をふさいでしまいます。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/008302/

シャンプー時に重要なのは汚れを落とす効果。シャンプーを付ける前になるべく汚れやほこりを落とす方がいいんだそうです。髪を傷める原因となる静電気が起きにくい天然毛のブラシがオススメ。

出典:http://rich-hair.jp/gentle-shampoo.html

まず、注意しなければならないのが、シャンプーの原液を直接地肌につけてはいけないという事です。なぜなら、シャンプーの原液は、洗浄成分が非常に高いので、頭皮がかぶれたり、毛穴に原液が流れ込んで、毛穴を詰まらせたりします。

出典:http://www.hair-protecter.com/shampoo/how_to_shampoo.html

お金をかけなくても、こまめなケアで、薄毛はちゃんと予防できる!

いかがでしたか?

薄毛が気になるからといって高い料金を払ってクリニックに通わなくても、こうした日常のケアに気を配るだけで頭皮の状態はかなり良くなるのです。

大切なのは、継続し続けること!

若いうちからきちんとお手入れしておけば、年をとっても豊かな髪を保つことができますよ。